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表題作愛の夜明けを待て!

志波久史,ハイクラスのオオムラサキ
黄辺高也,ハイクラスのキベリタテハ

同時収録作品夜が明けてから

志波久史
黄辺高也

あらすじ

幼少期から大学時代までを共に過ごした、ハイクラスでキベリタテハの黄辺とオオムラサキの志波。
志波とは、思春期以降、オオムラサキの寝取り寝取られのゲームにまきこまれセフレの関係だった黄辺だったが、志波の結婚を機に、距離を置いてきた。
自分の志波への想いがかなうことはないと思い知ったからだ。
そして、社会人になって5年目。
志波とはずいぶんと会っていなかったある日、黄辺のもとへ離婚した志波が突然あらわれ、家に転がり込んでくる。
拒みたいのに、くすぶったままの志波への想いが邪魔をして……。

作品情報

作品名
愛の夜明けを待て!
著者
樋口美沙緒 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
電子発売日
ISBN
9784592877493
4.3

(134)

(90)

萌々

(19)

(13)

中立

(6)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
28
得点
571
評価数
134
平均
4.3 / 5
神率
67.2%

レビュー投稿数28

No Title

すごい話だったなぁ。志波がこれだけ変わってるタイプの人間とは前に出てきた時は思わなかったが…。愛する事がわからない男とそんな彼を愛さずにはいられない男の長い長い物語。最後のあれ、もう愛の告白だよね。愛してるの気持ちが言えないだけでもう愛してるんだよ。黄辺はよく頑張った。期待する気持ちもうっすら持ちながら、期待しないようにして。ひたすら彼の事を愛して。ついに愛を教えたんだろと思った。この2人はもっと先が読みたいなぁ

0

泣きました(;_:)

ムシシリーズの「愛の本能に従え!」に登場した攻めの従兄弟と幼馴染のセフレ?カップル。前作ではめちゃくちゃ性格悪そうで軽そうな印象の2人でしたが、今作では激重な心理描写にビックリ。
読み始めたら涙が止まりません。
人を愛せない攻めに振り回される受け。
心理描写がていねいで深くて素晴らしいです。
中盤はバドエンだったら嫌だなあと不安になりましたが、予想の上をいく素晴らしいラストでした。
タイトルの「夜明けを待て!」も話にピッタリで凄く良かったです。

0

良かった

実際に、
今の人間には、虫のDNA情報が混ざっているのじゃないか と思えてしまう。
心理描写が、秀逸。

1

スピカ

シリーズで兜のことを最も理解不能な男だと思っていましたが、違う方向性で理解不能な男が現れてしまいました。兜はお笑い枠として勝手に納得してたけど、志波…今回主役2人とも全く言葉を尽くそうとせず、とくに志波は電波系俺様のタチの悪さが本当にクズヤロー。黄辺がクズヤローと言ってくれた時にヨシっと思うほどだったのに、黄辺も黄辺で志波を好きでい続けるもんだから…幸せだそうなのでいいけれど。
主役2人に惹かれる点がないとBL小説は読んでいてまま苦痛だし、小説としても会話による説明で物語進行しすぎに感じて好みではなかった。
極め付けは電子限定SS「朝の終わり、日は真南」。自分は電子書籍を購入しているので読んだけど、限定収録やおまけペーパーの類で話の解釈が変わるほどの重要情報を出してくる商売の仕方は好きではない。

中立〜萌

3

攻め視点&続きが読みたい

このカップル、攻め視点も読みたい。
幼少期、中学、高校、大学、離れてた時代、再開、聖地巡礼、再びの再開とこれから(あま~いのを)、志波視点の話がとっても読みたいです。

本能に苦しんで、拗れに拗れちゃって、ひどいことして傷ついて、でもこのカップルの根本的なところは純粋でとてもきれいなものだと思いました。好きです。

受けも健気で優しくって応援したくなる。
きれいなものを好きな志波と、きれいなものが好きな志波のことが好きな黄辺、その愛し方も含めて好き。
2人で幸せに暮らして。

3

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