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アオハルにもほどがある

aoharu nimo hodo ga aru

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表題作アオハルにもほどがある

黒岩宗悟
高校3年生、18歳
三成
商店街のホストクラブのNo3

その他の収録作品

  • 番外編「ウキウキ初デート」

あらすじ

悩める男子高生が目標・脱童貞‼
お相手に指名したのはアラサーのホスト!?

学歴も普通でコミュ力皆無のゲイ、このままじゃ俺の人生、暗黒だ──‼
思いつめた受験生の宗悟が扉をたたいたのは、商店街のホストクラブ。
ナンバー3ホストの三成を指名して「俺の童貞を捨てさせてください」と懇願‼
学生だとバレてあっさりフラれてしまうけれど、それ以来、学校帰りに
三成目当てにに足繁く店に通い始める。
「本物のエリートを目指してあなたを恋人にしてみせる‼」
暴走気味の十代の告白が、アラサーのホストに届く日はくる…!? 凸凹ラブコメディ開幕v

作品情報

作品名
アオハルにもほどがある
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199610356

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60

4.3

(82)

(44)

萌々

(25)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
355
評価数
82
平均
4.3 / 5
神率
53.7%

レビュー投稿数15

ゆるふわホスト萌え~

作家買いです。
ホストたちのゆるく軽いノリがいい。
めちゃくちゃちょうどいい心地よさ。
ギラギラぎすぎすしていないどころか、ふんわり爽やかさまである。
ホストの源氏名が武将で、クラブ名がOKハザマなの笑いました。
脇キャラも皆ご機嫌ニコニコで品がありやさしくて。
先生が楽しく描かれているのよくわかります(京極家シリーズもそうでしたが)

アラサーのホスト三成がいいですね~。
ゆるふわいい感じで、でいてしっかりしていてとても好き。
黒岩の一途さに、まいった×3、リップクリームをプレゼントされてときめく姿に萌え~でした(周りのホストたちにも)。
黒岩は行動と思考が極端で、どういうことなのかな~という感じで私は見ていて。
三成が過ごしてこなかったであろうアオハルを三成に感じてきゅんとしました。
もちろん黒岩の若さゆえの不器用さやまっすぐさもアオハルですね。

三成の過去や色恋営業をしない理由が気になります。
続編楽しみにしています。

1

アオハル~~~

のっけからホストクラブ"OK ハザマ"で心掴まれちゃっいました。
木下先生のクスっと笑ってしまうセンス大好きです。

ホスト×高校生
住む世界は全く違うのに、ほっこりハートフルなのも楽しい。

脱・童貞!のためにホストクラブを訪れ、迫る突拍子のなさ!
新鮮な気持ちを汲み取ってくれる人々が優しい。

光成さん、適当だけど無下にしきらないとこ優しい。
これはどんどん絆されちゃいますよね。
真っ直ぐぶつかってく一途な気持ちにときめきました!!

続きますよね?楽しみです!!!

2

真っ直ぐすぎるDKの将来が楽しみ…///?!!

鬼気迫る決意の冒頭。
商店街のホストクラブのナンバー3ホストを指名し、DTを捨てさせてほしいと懇願するぶっ飛んだ主人公、宗悟。

実は彼、家族のなかで唯一普通の道を歩む(それでもエリート校在学中)DKでした。

そんな彼がロックオンした相手は、アラサー。

三成という源氏名(店名が戦国時代で面白いし、他のホストたちもイエヤスなどの源氏名)しか知らないホストでした。
が、彼は枕営業などしない派で、、、


そんな彼と出逢い、ホスクラの未来のために東大受験を決意。
結果、時間もないところでの無謀な挑戦が実を結ぶことはなく、、
けれど、リベンジを決意した宗悟。

恋も含め、彼の伸び代がめちゃくちゃ気になった一巻のラスト。

当然、えちえち展開などはないのですが、アラサー年上ホストに体当たりでぶつかっていく押しの強さは読んでいて爽快で、また、三成ではないですが、さりげない気遣いなどにドキキュン(←なんだこの短縮言葉!)させられました。


冒頭では痛いなあ、、と、頭を抱えることも多かった宗悟でしたが、読み終える頃には次巻がとても気になるほど今後の宗悟の動向と成長が今からとても楽しみです♡!





