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双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 4

souryuou wo kainarase

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表題作双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 4

竜嵜可畏, T・レックスの遺伝子を持つ竜人で高校生
沢木潤, 動物の感情読み取る能力持つ高校生,18歳

同時収録作品双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ

クリスチャン・ドレイク、可畏の父親で竜人研究者38
リアム・ドレイク、翼竜の竜人

あらすじ

欧州を手中に収めた竜王が、アジアの覇王・可畏の座を狙っている!? 各国のVIPが集う竜嵜家のパーティーに現れたのは、ギリシャ彫刻のような美貌の双子の兄弟──イタリアマフィアの御曹司・ファウストとルチアーノ!!「この子、気に入ったな。このまま連れて帰れない?」凶暴で好色なリトロナクスの影を背負う双子は、潤の美貌と水竜の特殊能力に目をつけ、可畏と共に攫おうとするが…!?

作品情報

作品名
双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 4
著者
犬飼のの 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
暴君竜を飼いならせ
発売日
ISBN
9784199008689
4.3

(129)

(79)

萌々

(27)

(15)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
10
得点
550
評価数
129
平均
4.3 / 5
神率
61.2%

レビュー投稿数10

美形だらけのド派手な恐竜ワールド

3巻も良かったですが、4巻はそれ以上でした!!
今回新しく登場するのはリトロナクス。双子のイタリアンマフィア、
ファウスト&ルチアーノ・ヴィスコンティ兄弟。
豪華絢爛な世界の中で繰り広げられるバトルは、圧巻でした。
バイオレンス風味増してますが、可畏と潤のラブ度も増し増しです!!

ファウストとルチアーノは人間の姿の時も、変容しても凶暴凶悪(但しハンサム)。
対する味方(?)はリアム、クリス、蛟とオールスター共演。
挿絵も本当に美しく、敵も味方も美形だらけで眼福でした。

物語としては、竜嵜家主宰のクリスマスパーティに、招かれざる双子がやってくることから始まります。アジアを制する竜嵜家を支配下に置こうとする双子。
その前に潤が双子にちょっかいかけられるのですが、双子は最初からとてもいけすかない感じ。
しかし、パーティ自体は準備や当日もすごく煌びやかで華やかな雰囲気が良かったです。
可畏も人格的な面で成長著しく、潤との愛情が深まっているのを感じました。
可畏と潤はお互いに、異種族であることを理解して相手を思いやる気持ちがあるので、読んでいて和みます。

中盤から双子のやりたい放題が加速します。
可畏と潤とリアムを襲撃及び拉致して、豪華客船に乗せた双子の非道な仕打ちに
可畏は特殊な拘束具のせいで、全力で抵抗できません。
しかし、潤に対する双子の蛮行にはブチ切れて、可畏は大きなリスクを背負ってTレックスに変容。
リトロナクスに変容した双子とのバトルは本当に大迫力で、必見です。

リアムや蛟の活躍も良かったですが、私が一推しなのがやはりクリス。
双子がリアムに対しても筆舌に尽くしがたい所業を行いつつあった状況を見て
双子に最もダメージの大きい、効果的な報復をします。
直情的に激昂する可畏とは対照的に、クリスが冷静にキレるところに背筋がゾクゾクしました。
悪の魅力というか大人の余裕と知恵を併せ持つ、危険な「頼れるパパ」です(笑)
受けのことを大切に想う可畏もクリスも、攻めとして非常に魅力的です!

前半と終盤の可畏と潤のエッチシーンもかなーり濃厚でラブラブだと思います。69とか。
挿絵もばっちりエロス満載でした。
そういえば、双子に無理矢理色々やらされるシーンもありますね・・・ちょっと無理めな体勢の。

全体的に、BLとしても、ファンタジーとしても、大変面白く、
毎日少しずつ読もう、と思ったのに一気読みでした。
次巻は、糖度高めだそうなので、それもとても楽しみです!!

