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表題作大本気。

矢辺爽兵,歯科医師
有坂迅,20歳,工務店のドラ息子

同時収録作品チーム昴成と行く近場温泉1泊2日の旅

鳶,22歳,目白靖
鳶,25歳,中野旬次

その他の収録作品

  • チーム昴成と行く近場温泉1泊2日の旅
  • フリートーク

あらすじ

小さな頃から優等生で、今はエリート歯科医の爽兵。
小さな頃から悪ガキで、今も変わらず悪ガキ鳶の迅。
ご近所同士、昔から妙な場面で出くわす二人。
あらゆることが違いすぎて理解し合えないはずなのに、なにかが通じる、感応する…!
痛い目見るつもりが、気持ち良くなる予感…!?
カラダで刻み込む、ケダモノ君に愛のしつけ!

作品情報

作品名
大本気。
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
生意気。
発売日
ISBN
9784904468111
3.6

(72)

(25)

萌々

(14)

(24)

中立

(3)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
28
得点
256
評価数
72
平均
3.6 / 5
神率
34.7%

レビュー投稿数28

クズの抱えるつらさ、からの愛されへ。

「〇〇気」シリーズ。
前作「大人気。」の後半で、中野を強請ってヤったり、靖に中野の過去を全部言ってしまった野郎・有坂迅のターン。

「大人気。」ではクズ男としての登場だった迅ですが、この「大本気。(おおマジ)」では迅の抱えてきた大きな哀しみが語られて、これもグッとくる展開になっています。
子供の頃からの乱暴者、出来の悪い子、いらない子…
家ではお兄ちゃんと凄い扱いの差、家は裕福な工務店経営だけど、迅だけネグレクトされて。
だからまた他人に乱暴な振る舞いをする…そんな負のループ。
いつも気にかけてくれたのは近所の空手が強いお兄さん、爽くん。
爽くんなら怒られても素直に言う事が聞けた。
そんな日々があっての、今。

正直、本作も迅の出生の秘密的なドラマチック過剰があったり、迅のワル仲間達の容赦ない悪行描写や誘惑してくる兄嫁など、これでもか!感は否めない。
爽兵の方も色々あるし。
迅の抱えるモノは自業自得の部分もあるし根が深くて、爽兵がそばにいてもそう簡単に「はいハッピーエンド!」には到底ならない。
…というのが続く「2」でもっと明らかになってきます。

0

ド派手な雄達

「大人気。」のスピンオフです。スピン元、自分は未読です。未読でも楽しく読めると思うけど、むしろ未読だから楽しく読めるのかな?「大人気。」では迅が暴れてたんですかね?この作品では可愛い生き物にしか見えない。

◾︎爽兵(28歳,歯科医)×迅(鳶,20歳)
P.B.Bやpunch!は読んでるので既視感があるというか、鹿乃先生の好きなもの再放送してくださってる感じはある。でもこれが好きだから問題なし。むしろずっとこのままでいて。

鹿乃しうこ先生の雄達は何故こうもド派手にエロいのか。
頭足りない登場人物は大方苦手だと思うことが多いのに、鹿乃先生のキャラクターは毎度愛しくてたまらない。それが攻めでも受けでも。ちょっとおバカだけど真っ直ぐで、まんまと庇護欲くすぐられちゃうのが分かる。大の男が互いにヨシヨシされる様子がたまらない。

0

迅の手綱を握るのは

あの時の迅が?あれ?時系列が…。男は初めてって言うけど受けがってこと?

迅の家庭環境もたいがいですね。飼い殺され監視され厭われ気の毒です。父と兄と兄嫁の人柄が最悪ですが実は迅の生まれにも関わってて。

爽平だけが真っ直ぐ迅を見てくれて。心配して考えて手を伸ばしてくれて。
まさか受け攻めがそうなのね!
子供で何も知らないだけって迅を庇ってくれて、色々教えてくれて。特に迅の部屋での爽平は男前でしたね。覚えさせないとね!

最後に短編で懐かしい面々が。相変わらずでしたね。

しかしBLにこんなことを言ってはいけないのですが、なぜ知り合い同士ゲイばかりなの?

0

一番好きになった!

