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氷竜王と炎の退魔師 2

hyouryuou to honou no taimashi

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表題作氷竜王と炎の退魔師 2

竜嵜慈雨
是永ルカ

あらすじ

絶対遵守の寮のルールで、恋人同士は同室禁止──!? 副寮長で同室のルカと両想いになったのに、身体を繋げられずにいた慈雨。焦りを募らせていたある日、二十年前に卒業生が埋めたタイムカプセルを掘り出すことに‼ ところがその最中にルカが幽霊に襲われた!? ルカを助けようとした慈雨は、強大な竜人の力で人間を傷つけてしまう──。自己嫌悪にかられた慈雨は、失意のまま実家を訪れて!?

作品情報

作品名
氷竜王と炎の退魔師 2
著者
犬飼のの 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
暴君竜を飼いならせ
発売日
電子発売日
ISBN
9784199011252

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15

4.3

(35)

(17)

萌々

(16)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
150
評価数
35
平均
4.3 / 5
神率
48.6%

レビュー投稿数7

慈雨くんまさかの、、、そっちなんだ!!

ということで、暴君竜シリーズのスピンオフ。
潤たちの子どもである双子ちゃんの片割れ、慈雨くんが主役のお話の2作目です。

前巻ではえちのない展開だったので、慈雨くんもまだ10代だし、今回のシリーズはファンタジー色のほうがより濃く、BのL展開は比較的ゆっくりなのかなあ?? と思っていたら、今巻はそちらの方面でも展開がありました。



当て馬はでてくるし、慈雨くんが攻めか受けかというと、まさかのそっちの可能性でびっくりしましたし(その場面をぜひご確認を!!)、最後にはルカ先輩と距離がグン! と縮まっていて、最後の最後まで気が抜けない一気に進んだ1冊となっておりました。


相変わらず「美」しかない竜嵜ファミリーの現状もビジュアルとともに知ることができて(笠井あゆみ先生のイラストが眼福です!個人的には、34歳になった潤(お誕生日おめでとうございます♪)とミロくんの美形具合がとくに推せます!!)、豪華すぎるスピンオフシリーズでした。


本当に文章の通り、歳を取らない潤たちでした。(本当に挿絵を見てほしいです✧)


そして今回、切ないエピソードもありました。


OBたちのタイムカプセルを掘り起こす場に居合わせた慈雨とルカは、まさかの霊障的事件に巻き込まれて、、、
ルカは退魔師だし、ホラー的展開もあるのかなあと思っていたら、若き頃の切ない両片思いの結末にあの世でお幸せに(両手を合わせて)…と願わずにはいられない展開にうるりとしました。


そして今後、自分の出自のおかげで生きずらそうな慈雨くんが、最終的に周囲の人たちや事件によってどう成長していくのかがとても楽しみです!!

本当に可畏パパたちのように大きくなるのでしょうか??
そちらも楽しみです♡


1

氷竜王と炎の退魔師 2

愛すべきファミリー再び!
物語も続きが気になる早く続きをください笑
今回ロミくんの挿絵が見れて嬉しかったし双子可愛いし幸せでした。

0

慈雨くんシリーズ第2弾

竜嵜ファミリーの長男慈雨くんシリーズ第2弾!
甘酸っぱいとは正にこの事、慈雨とルカの恋模様は初々しく、付き合う前のふわふわした高揚感にきゅんとします。ルカの気持ちが解らず、慈雨がジタバタしてるのも可愛かった。

氷竜王と退魔師である2人が穏やかな学生が送れるはずもなく、今作でも事件に巻き込まれる事に。
タイムカプセル事件やルカ誘拐事件、特にルカ誘拐事件はまだまだ先が長いと思われるけど、慈雨とルカの想いが形になるきっかけになったと思う。
多難な道のりだけど、潤と可畏のように乗り越えてくれたらと思います。

今作では竜嵜ファミリーの団欒もあって、相変わらずラブラブな潤と可畏や倖とミハイロの可愛さにも癒やされました。
次巻もありそうなので、楽しみにしています。

1

まだ続きますよね⁈

こんなに早く続きが読めると思っていなかったのですが、今巻では願っていた現在の可畏と潤の姿まで拝むことが出来て感無量でした。
子ども達の成長はもちろんですが、親としての可畏と潤の成長を知ることが出来て大満足でした。

そしてミロくんまで登場していて竜嵜ファミリーに暖かく迎えられいたルカくんの様子に、とても幸せそうな慈雨くんが印象的な場面までありました。

慈雨くんは今回いろんな成長を遂げるのですが、終盤の危機はしょうがないと思ってしまいました。だって慈雨くんも倖くんも潤と可畏に愛情込めて大事に育てられて来て、直接の生命の危険にあったことなんてなかったんですから。

産まれた時から戦わざるを得なかった可畏とはそもそもの経験値が違うんです。自らが負った過酷なものから息子たちを可畏が遠ざけて来たからなんです。それが今回の油断として現れて、やっと慈雨くんに可畏の言葉が届いたと思いました。

あんなに無邪気でやんちゃだった慈雨くんが己のいたらなさを自覚して、親の有り難さを知ることが出来たのは僥倖だったと思います。もう間違えないのではないでしょうか?

