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表題作スーツを脱いだら

藤井 啓介(上のフロアの会社員)
深田 陽生(27歳・会社員)

同時収録作品秘書のお時間

一宮嘉成 社長
知花智暁 社長秘書

その他の収録作品

  • スーツを脱いだら描き下ろし だってしょうがないじゃない!
  • スーツを脱いだそのあとは
  • スーツの恋人
  • スーツを脱いだら描き下ろし だってしょうがないじゃない2
  • あとがき
  • リーマンのネクタイはなんのためにあるのかという考察

あらすじ

感動系DVD鑑賞が趣味のサラリーマン・深田は、ある日、同じビル内の別会社に勤めている藤井にその趣味を知られてしまう。 以来、藤井はそれをネタに深田を強制的に飲みに連行する。 しかも、「好きだ」なんて口説いてきて……?  年下攻リーマンラブ♡  キザ社長×クール秘書の「秘書のお時間」も収録!!

作品情報

作品名
スーツを脱いだら
著者
橋本あおい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ふたりの熱量
発売日
ISBN
9784403662911
3.4

(93)

(11)

萌々

(32)

(42)

中立

(4)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
17
得点
313
評価数
93
平均
3.4 / 5
神率
11.8%

レビュー投稿数17

同時収録作の受けが清廉で好き

◆スーツを脱いだら(表題作)
 テンポは良かったのですが、その分2人の心情の変化の描写が薄いというか、ストーリーにはあまり引き込まれなかったなと思いました。余裕のある年下攻めと、アニメなどに涙もろいツンデレ年上受け。王道なので描きやすいと思うんですが、いろいろすっ飛ばしてくっついた印象が強かったです。やりとりは良かったので、もう少し心情描写が丁寧だったらもっと良かったなと思います。

◆秘書のお時間
 私は表題作よりこちらの方が好みでした。橋本先生の美麗なタッチもより生かされていた気がします。真面目一辺倒な秘書・知花に、社長の一宮が積極的に迫る展開。知花は橋本先生作品の受けにありがちな、最初に相手を受け入れておいて後から拒絶し焦らす、というタイプではなく、真面目さ故か攻めの受け入れ方も素直だったので、とても好感が持てました。

0

スーツ縛りの1冊

橋本先生初読みです。
冒頭からテンション高くわちゃわちゃ感に、最初戸惑いましたがw
藤井がイケメンで見やすい絵ですね。
エロもあり、いいお話でした。

もう1本の「秘書のお時間です」は、落ち着いた展開で、スパダリ社長攻めと美人秘書受けのお話。
欲を言えば、スーツを着ている時は髪をセットして、オフ時にさらっとおろしてくれると私なら好みでしたw

スーツ縛りの1冊、楽しく読めました。

あとがきの、先生の自画像のうさぎさんもかわいらしかったです。

これから先生の作品5冊読むので楽しみです。

0

ジャケットはない方が萌える

橋本あおいさんの描くリーマンのシャツの感じが好きです。
細身で、肩の辺りの骨格が分かる感じ。
後ろ姿になると背筋が乗った肩甲骨周辺がゆるく感じられる状態。
分かる!と言う方、結構いらっしゃると思います。

というわけでリーマン2CPです。

「スーツを脱いだら」「スーツを脱いだそのあとは」「スーツの恋人」
趣味は感動ものDVD鑑賞で泣くことな深田が、思い出し泣きしているところを見られるという嫌な出会い方をしてしまった、同じビルの上の階にある会社に勤める藤井。
それからというもの、飲みに誘われまくり、「好きだ」と言われ…。
攻めに好き好き言われて意識し始めちゃう受け目線です。
ストーリー的には予定調和で進んでいくので、気になったことだけを。
2人がくっつくきっかけになった深田の同僚の鈴木さん。藤井を紹介してと頼んできて、藤井を飲みに誘ったところ「2人は困るから深田も入れて3人で」という返事をされるのですが…。この返事、失礼?急に帰っちゃうほど失礼でした?
鈴木さんと藤井は知らない同士。話が盛り上がるかどうかも分からないから、最初は「じゃあみんなで」みたいなノリって結構ふつうと思ってしまったわたしは、ついそこで引っかかってしまいました。ふつうじゃないですか?
さらにその後の気持ちが通じ合うところで、思いっきりビルの横(屋外)で深田の息子さん的存在をぽろりさせていじり倒す藤井。屋外。屋外だよ…。誰も来ないとかじゃなくて、どこかしらから見えるよ…。と思ってしまったわたしは、2人の代わりに人目が気になってひやひやしてしまいました。