ずっと未読だったシリーズ4作目。
「大人気。」で中野への無自覚の恋心を拗らせて最低な行いを働いてた〔有坂迅〕に『愛のおしおき、おおマジにSTART!!』ってことで、ダメな子が愛されて躾けられるBLが大好きな私にはクリーンヒットなお話でした。
わー、なんで今まで読まずにいたんだろ。
もったいないことしてた〜

これ読んで、何はともあれ声を大にして叫びたいのは、
「爽君カッコイイ!!!」
これに尽きます!
爽兵の愛情のブレのなさに、私が大本気でホレましたよ!
あえて「愛情」と表現したい愛がめいっぱい詰まってます。
巻数以上の満足感がありました♪

迅を屈折させた原因を端的に言ってしまえば愛情不足なのですが、こういう表面化しない毒親って一番厄介だと思う。
それで子供がグレたら世間の目は確実に、親は善、子は悪になってしまうから。
そんなの100%周りの大人達に問題があるに決まってるのにねぇ。
この巻だけでも迅の子供時代は相当気の毒なものなのですが、追い打ちをかけるキモ部分は2巻へ持ち越しです。

ストーリーは重いですが、現在の迅が爽兵や爽兵母に愛されて少しずつ更正していってるのが分かるので、息が詰まるような苦しさは感じず読めたかな。
過去の話だけだったら気が滅入りそうです。

2巻へ続きます。

3

寂しさを共有できる人

鹿野さん作品の平常運転…と見せかけて意外と読ませる作品。

建築業を営む立派な家に生まれながらも、家族から静かな虐待を受けている迅。
歯科医院を継ぎ、何不自由なく見える爽平も、実の親から養子に出されている過去を抱えどこか寄る辺のなさを感じている。
家族に飢えているという、唯一の共通点が彼らを結びつけ、物語を引っ張っていきます。
コメディリリーフとして出てくる爽平の母も素敵な人ですが、爽平の孤独
を分かち合い、癒すまではできない、というところが切ない。

エロに関して言えば、掲載誌がピアスさんなので心配ご無用。
だたし、迅の方が受けなので、小柄な攻めが嫌いな方は回れ右です。
加えて女性との絡みもちょこちょこ出るのでそこもご注意。

前作の「大人気。」で彼がやらかしたことも結構許せている(笑)私はすんなり読めましたが、1巻の時点ではまだちょっとオシオキが足りてない印象を受ける方も多いかな?
2巻も併せて読むと、「迅も大人になったねぇ…」としみじみして頂けるかと思います。

1

絆されるもんか。と思いつつ

「大人気。」ではろくでなしとして悪印象のみを残した有坂迅。
この男がメインとなることに少なからず幸せを願えない狭量な感情が渦巻きました。
しかし幼馴染の間柄がそうさせるのか爽兵に対しては最初から単純で素直な迅。
悪友との付き合い方もそれなりに「しちゃダメ」の境界線を引いて警戒もしてるみたいなんだけど…。
ひとりぼっちの寂しさを紛らわす為の自己主張が災いして、切り捨てることのできなかった弱さと諦めが招いた悪循環。
だんだん爽兵目線の贔屓気味な解釈に同情と馬鹿な子ほど可愛いの魔法が効いてきます。
ただ、それだけではどうにもならなかった迅の環境はやはり辛辣に言えば自業自得。それでも爽兵の気持ちが伝染したのか、手をかければちゃんとした子になるかもしれない。
次々近づいてくる負の感情も、爽兵にしっかりと支えられて一縷の希望が見えるような気がしました。

けれどやっぱり「大人気。」での所業に胸が痛むのはいつになるのか。
更生への道のりはまだ半ば。
シリーズ初の次巻へ続きます。

0

ピー助基準

絶賛再読中ですが、改めて読むと迅が前作とは別人ですね。いや、薬とか適当な遊び方してガキっぽいとこは同じなんですけど、爽兵の前ではと言うか、思いが通じあってからは、物凄くいい子に生まれ変わりましたね。ラリって車の前に飛び出して来たあたりが17歳位だからそこから再び歯医者に来るまでの三年間に中野さんを強請ってたということかな。
迅の家庭は本当にむかつくし、あの良からぬ仲間も本当にむかつくけど迅は爽兵に出会っていて救われてますね。実は爽兵もなかなかの可哀想な生い立ちだけど、爽兵の養母はすごくいい人ですね。このお母さんがいる限り迅も安心できる場所があるって気がするし、なにより爽兵が強くて頼りになりますね