1

2巻に続いてほしい愛らしいラスト

タイトルのアオハル、なぜ片仮名?と思いますが、読み終えると、青春、ではなく、アオハル、のほうがイメージに合っていたなと納得しました。
目新しい言葉でないのに、こうやって印象深くタイトルにした言葉遣いの巧みさがすごいと思います。

高校生とホストのお話なのですが、そういう身分、から思い描く一般的な高校生、ホスト、でないのがおもしろいです。

純情でまじめ、不器用な高校3年生、黒岩宗悟が、三成を見つけて、知り合って、恋をしていく様子がとても愛らしいのです。
最初は勢い、その後はうまくいかない、上手にできない、言動の数々が、朴訥としていて不器用で、思わず応援したくなります。
ホストクラブの常連、上客や、ホスト仲間が、陰ながらではなく、表立って応援していくのが納得できます。

恋されるお相手のホスト、三成は、歌舞伎町ではなく、商店街の8人しか所属していないゆるいホストクラブの、ナンバー1でもナンバー2でもないナンバー3、アラサー、ほどほどに適当で、ほどほどにホストらしくて、ほどほどに人が良くて、本音があまり見えません。冷たくするわけでも親身になるわけでもないので、こういう対応をする人は、実は一番、振り向いてもらって両想いになるのが難しいのではないかと思います。

高校生の黒岩宗悟が、恋愛テクニックが使えるわけもなく、大人のように時間とお金を費やせるわけもなく、愚直に、実直に、ひたすら気持ちを伝え続けて行く様子に胸がきゅんとします。

ふんわりと愛らしいラストでした。
続編に関するお知らせはありませんでしたが、2人のこの先がとても読みたくなりました。


2

No Title

木下けい子先生の描くDKとホスト最高でした!アオい!
茜さんと話が合いそうです(笑)
まだ続きますよね??続き楽しみにしております☆

2

アオハル

木下けい子先生の描く高校生ってなんだかとってもかわいいです。
今回は高校生の宗悟が商店街のホストクラブのNo.3の三成に恋して、アタックするんですが、もうとても一途で。
最初は全然相手にしてなかった三成だけど、宗悟があまりに熱心でまっすぐなので、段々押され気味に。
周りの人たちも二人のこと応援してるみたいだし、三成はもともと人が良いタイプだから冷たくしきれなくて。
東大に浪人して合格したら付き合うの考えてくれると言われて勉強頑張る宗悟は単純だけど、それだけ真剣なとこがアオくてかわいい。
まだ続きそうなので二人の恋の行く末楽しみです。

3

18歳を甘やかしすぎ?

これは続くんですよね?
まだ今作だけではなんとも…。
2人の持ってるであろうチラつくトラウマや過去や家族関係なども後出しなんでしょうねえ。

18歳の高校三年生。思い詰めるよなあ。視野が狭いよなあ。自分の受験の時を思い出します。

黒岩の童貞捨てたい理由も納得だけど、受験の前が良かったの?いきなりホストクラブに行って叶うと思ったの?
18歳の暴走が、大人なら許してくれると思ってない?とつい意地悪に考えてしまいます。

三成をそこまで好きになるのも、つきまとうのも一直線ですね!アオハルなのか?みんなアオハルで許してない?

どんどん絆されてく三成。
嫌じゃない時点で可能性ありなのかも。

4

初心いDKとお人好しホストでした

作家様買いです。歌舞伎町ナンバー1のギラギライケメンじゃなく場末のナンバー”3”ホストっていうところが、なんともいえずに木下先生らしいw…アオハルにもほどがあるラブコメでした!ホストクラブの名前が安売りスーパーの名前みたいだったり、源氏名が戦国武将なところにめちゃくちゃ遊び心を感じます。(DKにウーロンタワーをおごっちゃうホスト、お人好しにもほどがある!)

ふたりの恋の始まりが唐突…って思ってたところに、みっちゃんの太客・茜さんの
「恋って一瞬で落ちるものよ」
という名言。BLいっぱい読んでると何度も見たことあるなーっていう台詞ではありますが、今回ほど効いてるものはなかなかなかったかもしれません。前半の展開に勢いがあって、ツッコむタイミングを逃してしまいました…。

一瞬で落ちた恋のために、進路を理系から文系に変えてしまった宗悟の一途さというか無謀さ(ホストクラブって厚労省管轄なんだって勉強になりました。というか考えたこともなかったけどw)、やはり人生はそんなに甘くないっていうオチにも木下節を感じながら、ワケありのみっちゃんの過去やら、宗悟がホストクラブに行こうと思ったキッカケやら…続きはありそうな気配を感じてしまったんですが~、どうなんでしょ。ちなみに、東大卒ホストの秀吉さんも気になってます。
徹底的に!ラブコメの印象でしたが、キャラクターの”事情”にビターなものを感じてしまい興味津々、意外な奥行の予感、”続刊”の期待値高な”萌”です。

3

これは確かにアオハルだ〜♪続きもぜひ読みたい!