「秘書のお時間」(前後編)
秘書の知花を一目見た瞬間に「探し求めていた運命の相手!」と思い込んだ一宮社長。
いくら甘い言葉をかけても一向にクールな表情を崩さない知花に産業スパイ容疑がかかって…。
思っていたのと違った…。スパダリ確定万能社長が、なかなか落とせないクールビューティーに手間取ってやきもきする話かと思いきや…。
悲報・知花、速攻で赤面。
ああ…、思った以上に早い段階で赤面来ました。それも「なぜそのタイミングで?」というくらい突然。もっと引っ張ってほしかった…。知花のもだもだが見たいんじゃなくて、社長のもだもだが見たかったんだあああ!
と、本をそっと置いて、家を飛び出してしまいたくなる衝動に駆られました。悔し涙で前が見えない…。1ページ目から絶対好き!と思った自分の直感、サヨウナラ。

0

スーツで甘えられたら断れない!

初めて読んだ橋本あおい先生の作品です。
こちらは、表題作の他に『秘書のお時間』が同時収録されています。

表題作
『スーツを脱いだら』
描き下ろし『だってしょうがないじゃない!』
『スーツを脱いだそのあとは』
『スーツの恋人』
描き下ろし『だってしょうがないじゃない2』

不動産会社勤務 藤井 啓介くんとギフト関連会社勤務の深田 陽生くんのお話。

27歳で彼女がいない深田くんの趣味は感動系DVD鑑賞です。
そんな深田くんが、同じビル内の上の階に勤めている藤井くんと同じエレベーターに乗ってしまったことから、運命が大きく変わります。
藤井くんは深田くんに対して、最初は「面白い人」と興味を持っただけでした。
でも、いつの間にか恋愛感情に変わり…。
残念ながら、この興味本位→恋愛感情のエピソードは描かれていないのです(泣)
ちなみに、藤井くんは25歳のイケメンで女性に優しく、当然ながらモテます。

藤井くんはゲイではありません。普通に女の子が好きだったのです。
でも、深田くんを好きになってからは「こんな事初めてでどうしていいかマジわかんねえ!」と頭を抱えます。
避けたり、嫉妬したり、安心したり…イケメン藤井くんの「初恋」なのかも?
そんな可愛い藤井くんに完全絆されちゃうのが深田くん。
年下だし、男に興味ないし、流されたくないのに…もうとっくに「重症」でした(笑)

2人は、ビルの敷地内と共用スペース?でエロいことをしております!
スーツを着てエロをするのは、なぜこんなに萌えるのでしょう(笑)
出来れば、もっとスーツでエロして欲しかった。

描き下ろしも含めて、もっと2人のあまあまが見たかったな~。
出来れば、1巻まるっと表題作が読みたかったです。
その後の2人は『伸るか反るか』の本編に少し登場しますよ!

同時収録
『秘書のお時間』
一宮株式会社 社長の一宮 嘉成と社長秘書の知花 智暁のお話。

一宮社長の秘書になった知花くんは、クールだけど献身的な美人。
そんな知花くんを見て一宮社長は初対面で恋に落ちてしまいました。
仕事に慣れてきたある日、知花くんがライバル会社の鳴島堂の営業と通じていると噂がながれて…。

一宮株式会社はたぶん大企業でしょう。
一宮社長の出勤に秘書室総出でお出迎えしています(笑)
専務(たぶん役員のほとんど)も部長も一宮なので、同族経営でしょうね。
よくある親族内継承の争いに巻き込まれてしまった知花くん。
巻き込まれたのが早かったのと、罠が甘かったのは、ページ数の問題だからでしょうか。
こちらは、スーツでのエロはありません。
でも、いつもクールな知花くんの恥じらうお顔が見られます。

橋本先生があとがきで、今回は「スーツ縛り」と記載されております。
でも、もっとスーツでエロが見たかった(笑)
絵も綺麗でストーリーも面白いので、サラリーマン好きな方におすすめの作品です。

3

会社員2作品

◾︎藤井(押せ押せイケメン攻め)×深田(ほだされ年上ノンケ受け)
年上って言っても2歳しか違いませんが、この2歳が重要だったりする。
とっえもBL漫画らしい作品です。ストーリーとエッチな描写のバランスとか、ノンケ年上会社員受の教科書みたいな展開。王道中の王道なので波乱なく安心して読めます。職場恋愛じゃないってとこだけちょっと捻ってるかな?同じビルの別の会社の人です。

3話分、描き下ろし含めて単行本の半分強が表題作で、1話目で付き合い始めた後、毎話イチャコラシーンがあるので結構しっかり楽しめます。絶妙に続きが読みたいところで終わるけど。
一応藤井もノンケなんだよな。

同時収録作は年上攻めです。橋本あおい先生の作品は年上攻め×美人受けがやっぱり好き。

※電子書籍(booklive) 白抜き

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