• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作花恋つらね(8)

新井源介(本名:野田淳平),大谷屋御曹司
松川惣五郎(本名:東周吾),玉乃屋御曹司

その他の収録作品

  • 二十歳になったので、お酒の席も増えました(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

蔦丸と惣五郎の従兄・武市は、惣五郎の祖父・菊右衛門が当初からこの事実を知りながらも静観していることに疑問を抱きはじめ……? 梨園の御曹司同士の恋絵巻、引き継がれる想いと絆の第八巻!!【全189ページ】

作品情報

作品名
花恋つらね(8)
著者
夏目イサク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花恋つらね
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668203
4.5

(65)

(38)

萌々

(22)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
293
評価数
65
平均
4.5 / 5
神率
58.5%

レビュー投稿数14

「覚悟」の先へ…急がば回れ‼

成長した源介と惣さま
2人なりの覚悟をしっかり示し一旦は武にぃと蔦丸さんを説得

腹を括り覚悟を決めた2人の成長が眩しい8巻
きっとこの2人の行く末を誰よりも見守っているのは菊右衛門さんなんだろうという事はひしひしと伝わって来ます

とは言え「名を遺す=名跡」問題は「気持ち」だけで片付くものでもない所がこの作品の大きな障害
でも、、、覚悟には覚悟で応える心意気
そんな展開をどうしても期待してしまう

本音と建て前が曖昧な世界だけれど「粋」である事が「恰好の良さ」だと信じてる…!

その為にも先ずはお役をしっかり務め上げて役者としての実力と立場を手繰り寄せるのが最善
まさに”急がば回れ”

そんなヒリつく舞台のお話しと対比するように2人の盤石な仲の良さに癒される♡
お互いが素直に「好き」を伝え合う空間には萌えしか存在しない (ღˇ◡ˇ*)♡

この先の2人の終着、、、どうなるんだろう。。。(,,•﹏•,,)


それにしても…惣さま、物持ちイイなぁ~
シャチのべんけい、ずーーーっと大事にしてるの、ほんとかわいい~♡

0

最高の相方になるために。

前巻から二年後の話になります。一番の相方を目指すことにした二人。でも、そうそう上手くいくはずもなく、一歩ずつ歩いています。仲を反対する武市と蔦丸にも、外では恋人らしさを見せない、ということで、とりあえず静観してもらうことに。源惣コンビよりその二人のことで、相談している武兄と蔦丸さんの方が、楽屋で噂になっているのが、笑えました。寿一郎と菊右衛門の不仲だった理由を調べようとした結果、喧嘩するまで、彼らが最高のコンビだったことが判明。そんな中、惣五郎に、弁天小僧という大役が、まわってきたが、苦戦する惣五郎だった…。
以下、次巻ですが、お互いの親友に相手との苦労を訊かれて、答える内容がとても好きでした。問題山積みですが、どう落としどころを見つけるのか、とても楽しみです。

1

思わず声が出た。「やっぱ面白い!」

普通にサクサク読めて、普通に面白い!
これってスゴイことだと思う。
さすがベテラン作家様の実力!

前巻から2年の月日がたち、源惣コンビも大人になりました。
恋人同士のイチャイチャは自分たちの部屋の中だけでして、人前ではただの役者仲間として最低限の会話しかしない、なんていう高度な技が使えるように!
でもって惣様が、
「〝こんなだけど実はおれら付き合ってるんです〟っていうのが意外と悪くない」って言って、ほくそ笑むの。
わかる〰︎〰︎〰︎!!

更に、漫画の読者である私は全部知っているから、作中のお客さんも関係者も知らないけど、実は二人が本当の恋人同士で、あんなこととかこんなこととかもしちゃってるのよねー(*≧∀≦*)と悦に浸るのです♡

武市、蔦丸のお兄ちゃんズは変わらないなぁ。
ずうっと源惣をハラハラ見守り…監視して、楽屋でヒソヒソ話し合ったり、武市の家で飲みながら語り合ったり。
ん?どんどん距離が近くなってる!
そこに持って来て、蔦丸さんがバイと判明?!
武市×蔦丸のフラグが立った?