好きな作家様。高評価に後押しされて、前知識ゼロで読んでみました。全176ページ。以下少々ネタバレあります。

あらすじの通り、商店街のこぢんまりとしたホストクラブのNo.3、三成(みつなり)(アラサー)に恋をした高校3年生の宗悟が、振り向いてもらおうとがんばるお話です。

まずは舞台の、商店街にあるアットホームなホストクラブの店名が『OKハザマ』、ホストの名前はIEYASU、謙信、三成…、キラキラしすぎないホストたち…。冒頭から面白そうな匂いがするw

初めに宗悟が寡黙で大人っぽい雰囲気で来店。真剣な眼差しで三成にグイグイきてたのに、「俺の童貞捨てさせて」でズコーー!ww
2話で制服姿に。なんと高校生だった!でっかい18歳だな〜。三成に本気で恋しちゃったのね。真っ赤になっちゃって、こりゃ確かにアオハルだw

三成はアラサーで常識ある大人なので、高校生の宗悟の告白はさらりと受け流す。そんな三成に対して、恋人になりたいと真剣な宗悟。

日本のホストクラブをより良くするために東大目指すってw ちょっとピントがズレてるけど、顔を真っ赤にして三成に一途に恋する姿にはキュンとします。三成も思わず絆されてきちゃう。

という感じのコミカルで楽しい作品♪
読みながらずっとクスクスしてしまいました。

三成と宗悟の恋模様も楽しいですが、脇役もいい人たちでほっこりします。
三成のエースで宗悟の恋を応援してくれる茜さんとか、東大卒で宗悟に勉強を教えてくれる秀吉さんとか、その他のホストのみんなとか。

読みながら、一途で一生懸命でワンコな宗悟に、三成と共に絆されてほっこりキュンとしてしまう作品でした。宗悟最後まで可愛かったな〜。

番外編は『ウキウキ初デート』。宗悟がチョロ可愛い!ww

一応キリのいい終わり方ですが、宗悟の念願は成就してなくて今後の二人が気になるし、三成の過去も気になるし、ぜひ続きが読みたいです!
続編はあるのかな?期待して待ちたいと思います♪

修正無し

5

ギラギラしていないホストBL

BLの中でホスト設定は何作か読んでいますが、流石木下先生×ホストは一味違います!

何と、商店街の中にあるホストクラブが舞台なんです
すごくおもしろい設定
そして面白いだけじゃなくってキャストも常連さんも何だか平和でホストにありがちなギスギス感がないのも好きです、すごく♪

人情味を感じるホストクラブ
コミカルさと温かさを感じます

緩い雰囲気の始まりですが、攻めの宗悟にも受けの三成さんにも緩いだけではない事情がちゃんとあるのも見所です
じっくりとキャラ達が紡ぐヒューマンドラマが味わえそうですね

あらすじに「凸凹ラブコメディ開幕」とあるのできっと続くと思います!!
続き、楽しみにしています

特に三成さん!
武将の源氏名で「三成」を使う辺りにクセを感じますね
武将の特徴も反映しているのか?も含めて彼を知っていけるのを楽しみにしています

始まりの1巻としてとっても気になる始まりでワクワクしました♡

4

高校生とホストのアオハル

30超えホストの三成と、なぜかホストにやってきた高校生の宗悟。
いきなり童貞貰ってください&あなたを永久指名します!という宗悟に、ホストの三成は「色恋営業しない主義だから」とお断り。三成とのお付き合いを夢見てエリートを目指す宗悟は、志望校の先輩のいる(三成のいる)ホストクラブのバックヤードにしに通い続けることに…。

宗悟のまっすぐさが、アオハルが眩しすぎる!
10代の突っ走りとか、一生懸命さ、アホさが愛おしい。
三成は30代ホストで、ナンバースリーなんですが欲がなく飄々とした雰囲気の美人さん。宗悟の突っ走りを諌めてお断りできる大人な人です。
宗悟の猛アタックに、三成がうまくかわしつつのちょっとずつ絆される感じが良い!周りのホストやお客様も良いキャラクターで10代のアオハルに悶えてて良きでした。
エロは無しで、BL初心者にもおすすめしたいです。
木下先生らしい、テンポ良くてかわいいお話です!まだ一巻なので、続きが楽しみです♪

3

茜さんがかぶるのよ あの奥さまと

これって続くんですかね?
この巻で終わりだとどうにもモヤモヤしてしまうというか

あたしだけなのかしら?

