ボタンを押すと即立ち読みできます!
今読むと、よくこの場面で続きが出なくなって耐えられたもんだという。タキの本心もクラウスの本心も、各国の本心もすべてがよく分からない。情報量が多いようで、割と雰囲気で何とかしてる部分も…戦争モノの作品はその作画の大変さも含め小説の方が作りやすいかと思いますが、漫画の方が雰囲気で押せるのか。
そんな中、クラウスのタキへの愛、タキの美しさだけは揺るがないと信じられるので読めるといった感じ。そう…タキが美しいんですよね〜〜〜たまらない。ガタイがよくやや粗野だが優秀な男×幸薄気味の圧倒的な美人…自分の大好きな組み合わせです。
そういえばこの作品、OVAもあったっけ。完成度が高かった記憶が。
まだ終わりではないんですよね? もう10年以上も前の単行本なので望みは薄いかもしれませんが、明確に終わりと言われるまでは、続きが出るのを待っていたいなぁと思います。2巻では戦闘シーンがさらに多く、濃いものになっていましたが、それだけ殺伐とした世界だからこそ、クラウスとタキの太い絆が窺えるシーンがより美しく見えました。
穢れたものにタキが触れられることを極端に忌む領民達。レイゼン家の人間は、ただ権威を持っているのではなく、実際に不浄なものを徹底的に避けてきたという神聖さの根拠がある。そんな彼が汚れることで不安になる、士気が下がるという気持ちは分かります。でも、そんなことを知らない、文化も違う他国に喰われずやっていくためには、何か犠牲にしなければならない。部下達の想いは分かっていながら、最後に彼らの目の前でクラウスに熱いキスをしたタキは、たとえ穢れに触れていようと、まったく不浄さを感じさせない堂々した姿でした。この潔さは確かに危ういのかもしれないけれど、武人のリーダーとして素晴らしい資質でもあると思います。私は2人の行く末を、まだまだ見てみたいです。
前回ではすれ違っていた2人の想いが、エウロテの登場でどう変化していくのかが焦点。
今後の展開に期待を持ちながら、これで何も変わらないならもう終わり!って感じでした。
クラウスの部屋では、本気でタキに何かするつもりはなかったんでしょう。
薬を使わないと動けない状態では、生きて帰れないかもしれない、なら最後に見ときたい。くらいな。
そもそも、喧嘩はどんなトラップがあるかわからない相手のホームグランドではなく、自分の懐に飛び込ませないと勝算が薄い。しかも、相手はあのエウロテの王族の列車。本当にやばいゲーム。
だとしても、あんなに乱暴にすることないと思うけど、それがクラウスのいい所(か?)。
印象的なのは、クラウスの捨て台詞に、タキがキレてクラウスひっぱたくシーン。泣くほどの怒りと、何かを言いかけて黙り込むタキ。番外編で、クラウスが秘密の薔薇を貰った時に言われた、「花は自分で水が欲しいと言えないから、守ってやりなさい」って言葉が、私の頭でリンクしました。
今回のお話で最も重要なのが、クラウスの生還ではないでしょうか。
周囲の制止を振り切り、クラウスを呼び戻した後の、タキの「おかえり」とあの表情は、流血騒動の前にクラウスが欲しかったものだったような気がします。
命は永遠ではなく、その儚さと恐怖を知ったことで、2人の距離が少しでも縮まることを願ってます。
エウロテの排除と自国の独立。ノーマンズランドの奪還。様々な思惑が交錯する中、タキや上層部がどういう決断をするのかが、今後の課題になってくるでしょう。
タキとしては、エウロテにここまでコケにされて、属国扱いされるのは腹に据えかねるというところでしょうが、自国の力だけではエウロテには勝てないのが現実。
むしろ、西方連合の方が利害が一致すると思うのですが、かなり突き返してるからね。協力関係は難しいかな。
稲荷家先生のHPに続編について追記があったので、何度も読んだこの物語を、再読してレビューしています。
同盟国エウロテの王族列車が中立地帯に不法進入するという情報が入り、戦況が刻々と変化していく2巻。クラウスの家に伝わる我らが半身と呼ばれる花の香りのする人々と、置き去りにして来た約束。ヴォルフシュタット家の血に潜む運命。ライカンスロープと呼ばれたクラウスの過去とそれを知る男。そして亡命を願い出たエウロテの姫の思惑。神々が流れ着いたと言われる約束の地とクラウスが見たもう一つの約束の地とは?沢山の謎と伏線が提示され、物語は更に複雑になっていきます。
わざと辱め軽蔑されるようなことをしてでもタキを守りたいクラウスは、危険な任務に身を投じ、クラウスの忠誠を信じるタキも不浄の地へ降り立ちます。大怪我を負い意識のないクラウスに口づけて人口呼吸するシーンでは、タキの叫びがクラウスへの愛に溢れていて心を揺さぶります。「こんなことで私が穢れるものか」「クラウスは私のただ一人の騎士だ!」タキの思いをしっかりと受け取ったクラウスのラストシーンの台詞が、冒頭で祖父の語った伝承に繫がります。「蜜の代価は既にある」『花の香りは我らが半身、見失うな』
戦場での血生臭くて激しい戦闘と、儚い夢のように描かれた花の伝承。交差して描かれたラストシーンは、どのコマも途方もなく美しくて、このまま終わってしまってもいいと思ってしまったほどです!今でも時々そう思うこともあります。それでもやはりこの作品の終りが見てみたい。2人の運命を見届けたい。沢山の人がこの作品を読み、新しい掲載先が決まることを心から願っています。
お互いに大事にし合っているのに擦れ違う想いが切ない(´・ω・`)
クラウスー…タキのことを大好きで大事にしたいんだっていうのは分かるよ。
だからタキの体に一切触れないって決めたんだよね?
だがしかしひねたコメント吐かないの(#゚Д゚) ゴルァ!!
拷問で傷付いたクラウスを、自分が血で汚れてしまうことも気にしないで一晩中抱っこしているぐらいなんだからめちゃくちゃ特別扱いじゃないか。
色々思うことがあるのは分かるけど、そういうこと言わないであげて~。
ま、いきなりひん剥いたのは1巻で無理矢理やって傷つけてしまった場所を自分の目で状態確認したかったんでしょうが…吃驚するからね(;´Д`)
列車の戦闘シーン格好良かったー┣¨キ(o゚Д゚o)┣¨キ
2巻の見所の一つです(*´▽`*)
クラウスが討たれたと思って“狂える花”と化したタキは…綺麗で冷徹で強い。
敵に容赦ねぇwww
クラウスのそばにいると細小さい印象を受けるのだけど、やっぱり軍人だなぁ。
タキの予想外の強さに焦る相手にニヤニヤした。
守られるだけじゃないんだよ~(・∀・)ニヤニヤ
さてさて2巻では体を繋ぐ場面はありませんでしたが、タキによる人工呼吸で大満足です。
もうね、クラウスへの想いで溢れてるからねっヾ(≧∇≦)
肉球編は相変わらず可愛い(*´Д`*)
3巻が楽しみです♪((O(*・ω・*)O))♪ワクワク