0

憎し!から負けるな!になるまで

前作『大人気。』で「有坂、憎しっ!」とレビューした私。その有坂迅と幼馴染の爽兵のお話です。前作で有坂の過去は描かれず、ただ『嫌な奴』だったのですが、この『大本気。』で孤独な子供時代を過ごしたことがわかります。そんな有坂を救済するために「愛のおしおき、おおマジにSTART!!」と描かれたこの作品、有坂の行動も展開も痛いです!
 8歳年上の爽兵は、それほど接点もなかった同級生の弟の有坂の、誰も知らない一面に数度遭遇して、彼を放っておけない優しい男です。ドラッグに、女、時には男。悪さを繰り返して獣みたいな生活をしていた有坂が、初めて与えられた爽兵の優しさにどんどん人間らしさを取り戻していく姿が可愛いです!「(治療が終わったから歯医者には)もう来るな」と言われたのを「俺に会いに来るな」と受け取ったり、「おまえの体が目当てなわけじゃない」と言うのを「やっぱ好きじゃねぇ、みたいな?」と解釈したり、それが勘違いだとわかってほっとする顔とかすごく可愛いんです。爽兵が助手席に女性を乗せているのを見て「いい子になる」という約束を破った夜、初めて合意の上で最後まで爽兵に抱かれた有坂は「ごめんなさい」と口に出来たのでした。この言葉に彼の成長を感じます!その後も悪い仲間に襲われたその女性を、爽兵の女だから憎いを思っているのに、傷だらけになりながら助けたり、すごく頑張っています!「有坂。憎しっ!」と思っていた私も「有坂、負けるな!」と心から応援していました。それにしても爽兵はカッコいいです!従業員の可愛い子ちゃんに言いよられても、有坂の兄に関係がバレてもブレません!「俺以外と寝るな」としっかり釘を刺したりする嫉妬深さもあって、心から有坂を思っていることが伝わります。
 有坂の過去がただ空気のように扱われていただけではなく、もっと根深い壮絶で悲しい物だったことがわかり、次の巻に続きます。

2

オオマジ。

読み切り含めての「神」評価です。
さすが鹿乃先生、話の冒頭からアクセル全開でヤッてます!
特に白衣~の下りはエロいです。
一番はじめ、片思いの相手に半ば強引に迫る。
受け入れてもらえる訳じゃないから、一方的に欲望を解放する。
最初の印象は、「なに考えてるかわからない若者」でした。

でも、ジンの性格ならやりそう。不自然じゃない感じ。
でもあんなことして許されるのもジンだから!?
キャラクターの魅力に、ページをめくる手が止まりません。
シリーズ通して追いかけたいと思います!!

0

うーん…。

大人気未読なので前作で迅がどういう感じだったのかを具体的に見てはないのですが、あんま好きになれない…。
そもそもクスリとか出て来る時点で私はもう無理なんですけど、一応話の過程でそういう設定にしなきゃ迅の更生ぶりが際立たないから出したんだと思いますけど…、しうこさん好きなので期待した分ちょっと残念。
最後のヤス×中野が見れたのは超ラッキーでした。

1

ワルが愛されて可愛くなる!

前作でとんでもなくイヤな奴だった迅。
彼は彼で愛情に飢えていたんだね…(涙)

しっかしまさか受けに回るとは思いませんでした。
最初は攻めてたのに、いつの間に…!(笑)
えぇ!へっ!?と思ったけど、いいです!

家族の誰にも相手にされないで生きるというのは、どんだけ孤独だったんだろうか…。
あんなに小さな頃から、ひっそりと一人で泣いていただなんて。
そんな迅を抱きしめて、本気で心配してくれるのは、きっと爽兵だけだったんですね。
だんだん爽兵の前ではワンコになる迅が可愛くて可愛くて。
迅のおバカ具合も!

大らか天然な爽兵ママも素敵。
爽兵もそして迅も、この人の分け隔てない愛情に救われてるんでしょうね。

「自分はもう一人じゃない」と思えることで強くなれる、迅は変わっていけると思うのですが、あと一悶着あるんですね。


最後に、チーム昴成の温泉旅行話。
中野さんのエロスがダダ漏れです!靖は心配でたまらない(笑)
そしてほんの一コマですが、昴成が賢二におバカな電話をするのが、
個人的に大変よろしゅうございました♪

0

青春ドラマ風味のエロエロBL

歯科医で空手五段の矢辺爽兵(28歳)×鳶職の有坂迅(20歳)という異色の組み合わせ。
しかも、迅は爽兵よりもガタイが大きく、爽兵よりも(男女とも)経験豊富。
いろんな意味ででこぼこカップル!それでいて、Hでもそれ以外でも最高のパートナーになっていくという、二人のカップリングの絶妙さが、この作品の見どころの一つです。
そうそう、見どころと言えば、筋肉もはずせません。さすが鹿乃作品、濡れ場はさながら肉体美の競演♪

ちなみに前作の「大人気(おとなげ)」では、迅は受けを脅して無理矢理関係するという、嫌われ者のアテ馬役だったようで。
多分その辺を読むとさらに本作が楽しめると思いますが、「大人気」未読の私でも十分話についていけました。

前作ではタチだったということもあり、迅は見た目も性格も攻めタイプ。
ガタイが大きいだけでなく、近所で評判のワルでちょっとアブナい交友関係も。
とにかく若さとエネルギーをもてあました猛獣みたいなヤツです。
その半面、愛に飢え、孤独で脆い部分も。
そして、迅がその脆い一面を唯一見せられる相手が、爽兵で。
爽兵との関係も、当初迅は自分がタチ役のつもりだったみたいですが、気が付けば逆転。
ここは意外性があって、面白かったです。
「迅、いい子だな、いい子だ」
と猛獣をなだめるように攻めていくオトナな爽兵に萌え♪
爽兵には抵抗できない迅が、最高のイキ顔と泣き顔を見せてくれます。

