抱かれる体になるのに、時間がかかるんだよ

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表題作ネコ×ネコ beginning

築地 敬太・左官見習い
村上 智史・建築学科の大学生

その他の収録作品

  • スーツメガネ智史(描き下ろし)
  • カバー下イラスト

あらすじ

左官見習いの敬太と建築学科の大学生・智史は恋人同士。
将来のための勉強に励みながら、甘い同棲生活を送っている。
ずっと抱かれる方だった敬太は、一度智史を抱いて以降、
毎日したくなってしまい、ついさかってしまうが――!?

「抱かれる体になるのに、時間がかかるんだよ」

いちゃラブリバップルの同棲生活♪
二人の“はじまり”&“はじめて”のお話も収録!

作品情報

作品名
ネコ×ネコ beginning
著者
たつもとみお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
ネコ×ネコ
発売日
ISBN
9784040642574
4

(122)

(53)

萌々

(38)

(24)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
493
評価数
122
平均
4 / 5
神率
43.4%

レビュー投稿数19

智史の男前っぷりに震える

読み返し始めたら止まらなくなってしまったこちらのシリーズ。
たつもと先生の繊細で綺麗な絵柄が大好きです。

シリーズ2作目は、二人の馴れ初め編。
そして現在と過去の”敬太の誕生日”のプレゼントの話がフォーカスされています。

現在と過去の誕生日、智史のポジションがタチ→ウケへ変わっているわけなんですけども。

も〜、本当に変わらず常に智史が男前でかっこ良くて最高に萌える…!!
高校時代の「カクゴしろよ そんな不安吹き飛ぶくらい抱いてやる」も、現在の「後ろ使うと よすぎて半日は動けなくなるから困る」って正直に言う智史もどっちらも最高に最高。

敬太の「好き」が毎日更新されていくのも分かる。納得です。

抱かれる側になったことで抱き方も変わり、二人それぞれお互いのいいところをより深く知れるようになって愛が深まっていくのが、読んでいて本当にじーんとするところでした。これぞリバップルならでは。はあ…最高の2作目でした✨

0

めちゃくちゃ萌えました!

大学生:村上智史(先輩)×左官見習い:築地敬太(後輩)の高校の先輩×後輩のリバップルです。
2巻目です。いやー、何というか1巻と同じ熱量でめちゃくちゃ萌えました!終始ニチャニチャして読みました。
2人とも可愛い!!2人の家の壁になりたい…

少しでも敬太好みの体型にする智史が可愛いし、智史に勝っているところがあるのか?と思い、仕事を頑張る敬太も可愛いです!!

しっかりHシーンもありましたし、敬太に抱かれてから抱き方が変わったとかめっちゃ萌えましたね!!どっちの受けも好きなのですが、なんか智史が抱かれている時は、すごい蕩けているような感じがしました!いや、敬太も気持ち良さそうではあるんですけど…

あと高校時代の話も読めたし、初Hも読めたので本当に良かったです!!

応援書店特典漫画では2Pほどですが、初Hその
後が掲載されていました。

シーモア限定特典では、1Pで高校時代の敬太が智史みたいにピアスを付けようかな?と言うのですが、智史から却下されていました。
どちらも本当に!可愛かったです。

2

二人の始まりが…!!!!

読み返し。

『ネコ×ネコ』の続編のお話になります。

『ネコ×ネコ』で智史を抱いた敬太。
一度抱くと、また…となってしまう敬太ですがー…。

うーん!複雑な男心!(*´▽`*)
そして敬太は読めば読むほど大型ワンコに見えて仕方ないです。
待てが出来るタイプの大型ワンコ…!(*´▽`*)



敬太と智史の出会いのお話が2話と3話に描かれており
この時期があって今に至るのかと思うと、なんか胸にくるものがあります。
でも、この頃も今も敬太の智史への想いって
いい意味で一直線なんですよね。
そこもやっぱり好きだなぁ…って思いました(*´▽`*)

