ラブネスト 2nd (下)

love nest

ラブネスト 2nd (下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神96
  • 萌×226
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

32

レビュー数
13
得点
595
評価数
128
平均
4.7 / 5
神率
75%
著者
南月ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
サヨナラゲーム
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667626

あらすじ

女手ひとつで自分を育ててくれた母に自身がゲイであると言えない匡人と、
全てを知った上で旭を受け入れた匡人の母。
二人の想いを聞いた旭は……。

表題作ラブネスト 2nd (下)

八島 旭,38歳,建築士でバツイチ
穂積匡人,30歳,システムエンジニア

その他の収録作品

  • 好奇心は猫を転がす
  • カバー下(追加の登場人物)

レビュー投稿数13

旭が穂積に抱える罪悪感・・・

今作は旭にスポットがあたったお話でした。
さらに、穂積のお母さん、旭のお父さんも登場し、男同士が愛し合い、一緒に暮らしていく過程で立ちはだかる親へのカミングアウトや、旭が穂積に抱える罪悪感が募って行き・・・なお話でした。

旭は子どもが作れない体で、奥さんは悪気はないが他の男との間に子どもができ、家を出て行きました。
そんな傷心の頃に出会い穂積と結ばれたのですが、欠陥のある自分が穂積を選んだのはそのことを意識しないで済むからではないかと自分を責めます。
決して穂積を愛していないわけではないのにどこか引っかかり思い悩む旭。
そんな旭を穂積はどう支えるのか。上下巻なので2人の行く末を堪能できます!

そして、サヨナラゲームシリーズはまだ続くとのこと!!やったー(*^ω^*)
スピンオフもあるかもとのことで、ぜひナルに真実の愛を教えてあげてください!!!!

4

読めて良かった〜

上巻から続いて匡人の実家での、匡人の母親と旭の会話がとても素敵でした。

そして旭の仕事の苦境を食事面から支える匡人が既に嫁なんです。

友人のナルに指摘されても自分の殻に閉じこもったままの旭に、そっと寄り添う匡人の愛情がまた良いのです。

旭を労う為の旅行を計画したり、旭の父親が亡くなった時も黙って側で手伝う匡人がいました。

遺品によって父親の密かな思いを知る事が出来た旭はようやく殻を捨てる事が出来ます。そして匡人の言葉には旭の過去を違うものと変える力がありました。

2人のお互いを思う愛情がとても素敵でした。

南月先生によれば長編になりそうだったので、プロットから変更したとあとがきにありました。

こんなに充実したお話を読む事が出来て感謝しかありません。

そしてシリーズがまだ続くそうなので楽しみにしたいと思います。

2

ラブなネストなんだよ

母親のことを話しながらや、初日の出を見に行く途中や、旭の甘い一言一言にきゅんきゅんする匡人が相変わらずかわいい。
やさしいこと言ってあげる旭もいい男だし。
この2人は、甘々とやいやい言い合うおかしさのバランスがとても良くて好きです。

匡人の母親と旭の会話もいいですね。旭の率直で誠意ある言葉に人柄が表れていて、母親も納得してくれて。いいお母さんだ。

これまでも思ったけど、旭ほんと人間力高い。営業が苦手というけどコミュ力高いよね。

匡人の誕生日の話をきっかけに、お互い守り合っているとわかって良かった。そこよね!

父親のお葬式の時、旭が匡人を目で追って確認して安心していた、というのすごくわかる。そういう時、大切な人に身近にいてほしいものですよね。匡人がそういう存在になり隣にいてくれて良かった。

ネストは、巣、入れ子という意味らしく、タイトルは愛の巣、愛の入れ子てことですよね。
入れ子は、継手にもかかっているのだと思います。
継手は、手をつないでいるみたい、愛と絆。
旭の父親が作った継手の木材は虫食い、でも父は穴の一つや二つは勲章みたいなもの、虫食いだって芯が強ければ大事なものを守れる、といいこと言う!
虫食い=欠陥品とも言えるわけで。
しかもその継手には「旭 恒生 自分に負けるなよ」との文字が。それを見て初めて涙を流す旭がまたいいですよね。父親に対する複雑な思いがたくさんあっただろうし。
母親の「欠陥だらけ」の呪いも、匡人に話して、匡人の言葉でとけたようで良かった。
匡人が旭の過去に意味をくれた、いい言葉。

