働けば働くほど異世界で恋愛フラグが立つ!? 氷の貴公子×効率厨の社畜

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表題作異世界の沙汰は社畜次第 1

アレシュ=インドラーク,22歳,ロマーニ王国第三騎士団長
近藤誠一郎,29歳,異世界トリップした社蓄

その他の収録作品

  • 番外編「社畜の未来はアレシュ次第?」(描き下ろし)
  • あとがき(采和輝)
  • Message from 八月八先生

あらすじ

近藤誠一郎は毎日仕事に追われる三十路目前のサラリーマン。聖女召喚計画に巻き込まれ、異世界のロマーネ王国に転移してからも自らの"癖(へき)"から仕事を求め働き続けていた。それが"氷の貴公子"と呼ばれる騎士団長アレシュと急接近するきっかけに――。巻末には描き下ろし番外編「社畜の未来はアレシュ次第」を収録!!

作品情報

作品名
異世界の沙汰は社畜次第 1
著者
采和輝 
原作
八月八 
デザイン
大橋キッカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's-LOG COMICS【非BL】
シリーズ
異世界の沙汰は社畜次第
発売日
電子発売日
ISBN
9784047363946
4.4

(138)

(89)

萌々

(34)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
20
得点
614
評価数
138
平均
4.4 / 5
神率
64.5%

レビュー投稿数20

神がかってるコミカライズ

すごい!コミカライズの見本のようなコミックですね!

小説は全作買ったものの一冊目しか読めてません。
なのにこのコミックはすごい!小説で何十ページも説明されてたことが数ページできちんと表現されてる!!

しかも近藤の社畜ぶりが迫ってくるし、聖女の無鉄砲さもしっかり伝わる。

もうこっち読めばいいじゃ〜ん。全部コミカライズしてくれないかな。

小説でも攻めがなぜそこまで近藤に執着するのかイマイチよくわからなかったんですが、コミカライズなら理解できるかも。

小説でも思ったけど経理ってすごい!いや近藤がすごいのか?

2

全部コミカライズするのかな?

聖女様のオマケとして異世界転生された29歳社畜リーマンの近藤誠一郎。
BL作品の受けなのに、攻めより仕事命なスタンツに笑いました。
異世界転生されてまで働いて、そこでどんどん頭角を表す場面が最高です。
こういう天然の人たらし、受けとしてめちゃくちゃポイント高いです!
攻めのアレシュ様もそんな受けにどんどん沼にハマっていく感じなんですよね…

コミカライズされている所の続きが気になって、原作も一気見しましたが、全編コミカライズ化を楽しみにしています。

2

おもしろい!!さすが元が小説なだけあって内容がしっかりみっちり

広告で出ていて気になったので今出ている4巻まで全部買いました。

まず1巻は異世界を救う「聖女様」を召還したおまけで付いてきてしまった
社畜根性が恐ろしい眼鏡のおじさん受け

そんなに年取って見えませんが、29ちゃい。

あくまで聖女様を召還した余計なものしてくっついてきた人間だったので、適当に生活してもらって後はフェードアウトみたいなことを考えられていましたが

召喚されそうそう、「仕事をください」とお金の計算が得意だからと異世界の経理部みたいなところに配属されます。
異世界の文字やシステムには大きくは苦労せず、仕事をこなしていたが経理部というのがいわゆる現在の日本の政治みたいで嘘で経費申請しても
経理部はハンコを押すだけで受理だからと
国の予算が大事なところにねん出できなくなり、税収なども悪く貧困が高まっているとか(まさに今の日本でBL漫画読んでるはずなのにしんどくなった)
そんな感じの杜撰な管理状況に絶望し体制を改革し始める受け
その改革の仕事ぶりに異世界の偉い人がたいそう評価をくれて、経理部みたいなとこでの階級が一気に上がってしまう。

仕事があればあるだけやりたいみたいな頭のおかしい受けだったので、仕事をサポートしてくれるモブがくれた栄養ドリンクを飲んだ次の日に
ぎゃんぎゃんに聞いて頭痛吐き気めまい腰痛肩こり倦怠感みたいなTHE社畜症状が寝起きに一切なくて寝ざめもよくて革命かよ!!!!!となって
給料のほとんどを栄養ドリンク代につぎ込みつつあればあるだけ、人の仕事までも一人で永遠にこなす受け