体の大きさでは攻め受け逆転状態なのですが、爽兵は迅の唯一の理解者でありいい兄貴分でもあるという関係からすると、爽兵が攻めというのは好バランスですね。
近隣の鼻つまみ者的な存在の迅に、爽兵がハマっていくのも、当初は「迅には自分が必要だ」という使命感から。
親に愛されずに育った迅は、爽兵に愛されて驚くほど変わっていき、爽兵を頼るように。
そして爽兵はそんな迅が可愛くてたまらず、ますます彼に溺れていきます。
爽兵が迅に空手を教えたり、迅の悪友たちを空手五段の腕前でやっつけたり…といった迅を立ち直らせるために爽兵が奔走する場面も結構しっかりと描かれていて、爽やか青春ドラマ風味な部分も。
そんな正義感の強い爽兵が、ベッドではエロい攻めに…
普通、更生させたいコに、手つけませんよね(苦笑)そのちょっとイケナい感じも、いかにもBLっぽい面白味になってます。

爽兵の浮世離れした母親も、いい味出してますね。
ただ、このお母さんの見た目がちょっとコミカルすぎて周囲から浮いてる感じがするのが残念。
意外に存在感があって泣かせることを言ってくれたりするキャラなので、個人的には爽兵の母親は年齢相応に描いてほしかったなと思います。(BLに登場する母親って、ナゾの風貌なこと多いですけどね)

後編にあたる「大本気2」では、迅の不良仲間のリーダー的な存在・遊馬が登場。迅を爽兵から引き離そうとする遊馬の真意は…??
というわけで、「大本気2」も必読です☆彡

1

迅が酷すぎて救済するために描かれたシリーズ?

というわけで、中野にひどいことをしたあの有坂が主役のお話。
作者様曰く、有坂救済のためのお話のようです。

有坂もなかなかのクズですが、人は悪いことも学習をして生きていくわけで。
有坂の周りの環境を考えればこうなってしまうのは仕方ないかな、とも思えます。
っても仕方ないで済ましていたら、世の中無法地帯になります。
やっぱり有坂自身がやってきた事自体は許せないですよね。
まぁあれですね、迅はアホの子なんでしょうなぁ(笑)

だからこそ、爽兵が迅を攻める姿が萌える!
攻めがチビの設定は基本的に萌えない私ですが、こちらのカップリングは全く身長差なんて気になりませんでした。

2

んー・・・なんというか。

まさかBL漫画に本気で諭される日が来るなんて(失笑)

あまりにも評価が高いので
『~気。』シリーズ一気買い。
しかしこの前の大人気。を読まずにこれから読んだので
ただでさえかわいそうな中野さんの余計辛いものを
これから読むとなるとなんだか辛いです。

うーん
なんというか。鳶の仕事にお受験に悪ガキに・・・
よくあるシチュなのに環境とか事情とか
それに伴う心情がすごくリアルで現実的で
逆に読んでる自分が「うう・・・ほんとに甘ったれなガキだな私・・・」
となってしまいましたよ。トホホ。

確かにエロエロなんですが
もうみんなお互いに必死なわけ!で、やらしいとか下品とか
そういう言葉は浮かばないんですねー・・・
なんちゅうか、一生懸命生きてんね。ってかんじ。

なにBL漫画に諭されてんだよ甘ちゃん!っておもうことたくさんありました(;´∀`)

んー
いろんな意味でおすすめかな。

3

腹筋にこんなに萌える日がこようとは・・・!

シリーズものですが、単体でも大丈夫!
実際わたしはこれから読み始めました^^;

それにしてもでかい受け。
いや、攻めがちょっと小さいのもあると思うのですが、並んだ時の身長差がすごいなーーー
でも、そのデカい受けを抱きしめる爽くんは、男らしかったな!
自分は大人だからって感じの態度で、いつもクールに接しているのに
えちのときのあの余裕のないちょっと焦ったような顔に
ドキューーーーーーン★
かと思えば、合鍵をわたしたあとのあの姿に笑いww

迅は、大人気では相当悪い奴らしいですね
でも今作ではすっごく純情(っというかバカ??)
表紙の表情もそうですが、
あの悲しそうな甘えたそうな、たれ目が好きです!

まだ続くそうです。
最後、ちょっと切ない感じで終わり、まだまだ二人の仲もこれからなので、つづきが楽しみですヽ(^o^)丿

3

受、でけぇー!