桜の下での旭の愛の告白がいいし、匡人の反応がかわいくて最高のラストですね。

ナルが言う、旭の過去を変えられちゃった、過去に起こった出来事は変えられないけど心象を変えることは可能、は同感。自分の中の過去に対する印象は記憶なので自分次第で変えられますもんね。

描き下ろしでは、奥まで…ごちそうさまでしたw

郁央×要祐、旭×匡人のお話はまだ続くんですね。うれしい。

そして、スピンオフの可能性 ← ナルですよね。番外編に嫌と言うほどナルのストーリーの伏線が詰まっていた。
正直、ナルは狂言回し的な役割として必要だと思いますが、なんでもわかっていそうな感じ(実際、人のことをよく見てわかるんだろうけど)いつも上機嫌で愉快そうに人を弄ぶところ、が好きではないです。
でもそんなキャラがスピンオフで主役になると、本気の恋愛をして悩み傷つきかわいらしくなるのもBLあるあるなので、その点では期待したいところです。

4

上下読みました。

こちらの上下を読む前にチェンジワールドから読み返しました。
郁、伊藤くんカップルは安定のラブラブっぷりですね
伊藤くんの愛情表現にはくすくすっと笑ってしまうほど

旭、匡人くんカップルは匡人くんの素直さというか旭さんのことを大切にしている気持ちが痛いほど伝わってきてどうにか最高にハッピーな結末を迎えてほしいとただ祈るばかりでした
今回はそれぞれの家族も登場し、丁寧に心情が描かれたストーリーは小説を読んでいるような気持ちになるほど。

次はスピンオフでぜひナルさんヒロインの1冊、いや2冊(何冊でも!)をお願いします!

3

ラブネスト2nd(下)

神作品です
本当に素敵な作品

読みたいのに、読み終えたく無い葛藤を抱えながら最後まで一気に読みました

ただただ良かった
みんなが、それぞれ幸せになっているのが伝わってくる
ナルの表情が時折含みを持っているように感じられるので、このキャラはこれからどうなるのか気になるところ

ナルは今作でもナルでした
本当に素敵なキャラです

郁も要祐も可愛かった
みんな出てくるのはホントに嬉しい

まだまだこの世界のお話が読めるようなのでほんとに幸せです

下巻は匡人のエロ可愛さが全開でそちらも神でした!全てが最高の一冊です

6

何もかもに大満足!!

読み終わってしまった…。
本当に良かった。
本当に、良かった。

匤人の母親と旭のサシ飲み、絶対、お母さんは気付いてると思ってましたよね、みなさま。
わたしも思ってました。
飲み屋のママさんは洞察力が鋭くてなんぼですからね。
というわけで、お母さんと旭の会話が良かった…。
匤人抜きだからこそ、旭が素直に話せてる感じも、お母さんの匤人愛も堪能できました。

下巻を読んでまず思ったのは、やっぱり匤人の成長。
上巻でもひしひしと感じましたが、下巻でもたっぷりと感じられました。
旭にただ寄り添うという深い愛がひしひしと感じられて、感動するばかりですよ。

それに対して大問題の旭の苦悩ですが。
わたし、ずっと思ってたんですけど、この件で悩むこと自体、匤人に失礼だと思いませんか?
自分に欠陥があるから、匤人を選んだのか。
欠陥がなかったら、元嫁ともうまくやれた/だめでも(巨乳な)女性という選択肢があった。でも欠陥があるから、その欠陥があっても大丈夫な、そもそも子供が出来ない男同士の関係に逃げたのか。
これって、「匤人」の人格を完全に無視した悩みだなあと思うわけです。
条件が合ったから匤人を選んだわけじゃないでしょう!?
匤人が可愛くて、怒られても叱られても一緒にいると楽しいから選んだんでしょう!?
匤人の献身や頑張り、旭への溢れる愛が「ちゃんと伝わってますかー!?」って聞きたい。

堂々巡りの旭に対して、匤人が出す答えがいいんです。
それがなかったら出会えなかった。
まさにその通りで。
あったから出会えた。
傷を、欠陥を、「幸運だ」と言い切る。
なんて子なんだ…。
もうほんとに、これ以上好きになれないくらい好感度が上がっていたはずなのに、もっと上を行くんだね、君は…って鳥肌が止まらない場面でした。
読者でもそう思うんだから、旭はもっともっと思ったでしょうね。

