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ゆりの先生のアラビアンシリーズ、第4弾。「プロポーズ」「ウェディング」「ロマンス」に続く4作目ですね。
順番をきちんと把握しておらず、「ロマンス」を飛ばして読んでしまったのですが…順番が違っても問題なく読めました◎
3作目もこれから読みます!
今作にはアルディーン×晴希カップルが出てきてなんだか懐かしく(読んだのは結構最近なのですが;)、微笑ましかった〜
晴希が今作の受けである理人を宥めるシーンがあり、登場は短いけれど重要な役どころ。
こちら、意外と神評価少ないのかな…?
溺愛攻め大好きな私にはめちゃめちゃ刺さる作品で、”溺愛の海”に溺れ萌え転がりましたよ(*´꒳`*)
今作はデルアン王国の陸軍少尉でもあり、第四王子でもあるアシュラフ × 元FBI捜査官の理人のカップリング。
二人はFBIのアカデミーでバディとしてタッグを組んだ仲。
FBIからの要請で、アシュラフは王子という身分を隠していたため、理人は物語終盤まで、アシュラフが王子であることを知らないんですね。
理人ぐらい優秀でプロファイリングに長けた人なら、アシュラフの正体と彼の恋情に気付かなきゃダメじゃーん!とも思うのですが、そこはまあ物語ですしね( ̄▽ ̄)
アカデミーで理人に一目惚れしたアシュラフは、日々理人を甘く口説き、常に理人のそばを離れず「アシュラフ・セキュリティ発動」なんて呼ばれています笑
忠犬アシュ公。。萌え❤︎
ところがある日、二人で食事に出かけたところ銀行強盗事件に遭遇。その現場で犯人に撃たれそうになったアシュラフを庇い、理人は怪我を負ってしまいます。
アシュラフは国の命令で急遽帰国しなければならなくなり、理人の全快前に帰国。
そして理人は事件が原因でPTSDを発症し、銃口を見ると体が動かなくなり、失神してしまうようになり、FBIを退職するのです。
その後、しばらく休暇を取ろうと、一年前共にアカデミーで切磋琢磨し合ったアシュレイの国を訪れるのですが、降り立った空港で偶然アシュラフと再会しー
と続きます。
自分のせいで怪我を負い、PTSDに苦しめられている理人のことを、もう二度と傷つけない、絶対に自分が守ってみせると決意して動くアシュラフの想いが胸熱!
そして理人の方も守られるだけでなく、苦しみを克服し、終盤では戦闘で自らを奮い立たせ、トラウマを乗り越えていくのです。
個人的に”守られる”受けよりも、精神的・肉体的に強い受けが好きなので、理人が懸命にトラウマを乗り越えていく様子に胸を打たれました。
アシュラフから注がれる正直で真っ直ぐで一途な愛に真摯に応える理人も格好良かった✨
安心安定の攻めの溺愛、戦う男達、トラウマを乗り越える姿ー
そういったものに胸熱くなる、素敵なアラビア物語でした( ˘ᵕ˘ )
架空の砂漠の国「デルアン王国」の王族と、日系美人の恋愛を綴ったアラビアンシリーズ第4弾で、今回は第四王子と元FBI捜査官の再会ラブになります。
今作だけで問題無く読めるんですけど、シリーズ中の他カップルがちょこちょこ出てくるので、既読だとより面白いと思います。
それにしても、デルアン王国の王族達は次々と男ばかり伴侶にしちゃって、跡継ぎとか大丈夫なんでしょうかね。
しかも「側室!? あり得ない。私はお前ひとすじだ!」みたいな受けにメロメロな王子ばかりですよ。
まぁ、ダース単位で王子がゴロゴロしてそうだから問題ないか。
FBIアカデミーで共に研修を受け、これまでにない特別なものを感じあった二人。
しかし、その最中に銀行強盗事件に巻き込まれ、アシュラフと子供を庇った理人は重傷を負ってしまいます。
そのまま、国から帰還命令が出たアシュラフはアメリカを去り、二人は離ればなれに。
