美しいこと 下

utsuikushiikoto

美しいこと 下
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神168
  • 萌×27
  • 萌14
  • 中立12
  • しゅみじゃない15

63

レビュー数
47
得点
922
評価数
216件
平均
4.4 / 5
神率
77.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
蒼竜社
シリーズ
Holly Novels(小説・蒼竜社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784883863433

あらすじ

松岡が気になる感情が、友情なのか恋なのかを知りたい。そう感じた寛末は松岡と頻繁に会うようになる。寛末にとって、明るくて楽しい松岡と過ごす時間はとても居心地がよかったが、その一方で、仕事ができて社交的、女性にもモテる松岡が、どうしてこんな自分を好きなのかと、卑屈にも感じていて…。そんな折、社内で大きな人事異動があり…。
恋に落ちた二人の切ないラブストーリー。

表題作美しいこと 下

寛末基文,家業手伝い,35歳
松岡洋介,会社課長,30歳

評価・レビューする

レビュー投稿数47

イライライライライライラ

上巻はひたすら痛く身を引き千切られるほど切なかった松岡視点でしたが、下巻は攻の寛末視点に移ります。
ここにきて、読んでる私のイライラがMAX!!
イライラ大爆発で、読んでる間中眉間に皺が寄ってたんじゃないかってくらい、もう兎に角ずっとイライラしてました。

2人の関係がじれったすぎて、ページを繰るスピードは猛烈にあがりますが、はたと気がついて勿体なくてじっくり読み直す、の繰り返しになってしまいます。
で、うじうじひたすら悩む寛末を見てまたイライラ。
松岡があんだけ頑張ってもどうしようもなくて、でも嫌いになれなくて、傷つくのを恐れてもう諦めようとした途端、今度は寛末がここぞとばかりに松岡を振り回します。
悩むのは結構というか、好きになった女性が実は……だったら普通まぁ悩むんですけど、それにしてもこの寛末という男があまりにも身勝手で、散々期待させて出した結論が

友達として一緒にいたい

って、お前自分に都合いいことばっかり言ってんじゃないよ、ムキー!!!
と思わず本に向かって叫びそうになりました。
ほんっとに煮え切らなくて、優柔不断でイライライラ。
そんな寛末続きをどうしても嫌いになれない、一途で健気でいじらしい松岡にもイライライラ。もうそんな男はやめておきなよ、もっといい男はいるよと何度も諭したい気持ちになりながら読んでました。

恋って理屈じゃなくって、本当に好きになってしまったらどうしようもない。まさに【恋に落ちた】男達のお話です。
ずっとイライラしっぱなしなんですが、お話としては素晴らしかったです。
ここまでの葛藤を書いてくれる作品はそうそうないので、それだけでも読む価値がありました。
【愛すること】までを読むと、やっと安心できると胸をなで下ろします。

1

せつなくて震えるぜ!

上巻の感想は上巻に書きました。こちらでは下巻のみの感想です。(愛しいことまで読後ですが)
松岡が気になる、この気持ちは何なのか。寛末の気持ちの決着を付けようと、また会い始める二人ですが、常に気遣いを忘れない松岡の姿が健気で切なかったです。寛末は、結局自分の松岡への気持ちが恋じゃないと結論づけますがなかなか言えません。酷い奴だとつくづく思います...。でも女だと思って恋していた憧れの人が実は男だったということを受け止めて、先に進むのは確かに難しいことだろうと、共感も出来ます。そんなこんなでなかなか煮え切らない展開がずっと続きました。
そんな中で、二人で温泉に行くシーンがとても良かったです。何気ない二人の絡みが胸にジーンときました。景色のいいところに登った時、寒がる松岡に寛末が自分の上着をかけてあげるシーンがありました。そんな小さなことでもなぜかキュンと胸が痛くなりました。
また、この巻は寛末視点で話が展開します。寛末から見た松岡は、寒がりで子供っぽいところがある様で、終始そのような表現が散りばめられていました。”子供みたいに両手でペットボトルを掴んで水を飲む”とか、”松岡を朝続きまで抱っこしていたい”とか、なんかとても可愛かったです。
色々あって最終的に結ばれるのですが、寛末の告白シーンがあまりにも冴えなくて酷いものでした。全然ロマンチックではないのに、今まで待たされてきた読者としてなぜか感動させられました。その後、松岡を抱く時に、前に乱暴に犯したことを忘れて『前にって誰と(やったの?)』と聞くシーンは本当に酷でした。松岡可哀想すぎます... それを機会に今までのことをしっかり反省して、大事にして欲しいものです。
本当に最後の最後で寛末が自分の気持ちに気づくので、読者としては少し物足りない感じです。なので、その後のお話である、愛しいことを読まれることを強くお勧めします。
愛しいことまで読めば、松岡が寛末に大事にされていることが分かるので安心できると思います。そこまで読んでやっと二人が幸せになるまでを余すことなく見届けた感じです。
最後まで読んで数日経ってから ああ、いいお話だったなぁ と強く感じました。神です。

3

イライラハラハラ

ヘタレで優柔不断で無神経で自己中心的でプライドが高くて要領が悪い攻と
健気でイケメンで仕事ができる受

攻には最高にイライラさせられ
受は最高にかわいそ可愛くて
この二人の行く末にハラハラさせられながら
ここまで読み手の感情を揺さぶる作品にはそれほど出会えないな
と思わせる傑作です

本編では攻を信用しきれなくて
「松岡が幸せなら寛末でもいいけれども
 お前本当に松岡を幸せに出来るんだろうな!?
 今度泣かせたら許せない!一生猫かわいがりして償え!」
と思いつつ読了したものでしたが、電子書籍で小冊子「愛すること」を読んで
ようやく松岡の幸せが見えて安心しました。
ぜひ本編で止めず、「愛すること」まで読んで欲しいです。

1

もやもや

元々は、日高ショーコさんのイラストに惹かれて購入しました。
木原さんの作品は「さようなら、と君は手を振った」もそうですが、攻めの人が結構酷いです。
この作品の寛末も、まあ酷かったです。女装した松岡に惚れはしたものの、男と分かってからは急に冷めてしまい距離を取ろうとする。
そのくせ、酔った勢いとはいえ松岡を乱暴に抱いてしまう。上巻でもイライラしましたが、下巻は上巻の比じゃなかった…。
とくに松岡の気持ちを知っていながら、恋人にはなれないけど友達として付き合っていきたいと繰り返す寛末にハラワタ煮えくり返りましたわ。
リストラが決まった寛末は就職活動をするものの上手くいかない。一方、松岡の方はメキメキと頭角を現し、出世する。嫉妬や劣等感を抱く気持ちも分からなくはないが、親切心から仕事を紹介する、と言ってくれた松岡への八つ当たりは大人げなかった。
寛末にさほど魅力があるとも思えないのですが、松岡はそれでも彼が好きであり続ける。
最後は松岡の気持ちが報われて良かったと思う反面、それで本当にいいのかという思いも拭えず…。
定職にもついておらず、優柔不断で、いつまた松岡を突き放すのか続きと思うと不安でしょうがない。ので、この評価にさせて頂きました。
日高ショーコさんの絵は間違いなく「神」でした。

1

いいじゃないの。幸せならば。

「美しいこと」松岡目線。
「愛しいこと」寛末目線。
奇しくも、上巻の前半で松岡が思っていた
「友達としてなら」という思いを、
下巻で寛末が抱くことになります。

木原さん自ら「あとがき」で、寛末のことを、
「優しく卑屈で、ちょっと無神経な」
「たちが悪い」男と評してましたが、
ハッピーエンドといっていいんだよね?
と松岡に訊きたくなります。
特に後半の怒涛の追い上げは、松岡がいうまでもなく、
寛末のテンションの賜物だと思うだけに、
感情の起伏にムラのある寛末が「また」醒めちゃうんじゃないの?
と安心できないのです。

ただ、木原さんの脳内妄想では「犬も食わぬバカップル」に
なり果てているそうなので、
結局のところ、
そっか、いいよ、松岡が幸せならば‥。
お見合い写真を手に生温かく見守る
おばちゃんになってしまうのですが。

