散歩したのか? 俺以外のやつと

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表題作生贄のお勤めは、

犬神様
蛍・生贄になる村の若者

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下イラスト

あらすじ

蛍の暮らす限界集落では10年に一度、生贄を犬神様に差し出す代わりに村は守られ繁栄するという犬神教が信じられていた。
村は過疎化が進み、唯一の若者となった蛍は村を守るため生贄として犬神様のもとへ出向くことを決意する。
しかし、犬神様は都内某所の高級タワーマンションに暮らすスケベで横暴な人嫌いで――。

【描き下ろしあり】

作品情報

作品名
生贄のお勤めは、
著者
博士 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758079976
4.2

(394)

(208)

萌々

(120)

(47)

中立

(9)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
38
得点
1670
評価数
394
平均
4.2 / 5
神率
52.8%

レビュー投稿数38

生贄モノなのにほのぼのでえっち

神様に愛される生贄ちゃんのお話はそこそこありますが、ここまでほのぼの感満載なのは少ないかも?

神様がワンコと人とその中間、いろんな姿になれるのが要因のひとつ。そして、生贄ちゃんの朗らかな性格がふたつめ、かな?

ほぼほぼお年寄りで人口が構成されている山奥の限界集落には、犬神様の伝説と生贄の儀のが残っている。生贄を贈るのは、10年に一度。本当は女子を贈るのが一般的だが、女子がいないので選ばれた蛍(ケイ)くん。ヘリコプターが現れたときは『ギャグマンガなの?』とちょっとギョッとしましたが、そのあとはほのぼのワンコ×どちゃシコワンコまんがでした。好き。

役立たずかに思えた神様はちゃんと村を救ってくれるし、生贄を殺したりしていないし、咳をする蛍くんのことを気遣ってくれるし(ただしわかりにくい)、いろんな場面でそういうモノローグがありますが、一方的に生贄を送り込んで願いを押し付けてくる人間って・・・とちょっと思いました。神様も大変だな。

あとは!なんと言っても魅力的なセックスシーン!美しい作画も相まってとってもエッチです。これは18禁版買って正解!

最後に大好きな♡シーンを羅列。
・トイレの背面座位シーンで蛍くんの両脚をガバッとして奥まで突き入れるかみさま♡
・人型かみさまとの正常位でだいしゅきホールドをかます蛍くん♡
・かみさまと再会して自分から求めちゃう蛍くん!の!スニーカー!!(パンツ履いてないのにゴツめのスニーカーを履いているというアンバランスさが最高に好き

0

肉球最高

神様がビジネスに成功してタワマンに住んでいるなんて、どんだけぶっ飛んだ設定なんだ…!とびっくりしたけれど(笑)
神様や蛍の気持ちはしっかりわかったし、話が進むにつれてふたりの気持ちが通っていく様子にはキュンとできて、ただのトンデモ話ではなかったのが良かったです。

口は悪くてわがまま放題、蛍のことを面倒くさそうにあしらったりするのに、結局は蛍のことを大切にしている神様の天邪鬼な感じがすごくツボでした。
神様なので人間にはない力によって世界を動かして、うまい具合に辻褄の合う展開になっていたのも面白かったです。

ふたりがセックスをすることには何か意味があったのか?という部分はちょっぴり謎でしたが…
神様も蛍も村の人達もみーんな幸せな結末になっていて、ぶっ飛んだ設定ながら丸く収まる感じにスッキリとした気持ちになれるお話でした。

1

違う意味のワンコ攻め

またまたあらすじ読まずに買いまして。
博士先生だからと作家買いです、シーモアで18禁バージョン。博士先生の作品って何作か18禁版出てますよね、ただし時間差で販売されるので今後の作品もひょっとして後から18禁出る?って思うと通常版買わずに待ってみようかなってなっちゃうじゃんねぇ?
出来たら同時期に出してくれたらいいのになー。

さてさて、今作。
現代の設定、ど田舎に住む蛍くんは10年に一度の犬神様への生贄として神様の住む東京のタワマンまで連れて来られて。
えーー、犬に変身する神様普通にタワマンで自堕落に過ごしてるの?秘書みたいな男性もいるし、この辺りは説明がだいぶ不足してる。
神様めちゃダラダラしてるしワガママだし勝手だしすけべだし。
何なんだ?!って思いつつ読み進めていくと
あーーー、わんちゃんなんだ。見た目は美丈夫な神様だけど、犬がひょんなキッカケで犬神様になっちゃっただけで、性質がまんま犬。
そう思うと単純で可愛らしく思えてくる。
人間は、すぐに死ぬから好きになりたくないなんて言ってたのに、蛍の事大好きになっちゃって、
蛍中心なっちゃってるし。
可愛いぞっ!神様。

かつて、悲しい想いをしてそれから村の守り神になった神様。神様の寿命からすると蛍と共に過ごせる時間は短いのかもしれないけど、かけがえのない時間になるといいな。

博士先生といえば、エロの作画がすごいのですが、今回は18禁バージョンを買っただけあって申し分ない仕上がりでした。かなり細い刻みのりでした。
犬の姿、半人間の姿、丸々人間の姿の3タイプの絡みが見られます。私は117ページの乳首攻めのアングルがおおっ!とたまんねーなと思わされました。