読めば読むほど、このお話はどんなふうに締めくくられるのだろう?と気になります。
寿一郎と菊右衛門の生き写しの孫たちの恋が成就することにより、祖父たちの想いも昇華(成仏?)するのだろうか。
跡継ぎ問題はどうなるのか?
武市、蔦丸までくっついたら、本当に血が絶えてしまう。
でも歌舞伎界では養子を取ることも普通によくあるから、そんな道もあるのでは?
(男二人がくっついて、一緒に養子を後継者として育てて行く、って結末の貴族社会を舞台にしたBLもありましたよね。)

あとがきで夏目先生が、「惣五郎や源介、菊右衛門、蔦丸、みんなが、出来る限り『良かった!』と思えるようなラストに向けてがんばります」とおっしゃっているので、そろそろお話も終盤に差し掛かって来ているのかな。
読者も「良かった!」と思えるラストを切に期待しております。

0

2人から目が離せない!

「花恋つらね」を初めて読んだ時は、まさか8巻まで続くとは思ってなくて、改めてタイトルの下の数字を見てびっくりしました。

でも、それだけ丁寧にお話が進んでるんですよね。ジワリジワリ進むお話にリアリティさえ感じています。

でも!でも!BLはファンタジーなんだから、源介と惣さまが幸せになる結末を祈ってます。
家の為だとか血筋とか、女性と結婚したって子どもが必ず産まれる訳でも無いし、それも男児とか…どっからか養子でも取れば良いって思ってしまいます。

なので妙に絡んで来る源介の兄の蔦丸が大っ嫌いで、蔦丸好きな読者の方には申し訳ないけどお前が跡取りを作ればいいじゃねーかと思いながら読んでしまうのです。

歌舞伎の伝統的な世界で頑張る若い2人の活躍が面白いし、歌舞伎が好きでお互いが大好きな2人の努力を読むのか凄く楽しかったです。

前巻から2年経過してるのも凄く良いテンポだと思ったし、早くも続きが読みたくて堪りません。
難しい大役を惣さまがどう乗り切って、どう自分のものにして行くのか楽しみでしょうがないんです。

1

7巻から…

なんと2年も経っちゃいました!
うわーん!もっとゆっくり二人の初々しいイチャイチャラブラブえろえろを見たかったよーーー!
跡継ぎを求められる御曹司同士のカップル。お話としては歌舞伎らしくて面白いんですが…BLとしては私的には、こう…イチャラブが足りない?
というか、こういう展開になって、ああ、二人の恋人としての歩みをもっとゆっくりじっくり見たかったんだなぁと気付きました。
それでも夏目先生らしく、二人のやりとりや蔦丸さんと武兄のやりとりなどテンポが良くて明るく胸きゅんがあって、安定の楽しさです!

惣様の化粧品の広告ポスター!とってもキレイ。美人!
初々しい二人はもう見られませんが、恋人として2年間ちゃんと歩んできたんだなぁと分かるようなお付き合いっぷりが見られて嬉しいです。
そして今度は惣様が役者として成長する番!二人が満足出来る結末は困難な道のりだと思いますが、夏目先生ならきっと幸せにしてくれる筈!と信じて、次巻も楽しみにしてます。

2

2年後

おじい様たちの物語が切ない前巻でしたが、今巻は本編2年後からスタートでした。
芸能界でも着実に存在感を増し、特に惣五郎の美しさがマシマシなのには驚かされました。
カラーページも相まって、ため息が出ます。
いや、表紙の源介も相当素敵です。
そうですね、二人ともいい意味で男の色気が出てすごく素敵に成長してくれています。

きちんと自分たちルールを決めて遵守し、お付き合いを続けている二人。
限られた時間と空間の中で関係を育む姿に、お互いへの誠実な思いが感じられ応援したい気持ちでいっぱいになります。

菊右衛門さんがキーマンになるのでしょうね。。。
二人の道行がどうなるのか、これからも見守りたいです。

3

寿一郎と菊右衛門をもっと見たい

2年後の二人です。20歳を過ぎたようでお酒も飲めるようになりましたね。
相変わらず、2人はラブラブで源介が惣五ファンなのも変わりません。

今回も寿一郎と菊右衛門の舞台のすばらしさが出てきましたね。
鶴丸さんが泣いてしまうくらいのいい舞台だなんて。そんないい演技をできる二人だったのにお互いに恋してしまったために相棒解消しなくちゃならなかったなんて、辛すぎます。
寿一郎さんが亡くなった時、菊右衛門さんはどう思ったんでしょう。おじいさん世代の恋愛を考えると胸が苦しくなってしまいます。源介があまりにも寿一郎に似ているからか、菊右衛門さんの「寿一郎を嫌いな振り」も出来なくなりつつありますね。
もっと彼らの恋愛を、そして歌舞伎を見てみたいです。