1

なんだか

心に残るような残らないような微妙な作品でした…
最初から最後まで恋愛の物語、とありますがまさに終始恋愛に振り回される2人の話です。

上巻では松岡に何故早く男だということを言い出さないのかともやもやし、寛末への苛立ちは少なかったのですが(むしろ最初の方では少し空気は読めないが優しい人間だと感じていた)、
下巻では寛末の視点になることで逆に彼が駄目な人間だとイライラしてしまいました。視点変更でキャラの印象が変わることはままあれど、こんなに悪い風に変わるのも珍しい。
というより、思ったより寛末が松岡のことを大切に考えていなくて驚きました。
男だから駄目、と否定するのを躊躇うのも、全部自分が悪者になりたくないため。松岡の気持ちなど無視をして、期待を持たせては自分の不遇ぶりを嘆くばかり・・・

辛口になってしまいましたが、作者はきっとこれを意図して書いたのだと思います。
だからこそ最後に結ばれる2人にカタルシスを覚えた読者も多いのだと思いますが、なんだか最後の畳み掛けがそれまでの長い紆余曲折に見合ってないような印象を受けてしまいました。
もっとすっきりくっきり話をまとめて、続き上巻の1.5倍くらいの長さで収めてくれたら、まだ納得できて泣ける物語になったのかもしれません。

日高さんのイラストは最高でした。人目見ただけで印象に残り、挿絵がない部分でも終始イメージが鮮明に浮かんできて楽しかったです。ということで中立評価です。

1

初めての

木原作品でBL小説でした。
このジャンルお初がこの作品だったのですが、BL小説を読むきっかけになった作品でもあります。
人の複雑な心情、心の移り変わりを見せるのにこの二人のキャラクターを設定する辺り、意地悪だなと思いましたw
どちら側に立っても苦しいし辛いししんどいんです、それでも最後まで読ませる素晴らしい作品だと私は思っています。
まどろっこしくじれったく、心を沿わせるまで。
心が追いつくまで。
この人じゃないとダメだと思えるまで。

1

堪能はできたと思います。

上、下巻あわせた感想です。

この評価になった理由は、単純に読んでいて凹んだりムカついたりすることの方が多かったからです。
心の温度が氷点下なまま終盤まできて、ラストでも5度くらいしか上がりませんでした。

松岡の一途さが報われたというよりも、両想いになっても結局寛末に振り回されていることに変わりはないのではないかと思いました。
なのでこの先の2人のラブラブを見たいとも思いません。
これからの2人にどんな困難が待っているのだろうとゾッとする気持ちの方が大きかったです。

そんな風に思うのは、私が完全に葉山さん側の人間だからだと思います。
寛末に振り回される松岡がひたすらかわいそうでした。
寛末は、男を愛せるか云々よりも、他人を理解しようとする意志がかなり希薄なことのほうが問題だと思いました。
自分自身にすら無頓着なのだからしょうがないのでしょうが…
寛末にそこの所での気付きがあればもっとグンと好きになれたし、これからの2人に安心できたと思います。

初めての木原作品でしたが、1人の人間の良い面悪い面全てをそのままゲロッと見せられた気分です。
寛末の弱さや続き至らなさ含めて素晴らしいと思ったり、人間だものといった度量を示すことはできませんでした。
安易に人の心を覗いてはいけないという気持ちにも似ています。
木原さんの書き方は、人物の欠点を悪いこととして書いておらずありのままを見せている感じがしました。
なので、いろんな意見が出ることを大前提としている懐の大きさも感じます。
途中から、なんでこんな男の話を読まなきゃいけないんだと苦痛でしたが、作品自体に対する怒りはない気がします。
ある意味、木原作品を堪能できたのではないかと思います。
時間がたったらまた読み返してみたいです。

5

天使とグズ

なんというか、木原先生は受か攻、どちらか素晴らしい人間として書いて、もう一方を嫌なやつだと思わせるのがとても上手ですよね。
天使と言ってももちろん人間らしいところはあるし、
グズと言っても天使が惹かれるだけの良いところももっているのですが・・・

この作品の受とは私が結婚してもらいたいくらいです。どこまでも女性からみた理想の結婚相手がこの受ではないかと

大好きな作品ですし、BL小説としては箱の中・檻の外と一位を争っている神作品です

2

クズすぎる人間描写がすごい

激しく友人にオススメされたため、読んでみました。

ある程度BLには感情移入をして読みたいところがあるのですが、受けキャラの松岡がなぜそこまで攻めの寛末にこだわるのかあまり腑に落ちてきませんでした…というのも寛末がクズすぎて…!
寛末が人間的に素晴らしいという描写をされたのは上巻の最初のほうだけで、物語が進むにつれて、ただの煮え切らない優柔不断男にしか見えなくなってきたので、松岡が寛末に苦しい恋をする理由がわかりませんでした。読み込みが足りてないのかもしれません…。
しかし、上巻でかわいそうな境遇にあった松岡と対をなすように、下巻では寛末がかわいそうな境遇になってしまい、寛末という男が好きならばこの下巻はすごく楽しめたと思います。
特に、受けとの仕事の格差でがっくりと落ち込んでしまう攻めキャラってのはなかなか読んだことがない。クズで不憫な男を愛でたいときにはこの小説はかなり効くのでは…と思いました。が……個人的には合わなかったな。

3

痛ましく愛おしい松岡、読み応えのある後半

人は人の何を愛するのか……

松岡は有能で見栄えもいい営業マンだが、人に言えない楽しみを持っていた。
週末になると女装して街を歩き、美しい自分に向けられる視線に愉悦を感じているのだ。
ある日トラブルにあってボロボロだった「彼女」に、
ただ1人手を差し伸べ助けてくれた冴えない三十男寛末。
彼は女装姿の松岡に激しく恋をして、松岡もまた寛末に惹かれていく……
「おばあちゃんになっても子供になっても、
どんな姿になっても探し出してきっと愛してしまいます」。
寛末の熱烈なことばに、松岡は本当は男であると真実を告げたのだが……

                :

滑稽で愚かな人間くささが丁寧に描かれている作品。
感動……というのだろうか、じわじわと心の中に浸食してくるような物語だ。

「どんな姿でも愛して欲しい」
そのどんな姿の中に、性別は含まれていなかった寛末。
彼のような常識に守られて生きている人間には、それは乗り越えがたい壁だろう。
鈍感で優柔不断な寛末……

こんな寛末に、何故スペックの高い松岡がああまで惹かれるのか
私は本編からでは理解出来続きなかったが、
女装癖といい、描かれてはいないが
上手く日常を生きているかに見える松岡の持つ影の部分が、
あんな男に惹き付けられずにはいられないのだろう。
(ところで、日高先生の挿絵が美しくて、ダメ男がイケメンなのは如何なものか?)

その一途さは愚かで痛ましく、可哀想で愛おしい。
ただその愛おしさは、まるで手の届かない所にいる傷ついた雛鳥を見守るような
そんな感覚で、萌えとはおよそかけ離れた感覚だったが。


後半は、代わって寛末視点。
最後はハッピーエンドと言えるのだろうけれど、
肝はそこまでの「もう傷つきたくない、でも微かな望みに縋りたい」という
松岡の切なく揺れる心だろう。

確かに読み応えのある、人間を描いたドラマとして秀逸な作品だと思う。
ただし、やはり好きじゃないのだ……どうしても。
痛いのも辛口なのも嫌いじゃないけれど、
なにか、決定的に、自分がBL(あるいは愛)に求めるものと、違うとしか言えない。


*評価は、迷いに迷って「中立」に。
 読み応えや松岡への愛おしさは高評価なのだが、一方で趣味じゃない……
 妥協点としての中立とご理解下さい。

*表紙に描かれている花は、くちなしだろうか?
 花言葉は、「私は幸せ( I'm so happy )」。
 「清楚」「優雅」という意味もある。
 いつまでも朽ちない→永遠に咲き続ける、ということで愛の花でもある。
 欧米では、男性がはじめてのダンスパーティに女性を誘う時、
 この花を贈ることで知られている。


11

一気に読めました

女装して出会った男に惚れられ、自分も惚れる。
でも男だと告白すると離れる相手。
追いつ追われつじれったい恋。

なんてリアルな物語なんでしょうか。
リアルBLという感じでしょうか。
実際いくら素敵な人で一目惚れしても同性だとわかれば離れるよね。
気持ち悪いし。
その点、寛末は正直者です。
どう考えても彼の反応は正しい。

でも、むかつくんですよね。
その正直さというか鈍感さにイライラします。
松岡が健気で一途な分、嫌な部分が際立ちますね。
嫌いなら嫌いってはっきり言えばいいのに言わない。
一途な松岡は一縷の望みがあるのかと勘違いしてしまう。
でこっぴどく振られる感じになる。

寛末みたいな男が嫌いなんですよね。
寡黙でも男らしい感じならいいけど、優柔不断ったらありゃしない。
でもそこはさすが木原先生。
最後まで引っ張ってくれます。
イライラしつつ最後まで一気に読みました。

上手くいった時はほっとしました。
二人のかわいい恋にちょっぴり泣けました。

2

松岡、幸せになってね!

「できる松岡」と「ダメな自分」を比較して卑屈になっていく寛末。
だけど、それで勝手にイライラして松岡に冷たくするのは間違ってんじゃないの???

松岡は、寛末の見えないところでたくさん努力してる。
繊細で傷つきやすい本当の自分を隠して
弱いところを見せないように、いつも背筋を伸ばして頑張ってる。
相手の気持ちを考えて、いつでも気を遣っている・・・
寛末に対しては勿論だけど、仕事上でも同じように常に努力している。

「できる松岡」は最初からいたんじゃない、
松岡が頑張って頑張って努力した結果なのに。

寛末という人間は多分どこにでもいるような
世間に当たり障りなく静かに日々を送っている人物なんだと思う。
諍いを避けたいがために言わなければいけないことにも口をつぐみ、
嘘が嫌いだからその場を取り繕うようなこともできない・・・
相手や周囲には何のメリットもない、ただ自分が関わることに波風を立てたくないだけ。
でも、それって逆に身勝手な生き方なんじゃないの?と思えてしまう。
だから「ダメ寛末」のままだったんでしょ。

リストラ云々で松岡とも決定的に拗れて続き、半ば勢いで田舎へ帰ると宣言した寛末。
帰ると決断した時に松岡のことは一切考えなかったという寛末。
松岡が、かわいそうで・・・・かわいそうで・・・・・号泣。


でも!
結果的には寛末は田舎に帰って良かったんですよ。
お義姉さんや友人が本当にナイスな助言をくれるんです。
それが寛末の背中を押してくれることになる。

松岡を追いかける立場になって、寛末は初めて松岡の繊細さに気づく。
目線が変わると違う角度からいろいろな事実が見えてくるから
そこからの寛末の勢いというか、暴走というか。
ここにきて初めて「自分の気持ち最優先の寛末」で良かったな~と思える展開に。
振り回される松岡は本当に大変だったと思うけど・・・
一度松岡の「かわいさ」に気づいてしまったら寛末だって黙っちゃいられないでしょ。
まさにフィナーレへ怒涛のなだれ込み!!!って感じでした


男だから、女だから、という縛りではなく、
「これがこの人なんだ」と、その人物全てを肯定できたとき、
恋が愛に変わるのかな・・・と思う。
ただその人が愛おしくて、大切にしたいという気持ち。


ここから松岡はどんどん甘やかされればいい。
そして寛末は盲目に松岡を愛すればいい。
いままで辛く苦しい思いをたくさんしたから、ここからは甘々に突き進んでほしい。

辛い現実が続いたことで幸せ馴れしていない松岡だから、
大切に大切にしてあげてね、寛末。

2

いいじゃないの幸せならば

この作品を知ったのが最近なのでCDがあるのを知ったのも最近で、
皆さんご存知の通り「マジかーっ!?」ってお値段になってたけどどうしても聞きたくて頼んでしまって、
届くまでにおさらいで再読したら、もーっ、松岡くん!なんて可愛いのー!
松岡くんの可愛さ再認識です。同時に寛末のダメダメも再認識。
いいところを見つけようと何度読んでも、なんで松岡くんが寛末を好きになったのか腑に落ちません。
なんでいつまでも好きでいられるの?なんで寛末の前だと乙女になっちゃうの?
「あんなのにしなくたって」って自分でも言ってたじゃない。
でも寛末は江藤葉子の松岡くんを好きになったけど、松岡くんは女装してても最初から男の心で寛末を好きになったんだもんね。好きな気持ちは説明つかないよね。
うん、あなたが幸せならそれでいいです。「愛すること」でも幸せそうだったし。
なので(?)、寛末だけ呼び捨てにしてみました。
日高ショーコ先生、超多忙でしょうけど、これ、コミックスにしてくれないかなー。

5

あれ?あれれれ?

すっごく期待してた。この表紙日高先生、
そして巨匠木原先生。

ぶっちゃけ正直肩スカシ。
もっと凄い話を期待しすぎちゃったのかも。

女装が趣味な男性の恋愛でしょ?
あそこまでいっちゃうのが不自然というか。
どこまで綺麗だったんだろう……想像できない。

バレるまで女としてふるまう。
相手は自分に惚れちゃってて
色々すったもんだがあって
すんなりくっつかないのは木原先生ならではなんだけど
そこが面白いトコでいつもなら楽しいんだけど
今回のはくどかったな~って。
上下巻にする必要あるのかな~って。

もうあそこまでいったらアンハッピーエンドでも
私は良い気がする。

4

ふ、とした横顔。

「愛しいこと」
それに気づく寛末。

気づいてしまえば、あとはもう止まらない。
隣に居る松岡がいじらしく、可愛く、そして愛しい。

「愛しい」
とは、ふとした瞬間に感じる泡のようなもの。
寛末の心に確かにうまれたその感情は、松岡を優しく包み込んでくれるはず。

どうか傷つけてしまった分まで、めいっぱい幸せにしてあげて欲しい。



足りない
触れあっても触れあっても、まだ足りない。

寂しい
半身を引きちぎられるような。

会いたい
今別れたのに会いたくてどうしようもない。



ふたりの恋愛はまだ、はじまったばかり。

2

松岡さんの健気さに神

上下セットでの評価です。
ほうとうは萌2にしようとしていましたが、松岡さんのあまりの健気さに神をつけることにしました。(意味がわかりませんね)

というのも、話としては、リアルで、深い作品だと思います。読み物としてとても面白い。
ただ、私の中で、萌えがなかったというか…。BLを読んだときにある「うおお」と叫んでしまいそうな何かがなかったので、神ではないかな、と。
(これは本当に、好みの問題だと思いますが。)
でも、この近年稀に見る、健気な松岡くんに心を打たれ、もうこの健気さに負けて神でいいんじゃね、となった次第です。(やっぱり意味がわからないですね)
しかし、ストーリー展開、キャラ、文章ともにしっかりしていて、それこそ一般の小説といっていいくらいの作品だと思います。

萌えがなかった理由。
この本には、甘甘、ほのぼのといった単語はほぼないです。
BLにありがちな、「すれ違ってるけど、実は●●は△△のこと好きなんだろww」みたいなのもないです。
とにかく、せつない。もどかしい。先が読めない。
読んでいて、とても不安で悲しい気持ちになりました。

せつないもの続きは好きな私ですが、ここまでくると、松岡さんが哀れになってしまいます。

二人がくっつくまでが好きな私ですが、これほど、ラブラブになって二人の今後が読みたい!と思ったことはありません。
あとがきで、かなりラブラブになると書かれていた、その言葉ですごく救われました。
松岡さん、幸せになってね!