3話が『ネコ×ネコ』Renta!特典の部分と重なるところがあり、
Renta!特典の部分のより細かい内容が描かれており、ここも読めて良かったです。
Renta!特典は智史視点でしたが、3話は敬太視点でした。


過去のお話だけじゃなくて、これからの将来のお話も入っており
二人がこれからどうやって働いていくかなど
より深く二人の事を知ることが出来ました。
切磋琢磨しながら成長していく二人を楽しむことが出来ました(*´▽`*)

0

思いやりリバップル

ネコ × ネコ の続編。
話が繋がっているわけではないけれど、前作を読んでいたほうがより楽しめます。

智史と敬太はふたりともすごく良い子たちなんですが、何といっても智史の器の大きさには敬太への愛を感じずにはいられません。

敬太が智史を抱きたいと言ったら、それを叶えてあげるため心と体の準備をしてあげて
抱いて欲しいと言えばきちんとそれにも応えて(しかも自分が受を経験したことで抱きかたまで変えてくるという‥!)
とにかく敬太に対しての愛がすごいなと思いました。

前作でも感じましたが本当に応援したくなるカップルだし、安定の読みやすさでした。

3

イイトコロ教えアイ♡

今作は「ネコ×ネコ」の続きと、2人の高校時代のお話が描かれておりました。

智史が勉強やバイトで忙しくなり、3日に1度だったHが週末だけになってしまい寂しい敬太でしたが、敬太の誕生日前日にお祝い&久々のイチャイチャ。
2人の初Hも敬太の誕生日だったなぁ、との回想から高校時代のストーリーへと移行します。

前作でややコメディ風にセーラ服で告白して付き合うことになったことが描かれていましたが、詳細は少女漫画のように可愛らしくてドラマチックな馴れ初めでした。智史先輩カッコ良すぎる。こんなん老若男女みな惚れてまうっ。
Hまでも時間をかけてくれるし、理想的彼氏過ぎる。
敬太は発情小型ワンコって感じでしたが、これがまた可愛い。
初Hも初々しく、感動的に描かれていました。

もう敬太×智史に固定になっちゃったかと思ってましたが、気分や次の日の予定wで臨機応変にリバっています。イェイ
そして何より智史が受け側をした事で、イイトコロを強く攻めてくる抱き方に変化してるのが…リバのええ所押さえてるー。
敬太がたまらなくなってる姿に萌えさせていただきました。
智史のやり方に習ってのお返し攻めもまた…(//∇//)

将来に向かって前進している智史をみて、自分も頑張らないとと上を目指す、そんな関係の2人が素敵でしたね。

前作のレビューで「ネコ×ネコ」というより「タチ×タチ」では?と書いたのですが、どちらもちょっと違うかな?
臨機応変型リバップルですね。私はこういうリバの形が好きなのでとても良かったです。

6

いい作品!!!

本作では付き合いはじめた当時のエッチなど智史×敬太が多めです。

学校であることないこと噂を流されたり...色々な試練を乗り越えて今の2人があることが知れてよかったです。もう1度ネコ×ネコの方も読み返したくなりました。

智史のメガネ姿、やっぱり好きです。普段メガネ萌えはあまりしない人間なのですが...ズキューンと心臓を撃ち抜かれてしまいました。

あと、智史にエッチをお預けされめ悶々としている敬太くんが(お日さまと智史の匂い...)と洗濯後取り込んだ智史の布団をクンカクンカ嗅ぐシーンが可愛いです。

綺麗な絵とストーリー、最後まで楽しめました。

2

優しくて愛おしい

ネコ×ネコの続編ですね。
リバは苦手めですが、これは平気です( ¨̮ )
タイトルにbeginningとついてるように、高校生時代の2人の馴れ初めも。
でもちゃんと今の2人も読めるので安心を♪

智史を抱いてからそわそわな敬太。
そんな様子にこっちがニヤニヤしてしまう(*´ `*)
触れたいけど触れられず、モヤモヤしたり、凹んだり、相変わらず可愛い敬太。
そんな不安を吹き飛ばすくらいカッコいいのが智史ですね( ˘͈ ᵕ ˘͈ )

