灼熱の王宮で、美形王子に執着されて――。

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アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~

Arabian harem night

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表題作アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~

リドワーン・ビン・サディアマーハ・ハディル,22歳,デルアン王国第七王子
佐倉律,26歳,大手文具メーカー社長令息

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

亡くなった元妻を弔うためデルアン王国を訪れた律は、彼女の弟のリドワーン王子と再会する。元妻の子供をめぐり彼と対立した律は、宮殿に監禁されてしまい……!?

作品情報

作品名
アラビアン・ハーレムナイト ~夜鷲王の花嫁~
著者
ゆりの菜櫻 
イラスト
兼守美行 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
アラビアン・プロポーズ~獅子王の花嫁~
発売日
電子発売日
ISBN
9784065215586
3.2

(25)

(4)

萌々

(8)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
7
得点
76
評価数
25
平均
3.2 / 5
神率
16%

レビュー投稿数7

うーん。

うーん。これは…。初めてのパターンかも。地雷の方もいるかもしれません。

読みはじていきなりお話が始まって、あれ?続きものだったのかな?と不思議に思うと、過去のエピソードの回想に入ったり、と順番が凝ってますね。

大学生の頃と現在と律が別人になっちゃったみたい。アニーサとの離婚があったからなのかな?

うーん。いきなりアニーサが押しかけてきて、親友みたいな存在だったのに、押し切られて結婚しちゃって。反対されたのに…。しかも半年で国に帰られ離婚すると聞かされそのまま4年。

リドワーンも気の毒ですが、何もそこまで思いつめなくても。というかアニーサ、罪な女だなあ。結婚の動機がなあ…。そして離婚後の取引も。ちょっとなあ。実はアニーサは子供を…。

律もリドワーンと再会して周りの人に色々言われたら、急に僕は本当は!ってなって。
うーん。そういうものなのか?

甘々が欲求不満かな。すれ違い長すぎ。
あと、これはシリーズの順番通りに読んだ方が良さそうですね。

0

元妻がなぁ

今までのシリーズの中で1番無理矢理感があったと思いました。

まずリドワーンが律を避けたり遠ざけようとする理由が苦しくて、律に対する誤解がこじ付け過ぎて盛り上がりに欠けました。

律がリドワーンへの恋に気づかずにというか、男性故に恋愛対象から無意識に外してた点は理解出来ました。
しかし律が恋心だと気が付いて必死で告白したのにも関わらず、抱いておいて信じないで拒絶するのが余りにも不自然過ぎました。

それでいてファルラーンが登場してからの律の再告白をあっさり受け入れる辺りが解せませんでした。

私はアニーサが律の元を急に去ったのは、律が本当に好きなのはリドワーンだと気が付いたからだと勝手に想像してました。
だからファルラーンに託した手紙は、2人の仲を邪魔して来た事に対する謝罪だと思っていたんです。

そしたら何と謝罪ではあったけど驚愕な内容で、一気にアニーサが大嫌いになりました。
やむに止まれぬ事情があったとしても許されないと思いました。彼女は母親になるべきじゃなかったです。

こういう登場人物作るからBLに女性は要らないって思ってしまうんですよね。

それでもエピローグでのリドワーンの律の実家での話とか、律の兄たちに対するリドワーンの挑発はとても面白かったです。
でも面白かったのがエピローグだけでは中立にしか出来ません。

3

アラビアンシリーズ楽しい(*´艸`*)

今回も溺愛・ワチャワチャ・エチと三拍子揃った上、お子様の可愛さまで加わって大満足でした(*´艸`*)
アニーサにしてやられたと言うか女の執念を見た気分。アミンの存在を考えたらこれでいいのかも。
リドワーンが拗らせてて焦れったかったけどある意味粘り勝ちだし、律の思い切りが小気味よかった。リドワーンの為なんだけど、結束して2人を応援する王子さまやパートナーが出てきたのも楽しかった。今までのcpが仲良く出てくるの嬉しい。上手くいった瞬間から執着心発揮するリドワーンに笑った。兼守美行先生の美麗なイラストにも拍手。

