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表題作ケダモノアラシ

城島宗吾
病院理事
宮路 晶
獣属専門の医者

その他の収録作品

  • 後日談1
  • 後日談2

あらすじ

この世界にはノーマルな人間と獣属の2種類が存在している。獣属は同性間の妊娠が可能で発情期があるという特殊な生態だ。獣属専門医である宮路晶は、自身も獣属だが「本能に流される獣になりたくない」と抗って生きている。そんな宮路に妙に干渉してくるのは病院理事である城嶋。城嶋は類稀な優性遺伝子を持ち、そのフェロモンの強さから女性関係は乱れていた。自分と真逆の城嶋が苦手でありながらも惑わされる宮路。そしてある時、城嶋のフェロモンにあてられ変則的な発情が起こってしまい…!?

作品情報

作品名
ケダモノアラシ
著者
黒井モリー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
ケダモノアラシ
発売日
ISBN
9784796411325
3.6

(93)

(17)

萌々

(37)

(33)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
9
得点
335
評価数
93
平均
3.6 / 5
神率
18.3%

レビュー投稿数9

ケモミミ尻尾!本能vs理性の間で悩むツンデレ受け

もうすぐ発売のシリーズ新刊、紙本を予約したのですが、
実は読んだことがなかったこちらのシリーズ。

Kindle unlimitedで読むことができました☺︎

ノーマル、と呼ばれる人間と、獣属と呼ばれるケモミミ・しっぽ付きが共存する世界。
ノーマルの両親を持つ主人公・獣属専門の晶(受け)に
なにかと絡んでくる、晶の医院の理事・城島(きじま・攻め)…

モテ男でヤリチンな城島 vs 「発情期」という獣の本能に負けたくない!と
意地を張る晶との、恋の駆け引きのお話です。
まあ割とすんなり城島に流され絆され…となってる晶なので、”駆け引き”とは言えないかな?( ̄∀ ̄)


実は一番萌えたのは終盤も終盤、二人にちびっこが生まれ、
城島がめちゃくちゃ良いパパ・主夫っぷりを見せてる部分でした。
傲慢さが影を潜めて、陽の気(?)に包まれてる城島パパ、良い…!!✨


二人の恋路については、どうにも城島の俺様傲慢っぷり、
晶を翻弄するところが自分の萌えどころにストレートには刺さってこなかったんですよね、、
嫌いじゃないけど、大好き!とも思えないタイプで。。;(ごめんなさい;)

発情期のある獣属の本能と理性との間で抗う晶の葛藤も、
思ったよりあっさり目だったような…?

個人的には、晶には城島との縁を切ろうとするぐらい
もっともっと抵抗して欲しかったのと、
城島にはそんな晶を執念深く追って欲しかったかな??と。。

ということで、大きなテーマであろう”本能vs理性”の部分には
ちょっと物足りなさを感じたりしました。

二人の間に可愛い子が生まれて、続編はほのぼの子育て・家族ものに
なっていくのでしょうか。
それとも、また当て馬等が現れて嫉妬に狂った城島がガルル…となったりするのかな?

どんな展開になるのかドキドキしながら、続編も読んでみたいと思います。

★修正:tn白短冊数本(Kindle)

0

ケダモノとは本能とは

シリーズでかなりの冊数が出ていると思うのですが今さら1巻目を読んでみました。

オメガバースとはまた違う、獣属というものがいて発情期があって、獣属は同性間でも妊娠できて…オリジナル設定だけどオメガバっぽい感じもある世界の物語でした。
オメガバ読んてる人ならすんなり受け入れられる設定だと思います。主人公は攻受共に獣属なのでケモミミが好きな人にもいいかもしれません。

獣属専門医である宮路先生は両親が人間で、自分が獣属なことを恥じている部分があります。攻めの城嶋さんはTHE獣属というような存在。
宮路先生が本能のままに関係を持つのはケダモノのようで嫌、と葛藤し続けるのがメインのお話なのですが、城嶋さんの言う通り人間だって本能のままにエッチをしている、ケダモノとも言えるわけですね。
先生の葛藤メインなので2人の付き合いはトントン拍子に進みます。何なら描き下ろしで子供も産まれてるー!

シリーズもので続いているようなので続刊も読んでみようかと思います。

0

数字表記はないですがこれが一巻です!

子育て系BLが読みたくて「ケダモノアラシ-kiss me baby!」を読もうとしたところ、続編とのことで先にこちらを読みました。

オメガバースとはまた違ったタイプで、獣人と人間が混在し、その中でも発情期がある世界観のお話。
攻めは男前で軟派な王道そうなタイプ。
受けも分かりやすいツンデレで、導入からくっつくまでがテンプレートな展開でした。
とはいえ、何か違和感があるかと思いきやスムーズな構成でとても読みやすかったです。
本格的に家族としてスタートする次巻に期待が高まります。

0

本能としてはケダモノ?

発情期がある獣属としては、ケダモノと表すのが正しいのか...

ただ登場人物たちの葛藤を考えると、ケダモノというタイトルをつけるのはなんだかなあと思ってしまいました。
とくに受けは、そこにコンプレックスのようなものを感じてしまっていますし。

そしてほぼメインがやることなので、なぜお互いに好きになったのかという感情の面で、納得できるところがありませんでした。

攻めの一目ぼれ、というのは納得できます。そういうのはあるでしょうし。
でも受けが...結局攻めの魅力に、本能で屈しただけのように感じてしまいました。

心情描写が乏しく感じ、全体的に本能に負けてしまったような印象を受けます。
それを考えれば、このタイトルはぴったりなのかもしれませんが。

ただ最後に出てきた子供は、最高に可愛かったです。

1

本能と理性

この世界では、ノーマルな人間と獣属の2種類が存在しており、
獣属は同性間の妊娠ができ、発情期があります。
晶(受け)は、自分も獣属なのですが
本能に流される獣になりたくないと本能に抗って生きています。
宗吾(攻め)はそんな昌とは逆で本能のままに生きている感じです。
そんな二人が交わるまでのお話です。

フェロモンや妊娠というフレーズがあるので
読む前は少しオメガバースっぽく感じましたが
読んでみると全然そんな感じはありませんでした。

初めての作家様でしたがとても読みやすかったです。
発情期なんかで妊娠したくないというのは
本能に抗って生きている昌らしくて良かったです。
最終的に子供を授かるのですが発情期セックスじゃないときの子供でした。
※描き下ろしにあるエッチで授かったようです。
一晩で妊娠させた宗吾はすごいなぁ…。

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