龍と竜

龍と竜
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×29
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
8
得点
82
評価数
23件
平均
3.7 / 5
神率
26.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥562(税抜)  ¥607(税込)
ISBN
9784877245320

あらすじ

「いきがるな。もっと俺に甘えろよ」両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は生活のために掛け持ちでバイトをしている。
昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、夜のバイト先のホストクラブ。
トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を自宅まで送ってくれたのがきっかけで、石神は何かと理由をつけてはアパートにやってきた。
人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だがその優しい一面に心を奪われて…。


表題作龍と竜

市ノ瀬組幹部 石神龍一郎(36)
カフェバイト店員 乙部竜城(20)

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レビュー投稿数8

エコヤクザと苦労性青年

エコヤクザってなんやねんって最初思いましたが、石神さん普通にかっこよくてなんかもう吹き飛びました。
個人的に過去石神さんに好きな女の人がいたのは良かったです。正直言うと両刀が好きなので(笑)
それに比べて奨さんと鉄さんというホストはなんなんでしょうね。奨はまだしも、鉄は「お前女かよ」と言いたいくらいやり口が陰険で女々しくてイライラしました。命令したのは奨だけどやり方も奨が考えたのかな?
そんな中でも癒しだったのが颯太君です。純粋な子どもはどんな時でもなごませてくれて、この子がいてくれて本当に良かったです。

0

人情ヤクザ

それぞれに必要なものをお互いに求めて満たされて。  ヤクザものということで勿論すんなりといくわけもなくカタギの竜からすれば、やっぱりヤクザのせいでという事件も起きて感情が爆発します。 でもそれを最終的に包み込んでしまえるくらい懐の大きな人間の龍一郎です(そしてその組の人間も)。 昔気質と言うか義理人情のヤクザって感じで、最近よく読む見た目もカッコ良くてスマートな雰囲気のヤクザとはまた一味違い惹かれるキャラですね。 そしてこの本には4歳の竜の弟・颯太の存在も大きくて最終的には家族愛的な? 不覚にも泣いてしまった(笑)

1

家族もの+ヤクザ→アットホーム

綺月作品というと痛いと思ってましたが、これは温かいお話でした。こういうお話もちゃんと面白くて、痛いお話が得意と言ってもそれしかないわけじゃないんだと思いました。
描写に過不足がなく、作者の思い入れが暴走しないから読みやすかったです。

子連れ物は苦手なんですが、弟ということもありこれは平気でした。颯太が健気でいい子だったからかも。家族団らんしているシーンはほほえましかったですし、恋よりも颯太を優先してやれる龍の懐の大きさや父性に、いい男だなぁと。

三人でお風呂に入った時に、するっと尻を触る龍にはまいりました。まだ気持ちも確認していないのに、さらっと一瞬触るなんて!口説き方も惚れ惚れするほどいい男で、すごくかっこよかった。大人の男、って感じでした。

敵役の奨にはがっかりでした。きっと鉄が言うようにいろいろあったんだろうけど、だからと言ってやり方が汚すぎて同情できませんでした。でもなんか気になる子で、いつか幸せになってほしいとも思います。

甘さも控えめでエロも控えめなのに、なぜかスラスラ読めて面白かったです。

1

エコヤクザ

ヤクザ物ですが、結構アットホームで明るいです。
親を亡くし、幼稚園児の弟を養うために必死で働いている竜城と、竜城の勤務先のコーヒーショップの常連のヤクザ・石神。
バイトを増やそうと探すうちにたどりついたホストクラブで働く事になったが、トラブルに巻き込まれヤクザに殴られてしまう。
それを助けてくれた石神を家に招きいれた事により距離が縮まる。
弟に懐かれた石神はちょくちょく竜城の家に来るようになるが…という話。
大人の顔色を伺ってばかりだった弟が石神の出現で子どもらしく変わっていってました。
石神が大人の余裕で竜城と弟の家庭に馴染んで行く様が本当に家族みたいで微笑ましいです。
全体的にテンポが良くてスラスラ読めました。

2

甘さが漂うハードボイルド

仁義ってこのヤクザにこそ当てはまるんじゃ・・と思わされるほど、包容力のある男前なヤクザ・龍一郎×生きることに一生懸命な美人・竜城の二人のお話です。

ヤクザものっていうのはBL界隈でも一つのジャンルとして確立してますよね。
ヤクザ攻めスキーとしては色々読んできたつもりなんですが、ここまでヤクザの雰囲気を上手く表現出来る作者さんってBL界広といえど、中々いなんじゃなかろうか・・・と思います。

龍一郎がヤクザの顔を出しているとき以外でも「あぁ・・この人はヤクザなんだなぁ」と思っちゃうんですよねぇ。
流石です、綺月先生!

二人の恋に立ちはだかる悪役ですが、まぁみごとな下衆な男達でして。
顔と奇麗事をペラペラ話せるってだけが取り柄の男たちですw
うーん・・三流な男たちだなぁと思ったりしましたが、まだ二人が想い合ったばっかりだったからこの程度の敵で済んだのかな~、とまるで傍観者のように思ったりしましたw
ハマりすぎww

う~ん・・でも龍一郎自身がカナリお偉いさんのヤクザだと骨身に染みてる割には敵がなめすぎなような・・・気がしないでもないですね。


補足です続きが、竜城の弟くんもとっても大事な登場人物として出てきます。
4歳の男の子ですw

まるで二人の子供のように扱われるのでBLなのにファミリーが読めるという美味しさもありますよw
美人のシングルマザーに惚れたヤクザの図か・・・と思ってしまい、ニヤリとすることが度々ございました 笑

1

昔の時代のヤクザさんみたいでした。

それこそ、仁義を重んじ弱きを助けるやくざ者、江戸時代を舞台にした清水の次郎長や森の石松の映画みたいな(って分かってくれる人はどの位いるんだろう?)。
人情と任侠がいいバランスでミックスされていると思いました。
ただ、悪者がちょっと小者かなという気はしなくもありませんでしたが。しかも、暴走しすぎ。しっかりしたバックもいないのに、石神相手を敵に回して拉致とか・・・。
あと終盤でちょっと痛い場面があります(ここは好みが分かれそう)。
私はここはあまり好きじゃなかったんですが、作品全体を見るとやっぱり萌えるところが多かった印象なので、萌x2の評価です。

亜樹良さんの挿絵もとってもかっこいいです^-^。

1

家族ごっこがはじまり!

毎日マイカップをもち、キャラメル・ラテを注文する石神さん。見るからに、ヤクザ。
竜城は、二十歳になったばかりで、カフェでバイトしている。弟と2人暮らし。生活のために夜のバイトを決めた。
ホストクラブでのバイトをするが、トラブルに巻き込まれてしまう。

トラブルに巻き込まれて、怪我をした竜城を石神が自宅まで送り届けてもらったら、弟の楓太と意気投合する。
石神が父親。竜城が母親。楓太が子供でまるで家族のようだった。
楽しい家族ごっこは、ホストクラブでのトラブルや、アパート火災。楓太の誘拐!と不幸が続く。
本気の石神は、竜城に心奪われ、楓太の誘拐が解決すると共に2人の仲もイイ感じになる。

1

ハードボイルド風味

攻・市ノ瀬組幹部 石神龍一郎(36)
受・カフェバイト店員 乙部竜城(20)

マイカップを持参して毎日のようにやってきては、キャラメルラテ・ミルク多めをオーダーする男、石神龍一郎。
龍一郎は竜城の笑顔の接客に癒されに通ってました。

竜城は強面のお兄さん達を連れた龍一郎のことは、もしかしたら(やくざ?)…と思いながらも、カフェでの言動を見る限りでは怖いとも不快だとも思っていない。
むしろ迫力のあるおじさんが「ミルク多め」なオーダーをするさまを、ほんわかした気持ちですすんで接客していました。

竜城には4歳の父親違いの弟がいます。
誰からも援助を受けていないので、バイトの掛け持ちをすることに。
雑誌で見たホスト募集広告の高額報酬につられて面接を受け、見習いとしてホストクラブに勤め始めます。

接客業のアルバイト経験の豊富な竜城は、クラブ内でも気を利かせて立ち回ります。
それを支配人に認められ、他の見習いよりも早くにフロアで働くように言われました。
が、それを気に入らなかった誰か(NO.2ホスト)の差し金で、店を出るなりやくざに殴られてしまいます。

続き日、傷を負ったままカフェで仕事をしていたところ、龍一郎に見咎められて「市ノ瀬組のやくざにやられた」と言ってしまいます。
竜城の一言から彼が働いているホストクラブを突き止め、客として現われた龍一郎は、NO.1とNO.2の2人に、竜城の面倒を見ろと命じます。

しばらくはホストクラブの仕事も目立ったトラブルも無く(仕事用スーツにタバコの焼け穴が出来ていたりとかはありますが)勤めていたが、竜城の住むアパートが火事になり、弟の颯太がさらわれます。
龍一郎が組の方でトラブルを抱えていたため、竜城は「龍一郎がやくざだから、そのせいで自分達がひどい目にあうのだ」と責めてしまいます。

颯太を拉致したのは竜城に嫉妬したNO.1とNO.2ホストでした。


攻がやくざの場合でも、BLではドロドロとした任侠道や血生臭さを感じさせることってあまりないよに思います。
権力も金もあるけど、妙にスタイリッシュでかっこいい攻はよく見かけますが。

龍一郎は男臭くて本物っぽい匂いがします。

そのホンモノな龍一郎の、カフェで見る顔と、やくざの幹部の顔と。
そのギャップに惹かれ、実は愛情深い龍一郎を好きになりますが、大嫌いなやくざ家業…その為に災難に巻き込まれるのは嫌です。
でも颯太と三人でいるときの龍一郎は優しくて愛しい。
ずっとこんな穏やかな生活が続けばいいのに、と思ってしまう。

やくざ家業に関しては冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しない龍一郎でしたが、竜城に関することには少々甘いようです。
結局は、竜城の覚悟一つにかかってくるわけです、このカップル。

2

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