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大好きなスタンと桂人のお話です。
恋人になった2人の甘い話が読めるのかと思いますよね。
パブリックスクールだもの。そんなわけない。
序盤の甘さが嘘みたいに苦しい展開が続きます。
監督生として忙しくも充実した毎日を送る桂人。
スタンとは恋人同士として関係を続けているけれど、「愛してる」と言ってくれないことや将来のことに不安を抱えていて、この時点でもう胸が苦しくなる。
将来について「一緒にいられればそれなりに幸せ」というスタンの言葉に引っかかる桂人。
恋人なのに踏み込めない壁がある感じが切なかった。
そこに登場する別寮代表のアーサー。
スタンと過去にヴァイオリンで競っていた相手で、母の死をきっかけにヴァイオリンをやめたスタンの過去とも関わっている人物。
この存在が2人の関係を大きく揺らしていく。
ヴァイオリンの道を選べば桂人とは一緒にいられないかもしれない。
でもそれがスタンの本当の居場所かもしれない。その現実が重くてつらかった。
「口約束で一生愛し合えるわけない」
スタンからのこの言葉は本当にきつかった…。
それでも桂人はスタンをヴァイオリンと向き合わせるために勝負にのる。
自分との別れにつながるかもしれないのに、それでもスタンの未来を優先する桂人が強かった。
関係が揺らいでしまう展開もしんどかったし、
スタンに「愛してるけど愛せない」と言われるところも本当に苦しい。
ブルーネル寮での環境も厳しくて理不尽で、
それでもちゃんと怒る桂人がかっこよかった。
むしろここでさらに好きになった。
そして父親と向き合う決意をする桂人。
スタンに母親と向き合えと言ったからこそ、自分も向き合うのが本当に桂人らしいと思った。
でもやっぱり一番よかったのは、
スタンが桂人がリーストンに戻らないかもときいて、桂人を探しに来るところ。
別れただけで愛してないわけじゃなかったことがわかって、本当によかった…。
スタンが最初に愛を教えてくれたから自分は変われたと伝える桂人も最高だった。
音楽を取り戻したあとの2人は本当に甘くて救われた。
今回のお話はほんとにずっと苦しかった。
恋人になったのにこんなにつらいことある?って思うくらい胸が重くなる展開だったけど、
だからこそ最後がほんとうに沁みた。
スタンと桂人の関係って簡単じゃないし、
ずっと順風満帆ではいられない2人なんだなって改めて思った。
それでも一緒にいようとする2人が好きだなって思えるお話でした。
新刊の番外編集第2弾を読む前に、こちらをちゃんと読み切らねば…!
と、数日かけて本日やっとやっと読み終えることができました。
Kindleで全449ページ。
厚みのある一冊丸々、「愛とは何か」を語りかけ、
問いかけてくる重厚なお話でした。
以下あらすじなしで、感想のみを。
もう、この物語、途中何度涙し、
スタンの言葉に怒りを覚えたことか…!!
前作でスタンがかけてくれ、ケイトにとって救いとなった「(ケイトにだって)愛することができる」「君は愛される」という言葉。
ケイトにとってスタンを愛することが”幸せ”となり、
それはスタンにとっても同じなのだと思っていたのですが、、
スタンの口から飛び出す、まさかの「(ケイトといることが)それなりの幸せ」
「無難な幸せ」という言葉に呆然...
胸抉られました、、
トラウマとなっている亡き母に向き合い、自分に向き合い、
ヴァイオリンを再び弾くために。
別れを選択するスタンに、読みながら正直「許せん…!!」と憤りを感じてしまった;
でもそこで救いとなるのが、悲しみに暮れながらも、それだけでは終わらない不屈のケイトの姿です。
掛け金にされ不本意ながらブルーネル寮へ赴き、
年下監督生・アーサーによる、ヴァイオリン以外を
全て切り捨てるやり方に真っ向から異を唱えるー
もう、拳握りしめながら、「いけ!桂人!」と念じながら読んでいました。
高みにたどり着くにはもちろん多会技術が必要だけれど、
ただ技術を磨くだけでは、本当の高みにはたどり着けない。
音楽の教科書に載っているという、禅問答のような「月と指」のお話。
このお話がとても印象的で、胸打たれました。
バイオリンを奏でるステージを下りても人との関わりは続いてゆき、
決して完全に切り離すことなんてできない。
人との関わりの中で生まれ経験する愛や憎しみ、喜びや悲しみ、そういったものが”技術”と相まって、また”技術”を超えて、至高の芸術となってゆくー
やっとやっと最後に、ケイトへの愛がヴァイオリンと両立するものだと認めたスタンの言葉に、涙しました( ; ; )
もう二度と離れないで、離さないでね...
完璧ではなく、弱いところのあるスタンだからこそケイトに気付いてくれた。
そしてそんなスタンだからこそ、ケイトは彼を愛している。
大きく遠回りした二人だけれど、この切なすぎる別れを機に、絆はより一層深く強いものになったのだと感じます。
二人の愛の物語とともに、ケイトへの父の愛が語られる場面にも涙がこぼれました。
あのメールの文章、父の演技の中にいつも自分がいる、と知って、ケイトの心がどれだけ救われたか…!
樋口先生の作品の根底にいつもある「愛とは何か」というテーマを、
これでもか!というほど考えさせられ、涙した夜明けの物語。
圧巻の一冊でした…
何度タイトルのような心の声をあげたことか…!
幸せまでの道のりの険しさよ!
樋口先生の御本はそれが醍醐味で、
そのあとに待ち受ける、ふたりの愛の終着地がすごくすごく素敵だから読んでしまうわけなのですが。
せっかく恋人になったのに「それなりに幸せ」なんて悲しい言葉で始まる序盤。
スタンに別れを切り出されたあと、
ケイトが思ったより早く立ち上がり
「自分は関わっていく」と決めてくれたので
少し安心して読み進めることができました。
最後は心からの「俺を愛してくれ」が聞けて
本当に良かったです…!!!
このふたりなら大丈夫、と思える結末、
つらかったけど頑張って読んだ先のご褒美です!
ツバメと殉教者の続き。
あまりに有名なシリーズですが、あまりレビューは読みこまずに挑みました。
とりあえず続刊(本作)がヒドイor辛いという点だけ頭に入れつつ。
なるほど~、これは続刊であまあま期待して読むと辛い(笑)
樋口先生の描く愛って深いなぁ…。愛ってなんだろう。
かなりオイオイオイ…オイ、スタン!!!な展開はありましたが、本作を通じてめちゃくちゃ思ったのがケイト強くなったなぁが一番。
健気で不憫で弱々しさが無くなって開花っぷりがすごい。スタンが自分がケイトに釣り合わないと思っちゃう気持ちも分かる。でも自分から別れたくせに「いつかケイトとまた…」なんて身勝手にも程があって正直気が抜けた。
執着も嫉妬心も隠せないくせに離れてもがいてもがき苦しんで、やっと2人収まるところに収まって良かったです。
でもね、ちょっとだけ頭をよぎったことがある。…復縁して想いが高まったままえっちして盛り上がりは最高潮なんだけど、前巻含めてスタン「えっちの時だけ愛してるて言う奴」っぽく見えてしまったよ(笑)
うん、もちろんこの後は普段から伝えていくんでしょうけどね!!!
まあでもなんか、スタンて愛おしいよな。
前作の二人の続編
この巻には甘さ求めていましたが
期待は叶えられませんでした。
日本人ハーフの受け、貴族攻めが一緒なので
どうしてもエド礼と比べて読んでしまっていましたが
この巻でしっかり二人を見据えられた気がします。
スタンはヘタレ攻めだし、ケイトはしっかり受け確定!
読んでいてズキズキすることばかり。
怒鳴りあって喧嘩できるのもこのふたりだからこそと
自分を励ましながら読み進めました。
ケイトがスタンの母のピアノを弾こうとして
スタンに打たれるシーンは泣きました..。
ここで本当の別れでも、不思議ではなかったです。
スタンのトラウマがこの巻の主軸なので
ケイトのトラウマは未解決。
酔ったときとはいえ、義父の関係がそのままというのがモヤモヤします..。
今作ではケイトの本当のお父さんに愛されていた、
という形でケイトの心が癒されていますが。
帰省するたびに義父に会うと思うと恐怖なので
スタンと一緒になるまでの道のりが読みたい..。
続編、待っていいでしょうかね..。
スタンのスパダリ?への成長とケイトの義父からの救済読みたいです!