源惣の二人ですが、相棒として認知度が上がってきたのはいいけど、ビジネスBLじゃないのなら気を付けないといけませんね。腐女子はどこでも狙っていますから。
そして、ずっと家族の様にそばにいた忠さんから、「惣五にはいずれ跡取りを作らないと」と言われてショックでしたね。

歌舞伎の世界で、どの程度の付き合いが許されるのか。
恋人として付き合ってもいいが、女の人と結婚し、子供を作ること(それも男)を前提とする、という条件が付きそう。
どうなるのか、とても心配です。

0

最高の相方へ

7巻から約10ヶ月後に8巻が読めるのうれしいです。
夏目先生作品は、絵、キャラ、ストーリーがパキッと明るく前向きで、読んでいると、そうこれこれ!と毎回楽しくなります。
表情がかわいい、かっこいい、色っぽい、おもしろい…とくるくる変わるところが魅力的で大好きです。

8巻では少し大人になった源介と惣五。
歌舞伎とプライベートをきっちり分け、武市と蔦丸に理解してもらうよう努力する姿が頼もしい。

そして、しっかりらぶらぶなのがめちゃくちゃうれしい。
源介が惣五一筋なのは変わらないし、惣五もそうで。
2人とも歌舞伎が好きで、役者として尊敬し頼りにし合っている所がいいんですよね。

惣五がお稽古でへこんだ時、源介に充電しに来た「…ぎゃってして」にめっちゃ萌えました。
もちろん喜ぶ源介にも。

源介がかっこいいのに惣五にメロメロで。
惣五はかわいらしくてきれいなのに、男前だったり照れ屋なのがいいんです。
特に単純で褒められると、ドヤ顔でうれしそうにする惣五がツボです。

この2人、ほんとバランスがいい。
飴パラの2人もだけど、夏目先生が描かれるCPめちゃくちゃ好きです。

「最高の相方になる」という目標に向かってがんばる2人だけど、跡継ぎ問題があるわけで。
そこをどう落とし込むのか楽しみです。

最高の相方…が祖父同士の関係とオーバーラップされていて、祖父たちの真相を突き止めるのか。
それが源介と惣五の今後に影響するのか。
気になるところです。
9巻もめちゃくちゃ楽しみです。

あとがきの「楽屋では武市と蔦丸の方が噂になってる」に笑いましたw
2人こそこそ話しているんでしょうね。
ちなみに私は武市が好きなタイプです♡

電子特典がカラーできれいで萌え萌えしました。

4

成長し続ける2人!

源惣コンビ~~~
まずは一番の相方になること、ますます芸の道に邁進する2人がかっこいい!!
限られたラブラブ時間の2人はかっわいい!!

今回は歌舞伎パートや2人を心配する兄ちゃん達パートが多いようにも感じたけど、2人の成長、支え合い高めあってるところにはキュンとしました。

7巻読み返して、じいちゃん達の間に恋愛感情が湧いたことで、ちぐはぐして本来の演技ができなくなり、自分達で共演NGにしたこと、自分の芸の道、家のことを優先したことが切なくて切なくて…
現・源怱コンビはじいちゃん達と違って思いは受け入れ合ってるけど、バレた時には私欲を持ち込んでないかとか、家はどうするんだとか、世間の目はまだまだ厳しいですよね…その課題がじわじわ迫って苦しくもなるけれど、2人のパワフルさなら誰もが認めるコンビになってくれそうと思える惣五郎大好き度が加速しまくる源介、負けじと譲らない惣五郎の絆を見せつけられました!!コンビ力を実際に形にしてくれる日が待ち遠しい!!

カラーもたっぷりで麗しい2人を堪能できたのも嬉しかったです!!

1

おれも欲しい

8巻目。がんばる二人が変わらず、歌舞伎の世界も麗しく毎巻楽しみにしています。すっごく盛り上がるってことはないんだけど、とにかく絵と二人のキャラが好きなので萌にしました。惣様、弁天頑張ってくださいまし!なお話、雑誌掲載分+描きおろし7P+あとがき1P。レビュータイトルは好きなセリフ(源介)。

蔦丸(攻め兄)と武市に、もうちょっと様子見してと懇願し受け入れてもらった二人。一人暮らしを始めた源介の部屋で仲良くし、外ではお互い芸を極める毎日で・・・と続きます。

新しい登場人物はいなかったんでは。西田とヒロトがちょこっと出てきて、楽しそうだったのが嬉しかったなあ。

++この巻で一番好きだったところ

惣様が化粧品のCMやってるらしく、駅前にそのポスターがでーん★ってあるんです。その前をてくてく歩く源介。「このポスター欲しい」ときゃっきゃ騒ぐ女子たちの後ろで、「俺も欲しい」ってつぶやくシーンが一番好きでした。惣様出ているCMを録画して30回観たとか言うし、惣様フリークは健在じゃん!またポスターの惣様がそれはそれは色っぽくて美しいんですよう、この化粧品使うわよっどこの?!って感じでした。

爺様方の過去話にせまりつつある二人、また武市、蔦丸も何気に距離感近くてうふうふな巻でした。先生、続き楽しみにお待ちしてます!

3

深まるのは疑惑?

前巻の最後 蔦丸にきった啖呵と腹くくったような決意にじむ源介の顔が男前だったのもさることながら 有無を言わさず隣に立つために動く決意をした惣五が凛々しかったな……と

8巻か……これも長くなりましたね

中途半端に捲ったり 人間離れした荒業でやり過ごすみたいなのがない分 心情を丁寧に魅せられているので長くなってもなんの不満はないんですが なかなか思うようにいかないふたりの関係に焦れったさは増すわ 惣五のちょろさが心配になるわ

あぁぁぁぁ もうヤキモキするッ!


あの日から2年

このふたりほんッとに
あたしのヤキモキなんかより 蔦丸のヤキモキが最高潮迎えてておっかしくて よく胃潰瘍とか逆流性食道炎になったりしなぇなと 蔦丸に変な愛着がわいてきたわ


口をださない雅臣の思いや 蔦丸 武市の心配
事情を知らないふたりがだんだんと諦めた恋に近づいていく

こういうのに鳥肌たっちゃうんだな 案外

越えなきゃいけない壁やら 思い返す想いやら 立ちたい場所やら

ふたりの関係にこれといった進展はないままつきまといだす世間の噂

またいいところで終わるっていう
いっそ完結してから一気に読んだ方がこんなヤキモキしなくてすむのかしら?なんておもったりなんかして

相変わらずボロッカスにのされて泣きつく先が源介ってのがね ちやほやされて伸びる子 惣五郎 

次は大歌舞伎からのはじまりになるのかしらね? ←もう次が気になって仕方ない人

0

旧 源惣コンビに想いを馳せる。

うわー。扉絵も堪らんけど。時節柄、揃いの黒いマスクを着けた源介と惣様のカッコ良さには痺れる‼︎ 痺れるのよ。
マスク姿ですら麗しい、2人の姿にため息。
ずーっと見ていられる。

さて。いよいよ、旧・源惣コンビこと、亡き寿一郎と菊右衛門との間に何があったのか。が、描かれることと期待したんだけど、それは次巻以降へと持ち越され。ジリジリの焦らしプレイの本巻とあいなりました。
大人になった源介と惣さまは、変わらずラブラブ。しかし、2人の事を周りに認めて貰う為に。とりあえず、仕事は仕事。プライベートでのお付き合いは、主に源介が借りた一人暮らしの部屋の中のみ、という約束の通り。秘密に逢瀬を重ねる2人。初々しかった10代の頃とは違い。会えば、肌を重ねる関係でもあります。アダルト〜。
そんな2人を心配する源介兄・蔦丸さんと、惣さま従兄弟・武市。この2人が急接近し過ぎなのはちょっと気になるところ。
私は武市兄さんと蔦丸さんが、何とかなって欲しくない派。そんなに誰も彼もがくっつかんで良いよね。

源介も惣さまも共に家を、血を、繋いで行かなければならない御曹司。だからこそ、2人の恋は簡単には周囲に祝福されるわけが無い。分かっているからこそ。それは切ない。今を大切にしたいと互いに想い合う、心。
そんな折、「弁天小僧」という大役を仰せつかった惣さまは、過去の菊右衛門の作品を遡る内に、家では封印されていたとみられる、寿一郎との共演作を見つける。同じく、その少し前に、寿一郎と菊右衛門の共演作をビデオで見ていた源介と共に、こんなにも息の合った2人が、どうして共演NGとなる程の仲違いをしたのかと不思議に思い、彼等の過去を知る人たちに話を聞きに行く。
2人の間に何があったのか。絶対に、それは胸熱の物語の筈‼︎ 今、紐解かれる最大の謎‼︎
ここまで焦らされたんだから、期待してますよ!

ところで。磨きがかかる惣さまの麗しさに、いつでもイチャつきたい源介。
化粧品のモデルに抜擢されたという惣さまのポスターがホントに惚れ惚れする程美しい〜。

0

過去との対比の描き方が素晴らしい。

「花恋つらね」も早いもので8巻目。

二人の兄ちゃんズに二人の仲がばれてしまった源介と惣五郎は、「恋人関係」でいるのは部屋の中だけにする、と宣言する。そして、二人の交際は順調に進み、2年後。

というところから8巻はスタート。

プライベートでも、仕事上でも。
お互いの唯一無二の存在になりたい。

そう願い、仕事も頑張る二人の姿に痺れました。カッコいいし、可愛い。源介と惣五郎を見守る二人の兄ちゃんたちも良い。噂、から転じて二人がくっついちゃってもいいのにね。

が、今巻の萌えどころはずばりじいちゃんではなかろうか。
かつて幼馴染であり、良きライバルであり親友であり。そんな二人が一切共演しなくなってしまった、その理由とは―。前巻でも描かれていたその部分に、めっちゃ萌えました。7巻も良かったし、夏目先生、ぜひともじいちゃんたちのお話をスピンオフでお願いします!

梨園ならでは、って言う事なんでしょうね。
世継ぎ問題。
家の血を、継いで行かなければならない。由緒正しき家柄の人は大変だなあ…。

結ばれることのなかった菊右衛門さんと寿一郎さん。
そして、今を生きる源介と惣五郎。
同じ立場の二人ですが、惣さまたちには幸せになって欲しいな。過去と今を対比させることで惣五の葛藤を際立たせる展開が素晴らしかった。

いやー、しかし源介と惣五郎のような二人が舞台に立っていたら見に行ってみたい。夏目さんの描かれる美麗な絵柄は、今巻も健在。とっても素敵でした。

3

仕事も恋愛も試練のとき。

わぉ!最初から2人のベッドシーン♪
テンション上がりました。しかもカラーとは最高!!


いつの間にか8巻です。もう8巻なのに、2人の恋人関係はまだ入り口です。すごく焦ったいんですが、歌舞伎界のこと。そうトントンと2人の仲が認めてもらえる訳ではないんです。跡継ぎ問題がどうしても絡んできますから…。

それに2人が芸事に一生懸命に取り組み、評価をどんどん上げていくことで周囲の期待値も上がるので、ますます惣五郎と源介の付き合いが困難を極めていくと言う悪循環。
やだ〜…胸が痛い……。
2人が最高の相方になることを応援しているのに、その域になってしまうことが2人の別れを意味するようで、今後読み進めていくのが正直怖いです。

今巻は2人の恋人関係について考えさせられるものでした。武市と蔦丸に、条件付きで付き合いを認めてもらいました。源介のマンション以外ではイチャつかない、周囲に迷惑をかけたら別れるというもの。2人は必要以上に接触をしないように配慮していますが、SNSでは2人の仲の良さを妄想や冗談めいた投稿が。今の2人には気にならないハズがありません。蔦丸はSNSパトしてるしさ…。というか、武市と蔦丸の方が仲良いけど!?と思ったら、なんだ。そっちの2人の方が楽屋では話題になっていたんですね(笑)スピンオフ熱烈歓迎♪


仕事面では惣五郎に難しい役が与えられて、うまく演じられずに気落ちするシーンで終わりました。惣五郎なら乗り越えられるとは思いますが、その過程ですよね。役作りの間に何か一波乱起きそうな予感満載で、これまた怖い…。源介との恋人関係のことにも影響ありそうな気がします。
…惣五郎、迷惑かけたら別れるとか宣言してるしな〜…。源介はピンチにも動じない強さや余裕があるので安心して見ていられますが、惣五郎は繊細だし危なっかしい面もあるので、暴走しないことを祈るばかりです。ストーリーが惣五郎視点寄りなので、気になっちゃいます…。

歌舞伎という特殊な世界。跡取り必須の世界で、惣五郎と源介が恋人同士として周囲に認められ、役者として多くの人に必要とされるような、2人にとっても皆んなにとってもハッピーな結末を早く見たいです!

まだまだ続きそうですが、とても丁寧に描かれたストーリーですから首を長くしてその時を待っています^ ^


2人のラブイチャはそれなりに♡
描き下ろしは特に最高でした!
本編が最後楽しい終わりじゃなかったので、嬉しいです!

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP