コミック

  • キミが獣になれるまで

キミが獣になれるまで

kimi ga kemono ni nareru made

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作キミが獣になれるまで

陰下充 大学1年生 医学部 Normal/変異Dom 19歳
陽木昂 大学3年生 法学部 Sub 21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:「bonus track」
  • カバー下:キャラクター紹介

あらすじ

性に奔放な大学生のSub・昂は、
プレイ中に正体不明の強い視線を感じる。
それはSubを跪かせ支配するDom特有の“獣の目”。
以来、昂はその目が忘れられずにいた。

そんな昂の年下の幼馴染でNormalの充は
「SubとNormalとでは釣り合わない」と分かっていても
ずっと昂に想いを寄せていた。

大学の授業料を工面するため
抑制剤の治験バイトをすることにした昂は
2ヶ月間自分と共同生活をしてくれるDomを探すことに。
それを知った充に引き留められるが、
その目は忘れられないあの“獣の目”をしていて…!?

「…言ったよな?“おまえを従わせてやる”って」


【収録作品】
キミが獣になれるまで1~6
bonus track(描き下ろし)

作品情報

作品名
キミが獣になれるまで
著者
紫能了 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801982161
4.2

(178)

(95)

萌々

(53)

(20)

中立

(6)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
25
得点
753
評価数
178
平均
4.2 / 5
神率
53.4%

レビュー投稿数25

プレイの描写が綺麗でした

Xのタイムラインで試し読みを見かけたので、気になって買ってみました。

表紙がとっても綺麗ですよね!!
漫画もとぅるとぅるな印象を抱く、ちょっとなまめかしい感じの絵で、作品のイメージによく合っていると感じました。
言葉責めをしたり、ろうそくのプレイをしたり、少し痛そうな描写が個人的に苦手でしたが、意外に抵抗なく読めたので良かったです!
受けの泣き顔がめっちゃ刺さりました…。やっぱりチャラ男が一途な攻めに修正されるっていいですよね…!!

0

いろんな意味で高度なDom/Sub

 読み始めた時はすごく期待値が高かったのですが、なんとなくずっと燻っている感じで萌えきれないというか、すごく惜しいなぁというのが正直な感想です。ハードなSMプレイにもまったく抵抗はないですし、Dom/Subにもそこそこ慣れてきたつもりです。ただ、充という攻めが自分が萌えるにはかなり難しいキャラだったなぁと思います。

 ノーマルとDom性の間で揺れ、葛藤し続けていた充。Dom/Subでは性が変わるキャラはまだ珍しいですよね。常にSubを支配し続ける強いDomではなく、不安定で頼りなさを見せるDom性を秘めたキャラが攻めというのが、この作品の1つの魅力。でも、ノーマルとDomの充があまりにも乖離していて、もはや私には同一人物と認識するのが困難でした。多重人格という病気は実際ありますし、充がほぼそれに近くなった理由も納得できるものでした。ただ、やはり人格が違うと私にはどうしても違う人に見えてしまって。

 成長と共に気質が変わっただとか、表の顔と裏の顔にかなり差があるけれど本人に自覚がありコントロールしているとかであれば、普通に萌えられたと思います。でもそうなるとこの作品の魅力が消えるので、あとは読者の好みの問題でしょうね。ノーマルの充は私好みの攻めではなく、かと言ってDomの充にも何かが物足りず。2つの性格が混ざった中間の充を受け入れるには、Domの時の性格は一体どのように育っていたのか、もう少し彼についての背景が必要でした。これだけのプレイをどこで覚えたのか、とかも。

 医学的・科学的な下地もしっかり作り込まれているところや、簡単にSubを甘やかさないプレイは良かったです。ストーリー展開に不満はありません。2人の先生も気になりますが、巻末のプロフィールを読むとDom/Subと攻め受けが逆転していてこちらもまたややこしいようで(笑)。猪狩先生の受けが見たいと思いましたが、攻めでSubというのも食べてみたら案外美味しいかもしれませんね。

0

あきくんのDom

シチューBLから随分絵柄が変わられましたね。凄い画力はそのままで大学生の主人公の可愛さとセクシーさに合ってて楽しめました。
この作品は古典的なドムサブのコマンドがなく、かといって命令も無いように見えるのと、S/D性が満足する(斑紋が出ない)ところがいまいちハッキリ分かりませんでした。昴がMで加虐プレイにとろんとしているようにしか見えないような…
昴のSub性はとても可愛いのだけどサブスペースにどう言う時入るのか、充の不安定なDom性じゃ満足出来てないから斑紋が出来たのだろうけどじゃああのプレイらは一体など、私の読み込みが悪いのかもしれませんが雰囲気で流れた感じが否めませんでした。あとメンヘラっぽいギャグ顔すぐ挟んでくるの苦手過ぎでした。

でもピュアな充の必死さはめちゃめちゃ好きだし初エッチがプレイじゃないのは良かった。あの充で甘々のドムサブ、他のドムに威圧する時だけ別人格とかが良かったな。

0

サブキャラが良過ぎて…

なんでしょう…サブキャラの医師2人が良過ぎて良過ぎてそっちばっかり印象に残ってしまいました。それくらいあの2人がいいんですよ笑
スピンオフ出たら泣いて喜びます!

0

表紙の表情は別人格

Dom/Sub系にあまり興味がなく、普段積極的に摂取するタイプの作品ではありません。読んだことはある。程度です。
なのでプレイ内容やコマンドの需要性も私には無関係かな?と思い読み進めました。

Domの目に秘められたパワーが凄いですね、威嚇したりマーキングしたり…。
また、ふとしたキッカケで性格がガラッと変わる展開も面白かったです。二重人格的な感じで。

主人公CPの葛藤も良いですが、個人的には先生方2人が魅力的過ぎました。妄想がはかどるっていうか…♡
スピンオフを(勝手に)考えながら読めるくらい2人のキャラは立ちまくってました!
なので…スピンオフあるよね?|ω・` )チラット

0

一般的なD/Sが好きな人には向いてないかも

試し読みをしてめちゃくちゃ気になっていたので読みましたが、新感覚Dom/Subというかもはやこれは新しいジャンルなのでは...??と。
独自の設定など新しく追加されていて新感覚なのは分かりますが、じゃあDom/Subではなく新しい○○バースとしてお話を進めた方がすんなり読めたかなと思います。
レビュータイトルにもあるんですけど...コマンドやDom性・Sub性などD/Sの性質を重視してお話を読む方にはあまり向いてない作品かなぁとは思います。
自分の頭が固いせいなのかもしれませんが...初期設定から派生するものを受け入れるのに時間がかかります(汗)

お話としてはテンポも良く所々コミカルな絵が入りつつ内容はしっかりあるので最後まで読めました。
攻めがちゃんとしたDomになる編もあるんですかね?続きがないのであれば、彼らのその後は読者の想像にお任せスタイルな終わり方だなぁと思います。

1

絵がとても美しい

毎度ながら先生の絵柄はとても美しいうえに漫画も読みやすくて、全体的に高評価です。ただ、今回受け攻めが少しタイプからかけ離れており、メインの二人よりも先生たち二人に目がいっちゃいました。うしろのページで先生たちの軽いプロフありましたがもしスピンオフあるなら、(コミック派なので雑誌みてなくて情報常に遅いです)年下先生×年上先生っぽい感じがします。ただ、ビジュアル的に反対の方が私は好きなんですが、やはり世間は年下大型犬みたいな攻めが人気だから、スピンオフあるならそうなる予感が今からあります。次も楽しみです(=^・^=)♪

1

盛り込まれた設定に引き込まれる一味違うDom/Subユニバース

紫能了先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
SM 4
エロ 4
コミカル 3
シリアス 2
な感じだと思います。

Normalの充くん× Subの昴くんのカプです。

性に奔放な大学生の昴くん。大学の授業料を工面する為に抑制剤の治験バイトをしようとするが、その為には共同生活をするDomを探さなくてはならなくて。そんな時、昴くんに片想いをしている、年下の幼馴染でNormalの充くんが、Dom探しに口出ししてきて、更にはDom特有の「獣の目」をしていて…。

Dom/Subユニバースですが、本編前の設定ページで書かれていますが、今作オリジナルの追加設定が盛り込まれています。

まず根本的に、コマンドがありません。充くんと昴くん以外、他のキャラの絡み描写が殆どないので、一概には言えませんが、DomとSubの支配欲と従属欲を満たす為に絡み描写はSMの様なプレイが多く描かれています。

他にも、Dom特有の身体的特徴である「獣の目」という瞳孔が縦に細長く、他のDomに対して威嚇してり、惹きつけたいSubに対してマーキングすることが出来る目を持っています。更には欲求不満になると、誘惑性フェロモンを出したり、斑紋が身体に浮かび上がったりします。
追加設定とは別で、Normalの筈の充くんが後天的にDomに変異したりと、様々な設定が絡み合ってかなり読み応えがあります。

今作はDom/Subユニバースですが、コマンドプレイが無く、絡み描写がSM色が強めです。プレイ内容はスパンキングや低温ローソク、緊縛などがしっかり描かれているので、見ていてとてもドキドキしました。DomとSubのプレイではあるからか、昴くんが痛がったり熱がったりしますが、そこまで可哀想と思わないので、悲観せず読むことが出来ました。

個人的に、先生達の関係性がめちゃくちゃ気になるので、スピンオフが読みたいですね。
あと、充くんと昴くんの今後の将来などが気になるので、やっぱり2人の続編も読みたいです。

ダイナミクスはNormalとプレイしても欲求が満たされることはない。想い合っていても、それはお互いに辛いことだから、最初から結ばれることはない。お互いを想い、すれ違ったりする充くんと昴くん。
SM色強めだったり暗く重い展開になりがちですが、所々で描かれてるコミカルな描写にクスッと笑ってしまうので、シリアス度合いは程良くて、刺激的な絡み描写に目が離せなくて、盛り込まれた設定と引き込まれる展開に読み応え充分なので、是非とも読んでほしいです。

3

健気ドムにやられました

ドムサブ作品興味はあったもののピーンとくるものが今までなくサンプル止まりだったのですが今回、サンプル読んでとても気になったので買いました。痛いのとか抵抗あるのですがドムサブの本能だったり、2人の関係性で260ページすらすら読めました。チャラ受けもふだん刺さらないけど昂くんが充のこと大事にしていたり、かわいいって思ってたりして時々見せる年上の包容力がたまらん。鼻水垂らして泣く姿も可愛かったです。
ほんでもって、充くん!!!
めっちゃ良い攻めだった!!!!
年下ー!不安定!健気!受けのこと好きすぎて暴走しちゃう執着!
表紙でもどちゃくそインパクトのある獣の目の美丈夫。
ところどころ、いいところで入る獣の目の破壊力がすごいです。あーほんといい攻めでした。
まだ、やっとお付き合いするというところまでですし、まだこれからも大変なことが2人には問題として残っていそうですし続きが欲しいーと思ったり。
あと、昂くんのお尻がずっといい形しててそこも好きです。

5

読み応えあり!変異Domに萌える♡独特なD/Sユニバース

先生の「絶望に啼け」が既読で印象深い作品です。
本作は連載中に1話を試し読みして、単行本化を楽しみにしていました。全284Pでボリュームあります。

まず本のそでに先生のコメント「SM色強めのDom/Subです」との記載が!俄然ワクワクします♪

本作はいくつかの独自設定がとても特徴的で、ストーリーに上手く組み込まれていて面白かったです。
特にD/Sの大きな特徴であるコマンドの概念が、本作にはありません。攻めてますね!
世界観がよく作り込まれているなぁと感じました。

攻めの充は、受けの昴(あき)を一途に想う可愛いNormalなんですが、あることをきっかけにドSなDomに変異します。このシーン、可愛い充が急に雄みと色気のある男に変貌して、昴を激しく責めたてる(ちなみにスパンキング)もんですから、そのギャップにズキューーーンときました!

前半は2回、充の変異シーンがあるんですが、完全に別人格が出てきて、なかなかに激しく昴を責めたてます。でも時々優しくて、プレイの緩急がすごくいい!
コマンドがないのでD/SというよりSMプレイといった趣ですが、とにかくドSな充の責めっぷりにドキドキさせられました!

その後も数回プレイシーンが出てきて、蝋燭を使ったり、緊縛、水責めなど、色んな種類のプレイが楽しめます。(苦手な方はご注意ください)

ストーリーも、NormalがDomに変異する難しさや、二人の気持ちの行き違いなど、一筋縄ではいかない展開が面白いです。
ちょっとストーリー展開が複雑で難しいなと感じる部分もありますが、読み応えあります。

充のNormalからDomへの変異は簡単にはいかず、そのため健気で可愛いNormal充と、ドSなDom充を行ったり来たりするので、一粒で二度美味しいというか、どちらのキャラも楽しめるのが大変良きでした♡

終盤の気持ちの通いあった後の二人の初めてのセッは、じっくり丁寧に描かれて、愛に溢れていて、すごく素敵です。前半は可愛い充、後半は雄みの出た充、とここでも充の変化を楽しめます♡

最後は真に気持ちの通いあった二人に、明るい未来を予感させる、素敵なラストシーンでした。

書き下ろしでもエロエロでドSなプレイを堪能できて満足です♪

最後のキャラ紹介を読んだら、脇役の鷲目先生、猪狩先生がすごく気になりました!魅力的なキャラなので、ぜひスピンオフも描いていただきたいです♡

シーモア購入 白抜き修正
電子限定特典漫画は2P(ちょっとファンタジックでコミカルw)

5

キミが獣になれるまで

いろいろならDomSubがありますが、こちらもまた興味深かったです

Domになろうとする、なりたくてもなれるものではないという前提で考えると運命的な二人だと思います

素直になってはいけないと、お互いがお互いを思っているのがもどかしくて好きです

攻めくんの豹変っぷりがとても素敵でした
とにかくカッコイイ
獣みたいな視線、とても良かったです

DomSubの本能的な部分が、がっつりと描かれているのでとても妖艶でした

お医者さんの二人も気になる
もっと知りたいです

2

ミンナ!黒髪ギャップ萌えだぞ!

みんな~~~~読んで~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
闇属性も光属性も読んでほしい!!

表紙に騙されないで!!!!!
ギャップ!先生!ここにギャップがあります!!!