仕事に慣れてきたときに日課で飲んでる栄養剤をまた購入しに行き、帰りに一本あおったところ、中毒症状で路地裏で死にそうになってるところを攻めに見つかり難を逃れます。

攻めというのが、魔法騎士団みたいなところのエリートで、容姿端麗家柄もめっちゃいいみたいな21ちゃい
受けの召還されたときにもその場にいて「仕事をください」といった変な奴くらいの認識だったけど、ばったり出会うことがあまりにも多くてなんか気になっている様子。

栄養ドリンクで中毒症状が出て死にそうになってたのは、攻めが回復魔法みたいなのをしたからよくなったんだけど、受けは魔力の耐性がなくて入れられた魔力を中和しないと死ぬみたいな感じで、流れでおせっせしました。
おせっせして助けてあげてこと終わった後、寝ていて急に起きたかと思ったら仕事に遅れる!!!!!!と言ってお礼は簡単に足早に仕事に戻る受け

マジ社畜精神整いすぎこわい くるってやがる
そんな受けに苛立ちながらもこいつは魔力体制がないから俺が管理しないと死ぬ!!!
ということで、あんたはオカンか、というほど受けの食事を制限し、適度に労働をさせ、きちんと休ませ睡眠をとらせるよう奮闘、するぞおおおおおおお

というところで1巻の終わりです。

どうやらえっちなところはあまりなく、ストーリー重視なところがあるのでほんとに心が通いだすのは4缶当たりかららしくて道のりは長いですが、
なんといっても話がおもろい!設定もちゃんとしているし理念信条みたいなところも、われわれ日本人の会社員、基社畜にしみついている感情に共感が多少なりともできるところがあると思います。

エッチなところは1回命を救うためで致したやつだけで
その他は何にもありません!
ほんの分厚さは標準ですが(当社比)、本が臭かったです笑
しかし内容がしっかりしているのでストーリー重視で異世界ものが好きな人には大変おすすめです!

現時点で2巻までを読んだうえでの1巻の感想を書いていますが、2巻から聖女が攻めが好きっぽくて粘着でうざいので間女が地雷の人はこれからきついかもしれません。
2巻読んだ時点で聖女様がうざくてイライラしていますw

たいへんおもしろい!!!!!!!

3

コミカライズ大成功!

なろうの小説→コミカライズを読みました!まずキャラデザインが想像してたまんますぎてびっくりしました!主人公は疲れ切ってる社会人で目が死んでるんだろうな〜どう表現されるんかな?って所も、本当小説まんま主人公でした!しかも攻め目線ではくたびれてるのに可愛く見えるように描かれてるのも本当最高過ぎました!このお話が好きで何度も読み返してますが、それと同じぐらいコミックも見てます!やはり小説見てからコミック見て貰うのをオススメしますが、読むのが苦手な方はコミックだけでも話はわかりやすいし、面白いと思います!異世界物が好きな方は勿論、異世界ってワンパターンな話ばっかりって思われた方にも読んで欲しいです!死んだ目の主人公ってだけで面白いし、年下にグイグイ来られるのを色々わかっててウケる流してる感じもリアルで良い!

3

アシュの必死な顔が!

セイイチロウの急報を受けて駆け出すアシュ!
一切のセリフなしで、絵で魅せてくれる、これぞコミック化の真髄!
やらかした方々の表情も見ものです。

2

一気に引きこまれました!

