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50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ)

50banme no first love

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表題作50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ)

一之瀬健
28歳,瞬介の友人の翔の兄でサラリーマン
山下瞬介
49人の女性と経験をもつ大学2年生

その他の収録作品

  • 束縛ジェントルマン
  • あとがき

あらすじ

美貌の社長令息・山下瞬介の趣味はセックスだ。中三から二十歳の現在まで、49人の女と楽しくやってきた。ある日瞬介は友人の翔から彼の兄・健に引き合わされる。平凡そうで案外曲者の健は瞬介の燗に障り、この男をぎゃふんと言わせてやると決意。色仕掛けで落としたところを手ひどく振るつもりで健に接近する。けれど健をメロメロにする予定が、瞬介のほうが健にどきどきするよになり……? 純情メモリアル・ラブ♡

作品情報

作品名
50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ)
著者
月村奎 
イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403523519
3.5

(146)

(36)

萌々

(49)

(33)

中立

(12)

趣味じゃない

(16)

レビュー数
26
得点
487
評価数
146
平均
3.5 / 5
神率
24.7%

レビュー投稿数26

受けが痛々しい

再読。

受けの瞬介の自慢は「49人(いちいち人数を数えている)の女と、のべ数百回のセックスをしてきた俺」ということだけ。
で、攻めの健をギャフンと言わせたくて近づくんですよ。
健をめろめろにさせて「お願い、抱いて♡」と言わせたところでこっぴどく振ってやろうと。

でも自分を攻め様だと信じているおバカな受けちゃんのコミカルなお話……ではないんですよね。
少なくともコメディには感じませんでした。

私は瞬介の思考回路や言動を笑い飛ばすことができませんでした。
というのも、ホストと抱き合う母親を見て「俺を抱っこしてくれたらいいのに」と思ってしまったりとか、沢山の女を抱きながら「次こそ、運命の相手なのでは?」という夢を実はこっそり抱いているんですね。

なんか哀れすぎて笑えないし、言動が幼稚で屈折してるのでかわいいとも思えないし……。

健は、瞬介が仕掛けてくる幼稚なマウントをすべて見抜いた上で返り討ちにしていてお見事なんだけど、健もどことなく腹黒というか、あんまり好きではなかった……。
どこがというのはないのだけど、よくあんな瞬介を相手にしておまけにノンケなのに好きになれちゃうなぁと思ったというか……。

CHERRYは好き(神評価)だけど、こっちはおまけして萌で。

0

No Title

今まで49人の女と爛れた関係を重ねてきた大学生の瞬介が大人の男健に出会ってバカにされたと感じてギャフンと言わせようとする…んだけどかえってグズグズにされるのさいっこう。瞬介は思考が浅はかでほんとどうしようもない若者 でも健が大人の男で余裕なんだよねぇ平凡そうな感じだけど、扱いがうまい。私の大好きな攻め。個人的にメガネは攻めが好きーーー!!! 結局好きになっちゃう受けが可愛いんだわ。素直になるまでの迷走ぶりとその後がまた楽しい♡月村先生のこういう受けくん大好き!楽しかった!

0

最高

ノンケ同士のが読みたいと思い検索から購入
読みたいシチュばかりで最高でした!
かっこいいと言われたいのにかわいいと言われる年下可愛い。
・落とそうと近付いたら逆に落とされてる
・女のように扱われるのに抵抗ある受、男としての矜持を試すけど攻にしか反応しない
・飽きられたら悲しいので最後まではさせない受(焦らすから最後最高だった語彙力)
・強がってるけどバレバレで流されちゃう受、全部かわいいと思う攻
・受の足にキスする攻、それを思い出して手入れしちゃう受
こういったツボも最高過ぎなのだけど、月村さんの心理描写あってこそ、読ませるし面白かったです。
瞬介が健にどんどん惹かれていることに気付かないけどドキドキしていたり、母親に対して尊敬していて求められるスタイルを保とうとしている精神描写がとても良かったし、健に対して作戦がうまくいかないとこも可笑しい。お母さんもちゃんと母親で良い人で安心しました。
高久さんの挿絵もこれ以上無い程ハマっていて滾りまくりでした!!

1

ヤリチン相手に緩やかな愛情

若くしてヤリチンと評される瞬介は母親の愛情を求めてか年上の後腐れのない女性達を相手に、大学生なのに既に49人の相手をしていた。
しかし、運命の相手なんているのか?いるなら50人目がそうなのか?などと思いつつ、友人の兄に出会う。

健はなんのことは無い、どちらかと言うと嫌な奴だったが、嫌悪からギャフンと言わせてやろう、男の自分にメロメロになったところで振ってやろうと画策。
なのに健と会ううちに自分が興味を持って、メロメロにされていることに気がつく。好き自覚も…そして健には弟が好きなのと誤解されたことによって、言いたくなかった、プライドから認められなかった健を好きだという事を伝えてしまう。

可愛い。受けが若いが故にそうなっちゃうんだよね、って。さらに49人目の人妻にはやりチンは基本下手、って言われてショックを受けるし。
でも、健が大きな広い心で瞬介を手懐ける(笑)
どっちが入れる問題にも、無理やりにはしない、とめちゃくちゃ忍耐強い!瞬介が程されるまで、一歩手前で我慢~。
健は「束縛するから、51人目は許さない」とか、いいセリフ言うんですよね。瞬介じゃないけど、キュンキュンします~

瞬介がグルグルしながら母親との関係も含めて成長していく青春ストーリーでもあります。
弟君(瞬介の友人)にバレてるのも微笑ましかったです。

1

設定から想像できないほのぼの

主人公が49人斬りのヤリ●ンという設定で躊躇していたのですが…、
そこを逆手にとったラブコメ、予想以上に面白かったです。何度も笑わせていただきました。やっぱり月村作品を読むとなんだか元気になるな~。

冒頭からいきなり”山下瞬介の趣味は、セックスだ。”と爆弾を投下されます。中三のDT喪失から大学二年の現在に至るまでに、やった相手は49人、とかましてきます。もうここだけで、どんないけ好かないヤツなんだ!って思っちゃうんですけど、まぁ、このアホの子の初めての恋愛顛末記みたいな感じです。つかもう、人数カウントしちゃってるあたりがおかしいww。 性格難アリだけど憎めないんです。親友の兄が気になって仕方なくて、感情と行動がちぐはぐに暴走しちゃう瞬介の思考がキレッキレの月村節、一人漫才を見ているようで何度もクスっとなりました。迷走する弟の親友を見守る攻さま(一ノ瀬)の大人の余裕と、面白がりつつ愛おしむ態度に萌えました。

セレブ母を持つ瞬介が、一ノ瀬宅を訪れたときに”自分の稼いだ金で身の丈にあったくらしをしている男をいいな”と思う、という描写が好きでした。何不自由なく暮らしているけど、実は満たされていない(でもそれがなぜかわからない)彼の本音というか、自立している大人への憧れがすごくよくあらわれているような気がしました。

章ごとのタイトルがそれぞれのキャラにどんぴしゃです。前半まさに”純情サノバビッチ”(受)で、恋人になってから”束縛ジェントルマン”(攻)。やさしくじわじわと瞬介を束縛して飼い馴らすジェントルマン・一ノ瀬、素敵です。”俺が挿れるほう!”と散々主張してたのに、結局挿れられちゃう受がめちゃくちゃ可愛い…。そして、BLでまさか!の”俺と仕事とどっちが大事?”ww。これに対してさらっと、”仕事よりきみが百万倍大事だ”と返しちゃう、男同士だからこその本気モードの軽口がいいなと思ったのでした。

0

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