• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作チェンジワールド 下

有村 郁央,25歳,デパート勤務
伊藤 要祐,23歳,商社勤務

その他の収録作品

  • 番外篇 月夜の願い事
  • チェンジライフ
  • ドラマCD「サヨナラゲーム」アフレコレポート
  • あとがき
  • カバー下(キャラ紹介)

あらすじ

俺の一番守りたいものーーー

どうしたらずっと、一緒にいられるんだろうーー。
要祐の海外赴任の話をきっかけに、すれ違ってしまった有村と要祐。
有村の様子がおかしくなった原因である穂積を問い詰めた要祐は、とうとう彼の本当の狙いに気がつく。
二人の恋の行きつく先はーー⁉︎
その後の二人を描いた大量30P描き下ろしも収録。
「チェンジワールド」完結篇‼︎

作品情報

作品名
チェンジワールド 下
著者
南月ゆう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
サヨナラゲーム
発売日
ISBN
9784403666124
4.4

(294)

(189)

萌々

(74)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
19
得点
1302
評価数
294
平均
4.4 / 5
神率
64.3%

レビュー投稿数19

甘々ラブラブにキュンキュンが止まらない〜!!!

はー(∩´///`∩)
すっごい。ラブラブだった。最高。

上巻では少しすれ違ってしまい、焦りなどが裏目に出てしまったけれど、
本来は頭が良くて素直で自分の芯をちゃんと持っている2人。
冷静になれば見えなくなってたものも見えるようになって。
絆がより深くなりました。

郁央にしろ、要祐にしろ、相手しか見えていないですからねー(﹡´◡`﹡ )
誰も割り込めないラブラブさ…!♡♡♡
もぉぉぉニヤニヤが止まらないです////

下巻は大量描き下ろし30P!
要祐のエッチさが炸裂して萌え禿げました////
ああ、イチャイチャな2人をずっと見ていたい…(Ф//Ф)


すれ違いで終わった上巻の続きです。

要祐がすごくカッコよかった!
この子はゴリゴリの体育会系経験して、守られるだけの弱い受けではないですからね。
頭の回転も早いし、冷静にコトが見られる。
一つ足りなかったのは、郁央が絡むと自信のなさで1歩引いてしまう面。
今回の件で、郁央を堂々と欲しいと言えるようになった強さがすごくよかったです!

また、郁央も要祐とのこれからについて考えて。
「想い合う以外で必要なこと」について悩みます。

結局のところ、相手を好きすぎて拗れただけなので、
向き合って会話をすればちゃんと伝わる郁央と要祐の築いてきた関係。
言葉にすれば何も拗れることはない2人が素敵だな、と思いました。

で、松がすごく良い男なんです!
松が優しく要祐を見る目にウルっとくる(;ω;)

穂積さんの引っ掻き回しはムカついたけれど、
雨降って地固まるのごとく、乗り越えた2人の関係がとにかく甘くて頬が緩みます。

要祐の海外赴任も、会えない2人の会話の甘さが〜〜///
そしてそして!任期を終えて日本に戻った時のシーンが最っ高にキュンキュンしました!!

逸る気持ちを抑えられず走り出す要祐に、ぎゅーっと抱き留める郁央。
離れてた2人の再会や、久々で激しく求め合うエッチなど、
萌え死してしまうよ〜〜〜〜(∩;///;∩)堪らん

とてもラブが溢れかえっててすごいです。
とにかく隅々まで甘々でイチャイチャなんです。

あと、強めのネタバレすみません。
要祐の「郁央さん」呼びは声にならない叫び声が出るぐらい可愛かったっ(///Д///)

ページをめくるごとに語彙力消えます。
最高、萌える、可愛い、死ぬ、しか出てこない。。。

郁央と要祐の、ラッブラブ且つ絶対離れない強さが見ることが出来た続編。
最後の最後まで萌えさせてくれて、すごくよかったです。

11

大団円

上巻が良いところで終わっていたので、下巻の発売を心待ちにしていました。


ネタバレありです、ご注意を。







要祐の海外赴任の話。
そして有村の大学時代の先輩である穂積からの揺さぶり。

両想いになって、少しづつ寄り添ってきた二人に降りかかってきた出来事。
これらの不安材料を、二人は切り抜けられるのか―?

といった下巻でした。

とにかく、要祐が男前すぎましたね。
穂積は当て馬というのか嫌な奴でしたけれど、彼の出現によって、要祐自身が、「自分がどうしたいのか」「先輩との関係をどう築いていくのか」と改めて考えるいいきっかけになったように思います。そして穂積と対峙するときの用意周到さがなんとも素敵。仕事ができるいい男って感じでした。

要祐の2年間のNY赴任は、地盤が固まっていない二人だったら不安要素一杯の時間だったかもしれない。
けれど、覚悟を決めた彼らには会えないことはなんの問題にもならなかった、という様子なのに萌えが滾りました。

「Dear+」ってあまりエロいイメージはないのですが、要祐が帰国した後のラブラブな空気満載の濡れ場が、めっちゃエロかった…。ドライで要祐をイかせた後の有村先輩のご機嫌な態度には爆笑してしまいました☆

カバー下も可愛かったです。
上巻は有村と要祐がそれぞれ描かれていましたが、下巻では穂積がモフモフの絵柄で描かれてます。ちょっと悪い顔してるのが、これまた彼らしい。

南月先生、私は彼はバリネコだと思います!

彼も幸せにしてあげてほしいな。スピンオフを絶賛希望中です。

雨降って地固まる。
そんなことわざがぴったりの、甘くて優しい、恋人たちのお話でした。

7

「恋が愛に変わる瞬間」

「先輩のことが大好きー!」な要祐のこと、私は”ひたむき爆弾”と呼んでます。
でも郁央に向かってる要祐ばかり見ていて忘れてたけど、要祐って郁央しか好きになったことがないクールな奴でしたね、そういえば。

二人の関係が気に食わない穂積に揺さぶりをかけられた郁央と要祐。
郁央は穂積からゲイ同士のほうがわかりあえると言われ自信がグラつき、要祐は郁央と家族から普通の幸せを奪う罪悪感に気付かされる。
きっと要祐が一番気付きたくなかったところで、”ひたむき爆弾”は「先輩のために…」って引いてしまうのかなって心配しましたが…

穂積が郁央のことも攻撃したと知った要祐の反撃は鮮やかだった!
穂積が一番ダメージを受ける方法を選んで叩きのめす、要祐ってこんなに冷静で容赦が無い人間だったんだとビックリしました。
こんな冷静な男が、郁央の前ではあんなにかわいくなってしまうんだなぁ。
そして「絶対に先輩を失いたくない」って覚悟を決めた要祐には強さが加わって、なんだか頼もしく見えます!

郁央も嫉妬したりグラつきはしたものの、ありのままの要祐と一緒に歩いていくと決めて、みっともない自分も含めて想いそのままを要祐に話すことができた。
裏表のない郁央が要祐のことを好きだって素直に言ってしまうところがくすぐったくて好きです。

上巻では、想われてるのがわかっているのに、自分のものだって自信を持てない二人を歯がゆく感じました。
でも下巻では、郁央も要祐も一緒にいるって覚悟を決めて、二人の関係は未来も感じさせる安定したものに変わりました。

これが南月先生が『サヨナラゲーム』のあとがきで描きたいと仰っていた、”愛が恋に変わる瞬間”なのかな。
ラブストーリーは恋人になるまでがドラマティックだから、想いが通じ合ったところでendマークがつくことが多いけど、それはstartでしかなく、続けていくことが難しいんですよね。
その先の未来が見える愛の話は、優しさがジンワリと心を満たしていくようで長く心に残りそうです。

そして後半は、海を超えた遠距離恋愛後の、やっと会えた気持ちの高ぶりがそのままカラダに…なめっちゃ燃えたぎる展開があるのですよ♪
描き下ろしの要祐のエロかわいさといったら!
それもしっかり心のアルバムに刻んでおきます^^

当て馬というか悪役の穂積、私はこいつも気になるんです。
人の気持ちを読むのが恐ろしくうまい、その特技を人を貶めるために使う悲しい男。
なにがあってそうなったのか、そんな穂積がまた人を恋を信じられるようになるのかが知りたい。
南月先生が穂積みたいな泥臭い男をどんな風に描くか読んでみたいです!

5

幸せな読後感

わーいよかった。
ちょっと泣けて、でも幸せで、エロも激しいのあり大満足でした。

穂積がまた引っ掻き回す展開かと思いきや、まさかの要佑が一枚上手だったのには驚きでした。
自分たちの幸せを守りたい一心の行動だったんだろうと思うと、郁央への気持ちがどれだけのモノなのか理解できて胸が熱くなります。

郁央が悩みを父親に相談する場面とかも良かったです。
違う人間が一緒に長くいるためのアドバイスが私にも沁みました。お父様も素敵。

穂積の戦略は間違ってだと思うし、郁央に完敗しましたけど彼も寂しいヤツなんだよなぁ。
スピンオフで幸せになりやがれ!
ラストではすっかり2人の悪友みたいになってたので、ホッとしました。

要佑帰国後の再会はH含めサイコーでした。
2年半でしょ?それは燃えますよねぇ!

嫉妬してジトーってなってキノコ生やしてる要佑はマスコットにしたい可愛さでした♡

5

大人になった2人

素敵な結末でしたー!
チェンジ・ザ・ワールドではなく、タイトルが『チェンジワールド』になった理由も納得です。

宣戦布告して要祐狙いかと思われた穂積は、まさかの有村狙い?でした。
というより、ノンケ×ゲイの関係に嫉妬していたのでしょう。
壊したかったというのは羨ましかったの裏返しなので、穂積もまた悲しい過去を持っているのがしれません…。
これほど当て馬が上手く機能?しているお話も珍しいと思います。
穂積がいたからお互いを見つめ直し信頼関係を深めることができたと思うし、いい意味で変わっていくことが出来たと思います。
自分たちだけでなく周りも巻き込んで変わっていけたら、それがきっとベストなのでしょう。
同じ景色をみるようにそれぞれが前を見て、依存するのではなく支え合って隣を歩けるような2人になれたのがよかったです。

有村が穂積に言った一言…穂積の代わりもいないという言葉に撃ち抜かれました。
有村、本当にいい男になったなぁ。
そして、要祐はエロくなった…。
またいつか幸せな2人に会いたいです!

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP