お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
2016年、一番ドラマチックな恋
オメガバースの有名作でアワードランクイン作品。現在は絶版ですが、数年前に購入して積んでいたのをとうとう読みました。
上下巻ですが、上巻のみでキリよく読めましたので、下巻未読のままレビューします。
以下ネタバレあります。
9年前の作品なので、最近のオメガバ作品とはやはりちょっと違うな〜という印象。
かなりΩが差別されている世界観でした。
《好みな点》
・攻めのα次郎と受けのΩ葵は、幼馴染で“魂の番”。出会った時から運命を感じている。運命の番設定は好きなので、そこは楽しめました。
お互い惹かれあってるのに、特に次郎が頑なに運命に抗い、他の人と結婚までしようとする気持ちにはちょっと共感できなかったですが、抗いながらもどうしても惹かれ合うシーンには萌えました。
・葵付き執事の宮内。ずっと従順に付き従っていたけど、後半に当て馬か?!という展開に。
しかし葵に恋心を抱きながらも常に葵ファーストで行動し、次郎と葵が結ばれるのにひと役買う。すごくかっこいい魅力的なキャラでした。
ラスト「あの方の幸せが 私の幸せ」と微笑むシーン、すごく素敵だった。これぞ従者の鏡‼︎
・女性キャラが1名登場。当て馬ポジかと思いきや、かっこいい女性で素敵でした。
《あまり好みではない点》
・古い作品のせいかΩへの差別がかなり強くて、βにも劣る最下層の種という設定。葵は良家の御曹司なのにΩだから家を追い出される。あまりにも差別の強いオメガバは好みじゃないです。
・次郎付き執事兼執事長の工藤が、ガラも口も悪いチンピラみたいな性格と態度でゲンナリした。こんな執事あり得ない(汗)。主人の前で「Ωのガキ」とか言わないで!Ωの葵を毛嫌いする設定は構わないけど、執事長なんだから言動は宮内のような品があってほしかった。
一読して、評価は萌かなと思ったのですが、再読したら、運命に抗おうとしつつもどうしても惹かれあってしまう二人に、結構萌えを感じたので萌2評価になりました。
ヒートセッの描き下ろし『女王蜂』は、かなりエロティックでゾクゾクしました。葵がちょっと見たことがない変貌をするので、おお〜となりました。
上巻ですがキリよく終わっていました。
下巻は執事の久藤×宮内編ですね。引き続き読もうと思います、楽しみです。
紙本 白線修正(現在では考えられない緩い修正に驚きました。tnは先端とカリにだけ白線。9年でこんなに変わるんですね!)
当時、そこまで多くのオメガバースを読み込んでいなかった私ではありますがさちも先生のこの作品が王道である!事は分かりました
だからこそ今も尚、何度読んでも安心出来るんです
複雑過ぎずシンプルにこの世界観を活かした中で紡がれる愛の話
しかもこれを一気に上下巻で出して下さったからこそ世界観にどっぷり浸かり切る事が出来た思い出があります
上巻ではΩである葵への健気さに庇護欲を掻き立てられ、そんな葵を支えるβの執事、宮内の強かさに惹かれ…完全に東條家推しで読んでましたねー
そして上巻の怒涛の終盤!!
オメガバースの示す「運命」を形にした愛の描写…
その激しさと甘やかさにドキドキしながらおかわりを願ったものです(笑)
最近もどんどん色んなバースが生まれていますが本当に先生方の創造力と想像力に感服するばかりです
オメガバースの読み易い世界をお求めの方には是非この上下巻をおススメしたいです(紙、中古でしか手に入らないのでしょうか?その辺は詳しくなくてすみません…)
オメガバース代表作で高評価ですし、またAIソムリエにもよくお勧めに出てくるのですが、電子販売もなく諦めていました。でも漸く読む機会にありつけました。
しかしながら私には合わなかったようです。表紙の左側の子が誰か最初わかりませんでした。お話もキャラも唐突で激情的で、間がまったく取られていないので話や行動の繋がりに戸惑ったし、誰が誰なのか分かりづらかったり、読むのに疲れました。
「ボスと野獣」も合わなかったので、さちもさんの作品はハマる人はドハマりする感じなのかなぁ。
さちも先生初読みです。
本作は評価が高いので楽しみに読みました。
が、私が読解力不足なのか、よくわからない場面が多くて戸惑いました。
葵が西園寺家に来た時の、次郎と久藤の拒絶する顔が怖い。大の男がそんなヒステリックに?仮にも良いお家なのに。
このホラーじみた描写がオメガバのよくある悲惨な状況をドラマチックに演出する手法なのだろうな〜こんなノリなの?と読み始めました。
葵が発情期になった時、いきなり次郎が葵の部屋へ行き、そうなるの?いいの?発情期の前には葛藤とか全て吹っ飛ぶってこと?
その前に宮内が抑制剤打たなくていいの?と少々驚きました。
次郎がαと後継ぎとしての葛藤があるのはわかりました。
で、お見合い相手と婚約してたの?
なのに、葵を選ぶ決意をしたんよね、いつのまに?
婚約発表の時、いきなり相手が変わったのに、父親をはじめ周りが受け入れるの無理ありません?とかね。
婚約者もわかったようなことを言ってるけど何言ってんの?て感じで。
もう、葵じゃないけど「思考な追いつかないよ」ですw
宮内も納得したようなことを言っていますがほんとなんですかね。怪しい。
描き下ろしのエロの場面も、表情や手書き文字が過剰で、ほんと「獣」ですよね。ま、その演出なんですけど。
オメガバ特有というか、エロいより怖いですw
作品全体を通して、いきなりの展開、前触れなしに、なぜそうなる?な場面が多くて正直がっかりしました。
人物の動きの動機付けの描写も弱いし薄い。次郎も葵もそこまで相手を好きなのか、運命の一言で片付けていいのか、疑問ばかり残ります。
下巻では私の読解力がもう少し追いつけるか…読んでみます。
かなり前にシリーズ買いしましたが、とっても評判の人気作なので怖くてなかなか読む勇気が出ませんでした。
一冊だけ表紙のカップルが違いますね。
たくさんレビューがあるので感想だけ。
わかったようなわからない所があるような。
ふたりの立場はわかった。
初対面でお互いが魂の番だとわかってたってことなのかな?
次郎は運命にあらがい葵は次郎のそばにいたいの?
なんだか次郎よりも宮内さんや工藤さんがインパクトが強かったです。
どうして工藤はあんなに口が悪くてスパルタなの?今何歳の設定?
宮内は本当のところは葵をどう思ってるの?
これは通して読んでみてわかるお話なのかな?