3

ゆるぎない寛末

下巻からはフォントも小さくなって、「愛しいこと」へと続きますが、ここからは寛末視点でのお話に変わるので、なおさら寛末の鈍感さや自分本位なところが露呈されて、もうどんどん嫌いになっちゃいました。
ほんとにこんな男のどこがいいんだ!!目を覚ませ松岡!優しいとこはあるかもしれない。でもちょっとズレすぎてやしないかあああっ(`Д´◎)
いや、わかってるんですよね松岡は。それでも好きなんだ。かわいそうだ。
そんな松岡が、ラストでようやく報われるのですが、そのときでさえも鈍感で酷いこと言っちゃう寛末。
もー許さん!ほんとにもういいの?こんな人で!…いいのね。
これを読んでから5年経ち、その間けっこう嫌い!と思う攻め様はいっぱいいましたが、いまだにこの人、5本の指に入る嫌いな攻めです。

ergoに掲載されていた日高さんの漫画も、ようやく意味がわかり、じーんと胸震わせています。このお話は、日高さんのイラストで2割増しじゃないでしょうか。
ここまで女装に違和感のなく、本来の姿でもなよなよしていないイケメン松岡像と、野暮ったいけどちゃんとすればイイ男ってな寛末像がぴったりで、しかもしっと続きりと色気のあるイラストは、お話の内容とともに心にずっしり残りそうです。

漫画にしても、読んだあとしばらく頭から離れないカップルっていますが、この二人も私の胸の中に引っかき傷を残したような、忘れがたいカップルになってしまいました。

3

最高です。

読んだことない人に是非おすすめしたい本です。


木原先生の作品の中で今のところ一番好きですね、松岡がもういじらしくていじらしくてしょうがありません。
上からこっちどうなるのだろうと不安が一杯で一気に読んでしまうこと間違いなし!


健気さ!がもう!もう!もう!


CDもおすすめです!

2

人を好きになるということ。

廣末さんは今後松岡がかわいくてたまらなくて、それこそ宝物みたいに大事に大事にするだろうと思う。
読んでる間は、もうじれったくてしょうがなくて何でこんな一途で健気な人を大事にしないんだよ!って思ったけど、同性を好きになるってほんとはこのくらいの葛藤がいるだろう。
漫画みたいにすぐ、思いが通じたりしないだろう。
だからこそ、最後はほんとに良かった。

もうどうしても続編が読みたくて、電子書籍を初めて購入してしまった。
何度も読みました。

3

とにかく松岡の健気さに心打たれました・・・

上巻で、江藤葉子は自分であることを寛末に告白し、松岡は冷たく拒絶されます。
二人とも深く傷つき別れますが、葉山を介して偶然再会してしまいます。
寛末を忘れられない松岡は、二度と寛末の顔を見たくないと思いますが、
何故か寛末は、駅で毎日待ち伏せをしたりして、松岡に近づこうとします。
期待してまた傷つく事が恐くて、松岡は寛末を拒絶しますが・・・

『美しいことでは』、松岡がぐるぐる悩んでいる姿が痛々しくて切なかったです。
寛末の、松岡が気になって気になって仕方がない気持も、分かります。
自分に対して好意を持ってくれている相手を、意識するのは人として当然ですし。
でも「恋愛かどうかわからないから確かめたい」なんて状態は、
松岡にとって辛いですよね、蛇の生殺しです・・・

最後の、泣き崩れる松岡の、
――早く好きだと言って。こんな気持ちから早く助けて。――
の心の叫びが、胸に痛かったです。


『愛しいこと』からは寛末目線で話が進みます。
離れようとする松岡を「好きになれるかもしれない」と寛末が引きとめ、
二人は頻繁に会うようになります。
しかし寛末は、続き二人でいる事は居心地がよくて楽しいけど、
江藤葉子に夢中だった時の様な、気持の昂りは持てませんでした。
でも、松岡とは一生の友達としてこれからも付き合っていきたい・・・
そんな時に、寛末は会社をリストラされる事になります。

優秀な松岡と自分との違いを身に染みて感じ、卑屈になり自己嫌悪する寛末。
自分を寛末が避ける理由が分からず、一喜一憂する松岡が痛々しい・・・
温泉旅行では、子供のようにはしゃいだり、恥ずかしがったりしている松岡が、
無茶苦茶カワイイです!
松岡は、一途なワンコちゃんですね(笑)

リストラの件を知った松岡、寛末に仕事を紹介しようとして逆に怒らせてしまい、
それがきっかけで寛末は実家に帰ってしまいます。
その時松岡が、寛末に必死に縋りつく様子が余りにも可哀そうで・・・
寛末ヒドイよ、あんた冷たすぎるよ~!と思いながらも、
同じ社会人として寛末の卑屈でどうにもならない気持ちも分かります。

結局最後は、寛末が松岡を追いかけて、二人はやっと想いを通じ合います。
私が切なく思ったのは、松岡が、寛末が一口吸った煙草を、
冷たい態度を取りながらもさり気なく携帯灰皿に入れた場面。
松岡は本当にいじらしいです・・・
あとは、温泉旅行の時に、居眠りから目覚めた寛末が自分を見降ろす松岡を見て、
――あぁ、葉子さんだ、本当に同じ人だったんだな――と思った場面。
寛末がどれだけ葉子を愛していたのかと思うと、胸が痛みました。

長い時間を掛けてやっと心を寄り添えた二人。
もうこれは「神」以外ありえません。

3

最後まで読んでやっとホッとした

読んだばかりなので、感情的なレビューになってしまってます。

もう上巻の中盤辺りから、寛末こんちくしょうと思いました。
こんな状態で終わる筈が無い想像できていても、ラストでやっとほっとしました。
もう途中は何度読むのを中断したか分かりません。
それほど合間合間に壁を殴りつけてました(笑)
別に、寛末は全てが悪い訳じゃないし寧ろ人間らしい思考回路で、現実男相手ということは、そう簡単に乗り越えられる壁じゃ有りません。
それを分かっていても、もっと松岡さんのことを気にしてやれよと。
松岡さんが健気すぎてきゅんきゅんしたのですが、言葉の端々で、寛末のことを気にして遠慮しているのが汲み取れ、それに気付かない寛末にもんもん。
相手のことを考えて、自分の感情を必死に堪える松岡さんに、自分のことばかりの寛末。
この関係がすごく良い反面、じれったかったです。
寛末は自分の為に嘘はつけても、松岡さんを傷つけないための嘘は言わないし、相手の言葉の配慮に気付こうともしない。そんな印象を持ちました。

たしかに初めに嘘をついていたのは松岡さんでも、いつまでたっても踏ん切りをつけずに江藤続き葉子に未練タラタラで責め続ける寛末にはイライラでした。

終盤も、はっきりしろよ!!と言いたくなりましたが、それでも、松岡さんのことを考えるように、松岡さんの言葉の意味をちゃんと捉えれるようになった寛末の心の変化に、これから幸せにしてやってな!!と強く願いました。

すごく、じれったく、すごく、人間らしくて、すごく、感情が揺さぶられる。そんな作品でした。
とにかく松岡さん可愛い(笑)
最後にほっとしたし、これからを考えるとじわぁっと幸せになれます。
ちゃんとお互いがお互いを認めて好きになるのには時間が掛かったけれども、そのぶん、これからは2人でいろいろ乗り越えられるだろうなと思います。
幸せになって欲しいと感じました。

4

傲慢で身勝手で繊細

人を強く思う事で、松岡は自分の心の底の弱い部分を露呈されていくのが分かります。
そして、思われる事で、寛末は勝手でご都合主義で人の気持ちをぞんざいに扱う自分が湧き出ます。

読み進めていくと、本当に本当に、葉子であった松岡と寛末の関係性が、見事に逆転していくのが分かる。
確かに寛末は、葉子を抜きにして松岡自身と向き合える――そう思ったから葉山とも別れたのだし、その気持ちに松岡の心は震えた。
「自分が転べば君が来てくれると思った」、そんな寛末の本音を聞いて、松岡はすぐさま泣き崩れたい気持ちでいっぱいだったのではないでしょうか。
松岡の気持ちが切なかった。
状況は違えど似たような経験をしている人間には、酷く感情移入して止まない部分だと思います。
出来る事なら私が松岡を抱き締めてやりたい衝動に駆られました。
「逆手に取らないで」、これがどれだけ悲痛な気持ちだったのでしょうか。