虫食いのある木材や継手の使い方がまたいいんだ。
「欠陥」をあえて隠さず、その味を生かす。
きちんと形が合うように削られた木材は、釘という異質なものを入れなくても、がっちりと家を支える柱になれる。
父を嫌いながらも継手を作って事務所に置いていた家族や旭の父への思い。
父が遺した継手にあったメッセージ。
ただ旭をしっかりと見て、ちゃんと気付いて、寄り添ってくれた匤人。
そういうパーツの全部がきちんとはまって、しっかりとした1本の木材になる。
ひとの結びつきっていいなあと思えるエピソードが全部、そこに繋がるような描き方が見事でした。
父親の言葉を思い浮かべつつ、2人がしっかりと繋いだ手が継手のように思えるラストも良かった…。

好きなシーンを挙げたらキリがありませんが、もう1つだけ挙げるならここ。
チラチラ高見と哲の両方を、匤人が問答無用に蹴散らすシーン。
潔い匤人の行動に拍手を送りたい。カッコよ過ぎました。
高見の表情が素晴らしいんです。
うっすらと感じていた旭の後ろのひとの正体に合点が行ったのと、敵うわけないなという気持ちが絶妙に合わさって、逆に穏やか。
この表現に「おおお!」と感嘆させられました。

あとがきによるとまだまだ続くようです、このシリーズ。
嬉しい。
次はナル?違うかな。恒生という可能性もある、のかな。
南月先生が思い描く、郁央×要祐と旭×匤人のそれぞれのエンディングのイメージというのも気になる。
いずれにせよ楽しみです。

5

いつまでも応援したいです。

上巻でも書きましたが、待ちに待った大好きなシリーズの続巻と上下巻同時発売、そして読み応え満点なボリュームあるページ数に、作家様には感謝しかありません。

そして、無印では匡人のトラウマを旭の愛情で解消し、今作では根深い旭の家庭環境からくる過去の傷を癒すのがメインになっています。

もちろん癒すのは匡人の大きな愛情なのですが、シリーズ当初に登場したあの屈折していて人の恋路を邪魔しまくってたコと同一人物かと思うと、立派に更生した(?)姿に感動しかありません。その様子がイケメン過ぎて、頼りにしてるのは自分の方だと旭が気付く場面が大好きです。

嬉しいことにこのシリーズはまだ続くようで、今度はお母さんに報告する(もう知ってますが)場面も見れるのかなと、今から楽しみにしています。もう全てが最高で、神評価しかありませんでした。

5

もっと遠くがあるらしい

下巻。

この「旭x穂積」は前作から続けてトータル4冊でじっくりと描かれていますが、この「2nd」は2人それぞれの家族との関係性を克服していく深さがあります。
特に大人である旭の内に抱えている弱さに焦点が当てられているところが良い。
若い穂積は休みでもアクティブで旭を振り回したり、Hにも大変積極的。そしてヤキモチ焼き。
それでも穂積の存在や何気ない言葉が旭にとっては救いであり、失う事など考えられない存在になり。
「チェンジワールド」にて悪意の塊で他のカップルを引き裂いていた穂積だけどね。
そんな彼が今こうやって幸せをつかんでいる。(良かった良かったなんだろうけど、私はまだモヤってるゾ)
穂積の若さ、それは軽さ。
対して旭は非常に良い造形だと思います。旭のかつての苦しみ、今穂積との幸せの中で気づいた新たな苦しみ。
大人には色んな傷がある…そんな部分が良く表現できていると思う。
2人とも家族とのわだかまりの雪解けまで描かれ、もちろんエロもボリュームいっぱい、ファンには大満足の上下巻だったのではないでしょうか。

カバー下の後書きで、このシリーズはまだ続く、とありました。
逆に驚き。
どう続くの?2組ともハピエンなのに。
つまりは生きていく上で避けられない色々な困難、予期せぬ何か、予期できる何かが起きるということですよね。
このシリーズは読者も若いと思うんだけど、ついてこれるのかな…この後のイロイロなんて本当に読みたいのかな…と本音では思ってます。

また、本作でまた妙な存在感を出していたナル。
彼のルックスはすごく好きだけど…多分人格は好きになれないタイプ。次にスピンオフがあるとしたら彼?単に予想できるような闇や過去、救済じゃなくて、もっと超えてくる造形/展開を期待したい。

4

恋愛の先にあるもの

ディアプラス連載中に、毎月”じ~ん(深いわ…)”と心を抉られながら読んでいたものが、コミックにやっと!まとまって、前にも読んでるからちょっと”じ~ん”薄まってるかな、と油断してたんですけど、まとめて厚く”じ~ん”がきました。もうこのシリーズ読み応えありすぎて神です。