とにかくおもしろい!もう何度も繰り返し読んでいます。原作のおもしろさはもちろんですがコミカライズを描いている采和輝先生の絵がとにかく良い!小説を読んで想像していた世界を想像以上に表現してくれています。2人の気持ちが変わっていく様子もすごくいいです。あの素晴らしい小説を完結までどう描いてくれるのかとても楽しみです

3

聖女召喚に巻き込まれて召喚されてしまった社畜。
生きること、それすなわち働くこと。
私にもい1ミリくらいその精神を分けてほしい物ですが
間違って転生されたさきでお仕事バリバリ始めてしまうという
社畜物語でございます。
電子でちまちま読んでいた時はイマイチ面白いと思わなかったんですが
きちんとまとめて読むとめちゃくちゃ面白い。
や、面白いというかキャラ展開が良きでございました。

魔法をなじませるための行為
ここがもっとがっつりしっかり読めたら嬉しかったのですが
まぁ、いたしかたがない

1

食わず嫌いしてました

眼鏡受けが好きなので、受けのビジュアルが好みでず〜〜〜っと気になってた作品でした。
私は基本的に気になったら即買うタイプの人間なのですが、それでも購入するまで時間がかかったのは異世界転生(転移?)モノだったから。

異世界系自体はたまに読みますけど、ぶっちゃけ殆どの作品の話の流れ一緒じゃないですか。細々した設定がちょっと違うだけじゃないですか。この作品も読む前から「多分よくある女性向けなろうのBL版なんだろな〜」みたいな予想は出来てしまって、実際その予想からそう大きく離れた内容では無かったです。

でもなんか…話自体はよくあるやつではあると思うんですけど、なんか凄い好きだったんですよね…。
なろう系なのに嫌な感じせずに読めるな〜と思ったポイントは、主人公は特殊な能力を与えられてない所と、主人公が知ってる世界(乙女ゲーとか)に飛ばされて無いという所ですね。
この2つがあると個人的に萎えるので、それが無いのがとても良かった。あと序盤で言語についての言及あったのも要らぬモヤモヤをせずに済んで助かりました。
そして何より絵がめっちゃ綺麗。コミカライズだからと舐めてたけど人物以外も綺麗。戦闘シーンカッコいい。
あと攻めがかわいい。無自覚だからハッキリとしたまだ描写は無いけど、「それもう好きじゃ〜〜〜〜ん!!!」とニヤニヤ出来る場面がいっぱいある。かわいい。

食わず嫌いしてましたが、いざ読み始めると普通に楽しくて結局既刊3巻買ってしまいましたし、続きが読みたいので原作の方も手を出そうかな?と検討中です。

9

〇ろうのBL版サイト原作!

原作のネット小説既読済みの感想です。

とても良いコミカライズですね!絵がしっかりしていて表紙の二人が気に入った方なら絵でがっかりすることはないかと思います。私は好きです!特に攻めの見た目が想像していたよりも素敵。

お話はなろうのファンタジーが苦手な方は注意したほうが良いかもしれませんが大丈夫な方にはおすすめです。ストーリーはしっかりしてます。異世界でも自ら社畜になる主人公に苦笑しつつもそこまでシリアスでは無いのですらすら読めます。

最後のほうでやっと二人が出会った……感じなので2巻もぜひ
マストで読んでみてください

4

ぜひたくさんの人に読んで欲しい~~!!!!!!

1、2巻読んだ後、こんな人に読んで欲しいなぁと
思った人を書いていきます。
すっっっごい面白かったです。

こんな人向け:
・恋愛ものすき+異世界ものすきなBLを知らない人
→読んだ後、そういう人々にススメてぇ……って
 なりました。(その後徐々にBL沼へ…)
・ストーリーメインで楽しみたいBL大好きな方
→ストーリー>エロです。
・BLにお仕事メインを求めている方
→今のところ、お仕事8割、恋2割くらいな気がします。
・ライトなBL読みたい方
→まったくシリアスなお話では無いと思います!
 By だいぶ光よりの夜明け

こんな人には向かないよ:
・えちえちが読みたい人
→今のところ朝チュンです。

感想は2巻の方に書きます!!
皆様ぜひお読みください( ᵕᴗᵕ )

5

社畜万歳!

