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沙野風結子 天城れの
窓月
ネタバレ
BLとしてはハピエン。 このお話、仄暗くてすごく好きだったんですけど、意外とラブラブしてんなこの兄弟…というのが再読後の印象。 兄の柊士はヤンデレです。弟の由羽が誘い系で、快楽に弱い。まだ高校生になったばかりなうえに、生育環境が複雑なので愛情表現や求め方がわからないといったところ。 柊士は思春期をイギリスで過ごし、大学進学とともに日本へ帰国。父親名義の高級マンションで、再会するこ…
沙野風結子 笠井あゆみ
いやぁ、、、スピン元であんまりそそられなかったキャラが、スピンオフで炸裂するっていう…。結果、スピン元よりもテンション爆上がりになってしまうパターンには何か法則があるんでしょうか? 挿絵ご担当の笠井先生は攻めと受けをキッチリ描き分けるタイプのイラストレーター様なので、表紙を見た時に今回は式見がアッチになることはわかっていました。 今作も作者様独特の、危うくて狂気じみていて夢現な世界観に…
これはオチに技アリ!ですね。数多ある兄弟ものの、さらにマイ読了ヒストリーの中では初めて読んだタイプかも。 要斗が總一郎と同居し始めてから式見が水を差しにやってくるあたりまではフンフフーン的なノリで、要斗痛々しいな〜と読み進めていたんです。ところが、二人がそれぞれの在り方に答えを出そうと心を決める辺りから、それまでに描かれてきた葛藤のうねりがどどーん!とビッグウェーブとなって迫ってくるではない…
沙野風結子 奈良千春
しろたん9610
タイトル通り、少年モノ✕花嫁Bモノかつ忍者モノで最後まで面白く読めました。 萌え的には王道なカップリングで目新しさはないものの、俺様系攻めと健気受けがお好きな方にはドンピシャだと思われます。 おおまかなストーリーは、特殊能力を持った受けがその能力を狙われ、敵対勢力のリーダーの花嫁に…というドラマチックなお話。 カラダをモノにされるとその力も転写される、ということで、精通すら未経験なウブで…
沙野風結子 小山田あみ
ひみた
まずは読ませる文章でとても面白かった…。感情以外での感情表現も巧みで、官僚や経済は全然興味無いしよく分からない人でも、話の流れは陳腐ではないのにとても分かりやすかった。 オナクラという言葉が出てきて「なーんだ本番なしか」と客のように思ったけど(笑)シチュと言葉でもってめちゃめちゃエロい…筋肉や体液の静かな動きだとか、初恋や同姓との慣れない行為や羞恥がエチチでした。「鋳抜かれ」って初めて見た字面で…
さぼ
電子書籍で購入。 小山田あみ先生の挿絵が素晴らしい作品。 ごめんなさい、「中立」評価です。 「しゅみじゃない」と迷い、挿絵の評価をプラスしました。 私にしては珍しく、あらすじや皆様のレビューを読んでから手に取ったからでしょうか。 思っていた方向と違いました。 あれ?あれ?と随所に違和感。 なんでしょう? うまく攻め様の溺愛をキャッチができず。 たくらみのある、腹に一物…
165
『君といたい明日もいたい』の新装版です。 上記の方も読んだのですがそれに比べてとても読みやすくなっていました。 真相は知っていたので、恵多の迷走と章介のだんまりにハラハラモヤモヤでした。 章介が恵多のそばを離れられない気持ち。 逃げる恵多を強引に守って。 騙された恵多が章介を守ろうとする気持ち。 なぜ須藤の正体をお互い伝え合わないの? もうすれ違いが切なくて辛くて。 恵多…
沙野風結子 朝南かつみ
碧雲
誤解とすれ違いで生じた片思い。 莉一:幼い頃、隣に住んでいた医者の子。トラウマ持ち。➡ 外科医 采登:要領が良い。莉一と同じ学校に通う。莉一を独り占め。➡大学中退 ホスト 航希:不器用で真面目。大好きな莉一と同じ学校に不合格。➡弁護士 要領良い兄に、責めるツボを全部教えていたことに気付かない弟。 遅くまで灯る灯りは、帰らない両親を待つ灯台のようだ、という表現は抒情的で、 一人ぼっち…
湖水きよ 沙野風結子
番外編は、小説ではなく挿絵担当作家のコミカライズだった。 水師の保嵩が、予約なしで水治療を請け負った。 その枯れ人と恋愛をしているのではないかと、堤は怪しむ。 保嵩の浮気疑惑の巻。
沙野風結子 湖水きよ
奇病・枯れ人症候群を治療する水師の話。 九里保嵩 水師。枯れ人の治療後に、水人から水の提供を受けないと萎びて動けない。 九里響二 保嵩の弟。眼鏡をかけた会計士。水人。 堤 朔眞 地上げ専門の不動産屋社員。水人。響二に招かれて商談に来る。 九里兄弟が住む屋敷を地上げに向かった不動産屋、堤。 弟の響二が商談に応じて、家を訪問する堤。 堤は、玄関前の階段で兄の保嵩が倒れているのを発…