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表題作発情(岩本薫原作コミカライズ)

神宮寺峻王,高校1年,ヤクザの息子
立花侑希,数学教師,攻の高校の副担任

その他の収録作品

  • ウェルカム マイホーム(描き下ろし)
  • horror lover(ノベル・書き下ろし)
  • 鳥海よう子 あとがき(描き下ろし)
  • 岩本薫 あとがき(書き下ろし)
  • カバー下:イラスト 未公開ショット

あらすじ

人狼が発情期⁉︎
超人気ノベルシリーズ、もふもふ度UP↑の最強コミカライズ♡

不登校中の学年きっての“逸材"、神宮寺。
ヤクザの息子である彼を登校させるため、副担任の侑希が家庭訪問をすることに。しかし女を連れ込んでいた神宮寺を注意したところ、突然発情した彼に無理やり抱かれてしまう……!
獰猛な瞳で侑希を喰らう彼には絶対に知られてはいけない「一族の秘密」があって――?
大人気本格“人狼"ラブストーリー、待望のコミカライズ、たっぷりエッチな描き下ろしコミック&ノベルもお届け!

あんたが俺の「つがいの相手」だーー。

人狼は発情期に、一生涯を共にする「つがいの相手」を探すーーー。

作品情報

作品名
発情(岩本薫原作コミカライズ)
著者
鳥海よう子 
原作
岩本薫 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
発情
発売日
ISBN
9784799715031
3.6

(63)

(13)

萌々

(23)

(20)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
19
得点
222
評価数
63
平均
3.6 / 5
神率
20.6%

レビュー投稿数19

人外モノ

電子書籍で入手。
原作の小説は未読です。

不良?と数学教師ですが、先生が真面目で何とか登校させようと家庭訪問するんですが、そこで抱かれてしてしまう…

と、単に抱かれた訳じゃなく、それが発情というまさしく野生のそれで。門外不出?の理由に先生はもう逃げられない立場に。でも、それでも一生のつがいとして結ばれた二人。
父親である月也がこれまた男前でびっくりしました。
これはコミックスの良いところですね。
小説ではなかなかイメージしにくい。挿絵次第ですけど。

ただ、きっと色々省かれているんじゃ無いかなと思ったりするんで、物語があまりに簡単に進むのはやむを得ないのかも。
小説も読んでみたいなとは思います。

0

こころに残る美しい情景

初読みから数年経ちますが、時々妙に思い出すシーンがあります。
狼の姿で思いっきり走ったというたった一度の思い出を愛おしそうに話す峻王に、もう一度走らせてあげたいと、先生が雪原に連れて行くシーンです。
狼の姿になった峻王が、月の明るい夜空の下、真っ白な雪の上を駆ける姿が焼きついています。
他の人狼ものを読むとなぜか必ず蘇って来る印象的な場面です。

小説は未読ですが、世界観にぐいぐい引き込まれました。
男、しかも教え子に襲われる先生の恐怖の描写は見事で、通常のBLコミックであれば何となく気持ちの良い方へ流される流れになるところを、鬼気迫る拒絶まで表現されていたところが小説とコミックの違いなんだなあと気付いたり、兄弟の諍いを目の当たりにした先生の決意の表情も悲しいのに美しくて、この作品に出会えてよかったと思えました。

あとがきで「峻王の独占欲」がカットされたとありましたが、ぜひとも読みたかった!!絶対に大好物だったはず!

読み直しなので、もうすでにシリーズすべて読み終わっていますが、再読でものめり込んで読んでしまう魅力のある作品でした。
ちょっとした表情も秀逸で、特にラストのえろすのシーンは小さいコマですが、先生を気遣うような峻王が見られたり、愛おしくて仕方ないという眼差しだったり、細かい表情にまで萌えます。
ひとつだけ難を言うと、この年代の鳥海さんの作画は下から煽った角度の鼻がちょっと…、なんですよね。他の角度は文句なしに美しいので、そこだけ残念でした。