レビュータイトルは宰相目線ですね。笑
それにしても、いやー!面白かった。
社畜ゆえの着眼点、効率重視、問題解決…
終始、小気味良くて読んでるだけで心底楽しかったです。

作者さんの文章力だけで、それぞれのキャラクターのビジュアルは十分脳内で再現できるのですが、コミカライズはまた一段と美しいので、世界観に引き込まれます。
また、小説原作コミカライズにありがちな情報の足りない不親切さは一切ないです。わたしは漫画からこの作品に出会いましたが、十分楽しめました。
その後小説を読んだ結果、漫画はうまく纏まっていて読みやすく、小説は詳しい描写でさらに引きこまれたので、どちらにも違った良さがあります。

もし、この作品に興味がある方は、まずコミカライズからがおすすめです!
ぜひどちらも楽しんでほしい一作です。

5

まだ1巻だから?

原作未読。私には面白さが分かりませんでした。展開と主人公の行動原理に違和感だらけで、なろう系ってこういうものなんだろうな~とぼんやり読むしかなかったです。
誤って異世界に引っ張られてしまった近藤は、即仕事を求めます。元の世界に戻る方法を模索する描写が全然なくて、異世界を自分の中にどう落とし込んでるのかが分かりません。近藤が頭で理解してるのは分かるんですが、それに対する感情が見えないんです。あれだけ大量のモノローグがあるのに。
ちらっと道でピンチを見かけただけの聖女を気にして説教するのはただのウザキャラですし、特別感に酔ってる聖女が大ゴマ使って決めゼリフを言うのも辛いです。聖女と近藤の好感度がぐんぐん下がっていくシーンでした。
経理の仕事に没頭する近藤は、経理課をあるべき姿に正していこうとしてます。でも表情と口調がキツイお局みたいでしんどいのと、異世界から来て異文化理解の描写もなく、いきなりでしゃばってるように見えて好きになれません。
世界観やストーリーには力の入った書き込みで、展開も早く分かりやすいです。反面心理描写に物足りなさを感じました。
アレシュのキャラは結構好きです。

1

絵が萌えない

原作既読です。
話は好きです。
絵もとても洗練されていて主人公の年齢層にも合ってると思いますが、萌える絵ではない。
可愛くない。
可愛い絵=萌える絵というわけではないですが・・・萌えませんでした。
小説版未読ですが、小説版のイラストの方のほうが好みでした。

0

BL初めてでもきっと楽しめる異世界もの

氷の貴公子×効率厨の社畜
しっかり書かれた面白い原作に、絵が上手な漫画家が組んだコミカライズ作品だから、面白くないはずがない。キャラ考案者も組んでいるので、原作から大きく外れたキャラは無い。
BLに偏見を持つ大人女子でも、楽しめる! 読んでみて欲しい。
・・KADOKAWAでは、この作品のジャンルカテゴリーは、「少女漫画」になってます。でも、一番後ろの短編は、しっかりBLでした。

原作の小説は、BL要素少な目の小説。BL要素少な目でも一般少女漫画のコミカライズ化に無理があるところが少しあるけど、それが気にならないほどオール挿絵=漫画は平面版アニメだから、世界感が広がって面白い。

原作は八月八氏の同名の小説「異世界の沙汰は社畜次第」


5

画力の高さが目に優しい

原作はWEB版で既読。
小説のコミカライズ、最近多いですよね。
その中でも群を抜いて画力が高く、まとまりが良い作品だなと感じます。采和輝先生はこちらが初コミックスとのことですが、とてもそうは思えない完成度の高さですね…!驚きました。
アレッ?なんて思ってしまうコマがひとつもないです…すごい。

異世界トリップもの・剣と魔法が存在する世界・特殊設定・そこに巻き込まれたごく平凡な一般人…と、設定がまず盛り沢山なので、これをどうまとめるのかな?と楽しみにしていたんです。
結果、ストーリー展開や背景から小物・衣装に至るまで、とても丁寧かつ緻密に描かれていて本当にすごい。違和感がなく読みやすいですし、先ほども書いた通り、とにかく画力が高く絵が綺麗。
コミックスから入る方でも、設定に置いてけぼりになることなく、流れるようにお話に入り込めるかと思います。
原作が好きだったという方も、ちょっと気になっていたよという方も面白いのでぜひ。