前巻では受け攻め不明でしたが今回でほぼ決定していましたが、まだ2人は最後までしていません。ここら辺も親世代とは違ってて可愛らしいと思いました。ただ小さい時のオッパイ星人だった片鱗は随所に見られてクスッとしてしまいました。

それとユキナリがちょこっとだけ登場してて、「ニゴタン」呼びじゃなくてユキナリさんと呼ばれてたのと、潤の助手になってて彼も幸せなんだろうと想像できて良かったです。名前の「兜」呼びじゃないところも彼の希望だったのを思い出しました。

一応の危機は去りましたが、まだまだ安心出来ないと思うのは私だけでしょうか?
まだ完結という文字が無いのでまだ続きますよね?
続きを読むために元気で居なくてはと思うシリーズなので、慈雨くんが思う理想の身長まで育つのを確かめさせて下さい!www
それと倖くんやミロくんの活躍するお話も読んでみたいです。

4

二人の関係に進展が♪

暴君竜シリーズのスピンオフの2巻。
大好きなシリーズです。1巻発売から約5ヶ月。早い発売で嬉しい。
(ネタバレレビューですのでご注意ください)

1巻に引き続き、慈雨の学園生活が描かれます。
人間に囲まれた学園生活、慈雨がとっても楽しそうでキラッキラしてます。

ルカ先輩とは両想いだけど、同部屋でいたいからと交際に同意してもらえず、ジレジレする慈雨。

そんなところへ当て馬登場。
この当て馬エピソード面白かったな〜。
慈雨『俺のものに手を出しやがって』って。それ完全に攻めの思考だよね〜。
しかし当て馬君、実は慈雨狙いだったw
穏やかなルカが見せた独占欲、からの初ディープキスも良きでした♡

今回も慈雨ファミリー登場。そしてとうとう!ミロくん出てきたー!待ってた。ますます成長して、高身長&麗しい長髪で、王子様感が半端ない。
そして倖も相変わらずカワユイ!天使だ〜♡
ファミリーが全員集合+ルカも参加して、母親の潤らしい素朴なお誕生日会に和みます。

今作でもまた霊関係の騒動が起きます。
ルカが退魔師だから、霊関係の事件を解決するというのが、暴君竜シリーズとはまた一味違う、本作の魅力ですよね。

特に霊の雪野と、過去の片想い相手宇佐見のエピソードは、切なくて泣けてしまった…。
そしてこの出来事で、ルカの気持ちに変化があり、とうとう交際へ!ヤッターー!

そして二人でエッチな抜き合い。
ここではっきりしましたね、慈雨×ルカということが!慈雨の強引さ、ルカの恥じらい。(はぁ〜、ルカ可愛い…♡)
そっか〜、そっちだったか〜。うん、それもいい!年下ワンコ攻め×年上美人受けですね。(攻めも美人だけど)。
願わくば慈雨には早く成長してほしい(身長が)…w

終盤に、慈雨とルカにまたまたピンチが!
キターーー!慈雨の戦闘シーン!
やっぱりこのシリーズは戦いがないとね♪
今回も水を操る能力を使って、敵を倒すシーンが爽快です。慈雨強い!少々残酷なのは父親の可畏を思い起こさせます、コワ(汗)

慈雨にお説教する可畏に、父親の愛情を感じる。パパかっこいい!
そして危機を乗り越えて、想い合う二人の姿が美しく尊い…。
ラストは可愛いアオハルなデートにほっこりしました。

2巻では二人の関係が進んで、受け攻めもはっきりしました。後書きに、1冊目では「どちらかというと逆だった」とあって、私も逆のイメージだったけど、本作を読んだら慈雨ルイでピッタリ!という気持ちになりましたw

まだ続くとのことなので、今後の展開も楽しみです!
次回は蛟やリアム、クリスなど、あの脇キャラ達も出てきてくれないかな〜。

4

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