ハッ ネタバレ禁止区域なのに申し訳ない
いやもぉ アオハルってのは満タンにつまってるんです
出会いの理由はどうあれ恋に落ちて 一途に向かっていくところも 好きだからの決断力に行動力 玉砕しても諦めない図太さも 若さだなって

そこはいいんです
問題なのは思われてる方の情報がなにもない

てか 恋に落ちた本人ですら好きな人の本名も知らないっていう
別に本名がなくても源氏名はあるし無問題としたとして 彼が常に3番なところが知りたくなるような過去がチラチラするもんだから 気にするなって言われても気になって気になって
そもそも 友達以上恋人未満なんてところにもたどり着けてない
知人以上意識はしだしてるけど友達以下 で終わってるのもなんだかちょっと

不完全燃焼です あたしが
でも いい感じに終わってるのも事実なんですよね
アオハル特有の変に自信があるところからの失敗 でもそこでは止まっていられない強かさとか 読ませたい部分はすんごいわかりやすいし すんなり入り込んでくるし

ほんッと そこはさすがお上手だな って思うんだけど

んんんん あたしか また
欲をかきすぎているのか? いやでも これはちょっと続きが欲しいというか

あれぇぇぇえ? 真ん中かぼっと読み飛ばした訳じゃないですよね?

2

恋に勉強に、本気になれるアオハルの真髄ここにあり

思わずクスッとなっちゃうラブコメエッセンスと、トゥンクを沸き立たせるピュア恋のマリアージュ、いやはやお見事でした。

日常に潜むストーリーに、こんなにも爽やかな色合いを出せるなんてさすがは木下けい子先生です。
アオハルのテーマを掲げているだけに、高校生の一途で直向きな恋に火傷しそう(笑)若くて純粋で、好きな人のためなら無敵になれるアツいハートにビリビリきました。
若さゆえの恐れのなさ、くぅ〜〜…!!眩しいぜ( ´∀`)

18歳の若者の恋愛マインドと、アラサー男の恋愛マインドは天と地ほどもあって、未熟さや経験値の低さはどうしても補えないものがあるけど、ハートの重さや情熱の沸点は高く、恋に勉強にがむしゃらに打ち込める宗悟のスピリットがめちゃくちゃカッコ良すぎました。
三成を好きになったことで進学先の進路変更からの猛勉強……動機が不順な勉学への取り組みだけど、好きな人のために東大文一を目指す荒業がめちゃくちゃスゲェ。それを三成に頼まれたわけでもなく、強制されたわけでもなく、自分自身の意思でやってのけようとしてるところに、宗悟の強い意思を感じました。

やっぱ、学生っていうところのアオハル感が、めちゃくちゃキュンときますね!
カッコいいのに、可愛いし、しつこいけどワンコみあるし。恋愛の勝負事を勉強で結果出そうとするなんて、やり方が健全すぎてドキドキがスパークしそうでした(笑)
10代の若者の勢いあるストレートな感情がブッ刺さって堪らない、そんな素敵なアオハルストーリーです。


さて。これからこのアオハルはどんな景色を見せてくれるのでしょうか。
特に1巻の表記はないですが、あらすじに「凸凹ラブコメディ開幕」とあるので多分続くのではと思っています。
木下先生の描くほんわかしたストーリーも好きですが、健気なキャラが本当にもー大好き!!胸にジンと響くアツいストーリーの余韻にいつまでも浸っています(*´︶`*)

4

時代の流れが反映されてる…!!