概ねあらすじ通りですので、原作既読側の感想を。
こちらの作品の見どころは、やはりタイトルにもなっている誠一郎の社畜っぷりでしょう。
コミカライズでも、その仕事に対しての熱量の高さが遺憾なく発揮されています。
もう、なあなあだった経理課に寄せられるガバガバの予算申請の紙をバッサバッサと切り捨て、ゆるい体制に改革という名のメスを入れていく姿が読んでいて気持ちが良いんですよ。
誠一郎の優秀さや仕事の出来っぷりは原作でも読んでいて気持ちが良くもおかしかったのですが、コミカライズではそれがより強く感じられるというか、ゆるやかな経理課の人々との温度差がさらに面白くなっています。

それから、キャラクターの描き分けもお上手です。
誠一郎の表情の疲れっぷりはもちろんのこと、アレシュはクールで素敵ですし、優愛の危なっかしくも可愛らしい部分もぴったり。個人的には、終始ぽややんとしたヘルムートさんが可愛くて好きでした。
ラブな部分に関しては、まだまだ序盤なので次巻以降ですね。ただ、ラストが非常に"らしくて"原作の八月八先生と同じく笑ってしまった。
大満足なコミカライズでした。
続刊が楽しみな作品がまたひとつ増えちゃったな。

9

コミックと小説との違い

小説で塩対応面白いなと思っていたお話だったので、読んでみました。小説だと1冊でまとまった量読めたのに、コミックだと「え?ここまで?」という量にしかならず、なんだかお預けくらった気分で物足りなかったので萌にしました。最後の数ページでやっと本領発揮!!!!てとこだったのに!雑誌?掲載6話分+描きおろし10P+あとがき、カバー下は無し。

日本で朝から晩まで領収書と格闘していた社畜の近藤。ある日街中で道路に吸い込まれていく女子高生に手を差し伸べたばっかりに、一緒にGo to 異世界!わーお。異世界では瘴気を浄化してくれる聖女(=女子高生)を召喚したつもりなのに、余計なもの(=近藤)までくっついてきちゃった、どうしよう?という様子ですが、近藤は四の五のいってもしょうがない仕事くれ。と言い出し・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物はいっぱい。
宰相カミル(好きなのよ、この人)、ノルベルト(チャラ男な同僚、いい奴なんです)、優愛(聖女となった女子高生)、ユーリウス(第一王子)、ヘルムート(受けの上司)かな。カミル様もユーリウスも、もっとイケメンに描いてほしいよう(個人的見解)

++ より内容に触れる感想

アレシュはカッコいいんだけど、もっともっと高圧的でイケメン感満載にしてほしいなあと思いました。小説だと自分で脳内でモリモリにしているからかな?あのイケメンに塩対応するから面白いんじゃん!と思った次第です。
優愛はめっちゃ可愛いですよね、女の子描かれる方が得意な先生なんだろうか?めっちゃ可愛くって、とても嬉しかったです。優愛の活躍シーンはまだまだ先なので、いったいいつそこに到達するやら・・・

あと小説冒頭で一番で好きだったシーン(片頭痛、肩こりがない!と感動するところ)が扱いちっこかったので、ちょっと残念でした。1話目にある程度盛り込まないとダメなんだろうなあとは思うものの、仕事を求める社畜っぷりをもっと強調してもらえると、より嬉しかったんだけどな。小説とコミックで表現方法ってやっぱり違うんだと思った一冊でした。アレシュ好きだし、塩対応読みたいので、勿論続きも読みますよっ、お金続けば!

5

美麗な絵に溜め息。ツッコミどころも霞むほどの麗しき騎士団。

もう絵の麗しさに溜め息。いつまでも眺めていたい。
主人公が地味目+目の下に常に隈、っていうのが残念なんだけど、多分きっと。そのうち可愛く見えてくる筈。と、期待して。
誠一郎はほぼ巻き込まれ事故で異世界召喚されてしまう。
骨の髄まで社畜根性が染み付いた彼は、客人としてもてなされればいいものを、自分の能力が活かせる仕事をしたいと申し出る。
彼は自身を社畜と称しているが、結構優秀な経理だった。
というか、後半の会議資料を作るあたりなんて、もはや官僚の域。国会答弁用の予算案の資料を作れるんじゃないか。