12

水竜王との闘いから5日後のお話。萌えの後…油断し過ぎました。

*♡*〜犬飼のの先生〜*♡*。
2017・02・25発売/双竜王を飼いならせ/

大人気の[暴君竜を飼いならせシリーズ]
〜♢待望の第4弾♢〜[双竜王を飼いならせ]

去年発売された第3弾水竜王を飼いならせ発売から1年経たず続編を読むことができて、お忙しい中書き上げて1冊として下さったのの先生に感謝の気持ちしかなく(>_<)大切に集中して読ませて頂きました。

特典はコミコミスタジオ/ホーリンラブブックスで購入すると頂けます(◍^ᴗ^◍)


[第4弾]の始まりはクリスマス前夜。潤は授業中だったものの、ある理由から教室を抜け出してしまう。校舎内(恐らく中庭)で、リトロナクスの双子の竜人、ファウストとルチアーノと接触。そこで突然2人に迫られ…______!

([↑]双子で顔以外の性格や見た目は違うものの、やはり双子なので息が合う(汗)一度に2人が潤に迫るので、なかなか頭の中で行動が整理できずパニックでした(苦笑))


逃げ出す為に発動してしまった例の能力を2人に知られ、今後…命を狙われるかもしれない…。起きたことを可畏に伝えたいと思った潤ですが、明日はアジア覇王である可畏が主役の大事なクリスマス会。ーこんなことで…ー。。。集中して欲しいと願った潤は、前回水竜王の蛟に攫われた経験から、今後もしもの為…生餌のユキナリに起きた事ほぼ全てを打ち明けた。そこでユキナリの口からファウストとルチアーノの正体を聞かされる…______


クリスマスパーティー。中々、潤と可畏は2人で過ごせず話せずいた…。そんな時、潤は翼竜王のリアムと再会。クリスチャンの近況を楽しそうで嬉しそうに聞いていると突然会場がざわつき始めます。誰かと思えば双子の兄弟で…。潤は咄嗟に彼(リアム)の背中に隠れ…またそれに気づいた可畏が”彼”の元へ。

([↑]ネタバレしたくないので上手く言えませんが向かってくる時がまたカッコよかったです。)


潤の為の行動が周りからは可畏の恋人と思われているリアムをエスコートしている様に見られ…その空気を感じた潤は何を思ったか……。

([↑]クリスマスなのだから早く触り合って欲しい…そんな事を考え読んでいたので可畏とリアムの2ショットは私も苦しくなりました。←何も無いのにね(笑)潤を励まそうとしてくれるユキナリが愛らしくて…恋人の潤の為に可畏が頑張っていたことを伝えてあげて…。普段は憎いのに憎みきれないユキナリです^^)


双子と話を終えパーティーも無理矢理抜け出し側近やリアム達を引き連れ潤の元へやって来た可畏。潤はリアムをエスコートしているように見える可畏を見て、また心を苦しくさせながらエレベーターに乗る。これから貸し切りホテルの部屋で…と思いきや、着いた先は部屋ではなく、可畏は潤だけを連れ出し…。彼がこれからしてくれようとすることが嬉しい反面、このままではいけない、2人で楽しむことができない…そう思った潤は、殴られること覚悟で(ほぼ)全てを打ち明ける…。

([↑]ここで可畏が大人になった態度だったり、潤をどれだけ大切かを言葉で聞けて見られてとても感動しました。)


この後…リアムとクリスチャンも登場…
(挿絵美しいです♡)

可畏の言動にホッコリ…

水竜人の為の研究をしているクリスチャンが自身を実験台にしていて…それがまた…意味ありげで微笑ましいです♡私は蛟の文字を見るだけで飛び跳ねました。

しかし…

そんな温かい時間も長くは続きません…

これからあったことをレビューには出来ないくらい衝撃で苦しくて私は両目から止まらないほど涙で濡れました。

痛み…

苦しみ…

後悔…

この後を読んでからは『[この時夜中の12時]最後まで読まないと寝ない!最後2人がちゃんと生きて寄り添えないと寝ない!』と誓いを立てて本の中に引き寄せられ読み続けました。

読み終えた後も双子兄弟ファウスト、ルチアーノを◯み、今後何があってもずっと許せないと思います…。最初と最後でここまで違うのか…と体験させて頂きました。これまでの竜王達(敵)とは本当に違います。

※※※クリスチャンの行動、最高に萌えました(T ^ T)
泣けました。可畏も良いですがクリスチャンの株が急上昇です。
([↑]※かなり双子をアレするとこ見所です!)


