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ラムダンとララの出生の秘密に迫る4巻!
娼館で出会った(一方的に目を付けられた)貴族の変態、ミジド
このミジドとの出会いをきっかけにラムダンは自らの出自ではないか?と言われる「グリナザ族」という言葉が頭から離れない
そして遂に再会が叶う!と思ったラムダンとララの再会はまさかの展開、、、
これももしかしたら「グリナザ」の血筋が関係したりするのでしょうか?
気になります
気になるストーリー展開もありますがウルジとラムダンの関係性は大変良かった…!
どこまでもラムダンファーストなウルジ…!
力任せに抱かなくなったウルジ♡
夫婦感がアップしているようで限られた濡れ場だったけどすごく愛を感じられて良かったです♡
あと、タリフとミジドの主従のような兄弟制のような不思議な距離感での結び付きにも大変萌えを感じる4巻でした
起承転結がしっかりした、作家さんの巧みさが伝わる作品が好みですが、こちらはぶっちゃけ真逆だよなと気付いてきてしまった笑
毎度次巻が気になる絶妙なところで終わるとか、ラムダンが可愛いとかそういう盛り上がりどころはあるんですけど、話は結構がちゃがちゃしてます。重大事件が起きたと思いきやあっさり収束していったり。コメディっぽか解決していくことすらある。兄の時しかりラムダンの家出しかり。細かいところをつついて考えるよりは雰囲気を楽しむ作品なんだろう。実際ふんわり楽しもうと思えばかなり楽しい作品ではある。
そんなわけで色々言いつつもやっぱり面白いと思ってしまうためこう先生マジックなのでした。
ララが妊娠して、子供をラムダンとウルジの子ってことにして万々歳…かと思いきや違うのかな?
3巻までも結構波乱が多かったので、この4巻辺りでウルジとラムダンがゆっくり愛を育める展開になるのではないかと勝手に想像してしまっていました。が、まだ2人の関係の魅力を理解しきれてないまま、物語が王道な少女漫画のようになってきたので、個人的にはあれっ?という感じでした。単純にピンチに陥ったヒロインというだけでなく、ラムダンの勇気や豪胆さも見れたので特別良くない展開というわけでもなかったのですが、この辺で一旦波乱は控えてウルジとラムダンがしっかり向き合う過程があった方が、2人の心情にもっと共感できたのではないかと思います。ラムダンの表情にも男っぽさがまったくないので、正直BLとしての萌えが薄れてきたかもしれません。
4巻ではニアBLみたいな貴族とその従者の新キャラが登場します。個人的にツンデレ受けが好みでララの結婚を読み始めたのですが、またツンデレ貴族が出てきて嬉しすぎました。従者もスパダリっぽいし下克上して欲しい…!しかし残念ながら貴族は結婚するようでBLにはなりそうにないです。なので勝手に妄想して楽しんでおります。笑
そして今回もスパダリ全開なウルジさん。貴族相手にも冷静かつ堂々と対応する姿にきゅんときました。
ようやく3巻の終わりに両思いになり、4巻の初めはラブラブな感じになって良かったねぇと思っていたらお父様に男だとバレてしまうという、とても続きが気になる状態で終わってしまった…ためこう先生は読者に続きを気にさせる方法を心得ていらっしゃる涙 絶対次巻も買います!続きが楽しみ!
ラムダンを心配してブルクティーン家に駆け付けたララ。しかしラムダンはララを探してミンシンへ出かけた後だった。すれ違う2人。幼馴染のアリアナとの婚儀を蹴って、ラムダンを追って来たウルジは、ようやく。これまでの事を侘び、ラムダンへの愛を告げる。元より、ウルジの心をも受け入れる覚悟をしつつあったラムダンも、ようやく。そのままのウルジを受け入れるのだ。冒頭はもう。ウルジの激しい恋情のままに。抱き潰さんばかりのエチシーンが延々と。あんまり激しくて逆にエロく無い。ベッドに脚を踏ん張ってお尻剥き出しに頑張っているウルジの様子にはちょっと笑ってしまった。
ウルジは。その全てをラムダンに注ぎ込む様に。執拗に。ラムダンを抱く。
重なる胸の鼓動を感じて、何処か安心したかの様なラムダンが健気で可愛い。
そう言えば。ウルジはいつ何時でもラムダンを抱きたいと思っている筈だけど、作品史上一番濡れ場の多い巻じゃないかな。再びその腕にラムダンを抱けるという悦びが、誌面からだだ漏れて来るみたいに。ふぅ。
これで、さっさとラムダンを家に連れ帰るかと思えば。ウルジがほんの少し目を離した隙にラムダンはその美しさで怪しい貴族、ミジドに見染められてしまい、彼の邸に軟禁されてしまう。
えええ⁈ このエピソード要ります⁈ と、最初はウンザリしたものの。何度か読み返してみれば。ウルジがアリアナとの婚儀を蹴った事で、ブルクティーン家とブルアスク家との間には亀裂が入り、ウルジの父も許さないだろうし、その事でウルジは家に帰り辛くなっている。後継者である「家」を大切に想うウルジの気持ち。責任。ウルジとブルクティーン家で過ごす内に、同じく「家」を大切に想う気持ちは、ラムダンの中にも培われている。
それを詳らかにする為に必要な大切なエピソードだったのだと。
ラムダンを救い出す為というのと、「家」の為に、ウルジのとった行動がクールです。
彼は豪商の家を継げるだけの器なのだと。
また、誰もが一目見て美しいと言うラムダンの様子は、グリナダ族という民族かもしれない、という。これは伏線か、何か。
会話の中だけで出てくる王家との関わり、など。謎は紐解かれて行くのか。
などなど。回収して欲しい謎もまた出て来ました。
ソワソワしながら次巻を待ちます。
ブルクティーン・父は、ラムダンが男の子だと気付いてしまったのかな。
あれ、確実に聞いちゃいましたかね。うーん。
あと、私はララの具合が悪いのはてっきり妊娠したのかと思ってたんですが、面会出来ないっていうのはやはり重症なのか。ララとロサトの子をブルクティーン家の後継者にしたらめでたし!なんだけどなぁ。
今回の表紙や、二十話の扉絵など。民俗調の麗しさには嘆息。
ミジドがラムダンに着せた衣装も、変態下着も、アレはあれで麗しかったよね。