まさか中野さんを犯した有坂迅が受になるとは。
受け顔だけどさ。

読もう読もうと思ったまま、一年以上放置。
中野さんに最低な事をした迅のことは、正直、好きになれなかったんですよね。

でもこれを読んで良かった。
迅がただ悪い子だった訳じゃないのね。複雑な環境のせいだったんだね…
大人気では描かれてなかった、壮絶な悪いお友達と乱れまくった性生活。
だいぶショッキングな事実に、可哀想になってしまった。
そんな迅をちゃんと受け止めてくれる爽くん。
迅、爽くんに出会えて良かったね…!

それにしても爽くんがちっちゃいのか迅がデカいのかw
この身長差、新鮮ですw

これを読まなかったら、迅のことは最低な当て馬キャラとしか思えず終了してました。
ちゃんと知れて良かったです(^^)

おまけの温泉旅行も凄く良かったですw
物凄い中野さんの色気が増している…!
読みながらついつい萌えを垂れ流してしまいましたw

あー、続きが気になる(^^)
新刊が出るのをワクワクしながら気長に待ちます♪

3

やんちゃでアホな迅が可愛すぎる

『大人気』で最低のくず男だった有坂迅が主人公です。
…なんですが、読み終えるともう迅が可愛くてたまりません。

迅をただのくずな脇役で終わらせず、ここまで魅力的に描ける鹿乃先生、本当にすごいです。
迅の過去の悪行は子供だからと笑って許せるようなものではないのですが、爽兵に攻められて「ごめんなさい」と泣きながら縋る姿には萌えざるを得ません。

コメディっちくな部分もありつつテーマは結構シリアスです。
特に迅の抱く孤独感は胸に迫ります。
ぴー助や爽兵ママといったサブキャラも味があって大好きです。

迅へのお仕置きは2巻以降も続くようなので、試練を乗り越えて真っ当な人間に更正する姿を楽しみに次巻を待ちたいと思います。

6

鏡餅8

『生意気。』

『可愛気。』

『大人気。』

『大本気。』

と、いうシリーズ。

CPができて、あぶれたキャラが次の本でCPになり・・・と
続いていくシリーズw
『大本気。』は、前作で憎い悪役をしていた
鳶職人の迅をメインにすすむお話です。

あんなに嫌なヤロウだった迅が、どんどん好きになる
鹿乃しうこマジック!
主役は、1CPだけじゃなく、誰でも主役になれる・・・
この広がり具合が鹿乃しうこさんのシリーズの魅力じゃないでしょうか?

歯科医・爽兵×鳶職人・迅

悪ガキ迅をかわいがり躾けるお兄ちゃん爽兵
よかったですよ。

それとこれだけは、書きしるしておかねば!
がっぷりまぐわってる構図、ふたりの袋が重なりあって
まるで鏡餅のように8←こんなんなってた!!!
激萌え。

5

あんな憎たらしいキャラが…

前作、大人気で掻き回し役といいますか、かなり憎たらしいキャラだった迅をまさか可愛いと思うとは…

家庭環境の問題もあって大人になりきれてなかったんですね。
そんな彼の唯一の救いとなったのが兄の同級生で幼なじみのエリート歯科医、爽兵。
この爽兵がクールな感じなのに以外とエロいエロい。

家族関係がよろしくない上に信用できる友達もいない迅が切ないですね「あんた(爽兵)以外消えちまえばいいのに」ってセリフにキュン。本当でかい子供ですね。ゴツイ男が泣く姿萌える…

結構なガタイの迅が受けというのもかなりポイント高い。

てかガテン系が受けで医者が攻めって!もうなんか言葉にならないくらいグッときたわ

3

う~ん しうこ先生の図中に嵌まる・・・。

誰もが
きっと誰もが 
嫌なやつ 迅君のお話です。
中野さん
大好きなあたくしは ホントに大嫌いでした<(`^´)>

でも・・・
迅の家庭事情に孤独さにすっかり感情移入しちゃっうし
爽くんに懐く迅の可愛いにすっかりヤラレちゃいましたよん
そして何と言っても
絶対 攻め×受け 逆だと思ってたのに~

何から何まで
ホントーにヤラれた感いっぱいです(-_-;)
もうっ 
しうこ先生 どこまでも お供いたします(爆)

是非×2 
大人気。で 迅君イヤって思ったあなたもあなたも
騙されたと思って読んでみてね~!!

※チーム昴成の温泉旅行も最高でした。
 ヤス×中野さんラブラブでご馳走様でした。うふふっ♪

3

「大人気。」では憎々しかったのに

「大人気。」で中野を脅し無体を働いていた、ロクデナシの迅が……!

