不器用な元ノンケ×ロマンチストのゲイカップル4年目の日々。

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1095日の花束 dozen rose

1095nichi no hanataba dozen rose

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表題作1095日の花束 dozen rose

26歳、レストランのオーナーシェフ
志村 晃成
30歳、リーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし 休日のふたり

あらすじ

俺たち、また喧嘩したり仲直りしよ。だってずっと一緒にいるんだもんな

「この年でこんなにも好きな人がいて、
 その人も俺を好きでいてくれて
 それってすごいことだなって」

すれ違いからの別れを乗り越え、
復縁して同棲を続けている晃成と遥は4年目を迎えるゲイカップル。
レストランのオーナーシェフとして念願の独立を果たした遥と
サラリーマンとして働く晃成は
相変わらずデートの時間も取れないほど多忙な毎日。
そんな中でお互いに相手を想い、ささやかな幸せをかみしめる日々を送っている。
しかしロマンチストなはずの晃成がこんな平凡な日々で満足できているか
という不安が芽生えてしまった遥は、
どんどん晃成の幸せそうな言動が信じられなくなってしまい……!?

作品情報

作品名
1095日の花束 dozen rose
著者
みつこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796417761

ちるちる評価ランキング

19

4.1

(27)

(14)

萌々

(8)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
110
評価数
27
平均
4.1 / 5
神率
51.9%

レビュー投稿数7

教訓は活かしてこそ 前巻の印象が変わってしまった続刊でした

前巻を読んだ時に「恋の良さ」よりも恋で陥る回り道への教訓みたいな事を感じました。

失敗を通じて成長したその後の2人が今度こそ「恋の良さ」を見せ付けてくれる続刊なのかな?と華やかな表紙にも誘われて読んでみました。
そんな自分に取っては少しこの続刊は期待した内容からはズレていたかな?と思いました。

前巻での回り道が教訓になってると言うよりも、同じ轍を踏みたくないという感じの恐怖体験?臆病さを生むようなネガティブ体験になっているように思えてしまいました。
この流れを読んでみて、2人で危機を乗り越えた!と思っていた前巻のお話しが結局は受けの晃成が乗り越えただけのように見えてしまったのが1番、今回読んでみて悲しく感じた所でした。

バラの植木を再生させるエピソードは素敵でした。
だからこそ、もっと花束への扱いも丁寧にしたら良かったのではないか?とも素人考えですが思ったりもしました。

残念に感じた所もありましたが、晃成の成長と電子描き下ろしで急変した遥の年下らしいデレっぷりがコミカルだったのが楽しかった所を評価に反映しています。

1

ふたりのその後

前巻ではすれ違いから別れ、そして復縁してのハピエンでした。続編の今巻では、ふたりの幸せと成長した姿が見られます。

独立してレストランのオーナーシェフの遥とサラリーマンの晃成は、仕事の忙しさでなかなか一緒の時間を取れません。それでも幸せに過ごしていましたが、遥は物わかりのいい晃成を見て、自分の口下手さにロマンチストの晃成は不満がないかと不安になります。
前巻読んでる人は知っていると思いますが、晃成がめんどくさい性格なんです。察して欲しい感じが多々あるのにノンケの遥に対してゲイである自分と付き合ってくれているという思い込みもあるし。そんな晃成の想いをなんとか汲み取ろうとする遥は、それだけでめちゃくちゃ晃成を好きじゃん!って読者は思うんですが……。ふたりの凸凹な想いがなかなかピッタリハマらないのがこの作品のおもしろさでもあります。

今作では、遥の中学時代の元カノの登場や晃成の同僚との仲良しさ、晃成のいとこの結婚式などによりまた相手の気持ちを疑ったり嫉妬したり、自分の想いを押し付けすぎているのではと、互いに疑います。ただ互いに相手のためを思って、負担にならないようにがんばっているだけなんですけどね。
晃成としてはちょっと強引に抱かれるのも喜んでいますが、それを遥は無理やりやってしまったと思ってしまいます。ふたりとも傷つきやすいのに自分が発する言葉遣いや行為がそっけないので、無自覚に相手を傷つけてないか悩んでしまいます。それですれ違って別れてしまった前巻ですが、今巻はちゃんと話をします。またそんなこと考えて!言っちゃって!と読者は保護者な思いで読みむことも、惚気ちゃって!と友人気分で読むこともできます。ケンカップルではないけれど、拗らせカップルのふたりを読むのが好きな人は楽しめると思います。