18歳以上で今後読もうと思われている方は是非18禁バージョンを。オススメします。

18禁バージョン特典のお話では
神様短髪になっています。お二人で飼い犬のうどんをそっちのけで致しているお話です。末永くお幸せにだよ。

0

犬神様の可愛さが爆発してた

「散歩したのか?俺以外のやつと」←これにめちゃくちゃ惹かれまして!ついポチっといっちゃいました。とても不思議な感覚を味わえるお話だったと思います。
一話からぶっ飛んでて、都会と生贄と犬神のミスマッチが面白いです。Hシーン満載ですが、エロを楽しむというより、何度もまぐわう中で変化する関係性に注目したいシーンになってます。
村まで追いかけてきた犬神様は可愛さが爆発してました。蛍の塩対応は謎なんですけど…自分で生贄志願して押し掛けたのに?とは思いました。それでも犬神様は蛍に会えてしっぽブンブンだしプレゼントあげちゃうし健気。
プレゼントも神通力みたいな楽は方法じゃなくて、自分で動いて作り出してるのがすごく良かったです。台風の日もボロボロになってたし、そういうとこめちゃめちゃ好き。万能な神様じゃないところが魅力的なキャラでした。
今後蛍だけが老いていくとどうなるのか心配なことはありますが、きっと犬神様がどうにでもしてくれるでしょう笑。お幸せに、と言いたくなる幸せな読後感でした。
お気に入りはサーフィンをする犬神様。ワンちゃんカワイイ!

0

絵が!上手い!エロい!

絵が!上手い!エロい!これにつきる。
神様が思ったより犬でかわいい。
お付きの人は何者なんだろう。

0

ナイスセンス!

博士先生初読みです。
絵、漫画がお上手ですね(プロの方に失礼ですが)
セリフや説明が最小限で、間がいい。
デフォルメ絵、笑いの入れ方が絶妙。
好きです。

冒頭、ど直球なツカミだわねw
と思ったら、さくさくエロが多くて。
全体通してのページ数にすると結構な割合ですよね。

最初、犬神様がめっちゃ悪い奴やんと思わせておいての、実はいい奴なのがよかったし。

犬神様の犬の部分の描き方がかわいかった。
傲慢なのに、ブラッシングしろとか、かまえとか。

で、犬神様は初めから蛍のことが好きだったことがだんだんわかってくる。
これが言葉ではなく行動で描写されるところが好きです。
ヤキモチ焼いたり、守ったり、顔をガブッとしたり←コレ好き

蛍が犬神様を好きになるのも素直でよかったし。
なのに再会した時はしれっとしていたところもセンスいいなぁと思いました。
その後、素直になるところも。

犬神様も蛍も時々めっちゃ美しい顔になったり、瞳がキラキラするのもツボでした。

蛍が犬を撫でたり、抱きしめたり、一緒に寝たりする絵も抜群にいいですね。
触れる気持ちよさが伝わるのが好きです。

黒井もナイスキャラでした。
蛍が喘息の発作が出た時、どこからともなく颯爽と飛び出してきたのは笑いましたw

犬神様が成功しているビジネスって何?と思ったらそういうことだったんですね。
オチと回収が効いています。

描き下ろしも最高でした。

0

気管支ザコ

「ごめんしたって〜」「エロ漫画家〜」はそこまで好みの設定ではなかったのですが、ケモナーなこともありこちらは大変好きです。 

顔がいい。犬神様のビジュアルつよつよで。人間に近い時も、獣に近い時も、お犬様な時もふわっふわの美の化身。博士先生もともと綺麗な絵柄で、さらに確実に上手くなってらっしゃる。

神様的な力のお陰で最初から気持ちよくパコパコされる御二方。ひかりは犬神様の御立派なそれは若干トーンで陰影が見えるかなって白抜きで、蛍の可愛いお尻の方は修正ないです。ケモナー歓喜の鬼頭球もあり!終始もふもふでいちゃいちゃで、特に3話の終わりから4話、爆裂にラブが増して尊い。神様は大体寂しさを抱えてますが、存分に癒されたようで。幸せが長く続くといいなぁ。

毎話の表紙が可愛い。これは何百年か前の話なんですね。

萌2〜神

0

ハイスペック神様

キュンとしてとてもエロいです。

犬の神様×過疎の村の青年のお話です。
神様の全てがいいです。整ったお顔もですがハイスペックだけど傲慢(?)なところも素敵です。
一方受けである生贄の蛍は田舎で純粋培養で育った可愛らしいけど気持ちは男らしい青年です。

神様は冷たいのになぜ蛍にそこまで執着するのか・・・
きっと蛍が生贄として神様のもとに来た時、神様はとても嬉しかったんだろうなぁ。と、切なくてキュンしてしまいました。
口では冷たいことを言ってしまうけれど嬉しさが隠しきれない神様がとても可愛かったです。

神様がどうして都会に住んで生贄をとっていたのかがわかるエピソードなどを是非読んでみたくなりました。

博士先生の作品は絵柄がとても丁寧で美しいので作中でなんども眼福もいただけます。

濃厚なエロとキュンが豊富で心がとても温かくなる人外×人のラブストーリーです。

2

えーと、どういうこと?

すごく人気作のようで。

キテレツなお話で悲壮感はないのでご安心を。

えーと、実は転生して再会したってこと?

神様はちゃんと今まで村を守ってくれていたってこと?

土地神様が東京のタワマンでセレブ生活、斬新ですね。
村でも高層マンションを建てちゃって。

生贄を今まで東京に逃がしてきたの?
それって村より東京がいいってこと?
主人公が昔の主の生まれ変わりなの?
交わるのは犬だから?だんだん主人公を好きに?