表紙でえっちすぎるかな~とか思って回れ右したり見てなかった人本当にみてほしい
こう見えて黒髪普段は大人しいんです!!!!!
表紙だけでは感じ取れないかもですが本当に"イイ"のでみて...

Dom×Sub Normal の性がまずあるのが前提の話

黒髪くんは大人しいNormalだけど金髪くん(Sub)だけの!
金髪くんに"""しか"""反応しない(基本他のSubにも充てられることはある)正真正銘の粘質固執攻めです(個人の感想)

チャラい金髪くんが半べそかきながら「俺のDomになってください」と"お願い"する冒頭シーンだけでもグッとくるものがありますし
タイトルの獣は黒髪くんの事を指しているんだと思うと最高すぎて
金髪くんが育てているのか、黒髪くんが金髪くんを調教しているのか。。。絶妙な二人の関係に終始スタオベ

夜明けタイプの私にはぐさぐさ刺さりました。
幸せいっぱい♡♡が好き♡だけどたまにどエロも嗜むって方には最高だと思います!
プレイ内容は少しハードなものが多いですが、DomSubで且つ金髪くんへの恋をこじらせてる黒髪くんなら「まぁやりかねん...続けろ」って気持ちになります

もちろん普通の(?)セもしているので、あくまで特殊なプレイはDomSubの世界観でSubを従わせるためのものとして楽しめます...話の流れが上手い...

根暗に優しいギャル(受)はいくらあってもいいし
しかも金髪くんはいろんな人と寝てる!!!でも!それでも黒髪くんを選ぶっていう選択をする。。
あぁ...最適解.......こういうの大好きです....なんかもうはじめは設定もりもりか?って思っていたんですが私も"わからせ"られました....

シーモアで12/10まで試し読み増量中らしいので、よければぜひ
私はこの勧誘で友人を3名落としました
よろしくお願いいたしますV

https://www.cmoa.jp/title/281202/

6

自分に正直になること

先生がインタビューで充のことを「隠れドS」だと言っていたのですが、登場シーンではおどおどした様子だったしこんな純真そうな子のどこにドSが眠っているの…?と、その先の展開に期待しながら読み進めました。

これまでNormalとして生きてきたけれど昴との再会をキッカケに充の中のDom性が目覚め、突如として本能的に支配しようとする様はまさに獣そのもの。
そこからの激しめなプレイに加えて独自設定によってコマンドがないので、支配と服従のバランスが曖昧なところはありましたが。
でも設定の部分も説明してくれているので混乱することはなく、そこにある充と昴の関係性をきちんと見ることができたかなと思います。

ふたりとも相手のことを想うばかりに線を引いて、本心を伝えられずに遠回りしていたような印象ですが。
結果的に彼らが第二性に囚われず、ずっと一緒にいたいというシンプルな答えに辿り着いてくれたのがすごく嬉しかったです。
DomとSubの本能的な繋がりよりも、もっともっと深いところで求め合っているということなのでしょうね。
ふたりの幸せそうな笑顔を見ることができて本当に良かったなと思いました。

4

仮想DomSub

DomSubの世界観のストーリーだけど、いつも読み親しんでいるようなDomSubっぽくないですね。DomSubにはコマンドを使ったプレイシーンがお馴染みですが、プレイはプレイでもSMプレイに近いかなって感じ。しかもハードめです。(ちょっとビビる…)

コマンドでダイナミクス欲を発散させることがDomSub作品の醍醐味だと思いますが、そういったシーンはありません。それ自体が大変珍しく、DomSubをまた違った視点から描きっている着眼点が面白く興味深く読ませてもらいました。

コマンドがない…というか出せないのは、本当の意味でのDomとSubのパートナーじゃないから。Normalの幼馴染みがDomに覚醒したキッカケで疑似的なパートナーになりはしたものの、不完全なパートナー関係であるがゆえの綻びと問題が噴出してくるといったストーリーです。
幼馴染みの2人の過去に遡り、複雑な背景が絡み合っていることが、今までにないDomSubの世界を作り出しています。

DomとNormalの人格が入れ替わったり、またそれによる加虐的なプレイシーンがあったりと、初めてお目にかかる場面がちらほら。心理的要因が大きく絡むストーリーが、切なくも悲しい気持ちを湧き上がらせます。
昴を想う一途な気持ちが、激しい独占・執着に姿を変えていく充の姿が怖かったー…


プレイによって満たされるんじゃなくて、誰とプレイするかによって気持ちが満たされる…ダイナミクス性を超えた本当の意味での"パートナー"の意味を知ることになったのは、この作品のアプローチが初めてかも。また新たにDomSubの魅力が増しましたね^ ^

ストーリーが面白いのありますが、なんと言っても絵がいい!サブキャラの医師ズを含め美しくて魅力的な絵が光ります。
SM要素強めなシーンがちょっと苦手だったので、萌え2相当の星4にしましたが、苦手じゃない方にはきっとハマる作品だと思います。ちょっとコメディテイスト入ってるのもおススメポイントです♪

