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かわい先生買いです。
前巻に続き、本巻も最高でした。
常に命をかけて戦う男たちの緊張感ある現場。アサルトスーツの強い男たち、萌えしかありません。
遠藤も神宮寺もとても好きなキャラで、読んでいると、ついつい感情移入してしまいます。
ちなみに個人的には、神宮寺が特に好きです。
無骨、不器用で、寡黙で、漢前で、優しく、強い。最高❤︎
そんな神宮寺があの手この手で遠藤をデートに誘う。実家に呼んで花火を見せたり、とにかく頑張る。
遠藤の気持ちを推測して、喜んだり、落ち込んだり、ひとり振り回されています。
そんな遠藤の心に変化の兆しが見えてきます。
明るく振る舞う遠藤の固く蓋を閉めてしまっている本音が、少しずつ見え隠れするようになっていく。
想像していた以上に過去の事件によって、傷ついていた遠藤の心。
大事な人を失うくらいなら、自分が死んだ方がマシと思っている。他人からの愛情を怖くて受け入れられない。
彼女作って親孝行したらいいと、遠藤から言われた神宮寺の切なさが想像するだけで辛い。
過去のエピソード、タイトル回収、遠藤と篠口の共通するところ、こうしたエピソードたちが、ストーリーと、人物たちの心理描写にさらに深みを足してくれて、素晴らしかったです。
そんな時に事件が発生。
遠藤は血縁がないから選ばれた、重い事実。本人もそれをわかっている。
遠藤が拘束されていた子供に、神宮寺が助けに来てくれると伝える場面で、神宮寺のことを「格好良くて痺れるぞ」と言っている遠藤がとてもかわいかった。
神宮寺推しとしては、ハピエンでとても安心しました。
はあ、読み終わったのが寂しすぎて、もう少し浸っていたかった。
篠口が登場する別作品である墨と雪も、読み直したくなりました。
すてきな作品した。
ありがとうございました。
1巻より人物の掘り下げ部分が多めに感じた2巻。遠藤と神宮司の関係性がしっかり形になって、篠口との決着も綺麗。タイトルの持つ意味の重さを感じつつ、爽やかな余韻を味わえる読後感だった。
最初の事件は狂言誘拐で、篠口を描くためのエピソードかな、という内容。遠藤を口説く篠口は、結局最後まで本気には見えなくて、でも別のところからSOSは出ているような、危うい印象。篠口だけはまだまだ心配で、この先も知りたいと思った。
親を亡くし、生死と隣り合わせの仕事をする遠藤は、軽い口調でさらっと重いことを言う。それに対し、神宮司はひるまずに踏み込んでいけたのがすごい。むしろ神宮司の方が覚悟が決まっているかのような。
見どころとなる大きな事件は、拳銃を持つ犯人グループの立てこもり。建物内に入っていく一名に遠藤が選ばれるが、その理由が辛くて泣けた。同時にとてもシビアな世界を実感する。
できれば解決までに印象に残る何かが欲しかった。個人が活躍できないのは仕方なくても、神宮司の方は存在感までちょっと足りなくなっていたので。新鮮なエピソードがなく、状況に反し緊迫感があまりないところも残念だった。
エピローグは一番イイところを篠口に話すという、遠藤らしさ。遠藤が見つけた、神宮司とのしっくりくる関係性にとても萌える。生死を委ねるって究極形なのでは……と、もう言葉が出てこない。
巻末短編は、まだ恋人としてはぎこちないものの、意識の変化が見られて良かった。なんともいえない初々しさというか気恥ずかしさというか、そういう甘酸っぱさでむずむずできる。
面白かった。シリーズの他の作品も読んでみようと思う。
バディもの、刑事もの事件もの、そして「強い受け」「ひたすら追いかける攻め」大好きな自分の全てに刺さる神作品でした。
もう好きすぎて一度読み終わった後、最初からもう一回読んだ…
タイトルの「甘い水」って、どういう意味だろう?…と、1巻が終わった時点で不思議に思っていたのが、そういうことかーーー!!!と2巻で解決。グッと胸の詰まる、痛く切ないエピソードでした( ; ; )遠藤…!!!
