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BLだけにとらわれない、もっともっと大きな愛が描かれていた。
こんな素晴らしい作品に出会えて、本当に嬉しかった。
苦悩が手に取るようにわかって、途中から涙腺が崩壊。
久美さんの話から浮かび上がる、利人の苦悩。
自分がゲイであることが、親を失望させてしまうのではないかという気持ち、後ろめたさは痛いほどわかる。子供は親に褒められたいし、愛されたいと思うだろうから。
だから勉強も頑張ったのだろうか。
利人は草壁という最愛の人に出会い、ありのままの自分を丸ごと肯定して、愛してくれる喜びを知る。
苦悩が見えると、反対に草壁との出会いが利人にとって、どれほど大切なできごとだったのか、とてもよくわかった。同時に、ノンケの草壁がいつか離れていってしまう不安を漠然と抱えていた利人の気持ちも。
初めて父と向き合って、ケンカをして、草壁との愛を確認した。
不器用な父と、不器用な息子。
子供の幸せを願わない親はいない。
久美さんも、お父さんも、利人の幸せを祈っている。
2人の愛が実って、とても嬉しいです。
花冠がとても欲似合っていて、2人ともかわいかった。最高!!
この『blanc』の核心は、やはり青春ラブストーリーです。しかし、ある人々の愛が「神仙眷侶(理想のカップル)」と呼ばれるのは、二人が共に風雨を乗り越えても、なお最初の美しさの中に甘さを見つけ、長く続く幸せを保てるからでしょう。
実際、このカップルには本質的な矛盾はありません。あるのは、青春時代のロマンティックな宣言を現実に移す際の...「大人の時代」が生み出す陣痛のようなものです。
最初にこの痛みに折れたのは利人でした。これは予想通りでした。どれだけ伸縮性のある素材でも、引っ張る力が強ければ一瞬で切れてしまいます。卒業、学業、遠距離恋愛、優等生としてのプレッシャー、家庭の重圧——すべてが利人にかかっていました。彼は幸せと喜びを草壁に託し、わずかな時間を共に過ごす中で、草壁が20歳での結婚(戸籍変更)を一旦保留にしたいと言ったのです。唯一はっきりしていた未来が曇った感覚は、苦労していた利人に大きな衝撃を与えたに違いありません。
未熟な感情の扱いと日本的ないぶせん(以心伝心)がぶつかり合い、草壁はコミュニケーションを試みますが、相手の心を読めずに拒絶され、腹を立てます。しかし、相手がそういう性格だからこそ、怒りをぶつけることもできず、別れ(本気ではない)を選んでしまう。
この一連の流れは、まるで青春時代の恋愛を再体験しているかのようです~唯一違うのは、このカップルがバッドエンドにならなかったこと。
「大人の世界の重さ(戸籍変更)にまだ準備ができていないなら、青春のロマンス(結婚式)を続けよう」
なんて完璧な妥協案でしょう!
中村明日美子先生、本当にお見事です。
chillchillで初めての長文レビューを、夏の泡のように爽やかな線画に捧げます。葬式の後に結婚式というゴシック・ロマンス、お二人の新婚、おめでとう!
『同級生』を読んで本当によかったです。
1巻2巻合わせての感想です。
本当に本当におめでとう。
もう涙なくしては読めませんよね。
同級生として出会った2人が高校を卒業し、そしてあの日の20歳になったら結婚しようという約束を叶えるまでが描かれています。
後半の大泣きはやっぱり佐条のお母さんのエピソードですよね。もうこれは悲しかったな。
本当に素敵なお母さんで、最初に紹介した時から最後までずっと素敵なお母さんでした。
佐条とお父さんのやり取りも、しんどい展開ではありましたが、お父さんの気持ちも分かるし、物語だから2人を受け入れてくれる人が圧倒的に多いけれど、それだけじゃないよな、と思わせてくれました。
それと対象的な草壁の家族も、これまたとーってもいいなーと思いました。
結婚式のシーンではこれまでのメンバーがみんな登場します。
高校〜大学と時間は流れ、たくさんの2人の味方が今は周りにいるんだな。
本当に本当に温かい気持になりました。
幸せで美しい2人のラスト、終わってしまうのは悲しいけれど最後まで見ることができて心から幸せです!
O.Bからここまで一気読みしてきた結果が上記のタイトル名です。
涙が止まらなくて、明日の朝どうしようとか、泣き腫らした目を見て何か言われるだろうかとか、物語を読んでとめどなく溢れてくる感情の昂りを収めるために、そんなことを考えて気持ちを落ち着かそうとしています。
気持ちが一番高揚しているblanc♯2の方を先にレビューして、その他はまた後日書こうと思います。
言わなくても分かりますよね。こんだけ大泣きしてるくらい感情揺さぶられてるんですから、間違いなく神評価です。
正直、「同級生シリーズ」なめてたかも知れません。名作に必ず挙げられるレジェンド作品とはいえ、同級生BLじゃんって。
私はBL読み始めて今2年くらい。私も同級生設定の作品好きだし、自分でも結構そのジャンルは読んできたよな〜なんて思ってたわけです。だからそんなに差異はないと。
いや、もう、マジで、かなり、すごく、
ドカンドカン胸に大砲撃たれたくらいの衝撃で胸に響いたし、抉られました。
すごいね、本当にすごい。
ここまでの作品なかなか描けるもんじゃないです。「結婚」の2文字に捕われ、改めてその意味を考えて前を向いて進む光と利人の背中がまぶしかった。
一度は別れの言葉を口にして離れてしまった2人だけど、2人が一緒にいることの意味や一緒にいなければならない意味を考えることに繋がったと思います。
光と利人だけの「結婚」じゃないんですよ。
彼らに関わる友人や先生や家族がどれだけいたか。彼らを祝福する人たちが結婚式にどれだけ駆け付けたか。
みんなのための結婚式なんです。ベールを纏った2人の結婚式シーンはとても美しくて神々しかったー……
結婚のシーンが入った作品は数多くあるけど、私が今まで読んできたものの中では一番かも知れません。同性婚についての向き合い方とか、家族の反応や態度などが、切なく、悲しく、嬉しく、幸せに…丁寧に描かれていてすごくリアルだなと思いました。
もしも自分が彼らの立場なら…と頭の中で考えて、家族へのカミングアウトや、こうするああするって色々想像してみました。そんなことを自然と考えてみちゃうくらい余韻に浸れる作品でした。
書いてるうちにだいぶ涙も落ち着きましたが、このシリーズ作品熱は当分収まりそうにないです。
今後何年…何十年経っても、語り継がれるであろう名作だと思います。私も語り継いでいく側として、多くの方におススメしていきたいです。
色々とドラマチックな巻。
最終回に向けて…という感じで。
佐条のお母さんが亡くなって。
佐条のお父さんから罵倒されて。
でもそれでも。いや、だからこそ?
高校生の時に一度誓った「結婚」を実現させる。
とは言っても戸籍どうこうは今のところ無理なわけで、「結婚式」をする、という流れ。
燕尾服に生花のベール。
2人の結婚式、とってもきれい。
よかったね、若い2人。
そして思う。
薬学部の博士課程?の佐条と、ミュージシャンの草壁。
…の実際の生活ってどんなだろう?と。
どこに住むんだろう?いつ休日を合わせるんだろう?
とっても不思議よね。
でも2人なら。
他人には想像もできないような2人のルーティンができるんだろうね。
お幸せに!