高校時代、今より見た目も可愛い敬太は憧れの先輩とお近づきになります。
先輩に触りたくてドキドキな敬太と、カッコよくて敬太を気遣う優しい先輩。
あれ?今と変わらない?
そして敬太の誕生日、プレゼントは先輩♡︎( ´ ` )
初々しい2人も可愛らしい〜

もう完全に逆転したのかと思ってたポジですが、
今日は抱かれる側でと立ち回る敬太。
なるほど、どっちもアリなんですねー
抱かれたいと思う時もあれば、抱きたいと思う時もある!
そしてそんな敬太を受けとめてくれる智史。
もうなんて素晴らしいw

2人でこれからも頑張っていきたい、
相手のことが大好きだっていうのが伝わってきて、ラブラブ&優しくて良かったです♪

5

2人で鋭意努力中

建築系大学生 智史⇄左官見習い 敬太
リバカップル
今回はどうやって付き合うまでに至ったのか、高校生の過去編もありました。

抱かれたから抱き方が変わるとか、敬太にトロトロにされる智史とか、高校生同士の初H、小さくてかわいい敬太に学ラン&スーツ×メガネ智史…
萌えがぎっっっしり詰まってました!うれしい〜

ラブラブなだけでなく、お互いのがんばってるところを見て、一緒に前に進もうとそれぞれ努力を重ねる2人を、これからも見守りたくなりますね!

8

惜しい

リバが苦手な方が多いようですが、気にしないので続編が出たので読みました。

前回はちょっと物足りなさを感じたのですが、今回も同じでした。

過去の出会いから交際して初エッチまでが読めました。そう考えるととても交際順調なカップルです。

リバで抱きかたが変わったのとか、抱いてから抱かれたくなったとかは、とても自然な気持ちなんだと読んでて思えました。

2人の未来の為に着実に歩んでいるのが好感を持てました。

ただ物足りなさは周りとの関係が希薄過ぎて、2人の世界で廻ってるのが話に深みを与えない原因だと思いました。 
2人にガッツリ絡んで来る人物がいても良いと思いました。

2

リバだけどなんか綺麗さに惹かれる‥

前作がとても良かったので、続編がでて嬉しかったです。

とにかく、私のなかではとても不思議な作品!
私はリバが苦手です。大嫌いです。
それなのにどうしてかこの作品は平気なんです‥( ?ᴗ? )

一作目はリバではありますが、成長につれ体型が変わった2人の立ち位置が入れ替わったというだけで、受×攻ははっきりしていたので、セーフだわ!って感じだったのですが、今回はがっつりからみの交替もあったりでマジに地雷なんですけど‥何故か平気なんですよ‥。
絵柄の綺麗さかな、智史くんはイケメンだし、敬太くんもイケメンだけど可愛いし‥なにしろ、たつもと先生の描くキャラは嫌味がなく好きですね〰!。
それから2人の関係性かな?
2人ともホントにしっかりしている、相手に依存するのではなく、お互いが頼られる存在でありたいとキチンと独立していてその努力も惜しまない。
本当に男女問わず理想のカップルだなっと憧れてしまいます。
それから、2人の感情がとても丁寧に描かれている、なのでリバに至る心情が伝わってきて納得できるといいますか‥
だから平気なのかな〰って私なりに分析しております。

リバ苦手な人も多分この作品は平気かと思いますので、是非、読んで新しい扉を開けて新境地に足を踏み入れてみてください、うふふ‥。
でも、すみません‥この作品以外のリバは読もうという気にはまだなれません‥私‥(^^;;"。

3

二人の出会いから

とにかく甘ーい。
リバカップルの出会いが描かれています。
もちろん現在の2人も。

リバが苦手な人はそもそも読まないと思うのですが、お互いがお互いのことを好きでどっちになってもいいっていう関係が好きなので、この作品は大好きです。

最初は智史が敬太を抱いていたけど、敬太が智史を抱いてみたいってことになったときに受け入れてくれる智史って本当いい奴。
なかなか逆になることってないけど、それでもいいって言ってくれるのって本当愛だなって思えます。
学生の時は智史のこと好きになった敬太がひたすら智史を追う感じだけど、智史も敬太に根負けしてお付き合いしての初エッチ。
終始智史が優しい。

苦手な方にも是非読んでもらいたい作品です。

3

1巻よりも2巻の方が好きっ!!

