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表題作コヨーテ Ⅲ

ヨシュ・ガーランド(マレーネ)
28歳,マフィアの孫
コヨーテ(リリー)
人狼

その他の収録作品

  • sence:9~14
  • After sence:14(描き下ろし)

あらすじ

「リリー愛してる…愛しているよ」

「お前に残された選択肢は『一生監禁』か『死』だ」〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテは、
想いを寄せはじめたマレーネが、人狼と敵対しているマフィアの後継者だと知ってしまう。
裏切られたと絶望し、彼を拒絶するコヨーテ。
しかしマレーネは、一目会おうと単独で人狼の住処に乗り込んで来る。
彼を信じたい気持ちと、種族の狭間で揺れるコヨーテだが――。

作品情報

作品名
コヨーテ Ⅲ
著者
座裏屋蘭丸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
コヨーテ
発売日
ISBN
9784866573120
4.7

(434)

(354)

萌々

(58)

(14)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
43
得点
2051
評価数
434
平均
4.7 / 5
神率
81.6%

レビュー投稿数43

誤解

展開の3巻。

ガーランド一族の跡取りの立場におり、うわべだけ人狼の内偵をしていたヨシュことマレーネですが、幼い頃両親を人狼に殺された壮絶な過去がありました。
しかしリリーはその背景を隠していたマレーネに不信感を持ち離れていく。

自らリリーたちの隠れ家を探し出し、単独で彼らの居住地に乗り込んだマレーネ。当然捉えられますが、マレーネの真意を知るキーファーは彼を監禁しながらも傷つけたりはしない。

リリーは、自分に真実を伝えようとしていたマレーネのことを思い出し、コヨーテの姿でマレーネの前に現れます。

誤解が解け結ばれる二人。Hですね~

しかしだからと言って自分達のおかれた立場が変わるわけではありません。
人質交換という形でガーランド家に帰るマレーネ。それを見守るリリー。
これからどうなるのか?というところで4巻へ。

1巻発売が2016年でずいぶん前になりますね。ずっと積ん読していましたが、3巻まで来てまだ完結してなかった!
2巻が2018年、3巻が2020年、4巻が2021年で、しばらく間が空いています。

4巻をなめるように読むことになりそう。。

0

「禁断の関係」の背徳感と重厚な世界観に引き込まれる

1巻を読み返したら、もう止まらなくなってしまったこちらのシリーズ、3巻目。

1巻はコヨーテ、2巻はヨシュのみの表紙が、この3巻で2人の絡みになっているのが嬉しい…!
ヨシュ、どんな表情してるんだろ?正面に回って覗き見したい…妄想を掻き立てられるセクシーな表紙。。

”現代版ロミジュリ”の2人の間に亀裂が入った2巻でしたが、この3巻では離れていくリリーをマレーネが追う!!それも考えなしにただ情動にまかせて追うのではなく、そこにしっかりと考えられた策もあるのが、できた攻め様だなあと。
(ヨシュ&コヨーテって呼ぶより、なんとなくマレーネ&リリーの方がしっくりくるのは、なんでだろう?)

とはいえ、ひとたびリリーとのことになると自身の身の危険も顧みず敵の懐にも飛び込み、愛を乞う姿がたまらなく刺さります。

そして言うまでもないことだけど、座裏屋先生の画力がこの巻も素晴らしくて!
コヨーテの吸い込まれるような瞳、しばらくじっと眺めちゃいました。

人質交換が終わり無事マレーネは解放されるも、この後しばらく会えなくなる2人…( ; ; )

家と生い立ちに翻弄される2人が、これから何を手に入れ、何を失うのか怖いけれど、しっかり見届けたいと思える、重厚なストーリーでした。

0

僕達はもう大丈夫

ヨシュがコヨーテたちの住処に乗り込んで、人質になり、このまま二人で逃避行エンド?と期待しましたが、そんなわけないですよね_(:3 」∠)_

ヨシュの言う通り、どちらが敵で、どちらが味方なのか。

今のところコヨーテを通してヴァラヴォルフの勢力にばかり着目しているので、ガーランドが悪者のように感じますが、争いのきっかけになったものはヨシュも結局掴めてはおらず、もちろん読者にも明かされていないのですよね・・・。どちらも家族を守りたいという気持ちは同じはず。

ここからヨシュはガーランドで軟禁されるわけで、ハードモードが続きますね。何かを得るためには何かを失わないと、か。切ない。

0

ラストの…!

コヨーテ3巻目です。
今回は、リリーとマレーネが発情期以外でのエッチシーンが良かったです!
発情期もエロくて良いんですが、それはそれ、これはこれです。
リリーのソロプレイも二回あって大変エロかった。

そして、リリーからの告白シーンもあってと3巻目もストーリーが良いです!

まぁ、これからの展開が心配ですが…。気持ちは通じあったのであとは敵対関係をどう解決するかですね。

















紙本購入
修正は見えない描写とトーンで白抜きはないです。

0

僕達はもう大丈夫だよ

一目コヨーテに会いたいとマレーネは単独で人狼の住処に乗り込むところから3巻が始まります。
リーダー(キーファー)に「ここからは生きて出られないぞ」と言われるマレーネ。
「目的はなんだ?」と聞かれたマレーネは「リリーに会いにきた」と言います。
そんなマレーネに 「お前に残された選択肢は【一生監禁】か【死】だ」と言うキーファー。
怯むことなく「彼とこのまま何も話さず1人で街を出るなんて出来るわけがない」といマレーネ。
リリーへの愛に溢れていて言葉になりませんでした(/_;)
そんなマレーネは監禁されるのですが…。

キーファーと話をするところも監禁されているところも見ているコヨーテは
なんでここに来たのか。なんて馬鹿なことをしたのか。
俺に会いに来たのか?俺との仲を修復するために…?
そんなことの為に殺されでもしたら…。と頭いっぱいになります。
一方のマレーネはここにリリーが居て良かった…!と、コヨーテを見つけて思います。
コヨーテの気持ちとマレーネのそれぞれの気持ちの交差が
とてもわかりやすく表現されておりすごいの一言でした。


満月期が終わった朝にコヨーテは狼の姿でマレーネの前に現れます。
そしてそんなコヨーテにマレーネは全てを話します。
自分の生い立ち、ヴォラヴォルフを殺した経緯、両親の遺体の不可解な点。
コヨーテに恋をしたこと。
マレーネの考えていたことが読者の私にも痛いほど伝わってきました。
そして二人は…。



二人の気持ちが通じ合って胸が躍るそんな気持ちになった3巻でした。
が、問題は全く解決しておらずシリアス展開もこれからもっと増えていくんだろうなぁ…と漠然と思いました。

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