『美しいこと』から『愛しいこと』に移り、今まで松岡目線だったものが寛末目線となります。

寛末は確かに自分勝手なのだけれど、結局人間ってそういう所があるよね理由は違えど、という気持ちにな続きってしまうのは私だけでしょうか。
「松岡の自分への気持ちに、恋愛感情が抜けて友情になってくれないだろうか」なんて、随分な言い分だ。
けれどそれは松岡が葉子の時に寛末に思っていた事にも近く、それでもやめられなかった松岡は男として寛末を思う事となった。
ただ、寛末はそうなれない。寧ろ徐々にその松岡の気持ちが鬱陶しく感じ始める所に、更に自分を卑屈にさせる人生の転機が訪れる。
能力の悪さのせいだと自分を納得させるも、気持ちが追いつかない。
自分は頑張ってきた、会社の為にと文句も言わず左遷された通りに異動もした。なのにこれは何の仕打ちなのか――とグルグルしてしまう。
かたや松岡は、若くして課長に昇進する。あまりに自分と対照的過ぎて嫌気がさし始めた頃に、松岡の優しさと言う名のお節介が。


読み進めると、私も勝手だなとつくづく思うのです。
両者、似たような事をして似たような思いをするのに、私はどうしても松岡に肩入れしてしまう。
人間、好きな人にはとびきり優しい気持ちを持つのは当然なのは分かるんだけれど、どうしても『愛しいこと』の寛末に共感出来ないモヤモヤが残ります。
ただ言えるのは、それほど寛末も苦しんだと言う事。
自身の人生の窮地に、他人を考える余地がないのは当然だったし、ささくれだった心に松岡の優しさや気遣いは自分のせいだとは言え、すんなり受け入れられる程割り切れないものがあった。
葉子を死ぬ程追い掛けていた時とは180度変わる寛末の見方に、寧ろ現実味がありました。
葉子を通して松岡の目線で見た時の寛末の心の綺麗さは、今考えれば恐ろしい程の熱が上がっていたんだと思えました。


最後のあとがきで木原さんが仰る通り、これからは寛末が松岡に入れ込んでいくんだろうと思えて仕方ありません。
それにきっといちいち赤くなったり素直になれなかったりする松岡がそこに居て、寛末は謝ったりするんだけど「可愛いなぁ」と思って思わず口にしてしまう。
それで又松岡が赤くなって「やめろよ!」なんて言う、2人の小さく幸せな時間の生活。
頭に思い描くだけで、心がきゅうっとなって甘酸っぱくて、少し涙が出そうな続き。
お互いがしっかり思い合えるようになるまでの2年は、長いのか短いのか。
松岡はきっとそれを思い出す度に切なくなるし、寛末はそんな松岡の気持ちを汲んであげる事が出来るようになっているんじゃないかと、勝手に期待して止みません。

そして、日高ショーコさんの画が美しく儚くて、もっと見たいと思ってしまう。
上下巻の表紙を繋げて、何度もほうとため息を吐き、涙がじわりと込み上げてくる切なさに心が捕らわれます。

3

読み終わったばかりなので、感想は変わると思います。

私には、攻めが無限に悩み過ぎて訳がわからなくなっているところもあるんだろうなと思いました。

無職になったら、どちらにせよ恋愛どころではないですよね…

自分自身が色々、考え込む性格なせいか、気分が落ち着いている時しか読めないと思いました。

ごめんなさい。
私には少し期待し過ぎた部分が大きかったかもです。

2

良かった!

上下巻で同じ「神」評価をつけることに、
抵抗があったのですが、上下で1つのお話と
自分を納得させて、堂々の「神」評価です。

上巻では、松岡視点でのグルグルした思いを味わいましたが、
下巻はまさかの寛末視点!
ただ、木原さんは、読者が寛末に感情移入することを求めては
いないのではないかと思いました。
やさしいけど、優柔不断な男なので、そんな男の思考回路と行動に対する、
松岡の「つらさ」「グルグル」を見せることをしたかったのではないかと
思いました。

読んでいて、本当に松岡が辛くて→愛おしい気持ちになってきてしまいました。

とても良かったこういった作品は、
良すぎるがあまり、つらくて、2回目を読むことが当分できなそうです。

2

初の木原さん作品


上巻の中盤辺りから徐々に苦しくなり、下巻はとにかく辛かった。
そしておもしろい。何がおもしろいって、無神経で自分中心の寛末さんが。人を振り回しすぎだってば、寛末さん。w
ほんっと酷い奴ですが、憎めないんですよね。一番人間くさいというか。

けれど最後の最後に松岡の想いが報われて良かったです。
押してダメなら引いてみるですね(*`∀´)b

“愛すること” では、ふたりの後日談が見られます^^
幸せそうでなによりですよ。それにふたりとも凄く可愛い。

“美しいこと” “愛すること” たまに読み返したくなる作品のひとつです。

2

最高。

久々に「ああ、終わらないでほしい」
と読みながら何度も思いました。
シナリオが良いとか、キャラクターが良いとか
そういう次元はもう越えている作家さんでした。
BL以外にも、たくさん書いていってほしいです。

しかし、いろんな感情を引きずり出されて苦しいです。
でも、読んでよかった。ちるちるに登録して良かった。(笑)
とにかく最後は結ばれてくれてよかったです。

松岡のように人を好きになれなくなった近年
自分にも、ああいう気持ちは確かに、
あったんだと感じさせられました。

たくさん書きたいことあるけど、とにかく最高でした。

3

個人的には激痛な作品

どこに行っても大絶賛の嵐で、今ひとつ話にのめり込めない私はおかしいのか?と思ったのですが。

面白くないのかと言われたら、ぐいぐい読ませるし、設定も面白いのに・・・。でもでも、よーくよーく考えたら、私の中のトラウマが私も物語に入り込ませるのを妨げているということに気が付きましたよ。

そう、10年以上も前に私はまさに松岡の立場だったのでした。よくよく読んでみると、相手の男に寛末がそっくり・・・。(外人だったけどw)

そうだよ、そうだよ、「付き合えないけど、友達だけど、会いたい。気になるから」とか言われて、半年以上も振り回されたっけ。わたくし「好きだっていう気持ちを逆手に取られて」ました。(涙)そして、相手は私のそんな辛さにも気づかない。私にだって心があるんだと叫びたいけど、好きだから言えない。

好きじゃないなら嫌いって言ってくれれば諦められるのに、嫌いとは絶対に言ってくれない。寛末のように相手の為の嘘がつけない人でしたなー。

まさに、松岡のように過ごした毎日・・・。

海と距離のおかげで、1年で逃げ出せたけど、それはそれは苦しい日々でした。

だから、続き松岡のけなげさを見てても、昔の自分を見るようで、痛いのですよ。他の痛いといわれる木原作品はそもそも自分と全くかけ離れた設定が多いので、「ぎゃー」と思うことはあっても痛くない。この作品のほうがリアルな分だけ、非常に痛いです。

と、とにかく破壊力ありすぎです・・・。あー、思い出すと涙がとまらんです。こういう恋愛をしたことがある人には、地雷スイッチともいえる作品かと。(それだけスゴイってことですが)

ま、物語的には幸せに終わって良かったと思います。ある意味、二人とも大人だったから出来た結末だったのかなーと思います。20歳そこそこの二人だと、私のように耐えられなくなって逃げ出しちゃうし、相手のように追いかけてこないで、終わってしまうので。そういう意味でも、地に足のついたラブストーリーかなと思いました。

5

リアルがここにある

「美しいこと」では、完全に2人はつながれません。まだ2人の物語が描かれるスタート地点までを描かれています。

「愛しいこと」ではやっと希望が見えた2人のその後が描かれています。しかしここでもそう簡単に2人を幸せにしてやらない木原節がバンバン効いてました。
前回より更に寛末sideにイライラしました。どこまで松岡を傷つけたら気が済むんだというくらい無神経さ。それと優柔不断さも。もおこの男にこの性格を直せと言われても無理なんだろうな、なんておもっちゃったり。

健気な松岡は好きになってもらおうと努力しました。そんな一途で純粋な心までも自分に災難が降りかかったとき簡単に無碍にするあの寛末の態度に腹が立った。そりゃそうだ。

結局すべて失ってから大事なものに気付いた寛末は松岡のもとへ会いに行きます。「もおあんな思いはしたくない」と平然を装っていた松岡の態度に初めて感じた松岡からの“冷たさ”。その態度に傷つきはしたがそれでも最後はちゃんと自分の気持ちを松岡に告げます。

あんなに傷ついたのにそれでも見捨てることができず、寛末への想いを消すことなんて出来なかった松岡が読み手として続きも愛おしかった。年齢は寛末より下ですが、松岡の方が何倍も大人で包容力があり優しくて魅力的だ。

最後の最後にやっとつながれた2人。これまでが苦しくて先が見えない状態が続いた分、ラストの2人のイラストはすっごく幸せそうで泣きそうになりました。

男と男が付き合うって簡単じゃないですよね。ノンケ同士ならなおさら。人を想う気持ち、傷つけられる痛み、愛するということ、愛されるということなど、恋をする上で全ての人間に共通するものを非常に繊細でリアルに描かれています。ぜひ、たくさんの方に読んで欲しい作品です。

5

上下合わせての感想です

女装して騙してるのにどうしてあんなに積極的になれるのか不思議な松岡と、勘違いしてその気になってる寛末の乙女チックなやり取りに赤面するやら腹立たしいやら楽しかった。それが一変、後半はあまりに松岡が哀れなので哀れを通り越して思わず笑ってしまった。寛末と自分の恋心に毎度懲りもせず振り回される様は、喜劇の主人公のように滑稽ですらあった。だから余計悲劇的だった。話の区切りで視点が変わることはよくあるけど、この作品は最後まで松岡視点で読んでみたかった。

3

最高

松岡視点「美しいこと」のラストで号泣です。
ずっとマイナスだった関係がプラスマイナス0に戻った瞬間、脆い感情を吐露する松岡の説得力のある一言に、胸が苦しくなりました。

寛末視点の「愛しいこと」では、熱が冷めてくれないかな、という寛末の本音にざわざわ。
とはいえ男の嫉妬からくる卑屈さで松岡を突き放した寛末の狡さや弱さは、きっと誰もが持っている部分じゃないのかな…と思います。


上下巻通して電車、駅、踏切などのシーンが印象的。
これからの二人に幸福と不安がないまぜになったジェットコースターのような日々が待っているかと思うと、甘く切ないラストシーンで胸が詰まる思いでした。

紙の上の人物とは思えないほど人間臭く生々しい感情を見せてくれた、松岡と寛末という存在がとても愛しいです。
BLという枠を飛び越えてたくさんの人に読まれてほしい、素晴らしい作品だと思います。

3

寛末ー!!

えー下巻です。
優柔不断の寛末×けなげな松岡です。
あいかわらず、先が読めない作品でした・・・。なんというか、最初の方の寛末の優柔不断・無神経さに腹が立ちました・・・。
松岡に期待させるようなことばっかりするなよ!!
少しは松岡の気持ちを考えろヾ(。`Д´。)ノ彡自分の事ばっかりじゃねぇか。
途中でなんで松岡は寛末の事好きになったの?って思って、上巻をもう一回読みましたが、なんだかなぁと・・・。しかもだんだん寛末の方が受けに思えてきたし・・・
しかし付き合うことになったという所で話が終了したのでキレイに終わったなぁとは思いましたが、松岡は寛末に時計を返したのか?とか、寛末は、これからずっと実家の手伝いをするのかとか、なんか色々気になる事があるので後日談とかがあれば読みたいです。

2

ロイス

海星様>
コメントありがとうございます(^-^)
すみません・・・今初めてコメントをみました・・・。
CDの方はぜひとも購入しようと思いますww その後の話は・・・全サなんですよね。うわー気になります。どうにかして手に入れたいですね。

海星

ロイス様 はじめまして^^
時計の話は、BLCD「美しいこと」「愛しいこと」のブックレットに掲載されてて、
寛末の件や松岡とのその後は、全サ小冊子「愛すること」で読めますよv

見事な心理描写!

私はこの作品で木原さんを知り、その筆力にまんまと捕らわれてしまいました。
さて、美しいこと上の続きです。
この作品は松岡、寛末のどちらに肩入れしているかで随分と印象が変わるように思います。
私は上で松岡のいじらしさ、健気さ等に惚れて彼の方に思い入れがあるので上同様に読んでいて松岡が可哀想で可哀想で。
そりゃ真剣に好きだった相手が実は女装した男だった。なんていう寛末の気持ちもわかっているつもりなのですが…。
今回そのほとんど寛末視点で物語が進行していくので寛末の考えている事がわかります。
ちょっと薄情なんじゃ?と思うシーンや、答えが出せず松岡に頼る場面にモヤモヤイライラもありましたが最後の新幹線からのシーンで全て帳消しになりました。
ホテルのシーンからは涙腺がずっとゆるくなりっぱなしでした。やっと思いが通じ合ったシーンで泣いたのは初めてです。
読後に小冊子の愛することを読むと更に泣けます。というか個人的にこれを読み終えて初めて完結した。と思いました。
小冊子の方は入手困難なようなので何かの作品の後ろにでも是非収録してほしいです。
美しいこと購入当時から木原作品を何冊か続き読みましたがこれは初心者には薦められないかなぁ。という作品も何冊かありました。
そんななか美しいことは割りとすんなり受け入れられる木原作品だと思います。
まだ未読の方、木原作品を知らない方には是非読んで欲しい作品です。

3

影の功労者

私は葉山が好きかもしれない。
もしかして葉山は確信犯なんだろうか・・・?とか思ったりして、友人とこの件について語ってみました。

いくらなんでも元カレは式には呼ばんでしょう→でも松岡は同期だし呼ぶよね→寛末はやっぱり普通は呼ばんでしょう→おまけに隣の席だよ!→葉山、あんたもしかして二人の関係に・・・・・

葉山が結婚式に呼ばなかったら、こういう展開にもならなかったんですよね。
本当にありがとう!葉山~!!

3

切ない・・・!

視点がかわって寛末サイドからのお話になります。
上巻は松岡のいじらしさ、頑張りに寛末にいらっときてましたが
・・
寛末の気持もわかる。そうだよね・・・。
わかるけど!!・・とにかくラストまでハラハラさせられっぱなしです。
涙なしでは読めません。

この下巻を読んだ後は是非全プレの続編「愛すること」を読んで
頂きたいです(^^)もうオークションなどでしか手に入らない(高価です・・)
のですが「美しいこと」は「愛すること」を含めてひとつの作品になってる
ような気がします。

「美しいこと」この作品はほんとうにいいです。
是非読んでみてください!(^O^)

0

恋愛ってエネルギーがいるね

恋愛の浮き沈みを松岡と共に味わえました。
「女装」という悪癖に最初はひいたのですが、いや~松岡、むちゃくちゃいいです。
今までに読んだ木原作品の登場人物の中で一番好きだー。


上巻の前半は、不器用な優しさを持つ寛末に、少しずつ惹かれていく松岡の気持ちが丁寧に描かれています。
江藤葉子目線で見る彼は、本当に優しいです。

女装は完璧でした。
行動も女性的です。
男だなんて欠片の疑いも抱けないでしょう。
騙された寛末、憐れです。

しかし後半以降はひたすら寛末にムカつきました。

これ以上松岡を傷付けないで。
傷口に塩を塗るようなまねをしないで。
自分だって江藤葉子の行動に一喜一憂していたのになぜ分からない?