なんだかとてもカワイく、そしていたいけに見えてしまいます。ただの子どもなんだけど、憎めない子どもになっている!! 鹿乃さんのストーリーテリングの力はスゴい。

家族の中での孤独感を、同じく孤独感を感じていた(と思われる)優秀で親孝行でもある幼なじみの歯科医・爽兵が察知して守ってやろうとするところが萌え。この「孤独感」、結構シリアスなのに、サラッと描かれているところはさすが。

爽兵の心の屈折というか闇というかも深そうだけど……まあ、「大本気。」では迅の内面がメインになるかな、やはり。

鼻水を垂らし、ボロボロ泣く迅の絵が個人的にお気に入りです。そして“スマタでリバ”なのもステキ。また、爽兵の母親のちょっとズレているけれどおっとりしたやさしさも魅力です。もちろん、飼い犬のピー助もね。鹿乃作品に登場する犬は、ちょくちょく人間を批判するような目をしているのがたまりません。

続きがメチャクチャ気になります。早く読みたい~!

4

そうか・・・そうか・・・そうなのかっ!!

あの中野さんをトラックで!!!の子が今回の主人公。
攻のほうが小さくて、受のほうが大きいというそれだけでも萌ポイントを刺激されるんですが、これまた受のガキな部分が大きくてものすっご可愛かった(*´∀`*)ポワワ
ヤンチャしまくってたのを、真面目~な男がっていうのも乙。
複雑な家庭環境をみるとなんか・・・心センチメンタルにはなるものの、これからのことを考えるとちょっといい複線なのかもwと思ってみたり。
今はひたすら引っ張り~が気になる・・もこです。

4

当然の如く、あほ萌え。

またしても鹿乃しうこにやられる…。
“お前、俺がかわいがったらいい子になるか?”
何なんですかこの萌えキャッチコピィ!><//

のり眉・たらこくちびるの身長182センチの受け・迅。
個人的にはこの時点で完全に好みの範疇から外れているのに、気付いた時には「迅くんのたらこくちびるかわゆい~v(ぷに)」と、迅が愛しくて仕方ない病に掛かっていました。
これはうっかり愛のお仕置きと云う名の調教、したくなるっっ!(鼻息)


最初は迅が『大人気。』で中野さんをヤっちまったあやつ(笑)だとは思いも寄らず、後で知って「?!?!」となりつつ(笑)、あの憎まれキャラがこんなに愛しくなるって、、、鹿乃先生は一体どんなマジックを使ったの…?

何せ、迅が有り得ないレベルであほ可愛い。
アホの子萌え~vv みたいなレベルじゃない。
この子は、心底アホ(笑)。
快楽に弱く、流され易く、後先のことなんて考えたことがないんじゃないかなあ…、常に楽な方へと流されるままフラフラリ。
自分のことも他人のこともちっとも大切にする気がありません。
そうした所業の積み重ねは決して「可愛い」なんて思えないのに、迅が変なところで子どものようにピュアなものだから、総て赦して頭をわしゃわしゃしてやりたくなる不思議な魅力があります。
昇格して1本線の増えたメットを嬉しそうに手にしている姿とか…思わず心の中でぎゅう…(…)。

そんなわけで、わたしの、攻・爽くんへの感情移入加減はハンパなかったです(笑)。
しかし…歯医者で施術後に口をゆすぐ水を、カップごと頭っから引っ掛けられた歯科医攻めをあたしゃ初めてみたよ(笑)。

第1話終わりの、迅の爽くんへの無自覚の恋心のあらわれが鹿乃先生らしい表現で大好き。
「シンキンコーソク?」ってちょっ、アンタ…!(笑)
爽くんの母上と、飼い犬・ぴー助も鹿乃先生らしい“味のある脇”v
ぴー助&迅コンビの迷走っぷりも愛しいばかりです(´∀`*)

ストーリーとしては、まだまだこれから。
爽くんの手によって、悪ガキ・迅がどう云う風に「いい子」になって行くのか、目が離せません!

8

ひろ

うわ~っ、ミドリさーんっ!(ガバシ)
ご無沙汰しております(´∀`*) コメント有り難う御座います♪

ミドリさん、すっかり鹿乃先生にハマっていらっしゃるわ…v とこの本のレビュのTOPを見てこっそり喜んでおりましたv(笑)
鹿乃先生の作品は本当に素敵な作品が多いですよねえ><//
初読みのインパクトで敬遠&喰わず嫌いされがちなのが勿体無いって(自分のことも含め)思っていたので、ミドリさんがこのシリーズの濃ゆさにもハマっていらっしゃるのがとっても嬉しいですっ♪

迅、めちゃくちゃ可愛くて大好きになってしまいました…vv
アホの子大好きです!(´∀`*)
けれど、彼氏にするならわたしも爽くんですv(笑)

> 脱いだら素敵な肉体美!