もちろんハピエンです。家族はどう思っているのか不明ですが、友人に自分の恋人が同性だと話せるようにもなったので、ふたりの関係を秘密にしなくてもいい友人ができてよかったなと思いました。談したり惚気たりする相手ができたて、ふたりとも自分の中だけで悩みこまなくなりそうですね。

タイトルの「dozen rose」は「1ダース」のバラの花束のことで、12本のバラには1本1本「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」と意味があります。パートナーへ想いを伝える贈り物として、ふたりのハピエンにぴったりな演出がありました。
ふたりがこのまま幸せに暮らしていきますように!

1

「恋人らしい」ではなく「2人らしく」居て欲しい(*˘︶˘*).。.:*

前巻、とっても高評価でしたよね!
私の場合はちょっと展開が個人的に響く内容でして、、、(。・_・。)
ソワソワしてしまった読み心地と描き下ろしで少しスン…ってなってしまった後味が気になった1冊でした

なんで私にはこの作品に共感し切れないのか…(,,•﹏•,,)???
たまにある自分自身の読書筋力の弱さを感じていたので、続編を読む事で読み取れなかった「ナニカ」が見えて来るかも知れない‼と思い、今作も読んでみました
実際1巻で合わなくても2巻でお釣りが出る以上…何なら元値に倍以上の価値を感じる位巻き返して来る作品にも出会ってますしね✧

という事で、1巻で合わなかったのに何で2巻読んだのか?の私なりの期待値や経緯を書かせていただいたのですが、、、わざわざここを書いた理由はやはり評価結果にありまして。。。要は悪戯に評価を落としたくて読んだ訳ではない!んですよ、、、という事だけはしっかり伝えておきたいな、と思いました(。-人-。)
あくまでも「自分に取って」の作品への評価ですので、どうぞご理解下さいませ

長々と失礼しました
さて、実際この評価になった点を書いて行こうと思います
先ず良かった点は2人の恋の行く末に前巻の読み終わり時よりも大分前向きな気持ちを以て読了出来た事!
ここは続編を読み終えられて良かったです(ღˇ◡ˇ*)♪

逆に評価の際に1番の引っ掛かりになったのは、、、
上記の良かった点に辿り着く迄の作品の約2/3に当たる中盤~終盤差し掛かりまでのやり取りが、、、前巻の焼き増し再現を見てるかのような気持ちになってしまい、、、
盛り上がりに行き着く迄のストロークの長さでちょっと心が何度か離れかけた所がありました。。。
特に前巻では受けの晃成が、、、そして今回は攻めの遥が、、、
それぞれ自己完結して堂々巡り暴走してしまってるのを見ているのはとてもやるせなかったです(*´д`)Oh…No…
とは言え、晃成には成長の跡がシッカリ目に見て取れたのは良かったです!

あと、もう1点はカミングアウト関連ですね。。。
ここはもっとこの2人であるなら話しておくべきだったのではないのかな・・・?と思えてならなかったです
せめて、佐野くんにバレた時点でいい機会だから、と今後の話をしておけば良かったのに、、、と(´◔_◔)ウーーン…
結果、結構場当たり的に感情に任せてカムアウトしてる感じがしてちょっとヒヤヒヤしてしまいました。。。
特に晃成の実家は言いっ放しのままになってしまったし、、、(あそこで遥が実家に凸ってなくて良かったょ。。。)

裏表紙の作品紹介文の〆で「大人のためのビタースイートラブストーリー」と称されていますが、個人的には”大人のため”にしては少し青さを感じてしまう2人に感じました
4年目のCPでその上大きな危機を乗り越えた2人という設定で読むには少し「2人の恋」に向き合ってる想いよりもまだ「恋そのもの」に気持ちが向かってしまっているような拙さをどうしても払拭できなかったのです。。。

ちょっとこの辺の受け取り方が私には合わなかったのかも知れません

私には合わなかっただけで、この2人なりのスピードでじっくり進む繊細さが響く続刊である事や、嫌なキャラが居る訳ではない読み易さなどは広く支持され愛される作品だという事も納得出来ます.゚ .(´∀`*). ゚.
あくまでも…!私の場合の読んだ感想ですので、、、_(._.)_

きっと前巻が響いた読者さまにはこの続刊も響く良作だと思います!!

修正|白抜き、、、やっぱり前巻の高修正があるのでだいぶ萎え感がデカいっすね。。。

2

BL作品の続編ってやっぱり難しいのかな

1巻はクライマックスで目頭が熱くなり、神作認定しました。
この2巻では晃成が成長したなぁって嬉しくなり。
一方、遥の性格はもうこういうものなんだと割り切ることにw

この評価にしたのは…
同僚や家族へのカムアウト問題、多忙ですれ違い、当て馬か?って人が登場
BL続編あるあるがこれだけ出揃ってて、ついついそれ以上のものを求めてしまった私は期待しすぎたのかな…と反省しています。

<その他 モヤった点>
・会社のパソコンを休憩時間にチラシ&クーポン作りで使うこと→就業規則に違反する可能性アリ
休憩時間中であっても一応避けるべきなので、そこはせめて家で自分のパソコンでー!w
・ほぼ全キャラの顔の描き分けに対するモヤモヤ→特に受けの同僚(広田)と攻めがほぼ同じ
女性も、頬骨の位置を変えたり、眉間を広く取るだけで全然違うのに…
・ガッツリ寄り目のコマが結構あったり、片方(手前)の目の位置が下過ぎたり、顔自体の作画の粗さも今回はかなり気になった(今までは全く思わなかった)

☆1と2でかなり迷ったんですが、タイトル「(a) dozen roses=1ダース(12本)の薔薇」(←複数形にしないと文法的におかしいので…細かくてスミマセン)、つまりあの "買ってきた" 花束で、1巻で回収しきれなかったタイトルを回収してたので、上手いなぁと思い中立としました。
佐野くんは良いキャラだし、最後のセリフ「俺たちのことなんて、誰も見てないよ」もかなり!良かったし、読んで良かったと思います。

<注意点>
攻めの元カノが登場しますが、ご安心ください

3

理解力が復活したら読みなおしてみます

まさか続きがくるとわ
確かに晃成が欲しがった花束とは違い遥の店舗裏でバラを育ててる ってので終わっちゃったので続きがあって然るべき なのかもですが
あたしとしてはいまひとつノリきれていなかったので あそこで終わりでも問題はなかったような ←ダマレ((怒))

晃成 ちょっとは年上らしくなったのかしら


お話の内容は諸先輩にお任せして
前巻から思ってるんだけど 遥が口下手すぎて なに考えてるかよくわかんない子にしたいんだろうけど なんですかね グダグダしすぎ というか
自分の中でなんでも完結しちゃうし 嫌われたくない カッコつけていたいってのはすんごいわかるんだけど ジメジメしすぎなのよね

お陰でせっかくの年下攻めなのに男らしさは行方不明だわ 年上受けもどこか受け身で頼りないし男らしくないときてるから もぉさ


んんん せっかくの続編だったんですが酸いも甘いも中途半端でウハウハできなかったな
いや お話が正直よくわかんなかったのが1番よろしくなかったな

とくに 最後の枯れちゃったバラを持ち帰って晃成が見つけたシーンの会話
あれが理解できなくて なん十回も読み返したのにそれでもわかんない

Σ バラを誰に渡したかったのよッ!

あったこともない晃成のいとこにあげたかった?
あんなに花束欲しがってる晃成が 代わり ってどぉゆうこと?
とどめは 晃成がいとこの結婚式で実家に帰ってるのわかってるはずなのになんで今バラとケーキ用意した?
※ その後ことの顛末を仲良くしてくださってるレビュアーさまに聞くも納得できず 謀反おこして候w

本気でダメでした ごめんなさい
長かったぐずつきがあたしの理解力をもっとダメにした のかも?

いつもなら ギュっ とくるものを見つけられるはずなんですが 今回中のふたりが合わなさすぎた Orz

みつこさんの社会人同士設定に浮かれすぎたんですかね なんかほんとごめんなさい
とりあえず 今回ダメだったところを猛省しながら 次にくるお話に備えて

なんか 特訓しておきます あしからずッ!

2

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