ここで社畜という者の概念を考える。
誠一郎は自らこの国の予算案と支出に疑問を持ち、この国の未来を思い、支払い申請書を取り締まり始める。「経理は本来各部署から嫌われるもの」と言いながらも、軋轢を最小限に留めようとの配慮もある。
一般に社畜というものは、上長の言いなりで、自らは何も考えず、与えられた仕事を疑問を持たずに、ただこなすだけの者を言うのでは無いか。
そう思い至るとき、誠一郎は確かに社畜では無いのだ。彼はただの実直で有能な働き者である。

この国の単位や数値を考えるというシーンも良い。大らかに作り込まれたこの世界のルールは私たちの世界と酷似していて。言語も通じる、という都合の良さがあるものの、きちんと骨組みが作られていて、すんなりと読めて行く。
誠一郎はここでも聡明で、非常に理路整然としているのだ。
異世界というからには魔法もある。
慎重で聡明な誠一郎が、疲労に効くと言う栄養剤を何も疑わずにガブ飲みするのはツッコミたいところだが、期待通り副作用に倒れ、騎士団の中でも優秀で麗しいアレシュ様にエッチな方法で救われる。そりゃね、BLですからね、そうこなくちゃ!っていうところで次巻へ。

ところで。誠一郎と共に召喚されたフツーの女子高生、優愛は、聖女と奉られる事に何も疑念を抱いておらず危なかっしい。彼女が実際にこの国の役に立つのか。実はこの国を立て直すのは誠一郎なんじゃないかな、という期待を込めて次巻を楽しみに待ちます。

0

異世界設定 気にしたら負けッ!

なろう系のお約束 異世界転生や召喚・魔法 はこのさい一切合切無視して 潰れかけの社蓄リーマンが社蓄で培った社蓄魂をフルスイングしながら英気を養い奮闘する

ある意味 BL版【細うで繁盛記】とでも思って読みましょう ←え?


そして ここで1つ大事なお約束を

「お前らその男の名前ろくに言えないのに言葉はちゃんと通じんのかーーーーいッ!」
と 「ん?」と思ったところで盛大にツッコんでスッキリしてからイッキに読みましょうww


性癖強めで個人的にアタリ・ハズレの振り幅が大きいコミカライズですが 絵面と説明部分に無理がなくすんなり世界観に深入りさせてもらえました

ありがたや ありがたや (*-ω人)

作り込みもハンパないし 異世界設定を気にして読まないのは絶対もったいない
これは紛れもない お仕事系BL!

サラッと流したエッチ描写もこの雰囲気ならでは って感じでむしろいい
しかも 社蓄ってどこまできたら社蓄なんだろ? と真面目に考える暇を与えない社蓄っぷりッ!www

最後の最後に笑わせてくれます


小説読んでないけど 設定押しつけの違和感や時系列のわかり辛さもなく 見応え読み応えあってすごくいい

読み終わって「続きはよぉぉお ((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」って地団駄踏んだ作品は久しぶりです

7

社畜のスキルが発揮できる異世界BL

初めて読んだ原作:八月八先生/キャラクター原案:大橋キッカ先生/作画:采和輝先生の作品です。

異世界の第三騎士団長 アレシュ=インドラークと現代世界の社畜 近藤 誠一郎のお話。

…29歳の誕生日もいつの間にか過ぎていた。
ブラック企業に勤める課長補佐の誠一郎。
ある日、会社帰りの誠一郎は悲鳴を聞いて路地裏に駆け付けました。
なんと、そこには地面に吸い込まれている女性がいたのです。
驚いた誠一郎は女性を助けようとして手を伸ばしたのですが…。

流行りの異世界ファンタジーのお話です。
聖女召喚に巻き込まれて異世界転移した社畜の誠一郎。
現代世界では報われなかった誠一郎の社畜スキルが異世界で発揮されます。

ストーリー構成がきちんとされているので、誠一郎が異世界に転移した経緯や異世界の概要がわかりやすく、違和感なく物語に入り込めました。
また、采和輝先生の絵柄が綺麗なので読みやすかったです。
キャラはもちろん、背景や建造物、服飾品など細部にも力を入れられており、異世界のイメージが湧きました。