0

絵も話も神

 この作品にはDom/Subユニバースと違って独自の設定がある。
 まずコマンドがない。から読んでて恥ずかしくなることが全くない。「down(伏せ)」くらいはあるけど、使いどころがよすぎてカッコイイ。
 コマンドの「present」と「見せて」どっち言ってるんだとか、発音ってジャパニーズイングリッシュなのかな、コマンドだけ流暢なのかなとか考えて萎えることもない。

 攻めのDom姿がよすぎる。Dom性が現れてから視力が良くなって、メガネを外すのでビジュアルがめっちゃよくなります。(地味属性なくなるのはありがたい)
 受けは訳あって、ヤリモクDomや不特定多数のDomとプレイやらしてた。それを攻めに見られて……のシーンが本当に最高すぎる。

 治験の先生2人のカプも気になる。読みたい。
 でも鷲目ってDomだっけ? Subだった記憶があるんだけど。それでも、猪狩×鷲目の話が読みたいです……!

5

趣味は分かれるかもしれません。

中々にゾクゾクします。
Dom/SubですがSM色も強めなので、甘々の絡みや王道ドムサブが好きな方はもしかするとん?となるかもしれません。

特殊設定もあるため、ドムサブ読み漁ってここらでいっちょ味変といきたい方にはもってこいかと。

攻がガラリと変わる瞬間は背筋がゾワゾワします。特殊設定が上手く絡んでいることと先生の画力が半端ないからでしょうか。恐る恐るではありますがページをめくる手が止まりませんでした。線もとても綺麗でビジュがとんでもなく良いので好み。

個人的にはお医者様(先生)同士のあれやこれやが気になりすぎて、そちらもぜひ機会があれば読みたいところです。

1

設定は面白いのだけれど

いやあ…全編絵柄が美しくて惚れ惚れしました。
特に瞳と手の表現が好き。血管や筋の描き方にこだわりと色気を感じます。
作中のDom/Subのオリジナル設定があまり見かけないもので、なるほどそう来たか〜となりました。面白いです。
設定をなんとなく頭に入れて読み進めるだけでも分かりやすい。2度読めば更に分かるかなと思います。
ただ、Dom/Subが初めての方向きではないかも。

見知った仲のNormalだった幼馴染がDomに…?と、普段は穏やかな充がDom性によって豹変する姿の画の凄みだったり、昂に対する一途で重たい感情は見応えがありました。
でも、すごくハマれたのか?と考えるとどうだったかなと悩むところです。
オリジナル設定も幼馴染設定もすごく良かった。
しかしながら、絵が上手い漫画を読んだ満足感は確かにあるのだけれど、自分の中のBL的な萌え部分にグッと来たかと言うとそうではなかったのかもしれません。
色気のあるシーンも沢山あります。あるのですが、うーん…
きっとメインに描きたかったのかなと思えるSM色強めの描写におっ!となるも、私には愛あるSMには見えなかったのが大きいです。

SM系のプレイって、そもそも信頼関係あってのものだと思うんですよね。
なんだかDom性が強まった充の加虐さと一方的なところばかりが目立ってしまっていて、M側になる昂は怖がったり限界だと言っていたりで、とても本当にして欲しそうには見えなくて…ちょっと萌えられなかったかな。
気を病んだままのセックスが多く、まだ2人の関係性と恋愛的な心の距離が縮まっていない状態だったのが惜しいです。
初回の頭を撫でられるシーンは好みだっただけに、以降の濡れ場にあまり萌えられず悔しい。
この題材だからこそ、気持ちの部分がもっと読み取れるとうれしかったなと思います。
落としどころも良い雰囲気でしたので、その後の2人がどうなったのかが見てみたいなあ。

それから、大変失礼ながら1番気になってしまったのがサブキャラクターの先生方。研修医の猪狩臣先生、ドストライクです…
セックスは攻め固定なのにプレイでは鷲目先生にのみSub…?な、なんだってー?!
そして従属欲の項目にそわそわしました。彼のお話も読んでみたくてたまりません。

2

表紙に騙されないで

ドムサブユニバースですが、少し独特な設定があります。支配する獣の目と欲求不満の表れの斑紋などです。その設定があることでわかりやすく表現できていると思いました。
あとコマンドがないので、SMに近いドムサブっぽく感じる人もいるかもしれません。そこは個人的に「犬相手にしてるみたいだな」と思っていたのでそれほど違和感なかったです。

表紙を見て紫能了先生にしてはかわいい感じなのかと思ったら… いつも通りに激しいエッチがあり、ドムサブらしいキツいプレイのあるとてもエッチな作品でした。特にスパンキングされる時の受けのお尻がとてもセクシーに描かれていました!