そして一年後ー。
この事件でPTSDを発症してFBIを辞めた理人は、アシュラフの祖国・デルアン王国を旅行で訪れてー・・・と言うお話になります。
ゆりの先生と言うと、執着溺愛攻めが見初めた受けを手に入れようと、あの手この手で絡めとるお話みたいなイメージが強いんですけど。
今回もまさにそのパターンなんですよね。
一度は離ればなれになったからこそ、今度は絶対手に入れるとばかりに用意周到に囲い込む。
実はアカデミーでの彼ですが、王族の身分を隠して陸軍少尉として参加してたんですよね。
で、アシュラフを王族だと知らないままの理人に、少尉である自分の補佐となってくれるようにアプローチする。
そう、まずはデルアンで職に就いてもらい、そのままじっくり理人の心を手に入れるぜ的な。
二人の心が通じ合い、理人に去られる危険が無くなってから、本当の事(王族だと言う事)を打ち明けるぜ!的な。
いや、アカデミーで少尉として出会ってる為、今更王族だと言えないややこしい状態でして。
で、この事がバレないように腹心まで巻き込んで小芝居を打ってるのが楽しいなら、逆に利用して、理人と新婚さながらの甘々生活を送るのにも笑ってしまう。
えーと、アシュラフが第四王子の影武者をする事になったので、理人は護衛役をしてくれ!とか真面目くさって言い出し、「護衛なんだから」と同じ部屋で一緒に眠るみたいな感じなんですけど。
これ、主役二人の両視点で進む所が上手いんですよね。
全て分かってる読者としては、「自分の影武者って何だよ!」とニヤニヤが止まらなかったりするんですけど。
う~ん・・・。
またこちら、とにかく攻めが可愛いんですよ。
私は受けに感情移入して読む事が多いんですけど、今回に限っては、やたらアシュラフに肩入れしちゃって。
アシュラフですが、結構な腹黒で執着系でありながら、同時にすごく一途で健気でもあるんですよね。
一年前に理人を諦めたのは、FBI捜査官として自分の夢を追う彼を思っての事でして。
王族としての責任と、愛する人の幸せを考えた結果、張り裂けそうな気持ちを味わいながらも諦めるしなかったんですよね。
こう、自分の気持ちを押し殺して、遠くから見守ると決意した。
だからこそ、今回、浮かれ気味に様々な策略を練ってようと、なんか応援したくなってしまう。
いや、理人は理人で、責任感が強くて真っ直ぐで、ちょいお人好しな所まで魅力的なんですけど。
ついでに、最初こそアシュラフへの想いを自覚していなかった理人。
彼の心情の変化がじっくり丁寧に語られるのにも、萌えたんですけど。
ちなみに、そんな二人の恋模様を彩る、とてもロマンチックなエピソードの数々も素敵でした。
砂漠でのベドウィン式ティータイムしかり、戦闘機に乗って成層圏でのプロポーズしかり。
うっとりしちゃうじゃないかよ・・・。
ところで、理人のPTSDの件ですけど。
彼が本当に恐れていたものに気付いた事で、克服します。
これ、トラウマってそんな簡単なものじゃ無い気もするけど、個人的には感動したので良しとしたい。
そう、愛の力は偉大なのです。
アラビアン・シリーズ第4弾ということですが、前作未読の私も問題なく読めました。
美丈夫のアラビアン王子・アシュラフと、美人FBI捜査官・理人のロマンチックラブストーリーです♡
ハイスペック王子攻めにトコトン溺愛される美人受けを堪能するお話になっております。
FBIのプロファイリング研修で出会った二人。
アシュラフが初っ端からラブアピール全開です。
【姫と番犬】【アシュラフ・セキュリティ】と呼ばれるほど、
アシュラフが理人に寄り添い、お邪魔虫達から守り抜きます。
本人にもストーカーの自覚ありです^^;
とにかく、アシュラフの愛が大きく、大富豪なので懐も豊か!
