電子限定描き下ろしマンガ付き
前巻のレビューで「これで終わりか〜まだまだ読みたいな、と思ったけど、この1冊でしっかり完結の気持ちになれました。」とか書いてたのが恥ずかしいじゃないか!いや、それよりも大きい気持ちは嬉しいってことだけど。
洸輔が怖くてつい謝っちゃってるのが本当に面白くて。「わからないならもういいです」の返答も面白くて。ただ甘いだけじゃない、あるあるな日常を描いてしっかり面白い。奏もメンタルブレブレだからお互い様なとことか、それでもしっかりラブラブに着地してくれるだろうという安心感がこの漫画の良いところ。
「我々は大人ですので…」とかも好き。らくたしょうこ先生はピュアラブのフリをして人間のどろっとした部分を描く作家さんだから(個人の感想です)。
pixivコミックで途中まで無料公開されていて、描き下ろしは40ページくらいかな?続編の続編とか、この巻自体がボーナストラックとかあとがきに書いてありましたが、ボーナストラックのボーナストラックな6話。平和で好きです。
2人の幸せな姿見ているだけで癒されるよ〜!!!京都旅行も幸せで幸せでいいなぁ毎日の幸せを積み重ねて長い人生2人歩いていくんだろうな…。喧嘩したときも、何気ない毎日も、特別な日も。
こちらずっと電子で揃えていたのですが…この巻は紙で繰り返し読み返したいな(特に寝る前とか…)と思って紙でも購入。
ダブル天然でツッコミ不在だから、時々迷走しがちなふたりのほのぼの優しさあふれる日常に、涙腺が何度も刺激されてしまいました。ここに至るまでのあれやこれやのこれまでの巻に対して、こんなに幸せでいいのかしら〜の蜜月巻。何年か後もラブラブなんて保証はないんだけど、”いいほうの未来”へ進むために、毎日毎日を大切に楽しく過ごそうっていう…もう全人類がこの思想だった平和なのにwと思いました。というわけで、ずっと手元において、やさぐれそうなときに(そうじゃないときも)読み返したいです。。
”大人の修学旅行”は特にニヤケが止まりませんでした。ハイシーズンのKyotoはいくら景色がきれいでも人混みでうんざりするやんけ〜!ってぼっち旅上級者のワタシは思ってたのですけど、いやいや、とんだ思い違いでしたね!!どんなに名所が芋洗いでも大好きな人と同じものを見て食べて〜かけがえのない時間を過ごすからいいんですよ〜、周囲なんて関係ない。そして、通りすがりのガチ修学旅行少年の小ネタがとても効いてますよね!!!希望の連鎖みたいで本当に尊い。
何周もまわってやはり普通が一番なんだと、なんてことないふたりのなんてことない日常がこんなにも周囲を幸せにするっていう、、とーても豊かな生活BLの決定版です。
恥ずかしながら最近このシリーズの1巻を無料で読み、大変気に入って一気に最終巻まで読んだ人間です。
元々出来上がったカップルの、幸せ溢れるその後を見るのが好きだったのですが、思い入れのある2人だと尚一層幸せで、良い作品に出会えた奇跡に感謝しかありません。
そんな今巻は、好きだからこその喧嘩や仲直りしたい気持ち、そして初めての旅行…と、どこを見てもイチャイチャ甘々しかなかったですね。特に誕生日の、騙されてあげた真城さんのエピソードが大好きです。
このまま何年もこんな感じで、ずっと一緒に居るんだろうなぁと思える、素敵なエンディングでした。またどこかで、この2人に会えると嬉しいですね。
大好きなシリーズです。またこの2人のお話が読めるとは思っておらず感無量でした。BLは常々ファンタジーだと思っていますが、こちらのお話は等身大の人々のリアリティを持った恋愛がとても素晴らしいと思うのです。
前巻では同棲まで漕ぎ着けてお互いの家族公認になってました。今巻ではその続きで彼等の何気ない日常が描いてあり、2人が幸福であることが伝わって来るんです。
洸輔が母親と上手くやれてる様子や、亡くなった父方の親戚との付き合い、振一郎が大事な故に伝えるべき人を選ぶ姿に成長を感じました。
そして感動的だったのが2人の修学旅行のやり直しでした。楽しそうな2人にこちらまで幸せのお裾分けを頂いた気分です。
最近のBL作品はセックスシーンが長々と際どい部分まで描かれている事が多いですが、こちらのシリーズはどちらかというと朝チュンに近いくらいにアッサリしてます。
ですがその分、丁寧にお話に割いてあり振一郎の表情ひとつひとつが気持ちが伝わって来るんです。
読み終わった後の読後感の爽やかさと満足感が段違いに違う作品です。
多くの方に読んで欲しいと思いました。