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1巻から来て、2巻、3巻と繋がるこの一連のストーリーの完成度が凄すぎて。
鬼レベルで至高の作品です。
今巻。清居は舞台、平良は個展に向けての撮影に打ち込む仕事面での描写が際立っていました。どちらともに自分の殻を破る……と言う意味でなかなかに深いストーリーだったと思います。
清居は清居の戦いのフィールドで、平良も平良の戦場で、自分の才能と努力を最大限に引き出し頑張る姿はBL通り越して感動でした。
情熱大陸を二本立てで読んだような気持ちです。
「仕事人」としての2人の姿も素晴らしいけど、やっぱり恋愛している2人が大好きです。
相変わらず平良節は炸裂でナナメ上の思考に驚かされるんですけど、3巻ともなれば毎度お馴染みの感があって、ああ平良だなぁ…って嬉しくなりますね。
清居奏あれと神が言い清居奏が誕生した。
清居奏は夜空に輝く星
金色の川が流れる金色の王国のキング etc…
発言の視点が面白すぎて脱力…
これぞ平良!こうでなくっちゃ。清居信者のお言葉が胸に沁みます(笑)迷言の数々…トイレの日めくり壁掛けにしたいです。
平良と清居の恋愛も仕事も、新たなステージに突入したように感じた3巻。清居を撮りたい、という平良の目標が叶う第一歩が踏み出せましたね。その段階まで、「美しい彼」が続いていくとしたらすごく嬉しいです。
フフッと笑ってしまう漫才のような掛け合いシーンや、情熱的で官能的なシーン…2人の恋愛の側面には色んな表情があって、それに浸るのもこの作品を読む楽しみです。
あとがきにて、野口サイドのお話の構想もあるとのこと……これはめちゃくちゃ読みたい!
この世界をいつまでも楽しんでいけるよう、私も日々頑張っていこうと思います♪( ´▽`)
まさにタイトル通り、平良も清居も悩んでました。
平良は野口の弟子として周囲から期待されるけど、自分がキラキラした場所にいて良いのか悩み、清居は熱望した演出家の舞台に挑戦することになるも、自分とかけ離れた配役に稽古でダメ出しをされて悩んでいました。
ですが平良と清居はただの恋人でなく、お互いを成長させる存在だったのが印象的でした。清居が舞台のために20kg増量を決意し、太っていく自分を平良に見られたくないと別居しましたが、その間もお互いの存在を意識し合い、支え合っていました。平良と清居の愛情を感じました。
単純に、20kg太って、その後痩せられる清居すごいなと思いました。まさに鬼メンタル(私にはできない…)それぐらい清居は舞台に命をかけているのだと思うと、私も清居を見習わなければ…と思いました。私も平良のように清居を崇め奉りますよ。
平良と清居以外に印象的なキャラクターとしては、清居が憧れる演出家の上田ですね。自分の上司だったらめっちゃ怖いです…。清居くん、よく頑張りましたね。上田という天才の期待に応えられなくて、とても苦労する姿が描かれていました。でも清居は自分で上田の期待することを見出して結果を出した。本当にすごいです。
私の話になってしまうのですが、20代も後半に差し掛かり、人生の岐路に立たされているなと感じています。仕事もプライベートも上手くいかなくてとても苦しい状況です。その苦しみをこの作品を読んで和らげることができたし、今後生きていく勇気をもらえた気がしました。凪良先生、素敵な作品を産んでくださりありがとうございます。
小説は読みましたが、まだドラマCDを聴くことができていないので、今度は声優さんの声を通して平良と清居のラブストーリーを味わいたいと思います。
今作も最高に面白かったです。
シュールさもあり、シリアスさもありとても良かったです。
平良はやっぱり今回も気持ち悪いのですが、
そういうところがたまらなく好きだなぁと思いながら読みました。
清居から別居するって言われたときの平良は可哀想だったけど、
その後のハレルヤ!は笑いましたw
平良に太った姿を見せたくないから別居って
清居がすごく可愛いんですよね。
そんな清居の姿を見たい平良と、絶対見られたくない清居。
愛と愛のぶつかり合いって感じですごく良かったです。
清居の平良への愛がたくさん感じられる3巻でした。
二人の関係以外にも、野口さんの平良に対する接し方がすごく好きでした。
野口さんは色々見えててすごいなぁって思いました。
はぁー!今回もすごく素敵なお話だったなぁ(*´ω`*)
自分は旦那に、仕事嫌だと思ったらすぐ辞めてって言ってるし、自分も中学生の頃からそうやって生きてきたから、清居と平良が頑張りすぎてるのを見て鬱病再発しそうになった……。傍観してるだけなのに。
恋愛面よりも仕事面の話が強いから、普段BL小説読んでて喰らわないはずの角度からメンタル抉られる。
からの、清居の妹サエが嫌いなブラコン女タイプなので、更にメンタルやられた。
そして相変わらず葛西先生の絵が美しい。
美しい彼から憎らしい彼を経て、2人の成長に泣けた巻でした。
まず平良はもちろん吃音もあってあんなに話す人じゃなかったけど、清居に対してちゃんと自分の考えを話せるようになっていて(それが清居に伝わるかどうかは別として)、平良と清居の会話が成立してることに感動しました。
そして清居もまだまだ理解不能な平良の心情を推測しようとしたり、野口さんへの嫉妬を隠さずむき出しにしていて、自分を理性で抑えていたのが自分に正直になって清居変わったな〜と思いました。
そして俳優としての清居、カメラマンとしての平良の壁に立ち向かう姿勢はBL小説と括るのはもったいないくらい、素晴らしいものだなと思いました。うまく言えませんが、逃げたいことが目の前にあったときにどうやってアプローチするのかっていうのが、清居と平良でやっぱり違っていて、それが2人のキャラが際立っていて良かったです。
そして2人の師匠である上田さんと野口さんの対比も良かったです。上田ー清居、野口ー平良の関係性も、どちらもいい師匠に出会ったなというくらい2人に合っていたし、(特に上田さんのは褒められたものではないかもしれないけど)コーチングという意味でも勉強になる部分もあったなぁと思いました。
そして最後に平良がまた大きく変わるんです。今まで清居に振られて終わる前提だった2人の交際を終わらせたくないと、清居に言うんです。もう泣けました。美しい彼のときには想像もできなかった変化です。スゴいな〜、人ってこんなにも変わるんだな〜。そしてこれまでの3巻で2人の成長を身近で見せてもらって本当にありがとうという気持ちです。