0

人狼×人間である前に、高校生×先生という甘い禁断感。

「蜜情」のコミカライズを読了してから、遡ってのおさらい読みです。
今読み返してみると、シリーズ中一番ほのぼのしているかもしれません。もちろん、命を賭けたやり取りもあるのですが。人狼×人間である前に、高校生×先生という、甘い禁断感があるからでしょうか。侑希がそのことで悩みもしますが…やはり身体を先に蹂躙されてしまったからか、どんどん虜になってしまいます。人狼である秘密を知ってしまった先生は一生神宮寺家に見張られるとの事ですが、それすらもラブラブの二人にはドンと来い!的な。甘い拘束となります。
ところで、シリーズを追うごとに読み手側の「もっと見たい!」を煽る月也さん(迅人、峻王の人狼兄弟の父)の全裸が見れます‼︎ 狼になってから人に戻る際、とりあえず全裸になりますからね。
側で常に付き添う岩切さんが強面なのに月也さんに優しいのも気になります。ある程度成人すると人狼は歳をとりにくいのか。月也さんの美しさを見るにつけ、そのあたりも気になってしょうがないです!シリーズは「蜜情」後もまだまだ続きます。今後も楽しみです。

0

年下のケモノ

岩本薫先生の原作小説シリーズは未読です。
シリーズ第1作の「発情」は、神宮寺家の次男の物語。
高校1年の神宮寺峻王(たかお)は、不登校の問題児。家がヤクザのため、女性の担任に代わって副担任の立花が説得に行くが…という冒頭。
峻王の部屋で欲情した峻王に犯される立花。ショックを受けるが同時に忘れられず、峻王もまたなぜか立花に執着心を表して迫ってくる。刃物を持ち出して抵抗する立花ともみ合った際に怪我を負った瞬間、峻王は「狼」に変身してしまう…!
…と馴れ初めはレイプであり同時に口封じ的な一方的な関係性です。しかし、不遜な峻王の中にどこか子供っぽい独占欲が見え、自分も強く求められることに一種の甘美さを感じて峻王にのめり込んでいく立花。
立花を護ろうとする峻王と、峻王を孤立させないために自分の命を捨てようとする立花。その立花の姿を認めて峻王の番として一族に迎え入れる一族の長・月也。
前半とは打って変わってドラマチックに甘々な展開になり、Hシーンもかなりどエロい描写となっています。(狼になるのは危険が迫った時なので、Hシーンでは完全に人間同士の絡みとなります。)
峻王は高校生とは思えぬ迫力ですが、いかにも「年下攻め」の甘えを含んだがっつきぶりが逆に可愛くも見えてくる。
ともかくこの2人は大ハッピーエンドで読後感良し。萌x2寄りの「萌」。

巻末に岩本薫先生による小説が収録されています。
内容は、「文化祭」。
女子生徒と一緒に「お化け屋敷」に入る立花。中で裏方をやっていた峻王に暗幕の裏に引き込まれ、すぐそこに生徒たちが通るシチュエーションで手で弄られる…そして自らも峻王のモノを口で…
…というエロSSです。
学校ではヤメナサイ!

1

シリーズ全部読みたくなる

原作は読んでいないので、比較する事はできませんがこちらの作品すごく良かったです。
何度も読み返しています!!

最初に発情期と言われた時は?でしたが、読んでいくうちにすんなりと世界観に入っていけました。

副担任の立花は不登校の生徒峻王を説得するために訪問するのですが、そこでは峻王は女の子を連れ込み淫らな行為をしています。
立花先生はなんとか説き伏せようと試みるのですが、「甘い匂いがする」と峻王に襲われてしまいます。

ここからなし崩しに体の関係が始まるのですが、二人が惹かれていく様子が丁寧に描かれていました。
実は人狼の峻王ですが、狼の姿でも決して態度が変わらない先生に惹かれるのはとても自然だなと思いました。
先生にとっても、初めは無理矢理体を開かされていましたが段々と心が奪われていくのがよくわかりました。
特にドライブに出かけて狼姿で思い切り走った後の峻王を抱きしめるシーンはきゅんとしました。

その後二人のエッチが甘く変化していくのもいいですね。

途中峻王の家族に引き裂かれそうになるものの、ちゃんとハッピーエンドでした。
そして峻王のお父さんが気になります。
峻王も言っていますが、高校生のお父さんとは思えない色気です!

もっと峻王×先生も読みたいです。
こちらが良かったので「欲情」も購入しました!
小説版も読みたくなるほど、良かったです!

4

原作者納得のラブシーンの艶っぽさ!

『BE・BOY GOLD 2017年8月号』でシリーズ3作目『蜜情』のコミカライズが始まりました。
鳥海先生の絵が好きなので、コミカライズシリーズが長く続いてくれて嬉しいです。

教師・立花は、ヤクザの息子・峻王を登校させるため家庭訪問すると、女の相手をするのに忙しくて学校に行く暇がなかったと、そして峻王の発情のままに抱かれてしまう。生徒なんかにイかされてしまったら人生が終わってしまうとわかっていながら、快楽に引きずられてしまう立花はとても官能的!