寛末は決して心底鈍いわけではない。
気付いていても気が回らない、人の気持ちを思いやれない、自分中心の無神経な男です。

こんな残酷な男に一途で必死な松岡のことを思うと、もうつらくてつらくて。

終盤寛末に「好きだ。」と言われ、
「俺は何もしてない。前みたいに頑張ってもない。」と不思議がっていましたが、
「押して駄目なら引いてみろ続き
恋は駆け引きですよ、松岡くん。


話題の小冊子は昔の私なら何としてでも手に入れたことでしょう。
歳をとって少々枯れました。
何かに再録される日を気長に待ちます。

3

攻←受好きにとっては垂涎もの

読了しました
泣いた泣いた!
いやーまじおすすめです
描写が具体的で緻密で地に足が着いていて
それでも新鮮な話の運びに すげーとおもいました
受の方が想いのベクトルが強いのが好きな方はツボにはまると思います
ひさびさに ああ 本を読まなくては と思わしめた一冊でした

3

恋とはこんなにも苦しいものなのか、、。

今まで最高に、感情移入して、イライラし、憤り、悶絶しました。
苦しくて、ページをめくる手が何度も止まり、テーブルを叩き、寛末の馬鹿~と呻いたことか。

噂に聞く人間の嫌なところを描かせたらNO.1の木原先生。
嫌な感じが、、もう恐ろっしくリアル。
この作品が初読みですが(ちるちるさんで知った)、描写力、ストーリー運び、圧倒的な筆力、、、コレが木原音瀬か。
というかBLってこんな作品もあるのかぁ~と思いました。
すいません。無知で。
読んでよかった。というか読むべき。
木原さんの作品は萌とか属性とかそんなくくりは陳腐だ!とすら思ってしまう。
ああ、なんか上手く言葉に出来ません。私の頭では。

しかし、あまりにも痛くて苦しくて、、正直精神状態が思わしくないときはヤラれる。
ほんときつかった。フウフウ、、。
こんなんで他の作品読めんのか?でも読みたいよっ。
これをサラリと読んで面白い~と言える人の健康さが欲しいわ。

松岡は、思いやりがあって、相手のためなら優しい嘘もつける人。
大人の優しさってこうだって思う。私もこんな人でありたいなぁ。
つうか、結婚し続きてくれ松岡!いい男だよ。
自分の気持ちよりも寛末を思いやる、健気な松岡が愛おしくて堪らなかった(泣)
な~の~に、寛末は松岡を露ほども大事にしない。松岡に気を使ってあげられない。
どうしてそんな事を松岡に言うの?そんで言わせるの?
どんだけ無神経なんだ!無神経ってなんて残酷なんだ!もう止めて~!
ふう、、私も気をつけよう、、。←つい興奮。

いつもならどちらかに感情移入して(だいたい受で)読み進めるのですが、私は松岡の友人のような目線で読みました。
なので、思ったよりは泣なかった。ちょいちょい泣きましたが。
松岡の気持ちは解からなくも無いけれど、寛末のような男をどうして思い続けられるのか?
いや、思い続けているというよりも、傷ついても、もう何度も心は折れても、諦めても、心から追い出すことが出来ないのだ。
私は寛末のような男は嫌いだけど、そのどうしようもない恋心はわかる。
わかるから苦しいし、悲しいし、寛末が憎い。
つらい恋をする友人に諭すように、止めなよ~、傷つくだけだよ~、どうしてあんな男がいいの?と私は言い続けながら読んでいました。
だいたいは早くくっつけ~って思うのにさ。
もう、寛末が憎くて憎くて松岡を渡したくないとさえ思った程。
腐女子にあるまじき!
それだけ物語に入り込んでしまった。
何年かたったらまた読み返してみたい。寛末を許せるだろうか?←相当憎い!!

苦しくて大変なんだけど、一度読んだら読まずにはいられない。
木原作品ハマりそうです。




2

数年したらまた「読み直したい」作品。

この作品の上下巻ともに読み終えてから
なんともいえない不思議な感情がぐるぐるしていました。

自分は松岡と同じような状況になったことがないので
共感できる部分というのはありませんでした。
ですが読んでいるだけでも松岡の感情などが伝わってきて
涙が出そうになりました。
寛末の一言一言が痛いです。
そのぶんリアルさを感じさせられました。
リアルだけど、現実で考えてみたらどうなのだろう。
もしも本当にそんなことがあったら悲しすぎる。
当たり前のことなのかもしれないけれど

すべての思いが報われることはない、

というのがよくよく分かりました。
好きになった相手の「性別が違う」ということ知っただけで(いや、大きなことなのかもしれませんが)
あんなにも感情は変わってしまうものなのだなぁと。
自分は恋愛に関して疎いので勉強にもなります^^;
私はすごく、すごく好きになった相手ならば
男だろうと 女だろうと 人外だろうと
あまり感情に変化はないのではないか、と思っていたので。
実際自分がそうなのかもしれませんが←

上巻を読んでいるととても悲しくなり続きました。
ですが下巻を読んで救われました。
下巻を読まなければ闇をさ迷うことになっていたと思います;

もう少し、人生のいろいろな経験値を積んでから
また、「読み直したい」 そう思える作品でした。
そうすれば共感できるところ、理解できるところが増え
今より数倍たのしめると思うので^^;
そしたらきっと号泣してしまうと思います。
すばらしい作品に出会えてよかったです。

2

それが恋なんです

上巻では松岡視点でしたが、下巻は割と寛末視点だったと思います。

上巻の続き、松岡・寛末・藤本・葉山のWデート(?)から始まります。
相変わらず松岡と寛末の間はぎくしゃく(^_^;)
このまま仲が悪いまま終わってしまうのかと思ったんですが、このままでは終われない寛末は松岡にちゃんと好きだと言えるまで待って欲しいと言います。
そのあと2人はよく会うようになってちょっといい雰囲気…!と思ったんですがやはりこのままでは終わるわけもなく(笑)

寛末はちょっとダメ男すぎますねw
確かに松岡はこれから昇進していくのに対し自分は…と落ち込むのもわかりますが、松岡は善意でやっているのに。さらにあんなセリフを言っておいてやっぱり友達としか見れないとかちょっと寛末にイライラしてしまいました(^ω^#)
ただ松岡は本当に真っ直ぐに寛末が好きだったんだと思います。
最後はハッピーエンドなんですが、最後の最後まで、ええい!寛末はっきりせいや!と思って読んでました(笑)

寛末は"男だから…"と散々松岡に対する想いに決着をつけるのに戸惑っていましたが、離れたら会いたくなって、話したくて、続きずっと松岡のことを考えてしまうってそれは立派な恋ですよ…(笑)

1

号泣です

ラスト、泣きすぎて気分が悪くなって、なぜかゲロを吐いてしまいました。なんでやねん。
レビューの多い人気作品なので、あらすじめいた話は割愛します。

この小説は、受けの松岡がいいんだよねぇ。
後半は攻め視点なんだけど、受けの切なさが、間接的なのにダイレクトに伝わってきます。で、それに気づかない攻めにかなり苛立つ羽目になります。
いいひと特有のウザさを書くの、木原音瀬さんは本当に巧いなと思いました。意識的に書くのって、意外と難しいと思うんだけど。
でも攻めの葛藤も分かる。そりゃあ簡単にゲイにはなれないよね。リアルだと思う。
最近のあまたのBL本は、ゲイへのハードルなんてあってなきがごとしだけど、それが幻想なのは分かってるし(幻想を楽しむものだから、それがダメという意味ではなくて)。

あと挿し絵が日高ショーコさんで良かった。松岡がちゃんと30代のイケメンだったので。どう見ても10代の女の子にしか見えない30歳の挿し絵だと、ちょっとガックリなのでw
願わくば攻めをもっとダサダサのモッサリに描いて欲しかったかなー。

つーかこの続編小冊子で、評価の高い『愛すること』なんですが、今、オークション続きで一万円の値段がついてますよ…orz
高けーよ!どんな嫌がらせだよ!
ええ、でも絶対に買いますよ。
コノハラーむつこです。

6

むつこ

>>ミドリさん
もちろんまっしぐらですとも!定期的に萌えを補給しないと死ぬ体質になってしまった!
ほんと松岡には泣かされまくったァ…。でも萌えたのはあの鈍感でムカつくヒロスエ(キライじゃないんですがw)のおかげですよねーwだって松岡みたいなイイ男、ふつうに恋してたらあんなに苦しまなくて済むもんw

CDは買ったことないんですよ。ハマるのが分かってるから、手を出すのが怖いんですw
上巻だけのCD…鬼すぎるww

ミドリ

わーありがとうございます、萌えまっしぐら・ミドリです(笑)
でもむつこさんもかなり萌えまっしぐらですよね(笑)!?好きですvv(告白。笑)
愛することの中でも寛末にかなり冷や冷やさせられるシーンも多いんですけどね。
なんでこんな男がいいんだ松岡!!と終始思ってました。
そしてますます松岡が愛しくなります。私の持ってるBL作品のNo.1攻サマを彼に紹介してあげたいくらいでした。
5月発売のドラマCDにこれは収録されないのかな?!と楽しみにしてるんですが。
正直美しいことのCDにはがっかりしてしまったんで…まさか下巻は収録されてなかったなんて。
痛いだけのCDになってしまいました。

