最新レビュー一覧

雪だるまは一途に恋をする 小説

伊勢原ささら  コウキ。 

雪だるま視点が新鮮!

ささら先生が以前Xでご紹介されていて、冬が来たら読もうと思い待機していました。
雪が降っているシーンでもあったかい空気が終始流れていて、光を感じるお話でした!
雪だるまのユキが神様(本文では違う表現)の力で人になるのですが、感情や考え方、動きがちゃんと"雪だるま"に由来していてとても新鮮で面白かったです。
ユキが出てくるシーンはふわふわとしてやわらか、琉たちの過去の話はヒ…

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若い男に恋をするおっさん騎士の話 小説

伊川伊織  宇良たまじ 

ふたりが会えてよかったと心から思えるお話

タイトルからライトなお話なのかな!と思ってましたがとんでもない。めちゃくちゃ心に沁みる愛のお話でした…何度も泣いちゃったよ。電子版です。

15年間続いた戦争、そこで戦い続けた救国の英雄リシャール。本編は彼の一人称で物語が綴られています。そのお人柄通り、あたたかくのんびりお話が語られていて。15年間続いた戦争のこと、仲間達が次々と戦死していき、最後に生き残ったのが自分だから救国の英雄なんて呼ば…

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偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

食を通して思いを交わす。読後感さわやかな人間ドラマ

受けが不器用でちょっと気の毒で可愛い。自分や親しい人の為に何を食べるべきか、食べさせるべきか。食を通して思いを交わす様に温かい気持ちになる。時代の空気を写し取るような絶妙な人物配置です。昔ながらの良き母像である祖母、仕事で多忙になりがちな現代の母、兄弟の面倒を見る過程で料理の腕を身につける長男の攻め。長い間の誤解を経て、共にキッチンに立つ母と息子。
温かな余韻と共に読後感さわやかな人間ドラマでし…

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「休日のご褒美」アンソロジー いい夫夫編 04 年下オメガは夫夫になって過保護なアルファを誘惑したい 小説

氷雨そら  倉吉サム 

すれ違いからの反動がすんごいな

予想していたストーリーの着地点ではあったけど、こういう焦れた夫夫関係のすれ違いものって大好き^ ^
結局あんたら両想いのラブラブなんでしょ!!ってツッコむところまでを含めて楽しんでいます。

国の政策で早々に結婚してる2人。天涯孤独になったアディを引き取るようなカタチでメイオールの籍に入ったアディは、メイオールが一向に甘い雰囲気を出さずに過保護な態度しか出さないもんだから、もしやパートナーじ…

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黒鳳凰の愛する小鳥 小説

鴇六連  羽純ハナ 

神仙界の鳥モフBL 一途やんちゃ攻めの愛に酔いしれる

「不朽の名作BL小説100選」、”ロマンチックな恋”部門を見ていて
とても気になり、手に取りました。
Kindle Unlimitedにて読めると知り大歓喜。

レビュータイトルどおり、やんちゃ一途攻めの愛に酔いしれてうっとり、
最高の読書時間を味わうことができました✨

神仙界を滅亡させるという凶禍の黒鳳凰。
雛鳥を殺せー
そんな命令に背き、秘かに自らの手で育てた烈(攻め)が

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若き竜王に求愛されて番の花嫁になりました 小説

八陣はち  戸帳さわ 

やばい

語彙力が失われるほど萌えた///やばいですこれ

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ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

最後にとろける、チョコのような甘いひととき

描かれる仕事の内容や様子が細かくてリアリティがある一方、専門的になりすぎていないので状況がイメージしやすく、とても読みやすかったです。
並行世界という設定が出てきた時点では、そちらで恋が進むのだとばかり思っていたのですが、最終的に主人公が元いた世界で想いを伝える選択をする展開にはグッときました。
ファンタジー要素を入れつつも物語としての納得感はあるので、ファンタジーが得意でない方でも、この作品…

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触れられない手できみを好きになったけど、蟹だから後ずさりしない 小説

いしだ赤月  笠井あゆみ 

サワガニBL

サワガニBL?って思ったら、読むしかありません。泣けます。笑えます。失敗させません。一度お読みください。一度読んだらサワガニファン??になれます。

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営業成績トップなのは読心術でズルしてるせいです 小説

川琴ゆい華  炬太郎 

読心術を得た営業マン、スリリング展開に読み応えありなお仕事BL

本のタイトルが絶妙で読みたくなる。受けが読心の異能を得る下り、ダークな雰囲気でなぜか笑うセールスマンを思い出したw 受けは自己肯定感の低い甘え下手なツンデレ美人。肉球ポーズで力付けてくれるサービス精神満タンの攻めが素敵すぎる。攻めの住居の快適そうなこと。気難しいネコがいつしか居着いてしまうように、手なづけられていく様がよき。後半、地面師を思わせるようなサスペンス展開でぐいぐい引き込まれます。営業セ…

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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 6 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

そーゆーことだったの!?Σ(°д°ノ)ノ

待ちに待った続き!
気付けば6巻!ドキドキワクワクで読ませていただきました⸜(*˙꒳˙*)⸝

どんどん追い詰められていく皇帝。
なりふり構わない妨害をしかけてきていて、もうダメだな、この人は。
疑心暗鬼になっていて、冷静な判断がついてません。
こんな人に負ける訳ないとは思ってますが、どんな結果を迎えるのか、楽しみです。

また、ベルナール皇太子所属の近衛騎士となった、先輩奴隷とな…

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