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BLの新機軸となるか!?
腰乃先生のデビュー作。
最近、「隣りの」のドラマCDを聴取する機会があり久しぶりに読み返しました。
腰乃ワールド、と表現したい独特の間、会話、オノマトペが、最新作よりは色薄目なのは、腰乃先生ご自身によるものか、初代編集者の指示によるものか、などと深読みしながらの、再々読でしたが、何度目でも楽しい作品です。
コンビニ店長と恋に落ちる男
まるで映画のヒロインのような登場をする男性。でも部屋を追い出された間男。
コンビニ店長との出会い、不器用な2人の、優しい交流が恋に発展していく様が、綺麗で愛らしいです。
かわいいけど、エッチシーンはかなりがっつりしっかり、擬音も紙面いっぱいで、迫力があります。
熱の線状
どこにでもいそうな高校生男子たち、ちょっと悪い先輩からのちょっかいがあったり、友情と性欲と恋心がごっちゃになったりします。
末長く幸せに暮らしましたとさ、とおとぎ話のようなラストではなく、2人が今、楽しく幸せになる、そんなお話です。
誤解の先
こちらも、どこにでもいそうな高校生男子たち、先輩後輩のお話です。卒業式で好きでした、と涙の告白をし、きれいな思い出だったはずが10年後に身長差逆転して職場で運命的な再会をします。
恋心の再燃と、雪によるアクシデントで、2人きりになった場面で、延々と語り合う様子に萌えます。
終わり方も、さあこれから2人は、と読者が期待させる感じなのが楽しいです。
よく考えよう
だらしなくて浅慮な上司とそれにつけこむしっかりものでゲイの部下のお話です。
やってることはしっかりがっつりセクハラと売買春行為なんだけど、描写もがっつり多めなのですが、終始ほんわかした雰囲気が漂ってます。ラストのコマの表情が見えない2人のやりとりに、この先のあれこれを想像して笑顔になりました。
隣りの
コミックス表題のお話なのに巻頭でも巻末でもない配置。出版社、編集者の意図はなんだろう、などと考えてしまいます。
単なるお隣さんとして出会った2人が、ベランダ越しに会話を重ね、いつしか朝食を共にするようになり親しさを増していき、お隣さんから友達になりますが、ノンケの沢田がゲイの東大寺のことが好きかも?と迷ったり考えたり、様子に萌えます。ノンケだから知らないゲイのこと、調べたり歩み寄ろとしたり、たどたどしく、ぎこちなく、一生懸命な様子がとても愛おしいです。
沢田が東大寺に告白した際、ノンケなのに、と返された沢田が放った「心が動いたらダメなのか」という台詞には、胸がキュンと締め付けられました。
幸せなら手をつなごう
隣りの、で、沢田に横恋慕してちょっと無茶して成敗された同僚の小西と上司のお話です。
小西が自分の招いた事態、とはいえ、真意の読めない涌井課長に翻弄され、「自分で動かなくてよくて楽」などと言われ良いように扱われてしまう姿には、流石に同情してしまいました。
言葉足らずで、変なところだけ器用な2人が、心と言葉が寄り添わない身体だけ先行していく様子はまるでコントのようです。
隣りで
隣りの、の沢田と東大寺、東大寺の元セフレ、今友達、沢田に横恋慕してた小西と、沢田と小西の上司涌井、みんなが登場する、楽しく萌える描き下ろしです。
先生の初単行本なんですね。
短編6本内容盛り盛り!
もう…高校生からおじさんまで全員かわいくていじらしい。
ああだこうだ言うキャラも心の声とか自分に素直で結局かわいい。
そんな人たちの会話がうまいおもしろい。
そして…や ら し いw
たまに…かっこいいのがクるわぁ✨
DK好き同士が想いを告げ合う話も…気持ちと言葉と行動がちぐはぐな描写がかわいいしおもしろい。
ちゅうの後恥ずかしくて2人ともぷるぷる震えて笑っちゃったりw
各話オチも何回も笑った。
特に「よく考えよう」ラストのボケツッコミがツボw
表題作は、東大寺と沢田の立場?が逆転していくのが萌え〜。
小柄な沢田に抱っこされ喜ぶ東大寺かわいい(「俺もだっこされてみてー」というデカい友だちもw)
東大寺はかっこよく口悪いのに世話焼きで…それが沢田と接するうちかわいくなっていくのが好き。沢田さん呼びも。
「幸せなら手をつなごう」は涌井課長が天然で独特の口調がツボw
「来たまえ」とか「大変久し振りに滾ってきてしまったよ」
俺が下なんすかっ?という部下に
「当然だろう。年功序列というものだよ君」には笑ったww
他たくさんありすぎて書けない
短編盛り盛りで展開早いのにどれも違和感ないのすごい。
べそべそ泣いちゃったり、心の声がうるさいキャラもみんなおもろかわいい。
◆誤解の先
先輩と後輩の関係性が、学生の頃と社会人になってからで逆転しているのに萌えました。学生時代は後輩の川端のが背もちっちゃくて初心で可愛らしく、先輩の西島は大人びた風貌だったのに、再会後は川端の方が体も大きくなって、西島が川端の挙動に戸惑うことも増えていて。もっと落ち着いてクールなキャラに見えた西島が、本当はいろいろ悩みを抱えていてちょっと面倒臭い性格だったところも、意外なギャップで可愛かったです。
◆よく考えよう
30万を提示されてうかうか部下に体を明け渡してしまう上司、十重田の隙のある感じがすごくタイプでした。仕事はできるのに計画性がないから万年金欠で、絆されがちな性格が危なっかしいけどほっとけないですよね。部下の高橋の眼鏡で硬派な見た目も良かったです。
◆隣りの(表題作)
いろんな男を連れ込んでいるゲイの遊び人・東大寺が、ノンケの沢田の純情に触れて、1人のものになっていく過程が素敵でした。重たくなりたくないけど、東大寺以外に抱かれるのは嫌だと素直に吐露する沢田。彼のように自分の弱みにもなり得ることをありのまま吐き出せる人って、なかなかいないと思うんです。東大寺がそんな人と出会えたことはとても貴重なことなんじゃないかなと思いました。
表題作と表紙のキャラが違うって珍しいですね。
腰乃先生の別の作品のレビューでも書きましたが、初めてみたBLを親と思って着いて行く雛のように、 BL買い始めに読んだ腰乃先生の作品がずっと好きです。
◾︎コンビニ店長と落ちる男
◾︎犬丸(ノンケ コンビニ店長)×桜(ゲイ)
エッチした後にパンツで話す2人ってシチュエーションがとても好き。腰乃先生の作品の会話でストーリーが進んでいく所もいいですよね!日常に寄り添っている。桜も偶然でこんなに懐の深いノンケ攻めを手に入れられるなんて、運が良すぎる!
◾︎誤解の先
◾︎川端×西島
告白シーンの身長差からの、10年後の身長差が萌えでしかない。
◾︎隣の
◾︎東大寺(ゲイ)×沢田(ノンケ)
リバシーンがある記憶だったのにありませんでした。正確には最後まではありませんでした。絶対するでしょこの2人。
体格小が体格大を姫抱っこする描写が大好きなので、東大寺のピースがめちゃくちゃ可愛いし、沢田がカッコいいです。武闘派…良き…
※電子書籍 白抜き
これが腰乃先生の初コミックスらしくて、絵自体は「嘘みたいな話ですが」の方が断然旧く感じるのですが、アレは後からそれ以前のものを扱ってるとかなのかしら。とにかく、最近の腰乃調といいますか、そのスッキリと痩せてカッコいい体躯っていう男の子たちは出来上がっております。素敵。
この何とも言えない、中途半端なタイトル「隣りの」は表題作なのに、中程に収録されており、あらすじも一番最初の物語「コンビニ店長と落ちる男」に触れており、何だか不思議な構成です。
そしてまぁ全てがショートストーリーなんだけど、ごく普通の男の子たちが、ウッカリというか何というか、男の子たちと恋に落ちる。それは間男扱いされて2階から落ちて来た男だったり。急に不良とつるみ出したクラスメイトだったり。「隣りの」世話好きのゲイだったり。
ノンケの方は「そんな簡単に(男同士で)落ちてたまるか⁈」と一瞬、ほんの一瞬、悩んだりもするけれど、やっぱり恋をしてしまう。好きで好きでたまらないのだ。可愛い。
男同士でエチをするのはちょっと怖い、と思ってたりするんだけど、その怖さをも超えてしまう愛おしさ。「隣りの」の「怖いの我慢するほど、俺のこと好きになってくれちゃってんの?」という東大寺くんのセリフにもそれが表れていて。なるほど、さすが表題作だなと。
そんなドギマギやジタジタがきゅっと凝縮されています。それにしても腰乃先生の作品は読むのに疲労を伴うほど濃いのだが、登場人物にセリフが多いからなのか。一生懸命自分の心情を吐露する彼らを愛さずにいられない。
エチの方は濃いめかな。スッキリした体躯の男の象徴のアレが妙にリアルなのも腰乃先生ならでは。アナルを解している際、たぷたぷとたわむアレを描いている先生は他に無いかと思われます!あと、ジャリってする毛とか。押し込まれていく結合部とか。楽しくもエロエロです。描いていて楽しいんだろうな、とも思います。
ところで、あの天然鬼畜メガネの涌井課長の物語はここにあったのですね。この人はちょっと酷いので、小西くんが不憫じゃよ。