立花は真面目というか、自己評価が低くて他人と接するのを避けてきたところがある。
峻王は立花の真面目そうなところを踏みにじってやりたい興味から、人狼だと秘密が知られてからはバラさないとカラダで誓わせるために抱いてきた。でも狼の姿も受け入れてもらってからは、ただ一人の伴侶として、抱き方も愛情が感じられるものに変わり、それを受け入れる立花も心もカラダも気持ちよさそうで…自分から激しさを求めてしまうのが淫ら!

岩本先生のあとがきによると、以前から鳥海先生の絵がお好きでコミカライズ候補の中に鳥海先生の名前を見つけた時は飛びついたそうです。狼のモフモフ毛並みと、ラブシーンの艶っぽさにも感激されていたので、原作者のイメージを損なわないコミカライズになったのではないでしょうか。
私は漫画しか読んでいませんが、峻王のワイルドさ、立花の真面目な時と乱れた時のギャップ、鳥海先生の絵で読めて良かったです。

1作目は時々、絵がおかしいと感じる箇所もありますが、シリーズが進むごとにどんどん良くなります。

2

もふもふが足りない

 岩本先生の原作が面白かったので、こちらも読んでみました。
 原作を読んでいた方が人狼という特殊設定も違和感なくすっと入り込めるとは思いますが、要点は全部押さえてあるので、原作未読でも十分楽しめると思います。

 先に原作でシリーズ次作の人狼の兄が受けの話を読んだからかもしれませんが、この作品は、せっかくの人狼設定なのにもふもふを有効活用できてないという印象を受けました。あと、俺様攻めは好みですが、発情期だからと女の子をとっかえひっかえしてたところは引いてしまいます。受けの先生にも、年の差のせいか、恋人というよりお母さんな雰囲気を感じてあまり萌えれませんでした。

 申し訳ないですが、今作は、シリーズ次作に繋がる前菜的な話として捉えさせて頂きました。

1

ケモナーとしては物足りない

原作未読。ケモとタイトルに釣られて買いしましたが、
ケモナーとしてはちょっと物足りない...。
発情期とか番とかの設定はすごく好みなんですが
俺様高校生ってなんか現実感無い気がしてちょっとなぁ…
せっかく現実感無いなら、もっとどろっどろに描いて欲しかったかなー(獣姦なんかもありありで)

あと、個人的には鳥海よう子さんの絵だと...ちょっと雰囲気違うかな~って気がしました。
先生のお堅い感じはいいかな、とも思うのですが、野性味とお色気に欠けるような...
あくまでも個人的な感想&好みですが...
コミカライズで1冊にまとめてるせいもあるからかな?
いずれにしろモフが足りない...もっとモフらせろー!!

ドライブ~の車内キスシーンの流れは好きだな~
ドラマCDだったら音楽流れ出しそうな雰囲気(笑)
お父さんはめちゃくちゃ気になった。
子供がいるって事は、ノンケ…ってゆーか女性と番ったって事なんだろうけど、
このただならぬ雰囲気…何者?既にお母さんと死別してて今は別に男がいそー…
女王様受っぽいかなって思いましたよ!

0

発情!

小説のコミカライズということと、
おそらく世界観がわりと広いのかな。
そんなこんなで一冊にまとめるにはちょっと駆け足だったかな
という読後。
起承転結がしっかり1冊にまとまっているので
原作を読まずして読ませていただきましたが、私は好きです。

お話はと言いますと、
欠席が続いている生徒の自宅に先生が訪問いたしますが
そこで行われていたのは淫らな行為
なんてこったい!思ってるうちに
今度は自分が標的に・・?!
そんな強姦から始まるお話なのでありますが
実に中身はピュアといいますか、純愛だったりします。
え?狼男???みたいな展開だったりはするのですが
濡れ場もエロく、生徒となんて・・・と葛藤しつつも
惹かれ、甘く答えてしまう先生が好きでした。
原作も合わせて購入しているので、原作読んだ後に
再度読み返そうかなと思います。