むつこ

>>ミドリさん
一万五千円…うはー、泣きそうw
もちろん買いますです!さんざん泣かされたんだから、ラブラブイチャイチャを見るまでは死ねません!
本編のセックスは二回あったけど、どっちも受けにとったら悲しいセックスだったもんね。
一回目は痛いだけで。
二回目はトラウマいっぱいで、行為後も幸せを満喫しきれてなかったし。

ラサタニカのこともそうだけど、ミドリさんの萌えまっしぐらっぷり、超好きですw

むつこ

>>弥七さん
スイマセン、汚くてw
評判が高く、泣きましたという感想をたくさん読んで期待値を上げまくった状態で読んだんですが、私もそれでも泣きまくりでした。
一万円はまだ途中経過なので…ミドリさんは一万五千円らしいっすよ…(涙)
もとは確か800円ぐらいだったような…。

ミドリ

愛すること、私も1万5千円で手に入れましたよー
でもでも、手に入れて満足です。
というか、これを読まないと美しいことは終われないです。松岡も報われない! 
なんで、むつこさんにも早くお手に取っていただきたいです!萌えてください!!
ラブラブな二人を、松岡にメロメロな寛末をご堪能ください!

弥七

  ゲ、ゲロ!! すいません。思わずツッコミを……。
 でも、泣きましたね~私も。
 しかし、小冊子が1万にもなっているとは……。すごいですね。

今後の二人を想像するとニヤけます

上巻を読み終わり、その足でそのまま本屋にかけこみました。
結末までこの妙に落ち着かない気持ちを継続させたくて、
挿絵を見るのを我慢して、その日は帰宅したのを覚えています(笑)

上巻でも嫌ってほど、寛末の優柔不断さ、じれったさを味わいましたが、
下巻になったら、寛末視点になるので、それがさらに2割3割増しになりますw

上巻だけでは分からなかった寛末の心理描写が特に書かれているので、

「あー・・・そうかー、なるほどねぇ・・・」
と思うこともあれば、
「うぉい゛ぃぃぃぃぃぃ~ッ、寛末ぇえええええ~」
と無性に叱咤したくなる場面もあります(笑)

松岡の視点を先に読んだものだから、ついついこの恋愛が成就してほしいなぁ、と
思ってしまうのが読み手の心理ですが、
実際考えてみると寛末のように
もともと女性を愛していた人間が突然同性に恋をするという移行は
そう簡単なことじゃない。

この恋愛は成就してほしいけど、
寛末が戸惑いを感じてしまうのも無理ないか・・・と思ってしまいます。
このジレンマはなかなか味わえないと思います。

二人の性格がくっき続きりと分かれているので、曖昧なところがなく
それぞれの心理描写がはっきりとしていて、感情移入しやすい作品だと思います。

とにかく読み始めたら、終わるまで手がとまりませんよ!

小冊子・・・私も読みたいなぁ・・・とぼやきつつ。
上下巻ともに、ぜひ読んでみてくださいww

3

読み終わってほっとした…

松岡の気持ちが報われるのか・・・。
報われます!
しかし、気持ちが通じ合うまでの道のりが遠すぎる~!
結婚式での再会は、ドキドキしちゃいました。
だって逆襲の松岡なんですもの!
しっかし、寛末ってニブイんだなぁ・・・、もっと早く気づけよって言いたくて仕方なかったです。
もう胃がいたくなるほどじらされました。
最後は今までの辛さを埋めるみたいに甘々で、たまりませんでした。
この続きは、某全サで読めましたが、そちらもかなーり松岡が一人で悶々してました。
いいです、この二人!

4

読者も罰をうける下巻

寛末基文は、騙されていた。
自分が恋した女“江藤葉子”が男だと知った。
容姿に惹かれたわけじゃない
彼女が、おばあちゃんでも子供でも何者でもかまわないと思った。
でも・・・“男”であるとは思わなかった。
ゲイじゃないという松岡洋介が自分を好きな気持ちがわからない。

松岡洋介をどこへも位置づけられないまま・・・
いつも彼を思っている。
こんなに誰かのことを考えたことはなかった。
でもこの気持ちが恋なのか友情なのかの区別は自分にはつかない。
ずるずると答えを出さないまま、彼を縛りつけてしまう。
居心地のよい彼の隣りで、彼を傷つけているズルイ自分。

と、いうのが下巻のお話。

上巻からバトンタッチ下巻は、寛末基文視点で描かれます。
下巻では、上巻で松岡洋介とともに寛末基文を騙していたツケを罰を
読者も一緒にうけることになります。
“江藤葉子”は、消滅してしまう。
あんなに優しかった寛末基文も消えてしまうわけです。
楽しかった日々が泡のように消えて
それでも寛末基文の気持ちの変化を読者も根気よく待ちつづける。
ページをめくってもミラクルは訪れな続き
寛末基文の言動に一喜一憂しながらビクビクとエンディングを待つ
このじれったさ、やるせなさを味わうのが読者への罰ですw

7

何が恋で、何が愛なのか

主人公の松岡の健気な純情を、いとも簡単に放り投げてしまう寛末。

男性同士の恋愛は難しい?
その境界は何?
外見で全て判断してしまうもの?
中身が一緒でも想いは冷めてしまうのか?

何が恋で、何が愛なのか。

色々考えさせられた作品。

深すぎて、かなり重い話なので気合を入れて読みましょう~。

1

こんなに気になるのは君だけなんだ 

気になるから何をいってもゆるされるとでも?( ^ω^メ )
読み終わってから結構日数経ちますが、相変わらず寛末をみると「イラ」っとキマスネ。
どうしてだろう。
それは松岡が可愛いからだよママン。

いったりきたり、付いたり離れたり。
心臓にはとにかく悪いですが、とりあえずハッピーエンドで終了です。
最近さ、たまに死エンドってあるんですけど、これはもうね救いようがないからね。
ゲームとかならやり直しが聞きますが、物語となると話はべつ。
切なさで胸がはちきれますからね。
自分が嫌悪を抱く人間にはとことん冷たいですが、一度好きになったら、寛末さんは熱い人間です。
大事にして、甘やかして。まっすぐで。
松岡もこれで安泰だと思いますよ。
ラブラブな二人の生活を送ってほしいなと思います。
大好きだ松岡(シツコイ

2

後半の怒涛の展開が切ない

ネタバレおおいに含みます。

松岡にさんざん期待させておいて、やっぱりダメでしたって。
ちょっとほんとに寛末さん!!!!!
それでも離れてみて初めて気づく松岡の大切さ。気になる、気になる…
そして再会して、無神経に接する寛末。
やめて!やめてあげて、これ以上松岡の傷をえぐるのは…!!!
大変イライラさせてくれる寛末さん。
でも松岡くんに無碍にされて落ち込む寛末を見てると今度は寛末のほうになぜか感情移入…
松岡、待って。やっとこの人気づいたんだよ、何が大切か。
まだ見捨てないであげて…!
そして再会。
お互い気持がだだ漏れなのに、なんで素直に言えないんだろう。
松岡は寛末に散々気持ちをもてあそばれて捨てられて、そのトラウマがあるんだろうけど、寛末…!!!
男見せろよ!ここで!!!
で、やっとの告白もなんか頼りない…ダメ寛末……
なんだかんだでHもできてハッピーエンド…?ってかんじだったけど、
全サの続編「愛すること」を読んで、一安心。
なんか…寛末メロメロじゃん?よかった。。。
寛末は松岡をあれだけグルグルさせてトラウマ作らせて泣かせて、いろんなこと続きしたんだから、責任とって幸せにしないとだめだと思う。ほんとに。
ほんとにお願いしますよ寛末さん。

なんか「よかった…」っていうよりホッとした。ほんと。
松岡の幸せを願うばかりです。

6

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