謎だらけで理解が追いつかず。
絵がきれいでした。

0

先生の作品で1番好きです!

博士先生は『ごめんしたって許さない』で知り、そこから注目しておりました。
モフモフは苦手なのですが、先生の作り出すギャグと可愛いと萌えが詰まった本作で一気にファンになってしまいました!

不遜な神様×神様への生贄
この2人が距離を縮めていくお話かと思いきや(まあそうなのですが)、神様がとても一途で可愛くて…!!
お気に入りのシーンはうどんへの嫉妬シーン。
読後は神様よかったね、とほっこりします。
末長くお幸せに!!!

2

本日のお勤めは

村を守るために、狗神の生贄になることを決めた受。
かたい決意を胸にやってきた狗神の社は
高層マンション・・・!?
時代と設定が少々チグハグな感じが不思議で面白いと思った。
マンションの一室に通されるまで時代物かと・・・。
犬の雰囲気も思ってたのと違ったかな。
もっと暗めのイメージなのかなと最初おもったのと
雰囲気が一転したのが良いですね。
コミカル要素がかわいらしさを増している。
そしてなにより、思っていたよりエロ過多でした。
生贄なんていうからもっと殺伐としてるのかと思いきや、
女じゃないならいらないなんていうからもっとひどいのかと思いきや
結局のところアマアマのとろとろでございました。

2

犬神様萌え

博士さんの作品を読むのは3作品目になります。
あらっ、作画がちょっと変わりました?
受けのお顔が今までクリクリお目々だったのが切れ長になりましたか。今回だけかもですが、私はこちらが好きだなぁ。
攻めの体格もがっちりめなのが良かったです。

獣人モノも好まないのですが、犬神様美しい…俺様な犬神様良きです。
食わず嫌いだったんだな〜、人外モノ。

タワマン住まいの犬神様とか、嫉妬のした方が「散歩したのか、俺以外のやつと」とか、温泉掘り当てるビジネスとか小ネタで笑わせてくれる博士さんの今後の作品も楽しみにしております!

3

なんなんこれ


萌えの大渋滞!!!!

蛍が可愛い。ビジュアルも性格も良き!!
あの純粋無垢な蛍が神様の手によって
弄られて虐められて快感植え付けられて
えちえちになってくのも良き。良き!!

神様はドSで傲慢で俺様でかっこいい。
人間の姿と人間と犬半々?の姿と
犬の姿があるけど、どの神様も好き。
でもやっぱり犬の時の神様が1番好き。
あの死んだような目ほんとに好きww
あと行動がいちいち可愛くて
ニヤニヤしながら読んでたww
めちゃめちゃ犬欲しくなった(^ω^)
あと蛍がアレルギー出ちゃったときの
落ち込んでる神様が可愛いの何の。。
あと、うどんにヤキモチ妬くのも可愛い。

途中 神様の過去のシーンがあって、
あれは切なくて苦しくて泣いた。。
何十年も待ってたのね(;_;)うう
またいつか蛍と離れるときが来るのかと思うと
今から辛い気持ちが溢れてくる。。
なんとかして神の力で蛍と一生一緒に
居られるようにしてもらえないかしら。
ずっと永遠に永久に一緒にいてくらさい!!

とりあえず この作品は最高!!語彙力!!



4

ライバルはうどんっていう子犬です ※すごいネタバレしてる

何がすごいって、まず表紙。
「生贄」の文字のインパクトは、見た人の足を止めるだろう。
二人の半裸の男、後ろにいる犬耳半獣人。それだけで、浮かぶのは「ご奉仕!生贄!セッ〇ス!」
心の中にいる腐女子の大群が、大合唱を始める。

内容は期待通り、神様に生贄として捧げられた男の子がアレやコレをされちゃう話なわけだが、それで終わらないのが「博士作品」である。
エロ漫画家とアシくんだって、「エロ漫画!スランプ!セッ〇ス!」と心の中の腐女子が大合唱をしたワケだが、それだけで終わらなかっただろ?な?

コミカルな、奇想天外な、他の漫画にはおよそない発想で作品の冒頭は読みやすく読者を誘い込み、そしてなんだかわからんシリアスでうまく腐女子の心を絡めとる。この終わりかけの中盤でその設定出してくるか?!さすがだな、先生……と思わずゴルゴみたいな顔になっちゃう。

健気で芯がめちゃ強い良い子の受、神様で自由奔放で俺様で美形で犬で実は執着攻っていう攻オブ攻の攻。もうね、神様ってだけでずるいよ。その神様も人の心だけは操れないっていうさ……好きじゃん、みんな好きじゃん?
しかも、攻様のライバル、うどんっていう子犬だからね。もう、さ…この話はおしまい!おもしろかった!以上!

しゅみじゃない理由を最後に申しておきますと、なんだかんだ私博士先生の構図のテンポというかリズムというかが好みじゃないってただそれだけ。以上!

3

可愛い犬神様

とても可愛い作品でした。ちょっとした表情とかも面白いので、画面の隅々まで見てしまいました。

犬神様が個性的で神様なのに恐ろしくないどころか、まんま犬で笑ってしまいました。
途中に蛍の前世と犬神様が神になる前の過去話があり、ちょっとだけウルッとしてしまいました。

蛍の犬アレルギー?に過剰に反応して村に返したのも前世で悪い咳をしてたからなんですよ。

なのに村に帰ったら蛍の喘息は良くなって、保護施設から仔犬を引き取ったと知った犬神様の表情が最高でした。

犬神様も戻って来て村も温泉で賑わって蛍は幸せそうです。

3

犬!

あらすじは皆さん書いて下さってるので・・・

とにかく絵が個性的で可愛い。
キャラクターはもちろん、コマ割のセンスや設定、小道具の使い方も上手い。
そして、犬神さまが可愛い!

獣人もの苦手だな~と思われる方にも素直にオススメできる一冊です。
一途な犬って最高ですね(笑)

4

俺様な神様×ピュアな健気受け

最近の博士先生の受けちゃんの可愛さ尋常じゃない!
はぁぁ可愛い…
本作の田舎の村のピュアっ子蛍ももれなく可愛いの極みです。村のために生贄に立候補した健気受け。
勿論、性的な経験なんぞありません。
そんなピュアな子を俺様気質な犬神様がああしてこうして開発しちゃう訳です。
エロく無い訳ないじゃないですかー。
ご馳走様でした。
このオレ様な神様の過去が切なくて、蛍は見た目からすると元のご主人の生まれ変わり、なんでしょうね…
一見オレ様だろうがひたすら待ってるのがワンコなんですよ…私犬飼いだから百も承知。
犬の一途さったらもうね、言わずもがな。
これって決めたらずーっと好きだからね。
ずっと愛してもらってね。

5

ツンデレ神様

限界集落に暮らす唯一の若者である蛍は、10年に一度の犬神様への生贄となる。

生贄として山の奥に向かうが…まさかの秘書(?)がヘリでお迎え(笑)
そして犬神様の住む・・・・都内高層マンションへ!!!

過去の生贄を犯して食ったと神様は言うけど、10年前に生贄として村から出ていった女性が綺麗な格好をして東京の街で歩いてる姿を目撃する蛍。
村など興味ない滅んでしまえと神様は言うけど、今まで台風など天災で災害が起きても死者が一人も出なかったと気づいた蛍。
え・・・犬神様のツンデレっぷりがヤバすぎません??(萌)

なにより!!犬姿の神様が超キュート!!ってか、ホント・・・犬。
散歩行ったりブラッシングしたり風呂上りにブルブルしたり(笑)
特典ペーパーで神様の犬種について話す4コマは爆笑しちゃいました♪

東京に生贄として来てから咳をする蛍が気になった神様が、秘書に調べさせたら喘息持ちなので動物の毛は原因の中でも最悪だと。。。
蛍の事を思い・・・蛍が寝てる間に蛍を村へ帰すシーンは切なくジーンとなったのに、一か月後蛍が犬を飼い始めたと知った時の神様の顔・・・・・最高でした!

3

寿命問題が‥‥

見た目ショタっぽいのと獣人かぁ……とショタは地雷だし、獣人好きでもないんだよなぁ……と表紙の印象で見送るつもりだったけど、最近出た博士さんの「エロ漫画家とアシくん@帰省ロス」が神×10で激っ萌したので、博士さん最高!これも買っちゃうぜ!と勢いで買ってみました。

なかなか面白かったし、超俺様な神様の攻めがたまーーーに見せるデレにドキューン!と心臓撃ち抜かれたりしたんだけど、神様×人間という組み合わせなので寿命問題が気になる……。

そこがまるっきり触れられていないんですね。

しかも彼らの前世は、ただの犬と飼い主という関係で。
「俺が生まれ変わって会いに行くまでいい子で待ってて。」と言い遺した言葉を守るために、犬神様となった攻め。

何百年の時を経て、ようやく会えたからハッピー!かもしれないけど、また攻めは一人残されるのかぁ……と思うと、なんかそれまでの萌えとかが薄れてしまってショボーンとした読後感になってしまいました……。
長い間孤独を味わってきた攻めに、またそれが訪れるのかと思うと……


そこに目を瞑れれば、神様の筋肉質な裸体とか、前のめりぎみな使命感に満ちた受けの天然っぷりとか、尻尾で感情ダダ漏れしてる俺様攻めなどなど、いいところがいっぱいあるのでとっても楽しめると思います!

1

不思議です

博士さんの作品ということで、大いに期待して読ませていただきました。やはり素晴らしい作品でした!!

特に素晴らしいのが、エロシーンです!何度でも見返したくなるたまらないエロです。受けの腰つき、足の曲線がえっちで、一つひとつの絵をじっくりと見てしまいます。そして結構回数こなしてます。それなのに不思議!読み終わったら、はーえろえろで最高だったわ〜というより、はー最高に可愛かったわ〜という感情の方が勝るんですね!本当に不思議です。あんだけエロシーンあって、ほわほわの気持ちが溢れ出してくるのです。(もちろんエッチシーンでどっきどきもします!そのことは大前提です!)
獣人というジャンルはあまり読んだことがなかったのですが、新たな扉を開いてしまったかもしれません。

この作家さんのお話は独特な世界観の中で、繰り広げられる萌えを感じることができます。間違いなく爆発します。全部おすすめです読んでほしいです次回作にも大変期待しております!楽しみです!

11

もふもふだけじゃない

博士さんの前作がめちゃ好きだったので、作家買いです。
”獣人”あんまり好きじゃないんだよね、、という個人の嗜好を凌駕する萌えがありました。最終的に萌え転げてました。
神様が港区のタワマンに住んでいるというぶっ飛んだ設定で心を鷲掴みにされ、なんだかんだモフモフの可愛さと受けの可愛さに惹き込まれていると、実はこの二人は…の展開から、あれあれ?これは全く想像してなかった!ホロリと切ない物語になっていました。実は、地味に哀しいです。
”エロ漫画家とアシ”のときも思いましたが、人物設定、二人がそーゆー関係に至る背景の描き方にとても説得力があります。そして面白いです。
癒されて、ほのぼのした気持ちになることは請け合います。

13

エッチで不器用な恋の神さま。

博士先生は丁度去年の今頃、年の瀬に神BLをプレゼントしてくれた。ほっこり甘くてきゅんとさせてくれて、ホロリと涙。だからどうしても期待は大きくなり過ぎてしまう。読者というものはとても贅沢でワガママになってしまうのだ。

優しくて丁寧な絵には本当に心魅かれる。美形の犬神さまも、可愛らしくて一生懸命な蛍も。各話毎の美しい扉絵も。柔らかく描かれる自然の風景も。
生贄の勤めを全うするべく、限界集落の村の為、蛍は一人犬神さまの元へ出向く。ただ村を、村に住むお年寄りたちの為にと。犬神さまはツン(デレ)。そう。ツンが多過ぎる。ツン過多。「俺が飼ってやる。」と言われ、陵辱され、エッチに開発され、快楽に溺れてしまいながらも健気で勝気な蛍。好き放題に蛍を振り回していたかに見えた犬神さまの意外な優しさ。もしかしたら動物アレルギーかもしれない、と蛍の喘息を心配した犬神さまは、蛍をそっと村へ返す。

ここでちょっと先は読めてしまう。第5話で怒涛の展開を見せるのは全く。「エロ漫画家とアシくん」と同じ手法で。読み手側はここで泣かなきゃならない、というある種のプレッシャーを感じてしまうのだ。
そう。何度となく前作を読んでいたから。
何百年も前、犬神さまは蛍と同じ顔をした人間と暮らし、幸せに暮らしていた。村は災害に飲み込まれ、犬神さまは一人取り残された。愛する人は「俺が生まれ変わって会いに行くまで。」待っていて欲しいと願った。何百年も犬神さまは生きて、生きて。とうとう約束を果たしたのだ。(あれ。やっぱり泣けるなぁ。)けれど、思慕を寄せていた人間に抱いていた気持ちは、当時、恋では無くて。だって犬だったからね。犬神さまは蛍と過ごす事で、初めて。恋をするのだ。これを踏まえてまた、初めから読むと。犬神さまが蛍の顔をマジマジと見つめて驚き、匂いを嗅ぐというシーンに合点がいく。もちろんその時それはまだ恋では無いけれど。
蛍を心配して離れるという決意を見せた犬神さまだったけれど、結局会いに来てしまう。
「人間は弱いからすぐ死ぬしな。あまり好きになりたくない。」これが犬神さまの本心。優しさ。まごころ。
だとしたら…。蛍はまたきっと死ぬ。いつか寿命を全うして、また。犬神さまはたった一人で待ち続ける事になるのだとしたら。(やっぱり号泣。)
この寂しさを置いては物語は終われない気が、どうしてもしてしまう。
蛍はまた子犬を飼い、その子犬が犬神さまと互いにライバル視し合うなんて、コミカルな結末を用意してくれていても。エッロエロに愛し合うラブラブエッチを描いてくれていようとも。何だかザワザワと心を落ち着かなくさせるのだ。とても寂しい読後感でした。

犬神さまに忍びの様に付き従う黒井さんが気になります。彼は何処から来た何者なんだろう。2人を温かく見守ってくれているとっても良い人なのだと分かるんだけど。

0

ツンデレ犬ってやつですかね?

うどん可愛すぎ!犬神様の犬時代も悶絶する可愛さ。
癒されました。

犬神様の最初に蛍に手を出した時の神様的なってなんだよ!?(笑)
蛍にはその力使わなくても素質あったんじゃないだろうか?
純朴な青年が嵌りまくった挙句に怒ってないどころか、野外でおねだりしちゃったのには驚き。

中盤で蛍の前世っぽいの?というか犬神様になった理由みたいなのはちょっとジーンとしてしまった。
でも薄暗い話になってないところがいいんですよね。
犬神様がとってもかわいかった。最後まで本質は犬っていうのが面白かった。

田舎に高層マンションって・・・



10

可愛らしい

表紙ともふもふに惹かれ、ずっと気になっていた作者さんでしたので、読んでみました。

独特なテンポやシュールでコミカルな感じが癖になり、ページをめくるのが楽しかったです。
蛍のふてぶてしく、健気なところが可愛くて好きでした。
犬神様、なんだかんだで村にタワマン建てちゃうほど蛍のことが大好きで微笑ましかったです。
うどんに嫉妬や張り合ってるのが可愛らしくて笑ってしまいました。
2人の村での生活や、過去がまだ気になるところがあったので、続編出てほしいです。

11

可愛らしいけど心情描写はあっさり

 博士先生の振り幅の広さ、すごいですね。もっと昔の時代の話かと思いきや、意外にも時代設定は現代で、都内にさえ出れば高層マンションが建ち並んでいるという面白い設定です。神と人間という異種の攻めと受けが、最初は互いに反発しながらも徐々に相手に絆されていくのは、王道ではありますが間違いない展開ですよね。ただ、2人の心情の変化については結構あっさり描いてあるなぁという印象でした。特に、蛍の感情はペットに対する愛と紙一重のようで、犬神様も結局元々は犬なのでそれでいいのかもしれないけれど、もう少し蛍の気持ちの変化も見えてくると良かったかなと思います。

7

わんこ可愛い

作者買い。前戯より挿入多めのエロ。
神様なんでもできちゃって、人間、半獣、犬の姿の3つありました。
犬の姿の時がとにかく可愛かったです。

博士先生は漫画を描くのがとても上手だなと作品を読む度に思います。

今世でなんで好きになったかとか、そういうのはちょっと疑問が残りますがもう運命なんだろうなぁ。

いい話であるし、とってもえっちです。物凄く感動するという訳ではないけど、読後感はいいですね。

10

不覚にも泣いてしまいました

受の蛍が暮らす限界集落では10年に一度
生贄を犬神様に差し出すかわりに村は守られてきた。
今回この生贄になることを決意し犬神様に会いに行った蛍。
蛍を待っていたのは、なんともまあ現代風の犬神様で……。
都会の絵具に染まりまくっている感じのイケイケ俺様何様犬神様×田舎の純粋な青年ですよ……。


めちゃくちゃ良かったです。
斬新なストーリーに、可愛らしい表現が多く読みやすい、
またエロもすごく生々しくて……。
あと、一番いいなと思ったのが、
蛍の前世がかつて犬神様を拾って、
犬神様と仲良く暮らしてたんです。
でも蛍だけ先に死んでしまって、
死ぬ前に「またお前に会える気がする」
「俺が生まれ変わって会いに行くまでいい子で待ってな」
と言い残しました。
それを何百年も待ち続けてたんですね、犬神様は。
明るく少しギャグテイストですすんでいくのかと思っていましたが、
不覚にも泣いてしまいました。


ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆

16

わんこ(本当の犬)好きにはたまらーん

犬神教という古い土着信仰の残る村を災害から守るため、犬神様のもとへ生贄として出向く蛍(けい)と、ビジネスで成功し都会で暮らす犬神様の物語。
犬神様を祀る祠の前で死をも覚悟するが、何故かヘリで東京に連れていかれる〜〜!という展開が、現代版おとぎ話みたいで初っ端からかなーーり面白い。

絵柄がめちゃくちゃ綺麗なのでシリアスな土着信仰の人外モノかな?と勝手に想像していたので、おぉ!さすがの発想力!と思わず唸ってしまった。

最初は、若者たちを生贄にして存続する老人の村だと!?なんつーけしからん集落だ!
と思ったんです。
でもよく読むと、老人たちはのほほんとしていて、別に生贄なんかに行かなくていいのに〜という感じの中、蛍だけが使命感に満ちて、意気軒昂たる様子で生贄として出向いている状態。
あー、これ博士先生らしいなー。
やる気に満ちてるんだけどちょっとズレてる、可愛い天然な子描かせたら天下一品ではないでしょうか。

エロくてコミカルで、でも絵は絶品な美しさで、さらにホロリとくるような前世の繋がりエピソードまで絡めてくる本作。
参りました。
これ、どシリアスな感動ものにも出来たと思うんです。
でもやはり、いろんな要素が重なってきて、可愛くてエッチで、あれれ?あれれ?と予想外の展開をしていくのが、これぞ博士流だなーと、私は楽しませていただきました。

村の犬神信仰は、間違ってなかったね!
という、楽しいラストもよかったです♡

16

かっわいい

いやぁ〜、やっぱり好きです博士さんの作品。新しくなるほど好きかも。
絵も好きなんですよね〜。

ワンコが可愛かった。モフモフしたくなりました。

そして、エロいんですよね。受の子も健気で可愛いし。

たぶん、何度か繰り返して読む作品になりそうです。

8

ワンコが可愛い

博士先生の作品を読むのは3作目なんですが、この作品が一番好みにハマりました。
まず主人公の蛍と犬神様のビジュアルが美しくてキャラもいいです。
受けの蛍は黒髪で可愛らしいけど、ちゃんと男らしさもある純粋な青年。攻めである犬神様は長髪の美形でツンデレキャラ。
傍若無人な犬神様が、実は蛍に対してしっぽぶんぶんだったことがわかって、可愛くて悶えます。
たくさん出てくるワンコの絵がリアルなんですが、すごく可愛いです。
村の青年が巣穴から落ちた仔犬を拾って、一緒に暮らしていくエピソードは、最後の別れのシーンで読む度にうるっときてしまいます。
また生まれ変わってもきっと2人は一緒にいるんだろうな〜
非現実的な設定で、しっかりエロもありつつ、ちゃんといい話に纏まってるところがすごいです。

13

いい話だった

傍若無人な犬神と、多分10代青年の話。
限界集落の唯一の若者だった蛍が生贄として犬神の元へ。

博士先生は安定のエロと良い話の掛け合わせで、今回の作品もとてもよかったです。

青姦シーンがあるのですが、下半身の服を全部脱いだというのにスニーカーは履いている描写があって、先生の性癖た思うのですが、最高にわかる!!!ってなりました。
草むらだったから靴はいたのかな?
そこが刺さりました。辻褄よりも萌えが重要ですね!
あとは青年蛍がめっちゃ細いのも私の性癖に刺さったし、お尻の描かれ方もよかったです。挿入されたときの局部もよかったです。
犬神がロン毛なのも好きです。

ツンデレの神がサイコーなので、是非読んでみてください。

8

スケベなでかい犬なだけじゃない!

初っ端から、横暴でいじわるな神様。でもどこか憎めません。ブラッシングしろ!メシ!フロ!ほめろ!には笑ってしまいました。
あまりにも縦横無尽な神様に切れたのが、捨てられたプチトマトについて(笑)なにこの生贄可愛すぎる。
しかし、そんな風に怒っても神様にとっては嬉しいみたい。スケベなでかい犬なんて言われているのに、尻尾をふりふり。
生殖器だけ犬に変えた。射精するまで腰振れだなんて、なんて鬼畜。最低だって泣きながらも快楽を拾う生贄ちゃんが本当に可愛くて、神様じゃないですけどニヤついてしまいました。

喘息の発作が出たときの神様のしょんぼりで、胸が締め付けられました。なんだかんだ、生贄ちゃんの喜ぶ顔が見たくてアレコレしていたのに…切ない。犬アレルギーまであるかもしれないと、強制送還された生贄ちゃんがしたのはなんと浮気(新しく犬を飼った)
俺以外のやつの散歩したのか!?って…可愛すぎる。
そして、ど田舎に建つ高層マンション。
イヌの習性がところどころ描かれていて、スリスリやここ掻くと足上がるよね~があるあるでした。
もふもふで癒やされるのに、きゅんと切ない表情、えっちな表情に神評価です。

7

No Title

限界集落山神村に住む蛍はある日萎びた村の存続のために生贄に差し出されます。
蛍は喰われる覚悟で犬神に会いに行きますがそこは大都会で、相手も神というよりワンコ系セレブ。

はじめ結構蛍に対して神様は結構ひどい態度を取りますが大半は照れ隠しと犬の習性によるもので、
かなり早い段階で二人はカップルらしい雰囲気になります。
博士さんの描かれる攻めは相手を振り回すわけわからない人物に見えて、
実は相手に忠実な忠犬タイプだと思ってたので今回の設定はとても合っていると思いました。

そして相変わらず絵が綺麗で水族館やプラネタリウムを「散歩」するシーンがあるのですが、
まるで二人と一緒に出掛けてるかのように臨場感があって印象に残ります。

最終的に犬アレルギーのために集落に強制送還されるのですがペットロスにより新しい犬を飼う蛍。

それに取り乱して仔犬に嫉妬丸出しの神様は個人的にツボでした。
神様が掘り出した温泉で山神村は限界集落から「温泉村」に生まれ変わり蛍の家の隣に建てたタワーに神様も引っ越して来ます。
そしてようやく生まれ変わる前の蛍と神様の約束が果たされハッピーエンドです、今回の作品もとても楽しく読めました。

8

曖昧な境界線

何とも不思議な土着信仰が出発点の話です。
古からと、それを引き摺った現代と。田舎と都会が対比的なんですけど、線引きが曖昧です。
それは、蛍が生贄として犬神様に出向いて行く村の祠から違う。神様どころかヘリから犬神様です使いの者が、蛍を迎えに来てくれて。
螢じゃなくても、かなり違和感ですよ~
しかも?行き先は大都会のタワマンですもんね。
いきなり、犬神様は螢を乱暴に抱いちゃうし。

乱暴なのか、優しいのか難しい存在の神様です。神の力によって、蛍も抱かれては快感を覚えていく。
乱暴なようで、2人の生活振りからは螢には執着している様子がわかります。
もちろん、神様らしく地元の危機を救っていたり。犬神様は不思議な存在です。いつもサポートに来るスーツの男の人は神様の眷属みたいな感じなんでしょうかね?

実は、犬神様が神になる前から螢とは縁が有ったのですが螢自身には明確な証しはありません。でも、永い年月の間に犬神様は螢と巡り合うのを待っていたのかなぁと思いました。

不思議な2人の縁が続くのは、犬神様がずっとずっと望んでいた事に違いないのです。螢もちゃんと犬神様を好きなんですよね。

ラストは、何とも昔話のような感じを受けました。始めにも述べましたが、現代と古の境界が曖昧なんです。不思議な読後感のある作品でした。

3

期待通りの、予想できないストーリー。

すごく楽しみにしていて、その期待を裏切らず、予想できない展開でとても面白かったです!

犬神様はかっこよくて(犬のときはかわいい)、蛍はとにかくかわいい。ストーリーは先生らしく…え?え?と進んで笑いも随所に散りばめられ…エロスもたくさん。

犬神様がなんで神様になったのか?の、昔のお話はイイ話でほろりとするのですが、あまりそこを引っ張らないのも面白くて(笑)
うどん君というライバルも登場、犬神様と蛍のお話はまだまだ読みたいです!

電子版を購入しました。描き下ろしは、ワンちゃんマーキングのお話と、(敢えてなのか絵が荒いですが)蛍の猫化エッチでした。

6

これはファン増えるなぁ…

先ず驚いたのは、半端なくレベルアップされている画力。もともと画力が高い作者さんですし、以前のガシガシとしたペンタッチも好きでしたが、更に洗練された感じ。
神様と人柱のカップリング。土着信仰が話の枢軸ゆえに昔話かと思いきや、港区六本木のタワーマンションそびえ立つバリバリ現在のお話でした。
博士先生がよく描かれる、一見冷たいのに実はどこまでも受にデレデレな攻が今回もバッチリ拝めて、もう大満足です!!!
クッ!と胸に来るセリフや表情も無尽蔵。
過去に遡るエピソードは泣けた!読み終わってから各回冒頭の扉絵を見返すとまたふんわりジンワリ…。

22

1話のモチベーションを最後まで維持して欲しかった。

表紙を見てからすごく楽しみして待ってた作品なんですが、ちょっと拍子抜け。
もっと丁寧に描いて欲しかったよ…後半に行くほど画が雑というか、1話を丁寧に描きすぎた?
設定も面白いだけに、なんか残念な気持ち…でも、先生の作品で一番好きです。
随所にとぼけた笑いが散りばめられ、展開は面白いし魅せる画もある、
でもも~っと読ませるコミカルエロもふもふ人外作品になったと思うと勿体ない。

超絶な俺様犬神様×純朴健気な田舎男子

10年に一度生贄を犬神様に差し出す代わりに村は守られ繁栄する…という犬神教を祭る村で、
生贄となる蛍が犬神様の元へ…。

シリアスに強制される生贄展開…と思ったら、
村の年寄りに無理に行かんでもと止められるのを振り切り、自ら村の為にって…天然かぁ。
隣のばあちゃんに挨拶してたら実はじいちゃんとか、
初めから終わりまで、博士先生のクスクス笑いがずっと楽しめる。

しかもアホギャグ展開で、ヘリで秘書がお出迎え。
犬神様は東京のタワマン最上階で悠々自適な生活だった。
生贄で食べられる覚悟の蛍ですが、気付けば犬神様に抱かれ飼われることになる。

身の回りの世話をしつつ、犬神様の気まぐれで東京見物に馴染まない蛍。
村人の命を気に掛けない犬神様に怒り心頭の蛍ですが、
言葉とは裏腹にきちんと助けてくれる犬神様にほだされていく中、
犬アレルギーで喘息になり村へ帰されてしまう蛍。

傍若無人な俺様オラオラ系の犬神様が、カッコイイんです。
ケモミミシッポの人型、人獣、犬と3種類の姿で魅せてくれます。
変身に決まりがなくて、人型だと思ったら人獣になってまた人型、
そうかと思ったらずっと犬型だったり、もう犬神様の変身をチェックするのも楽しい。

この3つの姿が変幻自在で、エッチ中にも変化する。
人型や人獣で性交しながらモノだけ犬のままや、完全に犬もあるので、獣姦もやってますが、
さほどリアルな感じはなくて、たくさんエッチしてるね…って感じで、
ここをもっと丁寧に描写したら、面白かったのになぁ…とか。

この犬神様の過去が蛍に繋がるお話はせつなくて、
恋しい気持ちを抑えて村に帰したのに、蛍が可愛い柴犬を飼ってると知った犬神様のハァ⁈が好き。
オラオラ系俺様の犬神様が、小さい柴犬のうどんに嫉妬しまくりで、
うどんも対抗意識でバトル、ワンワンギャンギャンもう可愛いくて堪りません。

描き下ろしも犬神様とうどんに挟まれ大変な蛍でした。

電子描き下ろしのサンタネタ最高でしたよ。ネコミミシッポの蛍がエロエロです。
しかも、おまけのカラーイラストが表紙の全体像で、めちゃくちゃキレイでした。
この表紙大好きです。

人外モフモフ好きには外せない作品で、
犬のモフモフや動きが良く描かれていて、ブラッシングや肉球マッサージのシーンは最高に癒された。
犬好きには堪らない描写の数々でした。

※シーモア:修正はガッツリ白抜きですが、指入れはそのままです。

6

モフモフ神様と予測できない展開

博士先生の新刊は、
俺様モフモフ神様×純粋な田舎青年の人外BLです。
突っ込みどころ満載なのですが、
それを吹き飛ばすほど面白かった!

限界集落で10年に一度の生贄として犬神様のもとへ出向く蛍が、
本作の主人公です。
この蛍を迎えにきたのは、ヘリコプターに乗った黒井という男。
そして、犬神が住むのは港区の高層マンションで⁉︎

初っ端から度肝を抜かれる展開です^^;
えっ?なになに?って感じで、半笑いで引き込まれました。

この犬神がまた個性的で、自分勝手で傍若無人……
蛍のことも無理やり犯すのですが、
〝神様的な力〟で気持ちよくしちゃうという(笑)

表現がちょいちょい雑なんですよ(笑)
何百年か前……とかね^^;

犬神が人間⇄獣人⇄犬と3段階で変化します。
犬の姿の時はブラッシングしたりモフモフしたり、
まんま犬です。
Hのときは獣姦?と思わせるような表現もあります。

犬神がすっごい腹立つ態度ばかりとるのですが、
ちゃんと村を守ってくれる優しさもある。
嫌なやつと思う反面、
犬神の過去は切なかったし、
ツンデレな可愛さもあって憎めなかったです。
博士先生のキャラ作りのうまさを感じました!

このまま2人で幸せに暮らすのかと思いきや、
蛍が犬アレルギーだったり、
苦渋の選択で村に返した蛍が保護犬を飼い始めたり、
とにかく予想の上をいく展開に目が離せませんでした(笑)

ラストもまさかの……笑。

人を信じられなかった犬神が、
蛍と生きていく選択をした事も良かったのですが、
その時のオレ様な言い方が犬神らしくて好きでした^^

黒井も一緒なんですよね?
無駄に存在感があり、気になって仕方がありませんでした(笑)
好き嫌い分かれそうな作品ですが、
私はとても面白かったと思います!







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