晴れてリバップルとなった彼らの続編ということで、期待通りの内容で良かった!

攻めがネコを経験したことで、抱き方が変わってくるとかすご〜く萌えるんです。
このカプも、長年攻めをやってた智史が抱かれるようになってネコ側の快感を知るんですね。
で、敬太を抱く時に「これ 気持ちよくないか?」とか言って試すんだけど、めっちゃこういうの好き!!
リバ大好き人間のポイントをきちんと抑えてくれてます。

あと、第2話と第3話で彼らの過去編が出てくるんだけど、一巻ではチラッと描かれる程度だった智史のヤンキーっぷりがありがたやー!って感じ。
ヤンキー受け大好き人間なので、こんなにかっこよくて男前ヤンキーだった智史先輩が、今やネコになって抱かれちゃってるんですね!みたいな尊さが際立つというか。

そして対等に支え合う良きカップルと進化してる彼らの姿も拝めて、満足度の高い続編でした。

7

可愛いリバカップルでした♡

今回は高校の後輩で見習い左官と高校の先輩で大学生のお話です。

受様視点の2人の出会い編を挟みつつ、ネコだった攻様がタチにポジ
ションチェンジした2人の関係の変化を悩む本編に後日談を収録。

ゲイの攻様は入学した高校で3年だった受様に恋をして、押せ押せで
恋人になります。

今はラブラブな同棲生活を送りながら、攻様は左官見習いとして働き、
夏休みの終わった受様も建築学科の学生として研究室、バイトと忙し
そうな毎日を送っています。

付き合い始めて3年、ずっと受様に抱かれてきた攻様でしたが、ある
時攻様を抱きたいと思っている自分に気づきます。受様はそんな攻様
の変化を丸ごと受け入れてくれて受身になってくれました。

抱く側に回った攻様はいつでも受様に触りたいと思っていましたし、
自分が抱かれていた時には3日に1度はしていたのですが、今は週末
しか触れ合えなくて攻様の悶々は止まりません。

そしてやっと週末を迎え、やっとできると受様を押し倒そうとするの
ですが、ランチだけ下のカフェでのバイトを頼まれたからとお断りさ
れてしまてしまうのです!!

週末くらい2人でイチャイチャしたかった攻様でしたが・・・

リバカップルのラブコメディである既刊『ネコ×ネコ 』の続編で、
雑誌収録作のタイトル作に描き下ろし短編をプラスした1冊です♪

リバカップルって設定が気になって既刊未読でしたが購入してみまし
た。続編なのでスタートがデキカプなのですが、回想として2人の
出会い編も収録されているので、単巻でも問題なく読めました。

受様のバイトの間、お部屋とお風呂を掃除したり、お布団を干したり
と家事を頑張った攻様でしたが、帰宅した受様はなぜか大荷物を持っ
ていてバイトにいっはずなのに!?と攻様は解せません。

モヤモヤな攻様でしたが、冷蔵庫にはケーキの箱が入っていて、受様
が攻様の誕生日を祝うためにバイトの後にカフェのオーブンと調理台
を借りて作らせてもらったというのです。

1日早いバースディを祝った後、攻様は受様とのラブラブタイムを満
喫し、出会った頃の事を思い出す・・・という展開で2人の“はじまり”&
“はじめて”のお話へと続いていきます。

もともとゲイで先輩に憧れて押せ押せで恋人になった可愛い系の後輩
が、徐々に身体も気持ちも育ってしまってタチになった結果、ノンケ
なのにゲイになってネコになった先輩との関係に悶々するって展開が
すっごくMYツボを刺激して面白かったです♡