これ、めちゃくちゃポイント高いですよね!(鼻息)勿論歯科医と云うのも…v(ぁ)

ミドリ

ひろさん、お久しぶりです!
ひろさんに以前紹介していただいたPunch↑のおかげで鹿乃しうこさんに抵抗なく入れて、
結局、○○気。シリーズまで手を伸ばせるようになりました。
その節はありがとうございました!

迅、あの憎ったらしい子がこんな可愛らしくなっててビックリですよね。
でも私、意外に爽クンのほうが好きだったりします。
チビで歯医者で攻め…しかも脱いだら素敵な肉体美!たまらーんvv

最初と最後のギャップがよかった

「気」シリーズ(この言い方でいいのかな?)
以前出てきた迅のお話です。

前回のおさらいが最初についてました。あの子です、しゃぶれよ発言のあの子です。
迅はその後も悪の道を突っ走ってました。
そんな時、親知らずの治療で幼馴染の歯科医へ行き、その先生とのお話が展開していきます。

迅と変な場面で縁がある歯科医の爽君は、以前も迅が薬でおかしくなってる所を介抱してあげたようです。しかし、その時何かがあったようで…。
爽はその時に自分の性癖を知ったと言っていました。
纏まりかけてたお見合い話を蹴って、独身のまま何年もいる辺り爽は迅の事が好きなんだと思います。
最初は悪でどうしようもないのかと思っていた迅ですが、本当は愛に飢えた孤独な子供だったようで、悲しい家庭事情があるようです。
その孤独を癒してるのが爽ですが、爽も実は養子で迅の気持ちに気づいてあげれる立場だったのかも。
相手が他の何かに興味を持つと捨てられたような気持ちになるようで、犬にも嫉妬する迅はとても可愛いし幸せになってもらいたいです。

最初、爽×迅なのかと思っていましたが次の場面で迅×爽のような雰囲気が。
そして最後は最初の爽×迅に戻りました。
迅の母親が兄とは違うというのが分かったところで次巻へ続く。
この続きが気になりすぎます。ピアス買おうかな(汗

2

小さいのに男前!

私が真っ先に気になったセリフが裏表紙のアオリになっていました。
「お前、俺がかわいがったらいい子になるか?」うん、そういうお話。

これを読む前に、「大人気。」を読み直して、迅はそうとう悪いやつなのだと思っていたのですが、初っ端の歯医者のシーンで三の線を踏んで下さったので、迅くんの人物評価が少し甘くなりました。
私は「大本気。」>「大人気。」でした。続きものじゃなければ神評価してもいいくらい。
アンケート葉書に彼氏にするなら迅と爽兵、どっち?とありましたが、もちろん爽兵です。背は低いけどいい男だ。
私としては爽兵になって迅を矯正したいですね。

幼馴染?の歯科医・爽兵と鳶の迅のお話。
複雑な家庭環境で育ち、家族への反発としか思えない非行を繰り返している迅が、親知らずの治療に爽兵のクリニックにかかったことからお話は始まります。

心の中に寂しがりの子供を抱えた迅と、時に厳しく時に優しく彼を包み込む爽兵の関係に、一々キュンキュンいたしました。
迅の間違った道徳的価値観を少しずつ方向修正させていく爽兵の行動も流石です。

とんでもない身長差があり、始めは迅が押し倒した関係の二人ですが、爽兵×迅という驚きの組み合わせ。
いや、それで一向に構わないんですがなんだか新鮮でした。
爽兵が意外と丸顔童顔なので、エッチの時のワイルドな変身ぶりにギャップを感じてそこもいいです。

それから、爽ママと爽飼い犬・ぴー助がかわいくって!

話が進むに連れて彼らの背景がはっきりしてきて、あらそうだったんですかというところで「つづく」です。残念。
皆さんと同じく早く続きが読みたい!

同時収録は小冊子だったという「大人気。番外編」。読めて嬉しい温泉旅行のお話。
相変わらずフェロモン全開の中野でありました。

4

はやく続きを!

単なる甘ったれの悪ガキだと思っていた迅が、
実は愛されることを切望し泣いている孤独な子供でした。
彼の昼ドラ並みの家庭環境に唖然。
この家族の中で迅は少しずつ腐っていったのかと思うと、
堪らなく可哀想で仕方がないです。

しかしそんな迅に惜しみなく愛情を注ぎ、時には叱りつける爽兵。
自分を無視せず、真正面から受け止めてくれる。
ずっと欲しかった愛情をくれた爽兵に、
子供のように縋り付いていく迅の姿が健気で可愛すぎます!!
迅を丸ごと抱えてくれる爽兵の包容力も胸キュンで!!
そして二人の身長差がツボですした!

不幸な子供・迅がやっと手に入れた安らぎ。
このまま迅が泣くこともなく、幸せになってくれればいいと思うのですが。
幸せになるためには、まだまだ辛い涙を流さなければいけない気配が。
迅の家族の問題や、ユーマの動向も気になりますし……とにかく続きが気になります。

3

小柄な歯医者さん×ガテンな悪ガキ

鹿乃しうこ作品には、自分の萌え属性とは違う方向のお話であっても安心して読めるという変な信頼感を持っている私です。デビューの頃からのおつきあい(一方的な)なので、思い込みなんかも多分に含まれているのかもしれませんが。
ガテン系も素敵ですが、個人的には昔の黒髪小柄で目つきの悪い受けキャラなんかが大好きだったので、またそういうのも描いて欲しいなー・・・

さて、今作品は「~気」シリーズの前作「大人気(おとなげ)」の受にちょっかいを出していた悪ガキが主役になっています。そっちでは攻めていたのに、今作ではなんと自分より小柄な歯科医に攻められちゃってます!

家族関係に問題を抱えて悪い仲間とつるんだりしている有坂迅は、家業を手伝って鳶をしている20歳。胸板厚く眉毛も凛々しい男前の悪ガキです。大麻所持で捕まるような仲間を持っている結構本格的な悪ガキですが、本質的には悪ではなくて、何も考えていないオバカさんっていう感じ。自分のことを親身になって考えてくれる幼馴染みの歯医者、矢辺爽兵によって少しずつ変わって行く様子は、本来は素直で可愛い子なのだと思わせてくれます。爽兵を攻めるつもりで、逆に入れられてしまった彼の「受」初体験は、ややレイプっぽい。爽兵は、さわやかお兄さんキャラかと思いきや、結構こちらも捻くれた訳アリキャラで、8つも年下の迅を遠慮なく攻めています!

周囲の環境の悪さのせいか、コメディ風味はあるもののなんとなく物語の根底に暗さを感じてしまうんですが、読まれた皆さんはいかがでしたでしょうか。小さなエピソードも結構暗いんですよねー。Hシーンでも、迅君が攻められて可愛くなっている所とかもあるのですが、基本的にHに甘さを感じない!!私だけ?!
まだ色々と解決していない問題が山積みなまま次巻に続くというところで終わっているせいなのか、結構エロいシーンでもなんか痛々しい感じがしちゃうんですよねぇ。うーん、鹿乃さんだからエロに手抜きは無いのですが。
あ、迅君の眉毛が太すぎるのも、私の萌えが萎んでしまう一因かもしれません~~

で、こちらの最後に番外編?として「チーム昴成と行く近場温泉1泊2日の旅」という小話が入っているのですが、「~気」シリーズ登場人物4名が出て来てます。その中で唯一カップリングされていない「クロ」君!彼は鹿乃さんの別シリーズ「P・B・B」に出て来る名脇キャラ「コージ」君を彷彿とさせます。可愛いです。私としては、是非彼らのお話を読みたいところなのですが!!

ということで、こちらの作品、表題作は私の萌えとは方向が違ったのですが、お話的にも絵的にもしっかりしていますので、お勧めです。そして、番外編が良かったので、評価はちょっと甘めにつけちゃいました♪

3

迅…可愛いやないか~

「大人気。」で中野にひどいことしてくれた迅。
まさかコイツが主人公にして(しかも受かよ!)新たな話があるとは…!
そしてあんなに憎んでいた迅がこんなに可愛いとは!!
んーなんか悔しいです。

とんでもないバカ息子・迅。それは家庭環境が影響しているようで。
自分が悲しいことに気付かず、知らず知らずのうちに涙を流している迅を見て、とても可哀相になりました。
そりゃぁ歪むってー性格。
そんな迅のことを大人の包容力で包み込んでくれる爽兵。
かっこいい…!!
チビなとこも魅力。クソ真面目なところも。もちろんメガネも。空手5段のところも。
そして流石というべきか、絶倫なところも(笑)
そのギャップが愛しいです。
そして迅もほんとは素直な可愛い子なんだろうなぁ。
まだ20歳なのに。家族からの愛を十分受けずに育ったから精神年齢的にはもっと子供なのかも。
こんな子に自分の前でだけ弱音見せて泣かれたりしたら、そりゃぁ堅物歯科医もキューンとしちゃうわ。
甘エロかと思いきや、シリアスな展開です。続くようですね。

そして小冊子に掲載されたという、チーム昴成の温泉旅行!
ヤス×中野のラブラブっぷりが…!!もーほんとバカップルで。残りの二人が困ってますよ。
クロはほんと可愛そうな役どころですね、可愛いのに。
ここでも中野は魔性っぷりを発揮。
ほんとそこにいるだけでフェロモン垂れ流し。エロいっす、中野さん!!
生意気。可愛気。大人気。大本気。ときて、次は○○気なのかな?と楽しみにしつつ、続きを待ちます!

4

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