3

発情

ちるちるで紹介されていて知った作品。狼に変身しちゃう設定とか好きだったから先ずは入りやすい漫画からと思ったけど…

先生が欲しくてたまらないとか、先生に惹かれる理由の描写が足りないと思う。

後半は好きかなー
って思うけど、漫画だけだと謎が多いよ。
漫画でも続きってあるんだろうか。
個人的には迅人が好きかな。

峻王が先生を抱きしめてるシーンとか、狼のイラストも綺麗で好き。

でももう少しゆっくり進行していって欲しかった。
峻王が先生を犯すシーンは、始まりと終わりが唐突な感じがした。
きっと小説だと細かい部分とか読めると思うから小説も読んでみるけどね

鳥海よう子先生の作品はこれが初めてだったけど北上れん先生のイラストに似てる部分があるなって思った。

人物の鼻の辺りが好きになれなかった。すごく鼻の下が長いときもあるし。

1

落胆大

小説のコミカライズって難しいんだなぁ・・・と、ちょっとため息。これまでにそんなにたくさん読んだ経験があるわけではないのですが、「小説を上回る出来だった」と感嘆させられる作品には残念ながらまだお目にかかったことがありません。でもすくなくとも、「DEAD LOCK」(高階佑さん)「H.K.ドラグネット」(乃一ミクロさん)「愛で痴れる夜の純情」(樹要さん)なんかは、原作の世界観を損なわず、ビジュアルでも楽しませていただいたと思います。その点本作は、「やっぱ活字だけにしときゃよかった・・・」と言うのが読後の率直な感想でした。

 絵柄が好みではない、というのが一番の理由なので、もちろんきわめて個人的な問題で、この作家さんをお好きな方に異を唱えるつもりも喧嘩を売るつもりもないのですが。何がダメって、顔の造作や体の頭身のバランスがときどき大きく崩れるところが、見るに堪えなかった。むしろ人の姿の時より、普通は描くのむずかしいんじゃないかと思われる狼バージョンの方が安定してたようにも見える。あとこれは本当にどうしようもないのですが、峻王はともかく、侑希のイメージがちょっと懸け離れ過ぎてて・・・峻王と並んだとき、2人の顔や体格があんまり違わないように見えるって、原作を読む限りあり得ないだろ!!と思っちゃいました。まぁそもそも、侑希は原作でもそこまでずば抜けたルックスの持ち主には描かれてませんが、月也さんなんて本来「絵にも描けない美しさ」のレベルの人だと思うから、やっぱ絵にしてもらわないのが正解だったということでしょうか。

 あと細かいことをついでに言わせてもらえれば、登場人物の名前がところどころ間違ってたりするのも興ざめ。作家さんの人選も含めて、全体に雑な仕上がり感がいなめず、せっかくの好きな小説だけに残念でなりません。つねづね、小説においても「絵が大事」とつよくつよく思ってて、だけど絵って文章以上にインパクト大でごまかし利かない分、力量の差がモロに出ちゃうんですよね。いくら原作が好きだからって、コミカライズ本に安易に飛びつくのはもうやめようと思いました。

3

父親推し

原作小説、未読です。
シリーズものとして気になってましたが、様子見のまま、今回のコミカライズを先に読みました。

いいです!
峻王(攻め)の父親、月也の格好良さに一撃でした!
原作の挿し絵を描かれた方と違うのは知ってますが、私の中の月也は彼以外考えられません。彼が主人公のスピンオフでも出てないかと小説のあらすじを探り、残念に思ったものです。

未読ではありますが、小説よりだいぶ省略されているのは感じます。でも不満が残るほどじゃありません。コミカライズとなると、ストーリーを入れ込むので一杯になるところ、エロにページを割いているのも良いと思います。

描き下ろしの「ウェルカム マイホーム」は主要人物せいぞろい。力関係も分かって面白かったです。小説未読派にもオススメです。

8

本当に発情してました

ずっと小説のお話が気になっていました。コミカライズされたということで、コミックなら読みやすいかなと思い、購入しました。

さえない教師の侑希は、不登校中の生徒の神宮寺に目を付けられてしまいます。神宮寺には人には言えない秘密があり、侑希に知られたことから監視という名目で毎日会うようになります。でも、神宮司は最初から侑希に対して「いい匂いがする」と気に入っているのが分かるので、読みながらニヤニヤしました。最初は生意気だった神宮司が、大人ぶっていても震える声で侑希に懇願する姿やドライブデートなど、だんだん素直になっていくのが可愛いかったです。侑希もナヨナヨしてるだけじゃなくて、いざとなると肝が据わっているところに好感が持てました。