2歳年上の幼馴染でサブである昴を幼い頃から好きなノーマルの充。ふたりは結ばれない、遺伝子上での永遠の友だちのはずでした。
ところがノーマルだったはずの充が後天性のドムになります。そして昴の学費を稼ぐために抑制剤の治験バイトにふたりで2か月参加することに。

昴のドムになりたいと思いつつも充はホルモンバランスの乱れ、気持ちの上でも可哀想なことをしたくないという思いもあり、ノーマルのままです。時々、昴に対する欲求や嫉妬によって獣の目になりますが、ドムに変異した間の記憶がなかったり、ノーマルに戻ると自己嫌悪に陥ったりします。
ノーマルの時とドムの時の充の違い、そして成長する過程はとてもかっこよかったです。互いに互いを想い遣ってすれ違っていく様子に、見ている読者としては「もう両想いなのに!」と言いたくなります。
充がドムになるきっかけであるふたりの幼い頃のエピソードなどもなかなかエロチックです。ぜひ読んでどうなるのか楽しんでください。

男らしくなっていく年下の攻めの成長とふたりの無自覚・自覚の両片想いに過去の秘密など1冊にうまくまとまって、最後まで飽きずに読み進めて行けました。
最終的に第二の性はきちんと定まらなかったのですが、それが幼馴染のふたりのこれからとしてはいいエンディングだったと思います。こらからふたりで第二の性に振り回されずに関係を築いていくんだろうなと感じられました。

また、時々見せるギャグテイストのギャラデザや、キャラの立ったサブキャラたちなどメインの物語以外でも楽しめました。最後にキャラクター紹介が描かれていますが、サブキャラの先生たちのスピンオフも面白いかもしれませんね。

1

コマンドがないDom/Sub

Normalの充が後天的にDomに変異していることが分かり、幼馴染でSubの昴と一緒に治験のバイトを受けることになります。

一般的なDom/Subとは違い、コマンドがないのでSMものを読んでいる感覚でした。
プレイもスパンキング、蝋燭、拘束、水責めとハードで、昴が可哀想に見える時もありました。
NormalとDomの時で充の性格が違うので多重人格のように見えて怖かったです。

ダイナミクスのせいで好きだと言えずに遊びで寂しさを埋めていた昴とずっと昴を想い続けた充がようやく恋人同士になれたときに一番萌えました!

シーモアは白抜き修正でした。
初夜が甘々で余裕がない充が格好良かったです!

0

一途と執着の紙一重

Dom/Sub大好き&絵柄美麗!
これは読むしかない。
そして、本作はスタンダードなDom/Subとは一味違う設定で練られています。
それが、「獣の目」。
もう一つはコマンド概念無し。
オリジナリティの意気を感じますね。

主人公は奔放なSubの大学生・昴(あき)。
ある日「獣の目」にロックオンされたのを感じるが…
…と始まります。
それが年下の幼馴染・充だったわけですが、充は普段はオドオド系のNormalなのに人が変わったようにサドっぽいDomに変貌して…
この変わりみはゾクゾク。充のサドっぽさが少し度を越してたというか。

この展開から、本作はDom/Sub主題というよりも、D/Sを軸にしての二重人格もののように感じました。
私個人としては心理サスペンス感を感じて面白く読んだけど、浸りきれない部分も。

私的には、はっきりと「二重人格」要素を核にした愛か恐怖かの恋愛サスペンス的なストーリーの方がよりのめりこめた気がする。
もう一点は、抑制剤の治験設定について。
これはどうも中途半端だったと思います。ただ、医師先生方は2人とも美形で、これはスピンオフありか〜?とか雑念が沸いております。

充がダイナミクスとしてDomになるかどうかはわからないながらも、「昴だけのDom」には絶対なるんだ、という一途と執着紙一重の激重感情は読み応えがありました。
また、獣の目の時の充は凄みを感じさせる美形でした。「萌x2」で。

3

読み返す度に面白さが増す

独自のDom/Sub設定をとても新鮮に感じました!
始めに説明ページがあるのできちんと読んでからスタートすべきでした。
焦って読み飛ばしたので1度目は文字を読むことに気を取られて物語に集中出来ませんでした。3回読み返して面白さMAXでレビューしています。

攻めの充がDomに変異中なのでプレイ後のアフターケアのような甘さはあまり無かったのですが、読み返す度にジワジワツボにきます。
悩んでいる充にほだされているだけかと思った幼馴染みの受け、昂が自分でも気付いていなかったけれど実はずっと前から本当は攻めを求めていたっていうのに萌えました。

ここからは一読者の感想ですので大目にみてください。
キャラの動き、絵より文でストーリーを引っ張っりすぎているので一度読んだだけでは難しく感じてしまいハマれない。エピソードてんこ盛りなので展開をゆっくりにしたら初読みからノレるのかなぁ?
もう1点は、せっかく治験で一緒に生活しているのでプレイシーンを減らしてでも友達以上恋人未満の普段の2人からドキドキ感情を読みたかったです。
お砂糖たっぷりすぎても飽きてしまいますし、甘辛のバランスは難しいですが…。

試し読みで見れるDom中の充の加虐さとセクシーでエッチな感じは期待以上で他では補充出来ないキャラに大満足です。昂はあまり淫乱に見えず清潔感があって好感度高いです。
その後の2人が気になるので続編希望します。
先生のXを毎日チェックし購入するかすごく悩みましたが買って大正解でした!

