Renta!限定版
表紙で二人が口を閉ざしているのは、お互いに言えないという意味なのか、それとも二人以外には秘密という意味なのか。。
この11巻はつらい巻ですね。
シゲが、たいして興味もなかった芸能界に入った理由、槙にひた隠しにしてきた理由が、悪役社長から槙本人に明かされる。それをネタに槙を事務所に引き入れようとする社長。その目的のためにここまでするのか?いやしそうだけども。。
それをきっかけに、シゲと距離を置く槙。二人にはつらい時期になります。
冒頭が、多々良を含む槙のシンパ4人での和気藹々としたロケシーンから始まるだけに、その対比がくっきり。
しかしこの見方たち、メインカップルをひたすら応援・サポートする役回りで、ちょっと都合良すぎかな?と思ったりもします。
実際には好きだったとはいえそこまで捨て身で応援できるものか。。
タレントをサポートするというマネージャーさん達の動きはむしろ自然。
このマネージャー同士でスピンオフないかな~
12巻が出たので読み返しました。
しんどい、切ない、苦しい・・・
陰謀が渦巻き、誰が何を知っていて、何を知らなくて、何を考えていて、誰を想っていて、たくさんのパズルが乱れ散っているかのような緊迫した状態です。
そんな中、理解、友情、横恋慕、いろいろ違いはあるけれど、慎を大事に想う3人のタレントと、計4人で脚本なしの旅ロケ番組撮影に出かけます。
はらはらしたり、ほっこりしたり、それぞれの気持ちに思いを馳せながら読み進めました。
業界ものの、こういう舞台裏のエピソードに萌えますが、いかんせん、事情が事情だけにはらはらが勝る展開でした。
歩いたり、食べたり、しゃべったり、編集済みの楽しい4人旅番組はぜひ見たい、とも思いました。
番外編で出してくれないかな・・・
4人揃って温泉に入るシーンは、煩悩を払おうと必死になるイケメン2人のやりとりが、ほほえましくて、かわいらしくて、おかしくて、笑いました。
みんなして慎に触れて、セクハラしてわいわいやってるところは、かっこいいやら、かわいいやら、ばかみたいだわ、萌えて、笑って、楽しみました。
胸糞社長の胸糞言動が今回も胸糞悪くて本当にいらいらしました。
茂と慎はお互いのことを大事にして、お互いのことを想っているのに、お互い傷つけあっていて、とてもとても切なかったです。
胸糞社長、本当にそろそろ成敗されてほしい・・・。読んでいてしんどいかったです。
あとがきでさちも先生自ら、つらいつらい、とおっしゃられていましたが、読む側も本当にきつかったです。
芸能人でない普通の社会人の2人の暮らし、プロポーズの夢を見て、目覚めた後の慎の表情は、とても胸に響き、泣きそうになりました。こういうつらい展開があまり長いと心が持たなくて脱落してしまいそう・・・
とてもつらい展開がまだ続きますが、ハッピーエンドを信じて続きを追いかけたいと思います。
いつも他レーベルの半分くらいの厚さでちっとも進まない内容に、いつになったらあのジジイ(浅草)が成敗されるのかとヤキモキしながら読んでるんです。止め時まで考えていました。
ですが今作の最後で浅草の姪が初めて疑問を持ったことから何かが変わりそうな予感がしました。
彼女が善か悪でお話は変わって来そうです。
それに昨今の社会情勢とこの作品の世界観が微妙にズレて来てしまってるので、そろそろ幕引きを考えないといくらBLはファンタジーといえどもつまらなくなって来るのではないでしょうか?
番組での温泉旅行編は面白かったですが、慎がシゲから離れるのは悪手のような気がしました。混乱しててシゲの気持ちさえ分からなくなってるのかしら?
それと小菅ですが「お前は何をやってるんじゃーい」討ち死にするつもりで責任取って浅草を殺って来いやーっていう気持ちでいっぱいです。次は5月ですかね。
10巻からどうなることかと思ったら…
あ~~~どうして!!!と、
可愛い~楽しい~~~えっち!!が入り混じってるので大変!!!
慎の選択もシゲの選択も相手は思えばこそで辛い!!!
2人の事を応援してくれる仲間がいることが救いです…
自分が出ると慎を余計に苦しませるからと、
周りを頼れるシゲが…本当は傍にいたいのに!!
思いの深さとカッコよさと辛さでギュンとなります。
あ~辛い辛いって気持ちの中
リーマン同僚設定えっちがたまらないから困っちゃいます!!
2人の髪型もカッコいいし、えっちで幸せそうで・・・
慎は辛いのに、萌え滾って、ごめんなさいね。
次巻はいよいよラスボス対峙でしょうか?
姪っ子は、これでもかってくらいイラつくけど、
あの反応だと、おじさんの裏の裏は知らない?
早く敵は倒してほしいけど、
この緊迫感の中で2人の成長や愛情を感じられるところはドキドキ魅せられます。
そして、毎回濃厚な展開で面白いし大好きなシリーズだけど
ページ数が少ないので読んだ時の満足感はどうしても足りない。
以前は、ページ数少なくても、お値段も安いしなと折り合いがついたけど
徐々に値上がりもしてますよね??
冊数が増えれば増えるほど、新規のハードル上がるし、
作品の内容とは別で、売り方で損してるなぁと思っちゃいます。
シゲ× 慎
11巻。素晴らしい。
芸能界の神髄で描かれている、
慎とシゲの関係が、
甘い瞬間がある一方で、
お互いを愛すれば愛するほど感情が重くなるという
芸能人でありながら大人の恋の苦味を味わえる。
不器用な行動と精神的な辛さに縛られてしまう2人に、
心がザワザワして、本当に苦しい〜。
2人の間の微細な相違点、
その心理描写がお見事で、
シゲが抱える愛情と反面の葛藤に共感し、
特に慎の内面の不安定さと乱れ、
「何が正解だったんだろう。何も間違えていないのに―――」の感覚、
理想と現実のはざまで揺れる気持ちがなんとも言えず切なくて・・・
2人がどう向き合っていくのか、モヤモヤしながら見守っています。