もうね、なんといっても遠藤という受けの魅力。そして遠藤に恋焦がれてやまない神宮寺。攻め受け二人とも最高に格好良いです。
1巻序盤であんなに頑なに神宮寺のことを嫌っていた遠藤が、「遠藤が死んだら泣きます」とはっきり言い切る男に”守られる”ことの心地よさを感じ、徐々に徐々に心を開いていく様子に、神宮寺じゃないけど心が震えて涙が出そうになります。
すごく好きなのは、神宮寺の実家に行き、二人で花火を見上げながら遠藤が呟くシーン。
「花火とシャボン玉は似てる。きれいに跡形もなく消えるあたりがさ。桜も…パッと咲いてパッと散るところが(ちょっとうろ覚え;)」とかもうね、切なくてなんとも言えない気持ちになっちゃいました。この人をどうにか自分が守っていきたいーという神宮寺の強い思いと胸の痛みに、グッと共感してしまいます。
とても強い(肉体的にも精神的にも)んだけど、過去の壮絶な経験から、誰にも偽ない脆さを抱えた遠藤が、拠り所にできる場所。それが神宮寺の腕の中なんだなあ…そんな場所が、ついに遠藤にもできたんだなあ…と感慨深く、読み終わった後も色々噛み締めてしまいました。
ああ、この続きが読みたいなあ…
前作で長年の想いを打ち明け、遠藤と体の関係を持てた神宮寺。快楽に弱く、20歳で両親をハイジャック事件で喪った遠藤は大事な存在を作ることに消極的。それどころか大事な人という意味がよく分からない。そんな遠藤に響いたのはあんたが死んだら俺は泣きますという神宮寺の言葉だった。
ここまでが前作まで。以下、ネタバレありです。体の関係を持つようになったが遠藤は神宮寺に好きという言葉を使わないし、そもそも付き合っているという認識もなさそう。神宮寺に結婚して親に孫を見せて上げろと勧めるほど。
その根底にあるのはハイジャック事件で亡くなる前の母親のこと。詳しくは書かれていないが体の欠損や体の大部分を占める大やけどの影響で徐々に意識を保てなくなり、苦しみから生命維持装置を外して欲しいと訴える母親。母親がなくなればこの世から身内がいなくなる遠藤は母親の苦しみを身近に見ていながらもその決断をできない。そうこうしているうちに母親はなくなってしまう。母親の葬儀などが落ち着いた時、遠藤はそれまで何を食べても味覚を覚えなかったが、飲んだ水が甘いと感じた。もうこれで、母親から生命維持装置を外してくれと決断を迫られることは無い、と安堵の気持ちからようやく味覚が戻ってきた。そんな自分を薄情者だと断じた遠藤。
甘い水ってそこからかぁ~!と思いました。正直、前巻では甘い水なんて表現出てこなかったので、タイトルの意味が分からなかったのです。自分を薄情者だと思うからこそ自分は結婚をするつもりは無い、ということなんだろうと。辛い期間の終わりを告げた甘い水の存在。
その場で遠藤には何も言えなかった神宮寺。どこか刹那的に生きる遠藤に神宮寺の永遠を誓うほどの愛情は伝わるのか。
この巻でもSITらしい事件が起こり、人質を取られた現場に突入するなどかなりハードな展開が待ちますが、命を賭けられるのは自分の生命維持装置を切ってくれる神宮寺が後ろを守ってくれるから。危険に身を置く警察官CPらしい信頼関係のあり方でとても痺れます。果たして神宮寺は遠藤にとっての甘い水の存在になれるのか?
その事件を終えたからこその甘々な温泉旅行があり、最後にご褒美をいただけた気分です。