年上な受様にとって攻様がどんなに育っても可愛い年下君なのですよ♪
攻様の頑張りもわかってるから自分も「負けないぞ」って思ってると
ころがとっても萌えました♡

初読み作家さんでしたが絵柄も可愛くて良かったです。私はお話の途中
にちびキャラとか3頭身キャラとかの可愛くデフォルメされたキャラを
描かれる作家さんが好きなので、既刊もチェックしたいと思います。

1

あまあまきゅんきゅん

【ネコ×ネコ】続編

前作のその後だけど、前作ではチラリとしか描かれていなかった出会い&付き合い始めも描かれてて、前作の前後が楽しめて1冊で2度おいしい状態でした♪
高校時代の二人にはキュンキュン♡
小っちゃくて可愛い敬太は勿論の事、”カッコイイ先輩”な智史がほんともぉぉかっこよかった♡

「その後」の方は、お互いの頑張ってる姿にお互いが揃って焦りを感じちゃうのが胸キュンでした。
自分も負けずしっかりしなきゃと頑張っちゃう姿は可愛い以外の言葉が出てこない♪

ほっこり甘々な1冊でした!

1

抱いて抱かれて。抱かれて抱いて。愛しさと優しさを知る。

いやーん♡ 甘あま後日談に差し込まれる前日譚、その名も「beginning」‼︎ シリーズものの映画タイトルの様ですね。
「壊れそうで怖かった」頃の小さくて華奢で、そこいらの女の子よりもきゃわいい敬太とイッケメーンでヤンキーだった頃の智史の出逢いが詳しく描かれています。これを機に前作も読み返してしまった。
うーん甘い♡ やっぱり糖度高っつ‼︎
可愛過ぎる敬太は自分の性癖を自覚しながらも、智史の様な男らしい身体に憧れていて。
猪突猛進にも告白ぶつけまくり。多分きっと。その頃から智史を抱きたかった。
最初はその身体に魅了されてたとは思うんだけど、男らしくて優しい智史の人柄にもどんどん魅かれて行く。健気にも愛情をぶつけて来るその必死さに智史も絆されて行き…。
前作で皆んなが知っている、さらりと描かれていたふたりの過去を詳しく描くことで、きゅん度はさらにさらに増して行くんです。重ねた時間がふたりにはあるから。

抱かれる事で、彼の優しさを知る。奥を突かれる事で、気持ち良さを知る。
『ココが智史は気持ちいいんですね…⁈』
『全部覚えとく。次、めちゃめちゃ試す…っ。』
トロトロに感じながらの敬太のモノローグがめちゃ萌え♡
敬太に抱かれる事で、智史の抱き方が変わる。自分がされて気持ちいい事を相手にもしてあげたい。
愛おしさ溢れる事こそ、リバップル‼︎ それでこそリバの醍醐味。
抱いて抱かれて。抱かれて抱いて。互いに融け合うみたいに。
愛おしさと優しさを知る。

たつもと先生の絵は優しくて綺麗なので、その痛みとか。抱かれる方の負担とか、生々しさは感じられにくいんだけど。互いに労わり合うその優しさとどうしようも無く魅かれ、情欲に抗えない気持ちが無い混ぜになっても。相手への想いは優しさとなって溢れてく。その熱量だけでもぅ。めっちゃエロいです。トロトロに溶けた表情もエロいですね。

おまけ番外編、イケメンスーツメガネさらに黒髪‼︎ の智史に萌え萌えの敬太も可愛い♡
ちょっとしたシチュエーションエッチになっちゃってます。

勿論、たつもと先生らしい、エロたけでは無く。ふたりの成長譚も。
社会に出て、仕事の厳しさに直面して身を引き締める敬太。
そんな敬太を間近で見ていて、まだ学生の自分の不甲斐なさを感じてしまう智史。
けれど互いを支え合って行きたいと心から思うから。
ふたりの成長はきっとまだまだ続くので。さらにさらに成長したふたりをまだ見ていたい。

0

タイトルがわかりやすい!