お話は好きでした。でも、イラストが…。時々顔が馬のように見える時があって…(ゴメンナサイ!)
なので、小説の方も読んでみたいと思います。


7

好みの問題としか…

小説のシリーズ大好きで、
鳥海さんの絵柄も大好きなので迷わず購入しましたが
やはり毎回思うようにコミカライズはページ数の関係もあり
パッパッと終わってしまい内容に物足りなさを感じてしまうのです。
なのでコミックスを気に入られた方には是非とも原作読んでほしいです。

でも絵柄自体は私のイメージとそこまで離れてる訳でもなかったので良かったです。
が、1人だけ気になるとすれば父親かなぁ(^^;)
まぁこれは1作目から2作目にかけて小説挿絵が変わった時にも感じたことなので
慣れが大きいのでしょうが…
どうせなら新しく原作書き下ろしでコミックス出してもらいたかったかもと
勿論、お父さんのお話で!!
初めて読むストーリーなら内容に物足りなさを感じるのも少ないと思うし。

だけど次のお兄さんの話もコミカライズになるなら
賀門をどう描いてくれるのか楽しみでもあります!!
(一番好きなカップリングなので)


描き下ろしの漫画は俺サマ峻王が
やはり父親にはまだまだ敵わない感がでてて笑えた。
せっかくの家族での食事会も峻王の暴走で叶わなかったけど
愛情たっぷりで良かったですvv

小説の書下ろしは文化祭のお話。
ヤキモチやいた峻王なのでした!!


それよりも、あとがきで気になったのが
別の作家さんが「発情」を描かれてるという文章
それは挿絵が2作目で変わった事のことをいってるのか?
それとも鳥海さん以外でコミカライズされた方がいるの?



5

小説も・・

小説の方、未読にて先にコミックを手に取りました。
コミックだと文字で表現される小説と違い細かい描写が
絵を見た読み手の感じ方ひとつでどうにでも変わる。
表情一つでも、文章だと何行にもなるところ見たままに取られる。
そんなところも含め、次は小説んの方をぜひ読んでみたいと思いました。

オオカミの血をひく種族。
知られてはいけない秘密。
先生と生徒・・・
などなど、少々現実離れしている点と、その辺によくありそうな点が混在していて
ストーリーに引き込まれながらも、少し展開が早いように感じるところもありました。
しかし、読み進めるうちに「そういうことだったのか・・・」と少しづつ理解でき
神宮寺の本当の姿や、家族の秘密、様々なことがわかってくるのは
小説ならではのストーリー展開なのでしょうか。
最初からなんとなく先が読める・・・そういう話が多い中結構楽しめました。
先生も、初めは怖がってばかりで弱いイメージでしたが
話が進むにつれて、神宮寺のことを理解し惹かれ愛していく過程がよくわかり
一度神宮寺を懐に入れて、恋人となると命を懸けて神宮寺を愛することができる
なかなか大きな人間だと、見直しました。
最初は発情期という本能で半ば無理やりの行為が
そこにお互いの愛があり、慈しみ合う気持ちがあるとHの質がこうも変わるものなんですね。

峻王より兄の迅人方がちょっとイイ男なんじゃないの?
と思ってしまったのは、やはり私だけですね・・・失礼しました。

3

こんなものですか

大好きな原作のコミカライズ、感想的にはこんなもんでしょうというくらい。
原作を先読みしているからなのか、特に目新しい感じもなくて、
コミックスを読み終えた後に原作をやっぱり読みたいと思ってしまった。

原作に思い入れがあると、コミックスって楽しめないのかもと一人凹みました。
後は、イラストの好みの問題もあるのかも知れませんね。
原作のイラスト作家さんと違うのも違和感が個人的には残っていて、
どうしてもハマることが少なかった気がします。

読み応えから言ってもやはりノベルズの方が好きなせいもありますね。
コミックスだと物足りない気がしてしまいましたが、内容は萌え作品ではあります。

6

クリボウ

marunさま、こんばんは。

私も原作の大ファンなので、この作品の購入を迷っていたひとりです。
読み手それぞれのイメージが出来上がっている作品のコミカライズは難しいですねぇ…同時進行ならまだしも(泣)
ざわざわした気持ちが少しおさまりました~。

どちらから読んでも2度美味しい。

 小説の漫画化や映画化はどうしても残念な部分が出てしまいますが、これは大成功だったのではないでしょうか。
 もともとやってばかりのお話。最初の強姦シーンなどは(初めてなのに気持ち良くなっちゃうなんて…!)的な言い訳を長々と並べたてられるよりも、漫画ですっ飛ばしてもらったほうが断然読みやすくて良かった気がします。

