電子限定描き下ろし漫画付き
もう、最高だった……余韻に浸ってぼうっとしてます。
こちらのシリーズ、なんで1巻までしか買ってなかったんだろう…自分のばかー!!
もっと早く続きを読めば良かった。
今回は、真城×奏の同棲編です。ラブラブ生活の始まり始まり…かと思いきや!今回は後半、奏の家族が出てきてシリアスな展開に。
まずは同棲パート。
使い切ったトイレットペーパーの芯をそのままにしてるだの、洗濯もいつも奏担当になっているだの、奏の不満爆発!同棲あるあるだ〜、とちょっとニヤニヤしたところからの、2人のけんか。
両親に男性と二人暮らししてる、ってのはね…奏が不安になって予防線を張った気持ちはよく分かるし、奏に何かあった時に自分はいないことにされるのか!?と怒る真城の気持ちにも共感できて、胸が痛くなりました。
一緒のベッドで寝られず、涙ぐむ奏の姿が痛々しかった。。( ; ; )
そこからの2人の話し合いは、すっと胸が明るく嬉しくなる場面でしたね〜
手を叩いて「はいっ仲直り!」って、引きずらずに爽やかに言えるのが、真城の素晴らしいところだよなあ、と。カレー味の仲直りキスをする2人、可愛かった(*´艸`)
で、後半はまさかの、路上チューを父親に目撃され、ゲイバレするという展開。読んでいるこっちもドキドキハラハラしました…
お母さんがね、救いだった。妹も。
お父さんも、自分なりに考え息子を理解しようとしてるのが、ひしひしと伝わってきた。最高の家族だなあ。
2巻でおおいに揉めた、真城の母親もね。全く好きになれないって思ってたんですが、この巻で見方が変わりましたね。付箋に書かれたあの内容、、、涙は出なかったけど、ちょっと泣きそうになりました。
そして終盤の奏のセリフ、こっちはもう我慢できずに涙、涙です。
で、最後の最後のサプライズでトドメを刺されましたね。夜中にぐすんぐすん泣いちゃったよ…もう大大大好きです、この2人。喧嘩しながら、ずっとずっとお幸せに( ̄∀ ̄)✨
あっという間に読み終わってしまった。中身が薄いという意味ではありません。じっくりしっかり堪能いたしました。
前巻を読んだ後に、これで終わりか〜まだまだ読みたいな、と思ったけど、この1冊でしっかり完結の気持ちになれました。一つの作品として美しい終わり方だった。
この作品のBL漫画にありがちなテンプレートで押してこないところが好きです。
例えば奏の父親。気をつけて読むと、男同士であるところに否定的な発言はしていないんですよね。男と女でも路上キッスを親が見つけたらまぁなにやら勃発はするだろうよ。テンプレ的な全てを受け入れる親でも、激昂する親でもなく、ありそうかつ納得できる親像。
最終話にしても、派手に結婚式をするわけでも、漫画っぽくしすぎるわけでもなく、現実的に用意できそうな地に足のついている感じ。好感が持てるなぁ。
掘り返すけど、この作品通して読むと、やっぱり1巻の金森女史が嫌すぎて、勿体なく思ってしまう。
表紙が最高ですね。
一緒のお布団で眠る図、大好きなんです。
ということで、同棲が始まり、日常のいちゃいちゃが見られるのかと思いきや、奏の父親とのやりとりや家族へのカミングアウトがあり。
あのネガティブだった奏が前向きになって、愛の力を見せつけられました。
高校の時の、奏視点の真城がキラキラかっこよくて、奏の好きという気持ちが伝わってじーんとしました。
真城の母親も相当だったけど、変わってくれてよかったよかった。
真城はまだ油断できないと思いつつ、長年の肩の荷が降りたでしょうね。
2人とも家族のしがらみから解放されてほっとしました。
2人だけでも支え合って仲良くやっていくだろうけど、家族のことがスッキリすると晴れやかになれますもんね。
そして、結婚式ですよ。
2人だけだけどもいいんです。
安易なBLあるあるを見ると、またですか〜とついぶりぶり思っちゃうんですが、一緒に眠る、同棲、温泉旅行、結婚式は全BLで描いて頂きたいくらい好きです。
この2人も将来を誓い合うほどになり、とてもうれしいです。
電子限定の描き下ろしで、2人のかわいい日常のいちゃいちゃか見られて満足です。
2人の芯の強さが光ってました!!
同棲編ということで、日常の中でのちょっとした触れ合い、心の通わせあいにきゅん、一緒にいる幸せを噛み締めてる姿にもきゅん!!本当に可愛い2人です。
一緒に暮らしているからこそ見えてしまう面に喧嘩もするけど、きちんと反省して歩み寄れるのが2人の良いところ!!
奏とお父さんとの確執は苦しくて、お父さんの気持ちを思うとさらに苦しくてしんどいものがあったけど、こういう時に前に進める力をくれるって素敵だなとじんわり。ずっとどこか苦しさ抱えていた奏が洸輔がそばで好きをたくさんくれるから自分のことも好きになれるって言えるまでになったのもじーーーんと沁みわたりました。
二人とも好きの気持ち、相手を思いやる気持ちを大切にしてるところが至る所で感じられて、その度に心があったかくなる!!日常の大切さを感じられるお話でした。
【雨上がりの僕らについて】の続編となります。
初見の方は【雨上がりの僕らについて】の1,2巻を読んでから
こちらを読むことをおすすめします。
こちらの作品は二人の同棲編になります。
二人の日常が描かれていて
読んでいてほのぼのとした気分になりました。
一緒に住むと価値観の違いから喧嘩したり
そういうこともあるよねって読んでいて思わせてもらいました。
喧嘩だけじゃなくて修羅場もあります。
キスしているところを奏の父に見られてしまい
その流れで母と妹に真城と付き合っていることをカミングアウトします。
その時の妹の言葉に泣いてしまいました。
お父さんの考えも分かって更に涙です。
2巻では真城の話が主でしたが
今回は奏の家庭の話が軸になっていて
何ていうか深いお話だなぁと思いました。
描き下ろしもすごく感動して泣いたし
この作品に出会えてよかったなぁとしみじみ思いました。