リバカップルの2作目。
リバをネコ×ネコで表したのは新鮮味が有りますよね。
高校生からの付き合いの智史と敬太が、経年変化で変わっていくのを戸惑いながら受け入れていくのが面白い。
互いのキャリア、左官業の敬太、建築士を目指す智史がリスペクトしあっているのがいちばんの要。そして、互いがいちばん好きなわけで。
受けも、攻めも互いを思うと固執している訳じゃないのがスゴいなぁと。
とはいえ、智史にとっては敬太がどんなにガタイが良くなっても、出会った頃の可愛くて小さかったイメージは消えないと思うんですよね。庇護欲は、形を換えて愛しさで抱いたり、抱かれたり。
敬太の智史大好きワンコは、健在だから2人は長く続くんじゃないでしょうかね。

続編なんです。前作を読んでおくとリバになる経過がわかりやすいかもしれません。
もちろん、今作品だけでも大丈夫です!

3

甘さの中に芯があるところが好ましい。心から応援できる2人

リバが大好きな私。しかしリバの作品は非常に少なく、しかも私の好みに合うリバパターンだと、なぜかコミカルだったり絵柄があっさりしすぎていたり。
この「ネコxネコ」は、ザ・BLというべき両美形の綺麗系絵柄で、しかも流動性のあるリバパターン。
このような作品が、しかも続編が!出てくれるのがとっても嬉しい。

さて前作でリバが成立した智史と敬太。
攻めを体験した敬太は、ヤリたい盛り。一方智史は勉強に忙しく、Hそのものをおあずけする事も…
…という始まり。
そして物語はタイトルの「beginning」の通りに、2人の高校時代の馴れ初めに移っていきます。
智史は今とは雰囲気の違う不良っぽい感じだし、敬太は小柄で可愛らしいタイプ。
ただ、敬太は超積極的、超真剣、ド直球に智史に想いを伝え、自分を選んでほしいと行動する子。
智史に選ばれるためなら女装でもなんでもする、他人に何を言われても…
智史は敬太のそういう強さを選んだのでしょうね。そして選んだからには自分も他人からの色々を引き受ける。
2人は元々同質の強さを持っていたのでしょう。
そして今。
智史は卒業と資格のための追い込み。自分も智史にふさわしくなりたい、と外部の仕事で揉まれる敬太。
気づけばイチャイチャしたいばかりが占めていた敬太も変わっていました…
2人の、手を取り合っての前進物語がすごく眩しくて清々しい。
そこに大好きなリバまで入るんだもの。これは最高!
特にまた智史攻めのシーンがあってナイス!リバは流動性が肝だと思うので。
綺麗系の絵柄ということで、Hのシーンもキレイ。エロっぽさは薄味で、美しいという印象。
なので、リバと言っても生々しさのようなものは感じず、イケメン2人の愛し合い、という絵になっている。リバはあまり読んだこと無い、大丈夫かな…と思っている人に是非読んでいただきたいですね。

7

リバ苦手な方にもお勧め。

作家買い。
たつもと作品の『ネコ×ネコ』の続編というか前日譚。
いやむしろ、続編でもあり前日譚でもある、といった1冊でした。

これね、

めっちゃ良かった…。
めっちゃ萌えた…。

たつもとさんは、もともと少女コミックを描かれていた作家さまだからなのか絵柄が若干可愛いんですよね。特に今作品(『ネコ×ネコ』含む)は、敬太が高校生のころまでは女の子のようなビジュアルだった、という設定であることもあり、より一層可愛いんです。

でも、その可愛らしさを上回る「BL感」が、きちんと描かれている。

ビジュアル云々ではなく、彼らが男同士ならではの行動を取っているからかなー、と思いました。

『ネコ×ネコ』は、高校生の時に敬太が先輩である智史に一目惚れし、そこから猛アタックの末恋人になり。そして、恋人同士になった彼らは、お互いを想うゆえにリバカップルになったー。