 内容が深まる後半部分は、描写が詳細な分どうしても小説のほうが有利ですが、「小説も読みたい!」と思わせる適度なチラリズム具合でした。見たい!と思っていた攻めの表情も堪能できて良かったです。描き下ろしのラブラブ後日談も嬉しいサービス。
 小説→漫画の順に読んでも、漫画→小説の順でも、2度楽しめる構成だと思います。

 冴えない数学教師(26)が傲岸不遜な不良生徒(16)に犯されて。初めてなのに感じてしまう、体から始まる恋。嫌よ嫌よと言いながらも、カッコイイ年下攻めに惚れられ掘られ、いつの間にか心も繋がりハッピーエンド♪なよくある話かと思いきや、攻めには秘密があり、孤独な気持ちを抱えて生きていたのでした。

 家柄にも容姿にも恵まれ何不自由なく見えた攻めの、16歳らしい等身大の姿。
真の姿を受け入れてもらえること。諦めていた夢がかなう喜び。虚勢を張っていた心が解けて優しくなっていきます。
 地味で何の取り柄もないかに見えた受けのほうもまた、生徒である彼を救いたい、守りたい、と思ううちに愛するようになり。愛するうちに受け自身が強く凛々しく変化していく姿が眩しいです。

 年下攻めではありますが、年上である受けのほうがしっかり包み込んでいて、一方的ではなくお互いにお互いを護ろうとする姿が感動的なラストでした!

8

小説も読みたいな!

原作の小説は未読ですが、十分に楽しめました。
そして、これは原作を読んでみたくなりますね~~

このコミックだけだと、
攻めの家のこととか、若すぎる見ための父親のこととか、悪役っぽい男の素性とか、
もうちょっと詳しく知りたかったな~と思うことが色々ありました。
でも、コミカライズとしてはとてもよかった。

ちょっと鼻の下が伸びてるように見える絵がたまにあって、
んん?と気になっりもしたのですが(すみません…わたしだけでしょうか~)、
絵は全体的にとてもキレイだし、
話の内容に合った躍動感や迫力が感じられてよかったです。
それから、
狼が本物っぽく上手に描かれているので、
たまにある(?)動物が出てきて物語がちゃちな印象に…ということもなかったです。
表紙のカラーより、
中の絵の方が狼の毛並の美しさや眼の鋭さが感じられて素敵でした。
原作の絵師さんともイメージが似ている印象ですし、
(わたしは未読なので表紙しか見てないのですが)
原作がお好きな読者さんも、あまり抵抗を感じずに読めそうな気がします。

受けの先生が一見弱々しそうに見えて、
肝の据わった凛とした強さがあるのとか、嫌がりながらの乱れ具合とか、
攻めが獰猛で抑えが効かない強引さと、
こうと決めたらブレない強さと一途さ合わせ持つところとか、
BLの王道らしい受け攻めだなぁ感じました。
だからこその美しさと美味しさでもあるのかな、あ、エロもなかなか多めですw

描き下ろしは、漫画とノベルと両方載っていました。
攻めが受けにメロメロで、
事あるごとに受けにちょっかいを出しては、家族に呆れられているところと、
ラブラブなソファでのエッチを描いた漫画が13P。
高校2年生になった攻めが、
文化祭のお化け屋敷の暗がりで先生とエッチなことを~~いうノベルが2段6P。
あとがきも、両方の作者のものが載っていて、とてもお得な感じがしました。

原作の未読既読に関わらず、
小説を漫画にしたものでよかった!と感じた事が今まであまりなかったのですが、
これは好き、読めてよかったです。
原作への愛と情熱を感じた素敵な一冊でした。

5

ノベルズも・・・

ノベルズの方を未読なためにこれは漫画の方から読むと気になる・・・
読んでいると漫画にするために大部分の葛藤などをカットしていると思うのですが
それが気になってwww
そのなかでもやっぱり「夜の散歩」に連れ出す場面や
受け様がつかまって殺されそうになるところとか感動で!

攻め様はやんちゃすぎるくらいな子だったけれど
受け様のおかげで・・・まあ 攻め様は受け様にメロメロだからこそだけど
まともな感じ!?wwになった所が微笑ましいです

書き下ろしの漫画もノベルも思わず笑ってしまうぐらい
微笑ましかったです
それとカバー裏の、未公開ショットのイラストがまたよかったです!

7

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