ストーリー自体の前に、あぁ…!やっぱり木下先生の感覚って常に太い軸を感じさせて下さりながらも「今」を取りこぼさない嗅覚があるからこそ時代も世代も問わず読み続けられていくんだろうなぁ~と改めて凄さに感服した事がありましたので、先ずはそこから書きたいです

前置き、長くなりましたが、、、
何が言いたいか?と言うと、、、今回の攻めの宗悟の設定に「なるほど!」って凄く思ったんです
具体的に言うと、、、彼は高校3年生だけど18歳
ちょっと数年前なら単なる未成年
ホスクラになんて行けないハズ(行けませんでしたよね?)
だけど2025年現在、成人年齢が20歳から18歳に変更となり、学生証以外でも年齢が確認出来るマイナンバーも登場し「18歳は成人」として扱われる訳ですよね!!

だから宗悟がホスクラに入ること自体は出来てしまう…!!

こういう設定への自然な導入で雑念を抱かせずにストーリーに集中出来る舞台を整える手腕に”あぁ…巧いなぁ~~~~~(´ ˘ `*)”って嬉しくなってしまうんですよね

と、、、
だいぶ長めにストーリーそっちのけで始めてしまいましたが、、、w

まだ1巻!!
2人の恋は序章も序章…!!
先ずはこの優しく楽しく緩さと眩しさの光と、光を感じた時に必ずその存在が無視できない切なさや苦さの影の部分を感じ取りながら宗悟と三成さんに注目をしつつ、彼らを取り巻く愉快で豊富な脇キャラ達と2人を見守る体制を整えて行く!そんな1巻をじっくり読んでみて下さい

宗悟の静かなる猪突猛進さ!
10代だけど成人年齢、だからこそ勢いはあるけど分別もある
分別はあるから諦観と必死さの想いの矛先の注ぎ方も分けている
家族に対しては驚く位に冷めていて、その反動なのか本質がこちらなのか?三成に対しては曲がるという事、脇道に逸れるという事自体の概念が無いのかwww【THEワンコ】です
このアンバランスな秤の上に揺るぎない三成への想いのみで見事にバランスを保ち猛進する宗悟
こんな真っ直ぐな子、応援しちゃうしかないよ…!
目が離せない…٩(๑´3`๑)۶

そして目が離せないと言えば、、、三成さん!!!
こちらは飄々としながらもその対応にスマートさが輝る、パッと見だけでは分からぬ見た目や立ち居振る舞いとはウラハラに非常に「大人過ぎる程に大人」でゴザイマス✧
宗悟に「この人なら…!!」と思わせてしまうバツグンのバランス感覚での頼り甲斐を感じさせてしまう説得力(尚、宗悟が三成さんを選んだ理由からの〝お願い〟迄の流れはコミカルさが爆発していて笑ってしまって仕方ないwww)
ただ、、、楽しさだけではないのがこれまた「大人」足る所以、、、
大人には大人になった分の「過去」が付き物。。。
三成さんの抱える過去、、、気になり過ぎて仕方ナシ…(>ω<)!!!
何があったんだーーー⁈⁈⁈

と、いう訳で、、、まだ1巻、、、されど1巻!!
好きになるには十分過ぎる魅力的なメインキャラに脇キャラさん達♡

脇キャラさん達もチャーミングさや大人と子供を感じさせてくれるのに欠かせない存在!!
語り出したら止まらなくなるのでこの辺で、、、(>︿<。)…!!
三成サイドと宗悟サイドでちゃんとそれぞれに気になる脇キャラが彼らを支えてくれています٩( ・ิω・ิ)و

2巻も楽しみです!!!

修正|修正必要な絡みはナシ
※ハッキリとした描写ではないですが、女生との絡みの過去描写と思われるコマが薄っすらありますので絶対に女性の影がNGな方はご注意です

尚、脇キャラには舞台がホスクラなのでバッチリズドン♡と女性キャラが居ります
茜ちゃん、、、先生の他作ですが大好きなお母さまキャラを彷彿とさせてくれます♪あ…‼やっぱり脇キャラに付いて我慢できなくて書いちゃったwww
もぉこれ以上は自主規制ですね!!
ホントのホントにこの辺で、、、(。-人-。)

兎にも角にも!
またしても見守り甲斐のある恋が芽生えておりました|ू•ω•)…フフ♪

8

つ…続きを〜〜〜!!! ナンバー3のあなたを永久指名

大好きな、木下けい子先生の新刊!✨
読み終えてリアルに、「つ…続きを〜!!!!!」と呟いてしまいました。
(これ、続きありますよね!?続きますよね!?まだまだ進んでないものーー!)

主人公である攻め・宗悟の暴走、直球、思い詰めた感…
まさに”アオハルがすぎる!!”