というお話でした。

その続編である今作品は、その後の彼らを描いた作品なのですが、途中で彼らの出会いが描かれています。高校生の頃の、彼らのお話。

ああ、だからタイトルに「beginning」がついてるのね。
と納得しつつ。

前作『ネコ×ネコ』は、どちらかというと敬太視点で描かれていました。
智史のことが好きで好きで。
押しまくって恋人同士になったものの、もともとノンケさんだった智史との関係に悩み。
ずっと自分が抱かれる立場だったものの、智史を「抱きたい」と思うようになったことー。

今作品は智史視点のストーリーも含まれていて、二人の感情がより読者にわかりやすかったように思います。

明るく天真爛漫な敬太が、高校時代に智史に恋をして、それをきっかけに周囲から避けられたり、いじられたりするようになった経緯も描かれていて、「男同士」という葛藤や軋轢もきちんと描かれている。

敬太と智史が二人で築き上げてきた歴史が描かれたことによって、より一層二人を応援したい気持ちになりました。

二人の間に流れる恋愛感情はすごく良かったですが、それ以上に良かったのは、まだ若く、明るい未来を抱く彼らが、自身の「これから」にもきちんと目を向けている描写があったこと。お互い切磋琢磨しながら、色恋だけではなく、自分たちの将来を見据えている描写が多く、非常に好感が持てました。

そして、今作品のキモはやっぱりこれでしょう。

リバカップル。

ということで、がっつりリバものです。
リバって好みが分かれるところだと思いますが、絵柄が可愛らしいことからガチムチなCPではなくタイトル通り「ネコ×ネコ」なのでリバ初心者さんやあまり得意ではない腐姐さまでも手に取りやすい1冊かなと思います。リバ苦手な方にこそ手に取ってほしい!

で。
個人的萌えポイントを。

お互いに受けを経験したことで、攻めさんになった時のレベルが上がったこと。

これに尽きます。

今まで攻めしかしてこなかった智史が、受けをするようになったことでこうすると気持ちいいとか、こうしてほしい、といった感情が芽生えています。
そのことによって敬太もまた、智史の「してほしいこと」に気づくことができる。

男同士ならではの描写にめっちゃ萌えました。

それと特筆すべきはカバー下。
カバーと対になってるんですよ、イラストが。

ということで、カバーをぺらりと捲って、たつもと先生の描く美麗イラストを堪能してください。

たつもと作品はすべて読んでいますが、この作品が一番好きかも。
男同士の恋愛の葛藤あり、切ない恋心あり、DKの初エッチシーンあり、リバあり。

萌えがたっぷり詰まった、非常に可愛らしいお話でした。

8

ネコ×ネコの甘々同棲生活

『ネコ×ネコ』の続編です。
前作未読でも楽しめますが、今回はすでに出来上がっているリバカップルです。
リバになるまでの過程をご希望の方は前作を読まれた方がいいかと思います。

リバなのですがタチ×タチではなくて、
あくまでもネコ×ネコなんですよね^^
二人が雄々しくないということもありますが、
〝抱きたい〟という気持ちより、
〝抱かれたい〟という気持ちを大切に描いている作品だと思います。

敬太に抱かれるようになったことで、
智史が敬太を抱く時に自分の経験がちゃんと活かされているのが良かったです。
気持ちいい場所とか抱き方とか、
自分が良かったことを敬太にもしてあげるーー
そして、次は敬太が智史に……という感じで、
お互いを想い合って成長していくセックスが素敵だなと思いました♡


長々書きましたがストーリーはと言いますと、
同棲中の2人の甘い生活が中心になります。
2話・3話は智史目線の高校時代のお話です。

前作では敬太目線でサラッと描かれていたエピソードを、
智史目線で丁寧に描いています。
高校時代の二人の初Hが見られますよ(〃ω〃)
智史が高校生とは思えないくらい男らしくてかっこいいです!

将来や仕事について考える……という展開もありますが、
お互いへの想いが揺らがないので安心して読むことができます^^
悩みや焦りは一緒に居たいからで、
お互いを支え合えるように焦らずいこう……
というラストには、とても共感できました。

描き下ろしのスーツHも良かったです!
Renta!修正は白抜き……残念^^;

4

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