ある事件をきっかけにFBIを辞めた理人は、アシュラフの補佐としてデルアン王国で職につきます。
ここでも、アシュラフが王子という身分を隠して、理人の囲い込みに必死(笑)
そんなアシュラフの愛に、理人が絆されていくーーという展開。
理人が乙女♡
好きかも?まさか?みたいな感じで、頭抱えちゃってる姿が可愛いの^^
ラクダに乗って出かけた砂漠でのコーヒーブレイク、
ロマンチックなプロポーズ。
そして、婚約指輪は、サファイアをくり抜いた指輪!
サファイアが付いた指輪じゃないですよ!
サファイアが指輪なの‼︎これには驚いた。うらやま(笑)
アラブの大富豪感が嫌ってほど満喫できるのも良き♡
手を出したくても我慢したアシュラフは、理人と最後の最後に結ばれます。
アシユラフ良かったね〜って感じ♡
SSペーパーのFBI模擬訓練も笑いました。
訓練中も愛を囁くアシュラフーーそして、失敗するミッション(笑)
全体的にロマンチックでありながら、二人のやりとりがコミカルなのが楽しいんですよね〜♪
愛の力でPTSDを乗り越える理人や、ロケットランチャーをぶっ放すアシュラフ。
二人の砂漠での共闘はワクワクドキドキ。
ラブだけでなく、雰囲気あり・見所ありの作品でした。
読後は幸せな気持ちに浸れる事間違いなしです!
今回の作品の攻めのアシュラフもかなりの策士でした。
そして元FBIでプロファイリングを学んでいた筈の理人が、またまた鈍かったです。
このシリーズはアラビアンウェディングだけ読んだ事があるのですが、アルディーンと伴侶の晴希が登場するので読んだ方が分かりやすいと思います。でも他作品は未読でも全然楽しめます。
ずっとアシュラフに騙されていたのにすんなり受け入れた理人も、ハッキリと気持ちを確信したのは再会してからでした。実はFBIの研修当時から好きだったみたいです。鈍いのも可愛いのです。
とにかくアシュラフの理人に対する溺愛振りが凄いです。戦闘機で成層圏でプロポーズしてました。さすがアラブの王族でスケールが違います。庶民の私は一回飛ばす値段を考えてしまいました。ww
宝石をくり抜いて作らせた恐ろしい値段のお揃いの指輪とか、アシュラフは意外にロマンチストでした。
最強のカップルが誕生してデルアン王国のこれからは安泰ですね。
シリーズ4作目。ですが順番を間違えて6番目に読みました。シリーズ物をこんなにちゃんと読んだのは初めてです。
今回は受け理人がFBIということもあって、守られるばかりじゃなく割と対等な親友っぽくもあり。まあアシュラフの身分を知らなかったのもあるのですが。
理人を想って身を引いたアシュラフでしたが(FBIはアメリカのお仕事だから)、辞めてきた理人をもう二度と離さない!と嘘をつきまくって。
なんだかすっかり騙されて真面目にやってる理人が気の毒で、そこが残念ポイントでした。
理人がデルアン王国に来たからには必ず手に入れる!二度と離さない!と嘘をついたり口説くアシュラフ。
戦闘場面では背中を守り合うのが良かったですね。
シリーズ通して思ったのは、この一族というか義兄弟が
受けと離れ離れでもボディーガードをつけて行動を把握。
国には秘伝の催淫剤がある。
巨根。
執念深くて受けの退路を塞ぎ手に入れようとする。
好きなんですが、なんか萌えきれず。受けが全体的に受け受けしいというか、お話が乙女受けしそうな設定展開というか。
でもシリーズなので他のカップルのお話に別のカップルが出てきて、恋の応援をしたりするのはとっても良かったです。