2

5作目

アラビアン5作目。前作までのカプが出てこられるので、読んでいた方が面白いと思います。今回の攻めはちょっとシンクロしにくかったので中立よりの萌にしました。最後の方や番外編ではゆりの先生通常運転!と感じて良かったんだけどな。本編250P弱+あとがき。

大手文具メーカー社長の三男である律。父の会社に入社して4年目、ある日、会社に戻ると「父のところへ行け」と長兄から言われます。社長室に行ってみると、そこにはデルアン王国第7王子であるリドワーンの従者であるタリーフがいて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
アニーサ(デルアン王国王女、故人、うーん・・・)、アミン(アニーサの子)、タリーフ(攻めの従者)、第5王子アルディーン・晴希、第6王子シャディール・慧、王弟ファルラーン・直哉、受け兄二人と父。慧と晴希が援護射撃してくれてます。

++攻め受け+アニーサについて

受けはゲイなんて全く頭になかった愛され三男坊さん。いいようにアニーサに言い寄られ押しかけ結婚させられ、目的達成したらさっさと離婚され。ねえねえ、いいとこある?君・・?優しい善人なんだと思うのですが、ぽややん坊ちゃんという印象をぬぐえませんでした。アミンの良いお父さんにはなりそうだなあという点がアピールポイントかな。

攻めは、受けを好きすぎて、ひねくれ横道に入って出てこれなくなったのでは?と思う方。彼もアニーサの被害者という点があるのかと思いますが、さっさと素直になって、「ストレートであろうが関係ない、絶対惚れさせてみせる」ぐらいの気概を持ってくれれば良かったんじゃないのと思うのです。さっさと日本に帰れだの、監禁するぞだの、分かりにくい・・・。最後になってようやっと強気な部分が出てきたので一安心でした。

アニーサがねえ・・・強い女性だったんでしょうね。好きな人のためなら一直線、短い人生、やりたいようにやってやる!という感じです。そのおかげでかなり遠回りしてしまった二人ですが、アミンが産まれてきたのはアニーサがいたおかげ。可愛いアミンと三人で仲良く暮らしていければよいなと思ったお話でした。

1

評価の難しい作品

アラビアンシリーズ第5弾とのことですが、このシリーズでは今作が初読みになりました。
感想を一言で言うと、「評価が難しい…」。

あらすじは、英国留学時代にアラブの王子(リドワーン)とその姉(アニーサ)と出会い、仲良く過ごした律は、帰国後アニーサと結婚してスピード離婚した過去があり…更に離婚後にアニーサは事故で亡くなって…というもの。

5作も出ているシリーズということはそれなりに人気があるのでしょうし、シリーズ既刊と比べてどうなのかわからないのですが、この作品から読み始めた身としては引っかかってしまうポイントがいくつかあるというのが正直な感想です(;′Д`)

・攻めの姉アニーサの振り回しっぷり
→倫理的に無理な人もいるのでは…

・周りが2人を取り持ち過ぎ?!
→これは私が天邪鬼かつ既刊を読んでいないので面白さ半減な部分もあるかもしれませんが、今までのキャラクターたちがあれやこれやと2人のためにお節介をしてくれます。ここまで家臣や親戚たち(しかも王族)が頼まれてもないのに2人の意を組んで動くのすごいw

・攻め、拗らせすぎw
→これはまあ…読んでみてください笑

そういった小さな違和感をスルーして読めるタイプの方はとても楽しめると思います!
両片思いパターンだし、アラブの世界ですが攻めがとっても一途で健気で、全体的に切なさに萌えます!!

そして、エロパートではさすがゆりの先生、エロエロ甘々です!攻めが受けへの情熱を伝えるシーンでは胸がきゅうううと絞られました。
ゆりの先生の攻めの受けへの愛の伝え方、大好きです〜(*´ω`*)
これは本作でも健在でした!
細かいことを気にせず読める方にはオススメです!

4

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