ひたすら丹念に2人の日々が綴られています。穏やかにみえる日常において、ときどき不穏な雰囲気を醸し出す、旭の心の中でこんがらがってるトラウマが今回のテーマの一つだったと思うんですけど、そんな旭の葛藤にきちんと向き合おうとする匡人の成長も感じられる尊い展開でした。いくつになっても、一人じゃ解決できないことってあるんですけどね、さりげなく気持ちに寄り添われることで、徐々に浄化していくことってあるんですよね(たぶん)。さらに、毎日一緒だから、ちょっとした言動で相手の心の機微に触れて、嬉しく思ったり落ち込んだりするけど、自分の気持ちのなかだけで完結せずに、きちんと話し合うってゆーことが生活を共にする上でのお作法という2人の関係性は、成熟した大人の理想的なラブラブでした。

大きな事件がないからこそ、なんでもない日常に関わることを共有していくことが大切なんだなと改めて考えさせられるものがあります。互いの存在の根本である家族や、仕事や友達について、時々意見が食い違いながらも、2人にとっての正解を徐々に導いていく、だからこそかけがえのない存在になるという過程が丁寧に描かれていて、これは噛めば噛むほどスルメ的な作品ですよ。おそらく、読者それぞれが読むタイミングによって沁みる部分が違うんじゃないかな。

けっこう長いシリーズなのになかったっけ?っていう旭から匡人への告白シーンはね、読むの初めてじゃないのに、うっかり泣きそうになりました。素敵が過ぎて!!!ここぞ!というときにだけ本気出す旭のかっこよさには魂持っていかれます。(上下巻で各1シーンずつドッカーンとくるところあって…。ギャップ萌えです。)

全体的にシリアス寄りかもしれませんが、真面目にふむふむするだけじゃなくて、きちんと身体でもコミュニケーションとる2人ですので、ご安心ください。南月先生の端正な絵による緻密で濃厚なエロも眼福です!

コミコミさんの特典リーフレットは、ナルに飼われている人型犬の旭と人型猫の匡人のいちゃラブ!野生的な旭犬の嫉妬マーキングと猫型旭の安定の可愛らしさに癒されます。

6

いくじなし

上巻のレビューのタイトルを花言葉にしちゃったので 下巻も
表紙の花がコデマリであってれば なんだけど ← 意味ねぇ



匡人の実家にふたりで帰省し ふたりの[特別な日]にふれた旭
匡人の考える他人との関わり 日々への気持ちも 母の思いまでも受け止める

上下巻通して 寄りそうふたりの 『守りたい』がしっかりと描かれてはいるんだけど


匡人の変化はすごいよ
相手より自分の好きが勝ってるのを受け入れてから

過去引きずってる時はあんなにイヤなヤツだった匡人が………

もともと一途な子だったんだろうけど 健気ってのとは違う
相手を想って 強くなろうとしてる

なんだけど 相手を想いすぎて伝えられない 一方通行のもどかしさ



過去と今 不意に喰らった言葉に縛られる旭 と 何を抱えようと まるごと愛したい匡人
胸の中で燻るものを明かすのが怖い 自分のキモチだけで傷つけたくない 意気地がないのは いったい誰?



う~ん なんだろ? この2人が過去に難ありなのはわかってるし そこが醍醐味だったりするんだけど 旭が囚われすぎて 迷って 迷って 迷って の堂々巡りを延々と見せられ 若干くどい?


仕事に 恋に親兄弟 いろんな人の想いを大事にしたい 目の前にあるもの全てを守りたい
そこはいい けど 匤人と出逢った事で知った弱さに振り回されすぎて 自分の不甲斐なさばかりを責めて 匤人を置き去りに報われない過去に堕ちすぎ


お陰で 溜め込んだものすべて吐き出し匡人だけになった旭と
変われないものはそのままに 不幸を幸に変えた 匤人の言葉が際立って強く印象に残る結果にはなってるんだけど


旭の拗らせすぎたものだけでもお腹いっぱい気味だったのに 最後の最後まで絡んできたナルにもちょっと胸焼け

出血大サービスで盛り込まれたいろんなエピに 最終的に言いたかった事なんだった?みたいな感じになっちゃって 大ボリュームで満足は満足だったんだけど


大好きなお話だっただけに  なんか うん ごめん

4

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