異世界に転移した誠一郎ですが、聖女召喚に巻き込まれた代償として衣食住に困らない生活を約束されます。
…が、7年間の社畜の悲しい習性が抜けず、「仕事をください」と願い出てしまいました(汗)
そんな誠一郎が与えられたのは王宮経理課の仕事です。
しかし、仕事をこなしていくうちにある疑問を持つようになり…。

一方、アレシュは、魔法と剣が使える第三騎士団の団長であり、家柄も良く、イケメン、屈強、出世頭、稀代の天才…。
でも、天才ゆえか何事にも興味がないそうです(汗)
アレシュについてはまだまだ謎が多いのですが、1巻では笑顔どころか微笑んだお顔も見られませんでした。
無表情なアレシュですが、実はクーデレだったらいいなと思っています♡

脇キャラでは、聖女として召喚された白石優愛ちゃん、王宮経理課のヘルムート長官とノルベルトが登場します。
その他、ロマーニ王国第一王子のユーリウスとカミル宰相も重要なキャラだと思いました。
おすすめは、誠一郎の友人になるノルベルトです。
明るくていい奴なので、ぜひ誠一郎の社畜スキルを学んで出世して欲しい~。

Hシーンは、本編最後にあります。
中毒症状を起こした誠一郎を魔法で処置したアレシュ。
ところが、魔法に耐久性のない誠一郎は「魔法酔い」を起こして生命の危機に!
その応急処置として、2人はセックスするのです。
だから、そこには「愛」はないのですよ(泣)
残念ながら、エロも薄いです。
これだけ絵柄が綺麗なのに残念だな~。
続編では、2人の愛あるセックスが見られることを願います。

描き下ろし『社畜の未来はアレシュ次第?』
本編のその後のお話です。
もしかして、アレシュは誠一郎に興味を持ったのかも…。

ロマーニ王国では恐れていた瘴気が発生し、ますます目が離せない展開になりました。
聖女は無事に役目を果たせるのか?
そして、これからアレシュは誠一郎はどう絡んでいくのか?
あーん、いろいろと期待しちゃうよ(笑)
小説の方も読みながら続編を待ちたいと思います。

10

どこに行っても社畜は社畜

小説のコミカライズですが、とても面白かったです!
社畜リーマンの異世界トリップものという個性的な設定で、平凡地味な主人公・近藤(名前も普通)が異世界でも社畜ぶりを目一杯発揮するコメディです。
個人的に大好きなんですよね、こういう世直しもの的な話が。

現代日本に生まれた聖女と共に、異世界に偶然召喚されてしまった近藤。
時間外労働・休日出勤当たり前の生活を送ってきた中間管理職の近藤は、トリップ先のロマーニ王国でも仕事を求めます。
そしてワーカホリックの近藤が、「横流し課」と揶揄される経理課で、ずさんな経理の見直しを図っていく展開。

情報整理、書類作り、打開案の作成……と、国の経済にメスを入れる近藤が、なんだかカッコよく見えてきます!
異世界トリップしたからといってチート能力を得られるわけじゃなく、近藤が近藤の持ちうるスキルを総動員して問題に取り組むのがいいなと思いました。

そんな近藤は、慢性疲労症候群(かな?)
異世界の栄養剤を服用していた近藤でしたが、飲み過ぎから中毒症状を発症してしまいます。
倒れたところに通りかかったのが、騎士団長のアレシュ。
アレシュにかけられた生命魔法のおかげで一命を取り留めたものの、今度は「魔力酔い」を起こして再び生命の危機にーー…!

近藤が次々と命の危機に見舞われます。
そして、「魔力酔い」に対する処置は、アレシュとのセックスで……と、いう展開。

今のところラブ要素は皆無。
BLかと言われると、ちょっと物足りないです。
そして、H描写もほぼ朝チュン……
ここが見たかったのにー!ってことで、今後に期待します;

ただ、絵がとてもキレイ!
アレシュがカッコいいし、騎士服も素敵です♡

聖女とされる優愛にイラつきますが、近藤の活躍には期待!
面白いところで終わってしまったので、続きが気になります‼︎

6

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