アニメイト特典は遊園地編で普通の大学生2人を満喫しました。あの!ドクター2人も出てきます。
アニメイトブックストア、電子で購入。









修正は白抜きです。

6

設定の総合格闘技!

作家さま買いです♪
今回はDom/Subですね

私の中でDom/SubのベースはSMの精神構造に結構近い感覚で読んでいる事が多くって、所謂バースものでもファンタジー過ぎない感覚で読めるのが好きな所です

今回の作品はベーシックなDom/Subに加えて色々な要素が混じった先生独自のDom/Sub解釈の世界観が広がるお話しかと思います
例えば作品タイトルにある「獣」
これはDomがSubに対して強い支配欲を示す「獣の目」という特徴から取っています
他のDom/Sub作品で言えばグレアに近い感じですし、バース関係なしなら圧倒的なド執着と嫉妬に狂った視線って感じでしょうか?

また攻めのダイナミクスは不安定なノーマル性で大好きな受けの為だけにDomになりたいという欲求がある、という設定も面白いです
これはDom/Sub作品で言えばSwitchというスタイルですが特定の相手にしか発現しない、みたいな流れはオメガバ作品の「運命の番」のテイストもあります
更にこの攻めのノーマルとDomを行き来してしまう間に記憶が無かったりする流れは「多重人格」っぽさも感じます

Dom/SubでありながらプレイではSMものが多め(緊縛、スパンキング、蝋燭など)でオメガバや多重人格などのテイストも入り交じった非常に多彩な世界観を描いた特殊性癖の総合格闘技のような印象が残る1冊

でも一旦この特殊な設定をシンプルに考えると攻めの充と受けの昂の長年の幼馴染のすれ違い&拗らせ両片想いのお話しなんだと思います
なのでBLのL部分は結構シンプル!
そこに複雑な設定を掛け合わせてオリジナリティを広げているのがとっても意欲的だと思います

でも、先生のこの意欲的なオリジナリティさって楽しいんですけど少し設定先行になり過ぎちゃう事があるような気がしていて…
関係性を複雑にし過ぎて大事な2人の「想い」がモノローグ頼りになっちゃってる気がするのが何とも、、、❝惜しい…!❞んですよね(>︿<。)
偉そうな言い方でお前何様じゃ!って自分でも思うんですけど、、、
何か、ホント、あともぉ1歩…いや、0.5歩位な気がしてならないんです。゚(゚´Д`゚)゚。

美麗な画は更に磨きがかかってますし、安定感も増した気がすっごいします!!
他にはない先生独自の世界観を求める意欲も大好きです!
なのでこの先もきっと先生の作品は買います♡

偉そうな事言っちゃいましたが見応えも沢山ある作品です(ღ˘͈︶˘͈ღ)
ヘタレ攻めの急な雄味全開プレイと逆に雄々しい俺様からのあわあわ困惑溺愛さんっぷりの二面性の描写には翻弄されまくりです///♡///

表紙でもお話しの終盤でも描かれているDom/Subならではの「カラー」の件がちょっと中途半端な含みのある描かれ方な感じにも取れます
あと、キャラの個性的なダイナミクス科の先生×2人とかの創り込みもあるのでこれはワンチャン続編アリなのでは⁈⁈⁈と期待しています♡

先生の更なる大爆発に期待して神評価は次回へ…!!

6

激重な好きが気持ちいい❤︎

TLに流れてくる先生の絵に一目惚れして
コミックスが出るのを楽しみにしてましたよ

特に堪らんのは、攻にDom性が別人格を伴って発現する場面だけど
変わりすぎやろ!でもカッコいい…って思ってしまった。眼で従わせるグレアも良かった❤︎
さらに、人格が融合されていってる表情…!画力ハンパないwもっと見たい❤︎
しかし残念ながら、堪らないと思ったのは
そこくらいかなー…
先生カプもなかなか気になったけど。

まず、プレイのバリエーションが少ない。
SMプレイになるのはいいけど、スパンキングばかりじゃ愛も萌えも感じられない。
多分、Subがそれを欲しがってるように見えない、伝わってこないからだと思ったんだけど。
ほんとは何が欲しいのか?どうして欲しいのか?

