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表題作泣赤子奇談

天本森・推理小説家兼術師
琴平敏生・天本の助手で精霊の血を引く少年

あらすじ

―そして一瞬の静寂をついて天本の耳に届いたのは、微かな、…しかし紛れもない赤ん坊の泣き声だった。
(どこだ。
…どこにいる)天本の視線が鋭く室内を走る。
下腹をめった刺しにして死んだというあの女生徒の、これは死してすらなお胸に抱くことを切望された、愛し児の声なのだろうか。
だが―追儺師・天本と半精霊・敏生。
話題のコンビが百鬼を討つ!ネオ・オカルト・ノヴェル。

作品情報

作品名
泣赤子奇談
著者
椹野道流 
イラスト
あかま日砂紀 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062553193
2

(1)

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萌々

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(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ポルターガイスト的な・・・

 表紙の敏生が女の子みたいでかわいい。2巻はというと、高校で起こる怪異。理科室でいないはずの赤子の声が・・・
 敏生は、組織から依頼された仕事を森を介さず承諾してしまう。それを聞いて呆れた森だが、引き受けてしまったからにはと、高校への潜入作戦を決行する。森は先生、敏生は学生役。若干コスプレ。
 美貌の森は女生徒から人気。敏生は童顔ゆえあまり違和感なく学生生活に溶け込みながら、情報を集め、腹を刺して死んだ女生徒の赤子の声と思われる霊障の事件解決に走る。
 スポーティな男勝り?な女生徒(視える者)も介入して、その子に敏生がドキドキしちゃったり、森にとってはヒヤヒヤの場面もあり。
 事件を追ううち、死んだ女性との恋人だった男性教師の存在も浮上し、結末は意外な展開でした。
 BLというよりも、オカルトメインな感じで、二人の関係が遅々として進まないのも、このシリーズではありだな、と思います。

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