そんな一途健気な彼に、アラサーホストが絆されるまで。(。-∀-)
176P(電子)と少し短めながらもしっかり関係性の変化が描かれていて、
きゅんが止まらぬ物語でした・:*+.


なんと、筆おろししたい高校生(高3)× 外れた街のアラサーNo.3ホスト、
という年の差、異色のカプ(←まだくっついてない)。

華やかな家族の面々に比べ、自分は学歴も普通でコミュ力皆無のゲイー
思い詰めた高校生・宗悟は商店街の中のホストクラブへ。

店のナンバー1でもナンバー2でもない、ナンバー3という”程よく中途半端”な
ホスト・三成(受)を指名し、
「永久指名します!」「童貞捨てさせてください!」と頼むも、
あっさりフラれて追い返されてしまいます。(当たり前じゃ!!!!笑)

しかし、その日から三成のことが頭から離れなくなった宗悟。
思い詰めた彼の、一途健気なアプローチが始まってー

と続く年の差ラブコメ。


まず、受けの名前(三成)や職場のホストたちの名前が
さりげなく戦国武将なのに笑った〜!!(ヒデヨシさん、イエヤスさん)ꉂ(๑˃▽˂๑)

そして、締め日に三成のために烏龍茶でテッペン取ろうとする(?)宗悟、
「このままでは…俺の人生は暗黒だ」と呟くそのセリフ内容(”暗黒”って!!)、
脱童貞することで一つでもコンプレックスを消そう!とする思考、
全てが絶妙に”青いなあ〜!”と思わせてくれる彼のキャラが、
最っっ高に楽しかった!!✨

…いや、本人はいたって真剣なので笑っちゃいけないんですが。。


「ホストクラブで脱童貞」を目指した理由を
懸命に説明した宗悟ですが、

「それ俺に関係ねーから」と、三成に一刀両断されます。

で、どうする...?と思ったら、三成の次の一言
「仮に君が俺の恋人だったら関係あるかもしれないけど」を聞いて

「恋人ならアリですよね!!?」と、そこから純情一途な猛アタックが始まるー


もーーその後も宗悟の言動にいちいち吹き出してしまい、
朝、まだ半分寝ていた頭が覚醒しましたw

童貞を”捨てる”という言い方が間違いだった、
むしろ”もらっていただく”という心でいかないとー

なんて真剣な顔でお弁当をつまみながら独白するシュールな姿、
コーヒー噴きそうになりましたw


で。。

噛み合わない二人にくすくす笑いながら読んでいたのですが、
三成が宗悟を諭す場面、その言葉にハッとしました。

「受け取るとか捧げるとか 捨てるとか奪うとか
(恋は)そういうんじゃねーんだよ」

「言葉の理屈で割り切れない なんかワケわかんないのが恋なの」

…わーー....
シンプルで、ストレートで、刺さる。。


その後の宗悟の、渾身の「違う!」と、
「好きなんだ」という告白の言葉、
逆ギレ展開まで含めて心揺さぶられる、印象的なシーンでした。


好きでいていいんだ、と勝手に解釈した宗悟は
その後健気一途な”ストーカー王子”になるのですが。

彼との触れ合いの中でだんだんと三成の中でも
”可愛い”と思う気持ちが生まれ、
表情も態度も柔かくなっていくのが、個人的きゅん萌えポイント...(*´˘`*)

ほんの2コマぐらいで描かれるのですが、
三成の中には以前、ホスト仲間が姫に刺されたー
という事件のトラウマが残っているのですよね。
(ピッと顔に跳ね飛ぶ血、ちょっとだけだけどインパクトが...)

色恋営業はしない、という決意はその時の経験から来ているもので、
そこは彼の中で絶対に揺るがない(はずの)思いだったと思うのですが。

そんなところに、いろんなものを飛び越えて、こじ開けて
飛び込んできたのが宗悟で…

「東大合格したら キキキキキキ...」
と、「キスして」も器用に言えない宗悟くん、なんって可愛いんだあああ///


そんなこんなで、見事三成の心にぐいっと
入り込むことに成功した宗悟くん。

来年の受験はどうなるのか!?
その後の二人の関係性はー

と、気になることいっぱい、知りたい知りたい!欲が
止まりません。。

止まらないアオハルの、その先が見たい!見られますように・:*+.
期待しながら、続きを待ちます…!


★修正:なし(描写なし)

4

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