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  • 十年後にあがった、あの日の雨。

十年後にあがった、あの日の雨。

jyunengo ni agatta anohi no ame

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表題作十年後にあがった、あの日の雨。

桐生(マサ),高校生〜社会人
鳴海,高校生〜社会人

その他の収録作品

  • short walk
  • カバー下漫画

あらすじ

「ずっと好きだった」

高校時代、クラスの中心にいるマサと、
それを端から眺めているのが好きだった鳴海。
学校では全く接点のないふたりだが、外では偶然に会って話す仲だった。
正反対なはずなのに、ふたりでいる時間は居心地がよかった。
だけど、あの日、初めて行ったマサの家。
────ふたりはセックスをした。
それ以来、ふたりで過ごす時間はなくなってしまった。
あの日、あの時、それぞれが見ていた景色。
十年後に繋がる想い、同級生再会ラブストーリー。

作品情報

作品名
十年後にあがった、あの日の雨。
著者
幸田みう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813032557
4.1

(133)

(57)

萌々

(39)

(32)

中立

(5)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
542
評価数
133
平均
4.1 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数14

長いようで短い10年

 クラスの人気者と目立たなかった子の再会から動き出す物語。最初、マサがいかにも軽そうな雰囲気に描かれていたので、再会後もまた拗らせて一筋縄ではいかない流れになるんじゃないかと思いました。が、意外にも結構純情で、鳴海に負けず劣らず高校時代のことを引きずっていて。再会後はお互い長年溜め込んできた想いを吐き出すには今がチャンスとばかりに素直になって、あっさりくっつくんですよね。その展開が新鮮で、気持ち良かったです。そこからは回想の配分が多くなり、出会いから今へどう繋がるのかを知ることができます。重い展開もなく存在感の大きい当て馬もいないので、メイン2人の関係性に集中して読みたい時にオススメです。

0

受けのビジュアルがどうにもこうにもツボらず……。

受け>>>>攻めかと思いきや、お互いがお互いを強く思い合ってるんですよね。
攻めのマサは素っ気ないように見えて、お前、実はかなりのもんなんだな!!ってところが萌えました。


なんだけど、本当に申しわけないのだけど、私には受けの鳴海が、もやしメガネにしか見えないんですよねぇ……。

マサは鳴海に救われたんだよね。そこはわかるよ。
(そして柴犬の麦がめちゃかわいい)

だけど、鳴海のビジュアルがどうにもこうにもツボらず……。
ところどころかわいいなっていう箇所はあるんだけど。

0

安定の幸田作品

ほんわか癒し系を読みたい時は、必ず幸田先生の作品を読みます。
大きな山場は無いものの〜安定した主人公達のストーリーが可愛いんですよ。

天然ピュアな鳴海くんに、癒されたマサの姿や、脇役で大活躍な麦が愛らしい。

お互いを忘れなかった時間が・・・10年かぁ〜。
長いなぁ〜。
現実では、全く有り得ない・・・(個人の感想www)

最初に、再会&恋人になってから〜過去の話に繋げて行く流れが良かった。

幸田先生ありがとう。
これからも、素敵な作品楽しみにしています。

2

変わらぬ想い

両片想いの10年間を過ごしたマサと鳴海。
同級生の結婚式で再会したふたりの過去と現在を描いたお話でした。

高校時代の鳴海はマサをこっそり見つめては、目が合うと反らしてしまう…そんなことを繰り返していて。
気持ちはダダ漏れなのに素知らぬ顔をする姿が可愛かったです。

鳴海のことを知るほどに惹かれていくマサは
気持ちを自覚しても認めることは難しい事情があったし
鳴海はその気持ちを伝える勇気がなかった。
高校時代にもしそのカタチを変えようとしていたなら、もっと拗れていたのかもしれません。
10年というのはなかなかに長い期間ではあったけれど、ふたりが自然に向き合うためには必要な時間だったのかな、と。

10年分を取り戻すくらい幸せな日々を過ごして欲しいなと思いました。

0

絵がきれいで読みやすい

幸田先生初読みです。
絵がきれいですね。それに見やすい。流れるようなコマ割り好きです。

最初、鳴海がヘタレダサ眼鏡…も、萌えないタイプだわ…しかも相手がイケメンで卑屈になっちゃうやつ?とちょっと引き気味だったのですが。

だんだんかわいいところが見えてきたのは、ストーリー、マサ視点と共に、そういう描かれ方をされていたからなのでしょうか。
恐らくそうですよね。お上手です。

しかも、天然なところがあって、おとぼけ君なのをマサがきゅんとくるのがよかった。

マサが鳴海にハマっていくのも自然だったし。 

(やべ…すげー興奮する)
の見せ方もぐっときました。

マサの母親のことを比較的さらっと、事実としてこうでした、という描き方もいい。

マサがたまに情緒不安定だったり、鳴海に向き合うことに臆病だったのが、そんな母親を見てきたがゆえという、バックグラウンドとして理解できる。

酔っ払った鳴海が電車内でマサに抱きついて、マサが照れているのが萌えでした。

五十嵐の軽いノリ(LINE)がツボでしたw

1

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