なのでこの後起きることは是非小説の世界へ
入って楽しんでみてください(◍> <◍)♡ ✧*。


”痛い辛い”などと私は言いましたが決してそればかりではありません。萌えを沢山頂きました。第5弾も制作…予定とのことで嬉しく思います。あの一件がありましたが潤が無事でありますように。リアムとクリスチャンの行方も気になります。しかし私は蛟が大好きです♡笑

犬飼のの先生、本当にありがとうございました。

。・゜・゜・。。・゜・゜・。゜・。。・゜・゜

8

双子の悪党にあんなことやこんなことされちゃって…

めちゃくちゃ面白かった。期待以上に萌え萌えでした。
1巻めから本当に不思議なんですけど、なんで恐竜のバトルシーンがこんなにかっこよくてドキドキハラハラ夢中になって読めるのでしょう。
恐竜に何の興味もなかったのに。

犬飼さんの迫力ある文章と細部までくっきり描かれたイラストが素敵なのもあって、最後まで飽きずにハラハラ一気読みでした。

今回も非力な潤はまたアンナことやコンナことされ酷い目に遭わされましたが、生き餌達や今やすっかり崇拝者となった翼竜王と水竜王までもが守りに回って心強かったです。

今作品の敵キャラは双竜。双子攻めでした。
見かけはキラキラ王子様系でありながら、非道で身勝手なマフィアの次期ボスという立場 。
同じ王子様なリアムと違って甘さは皆無。
可畏パパ×リアムはそこはかとなく漂う甘い雰囲気。
うまくいってるんだろうなと思いと嬉しくなります。

リアムも潤もあられもない格好をされたり、可畏×潤もいつもながらがっつりなシーンのイラストも多々あり目も妄想も心ゆくまで堪能できました。

でも最後のシーンはすごく気になる終わり方で次回作が待ち遠しいです。

2

ライバルが双子のマフィアで恐竜!

暴君竜を飼いならせシリーズの4冊目です。
攻め様がティラノサウルス・レックスの竜人で受けちゃんがベジタリアンで人間、今回登場したのが双子のマフィアで…
今作のライバルがマフィアということで大分悪どくて良いです!
双子なので攻め方もえげつなくて、潤と可畏はかわいそうだけど…萌えました。
やっぱり困難に見舞われるか弱き人間の潤。潤、大変だね…
驚くべきはシリーズ4冊目なのにまだ4ヶ月経ってないという目まぐるしさ!9/1に出会ってまだ12/24!?潤、ホント大変だね…
個人的に今作は可畏が最高でした。
学生にもかかわらず徐々に権力を手にし、私生活でも前作で潤への愛情MAXになり、さまざまな苦しみを乗り越えた彼は俺様であり素敵な彼氏であり王子様いや、王!
潤も更に優しく柔らかな心で愛情に答えて…はーこのCP大好き!

2

恐竜BLは独創性があって面白い

犬飼ののさんの文章は、読みやすいのと描写に臨場感があるのと、心理描写が上手いことやらで、もっと知りたいと読んで居るとつい欲が湧いてしまいます。
上手い物書きさんだと思う。
5巻から8巻を読み、やっぱり最初から読まねばと欲が湧いて、全巻購入して読んでしまった。

「童話」シリーズをはじめに読んで、異世界ファンタジーとのコラボBLの面白さを知り
「プリズン」シリーズで、現代版八犬伝かな?とワクワクを感じ、
そして「恐竜BL」シリーズと、恐竜の影を纏う、白昼の百鬼夜行かな?と、面白いのでついつい全巻購入してしまい散財しました。
オモシロイ連載ものは、うっかり手を出すと中毒性があるので恐ろしいです。

爬虫類型人間と言えば、昔アメリカで「V」シリーズという“ビジター”と称する人の皮を被った”ヒト型爬虫類型宇宙人”と戦うドラマがあったことを思いだしました。あれは、怖かった。
肉食で消化管が退化した「V」は、肉好きな人を捉えて人肉をペーストにして皮膚から吸収する。vの餌になることから身を護るには、ベジタリアンになるしか無いって設定。
この作品の恐竜人間は、ベジタリアンの血が好物なんですよね。

「恐竜図鑑 | 恐竜の種類と特徴」で調べながら読むと、架空の恐竜以外は大きさが分かるので、面白味の深みが増す。
9巻の発行が待ち遠しいです。

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