攻がDom性を開花する過程がメインだから仕方ないのかもしれないけど、Domの 一方的なプレイが多かったように感じる。しかも独占欲に駆られて→SMがあんまり繋がらなかった。
SMプレイって、Mの方もプレイそのものも欲する癖があると思うんですけど、そこらへんが描ききられてないのでは。
あともう少し、Domの欲求についても掘り下げて欲しかった気がします。
だからか、なんか感情移入がなかなかできなかったんだよね…残念です。

過去の話も度々出てきますが、気持ちの変化をモノローグなどで語られる形に終始していて、やっぱりこちらもグッとこない。
色んな場面やフラグが立ち、回収されてく様子をみて、こちらも勝手に盛り上がりたいのに、言葉で説明されると、勢いが止まっちゃうというか。。

過去の話とプレイの場面が多かったのかなぁ
隠れた両片想いの切なさ、身体を作り変えるほどの激しい情念。ダイナミクスに阻まれる恋。
受も相当、激重だったりするわけですよ。
これ!って言えないんですけど、こうじゃなくて~みたいなもどかしさがありました。

続編がもし出るようなら、もっと深掘りしたやつ期待しちゃいます。
ほんと攻くんが頭から魚バリバリ食べちゃうとことか、うわってくるんですよ。とても良かったので…
是非続きを読んでみたいです。

7

期待

獣の目設定おもしろかったです。プレイはSM色は強めですが痛々しさはあまりないです。
序盤からは想像できないくらい過去に色々やっているのは衝撃でしたが、読み返してみると裏返ったシャツを直したりどう見ても距離近かったなと納得しました。

受けの昴の明るさと、所々に入るコミカルな顔芸のおかげか、内容の割に重すぎる事もなく読みやすいです笑

個人的には研修医の先生がドストライクすぎて、読了後にXを遡りいいねしまくりました!

評価は続編とサブキャラの医師2人の今後に期待を込めて…!

7

重くてグロくて切ない幼馴染ラブ

充×昂


紫能了先生の作品は期待を裏切らず、

Domへの変異という重厚なテーマに貫かれ、

強烈な愛情からくるグロさから愛しさまで見事に表現されて脱帽し、

幼馴染の2人が第二の性の壁を乗り越えるまでの過程で、
刺激的なプレイに鼓動が速まるばかりで、

お互いに無自覚に傷つけあう様子にギュン痛し、

読みながら愛が澄み切った心理描写にグッときて、

ちょこっと絶妙なリアクションも楽しめる、

切なくてほろ苦い恋模様が感動で萌えて、最高のDom/Sub!


Domたちとやりまくる大学生の昂(Sub)が、
学費の問題で抑制剤の治験バイトをすることになる。
昔、告白されたことのある幼馴染の
同じ大学に通う2つ年下のNormalの充が、
急に因子が目覚めしDomに変異して、
昂の治験バイトの相棒になってしまう。
充の変異が研究されながら、
2ヶ月間2人で共同生活スタート。という始まり。

超健気で真面目な充の異変したDom姿が、
なんと乱暴なドS領域に入るが最高に性癖バリ萌えちゃう!
愛に歪む顔で、すさまじい独占欲と執着に招かれたり、

しかもNormalに戻ったり・・・つまり2重人格!ガチで刺さる!

昂を好きすぎるのゆえに暴走してしまう充!に、
驚きながらも、彼のお仕置きに、

疾苦と支配される快感でトロトロになって、

涙と混沌した真っ赤な悶々となっている昂が痛々しいけど、可愛いと思っちゃうとは!?
次第に充への愛護心から恋心に目覚める姿が他にはないほど胸キュンさせる!

その天下一品のお仕置き(プレイ)は、
ガンガンスパンキング、灼熱となったお尻が可哀想〜
無理矢理に口に突っ込む、
グイグイ言葉責め、
狂気的なロウソク遊び、 
くしゃくしゃと髪を掴んだり、
乱暴にシャワーで当たったり・・・などであるので、
衝撃的で呼吸が荒くなってしまう!

昂、
ノリノリの態度で最初は充を恋愛対象として見てなかったけど、
なんとなく充からの愛のある行動への期待がただ漏れで、
実は充への想いが根底にある。
充の全部を受け入れてくれる姿に心が温かくなる。
純粋で繊細さも具備しているところが彼の魅力でしょう。

充、
ヘタレ眼鏡のNormalと
傲慢で獣の目を持Domの見た目のギャップ萌えが効く。
Normaの自分がどうしても、
昂への愛情に抗えない。
昂が欲しくて、守りたくて、支配したくて、
昂だけのDomになりたくて・・・強烈な欲望だが・・・
Domになりきれない葛藤が熱くさせる。

この作品の肝になる2人の過去の話、
充の切ない恋心や、
彼の変異の原因も胸がいっぱいになる。
エロ気味な緊縛もちょっと可愛らしい。

最後に見せる昂の充だけへの愛しさと、
充の昂だけへの愛の尊さが絡み合っていて、
描き下ろしの2人の超絶甘辛MAXエッチ(プレイ)も拝見し、キュンと安心した〜。
単なるDom/Subを超えている感じが素晴らしかったです!

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP