たまらない。すげえ、好き。 惚れてしまった転校生×無差別モテ男子 本カレを目指す青春BL♥

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57

私の難攻不落の人たらし

watashi no nankoufuraku no hitotarashi

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表題作私の難攻不落の人たらし

小此木 弦、高校2年生、転校生
早瀬 弓鶴、高校2年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし:エブリシングウィルビー(5P)
  • カバー下漫画(2P)

あらすじ

転校生の小此木は、不思議な魅力を放つクラスメイト
早瀬に一瞬で心を奪われる。
勢いで告白するとまさかのOK!?
どうも早瀬はモテすぎるゆえに告白よけが欲しかったようで…。
今はそれでもいいと“暫定彼氏”の座におさまる小此木。
しかし自分に惚れさせるどころか、
無邪気に振り回してくる早瀬にますますハマっていき――。

二人の初めての日が読める
描き下ろし「エブリシングウィルビー」付き。

作品情報

作品名
私の難攻不落の人たらし
著者
黒井つむじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292659

マンスリーレビューランキング

57

4.3

(64)

(33)

萌々

(20)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
276
評価数
64
平均
4.3 / 5
神率
51.6%

レビュー投稿数11

さわやかー!

待ちに待った黒井つむじ先生の新作、めちゃくちゃ楽しみにしておりました。やっぱり先生が描く男子高校生はほんとうによい!!爽やかだし、どこか甘酸っぱくて純粋で、、、だけどありきたりな感じではなく、少し癖のあるストーリー展開で。あれだけ男子高校生のシリーズあるのに毎回展開が異なっていて本当に飽きずに読むことができるので本当に、すごいなぁと思います。今回の作品も期待通りとっても面白かったです!ネタバレなしでがんばった!!!

0

イチャイチャしやがって…(嬉)

一癖二癖あるけれど、やっぱり行き着く先は純愛。
と安定の黒井つむじ先生節が炸裂しておりました♪


転校生の小此木はクラスメイトの早瀬に告白すると、
「いいよ 付き合おう?」と快諾されてしまいます。
一瞬喜んでしまうも、自分の名前も知らない早瀬が
告白を即OKしてくれた意図とは…?

今回は付き合い始めてから好きになる系のお話でした。

ただ、両想いじゃないときも、両想いになってからも、
互いの気持ちに温度差はあれど終始イチャイチャしているので、
切ないというよりはニヤニヤ&じれじれしっぱなしでした♪

ゆっくりと時間をかけて二人に恋が芽生えてゆく過程を
たっぷりと堪能できてしまいます。

はじめは好きでもないのに告白を受け容れる早瀬の残酷さに
天然クズか?と思いもしたけれど、早瀬の無邪気な振る舞いは
恋を知らないがゆえの善意でもありました。
早瀬に対してやたら距離バグってんなぁと思いきや、
クラスメイトのお膝の上に平気で座っちゃったりもして…
本人に悪気がない分、本当に罪深い子よ…!

そんな早瀬に対して呆れるでも、見限るでもなく、
仮の恋人として一線を越えずに振り向かせようと
健気にアピールし続ける小此木が一途で男前でした。

作中では早瀬のモテばかりがピックアップされているけれど、
相手の意志を尊重することができて、適度に執着もしてくれて、
小此木だってかなりモテそうなんだよなぁ…。
だけど、早瀬以外はまるで眼中にない一途さがまたイケメンなんです…!

はじまりは小此木→→→→→→早瀬で完全なる一方通行だったのが、
小此木→→→→←←早瀬、とじわじわと逆転してゆくのが微笑ましくて
ニヤニヤ見守っておりました♪

早瀬が自分を好きになってくれるのをじっと待ち続けた小此木だけに
早瀬から想いを伝えられるシーンでは小此木視点になって一緒に
歓びを噛みしめてしまいました(*´艸`*)

本編ではキスまでしか描かれていませんが、
描き下ろしでは後日談として、
本当の恋人同士になった二人の幸せエロエピソードも描かれています♥

あと一つ気になっちゃったんですが、
タイトルの「私の」は「俺の」とか「僕の」じゃなくて?
ふと小此木って一人称「私」だっけ?と気になっちゃった…。

0

ちょっと自分にはファンタジーすぎた。。

うーん……

DK青春もの。攻めにも受けにも、あまり感情移入できませんでした。。

というかそれ以前に、受けの早瀬の一人暮らし設定とか、男同士で付き合うことへの周囲のあまりの偏見のなさ・受け入れ度がハッピーワールドすぎて、最後まで「???」という違和感が拭えず。

攻めの弦は、今まで普通に女の子を好きになっていたんだよね…?
男性を好きになったことへの戸惑いとか心の揺れが一切描かれず、告白から始まる物語なのでちょっと熱量についていけなかった、、

早瀬は早瀬で最後まで「不思議くん」的印象で、萌えには至らなかったなあ、と。

えち少なめなのはすごく好みなんですが、設定とストーリーに戸惑っているうちに一冊サラッと読み終わってしまいました;

2

あたたかい青春

同じクラスのDK同士、転校生の弦と天然人たらしの早瀬。
そんなふたりの恋ですが少しずつ始まっていくわけではなくて、言葉にしてうまく説明できないような理由で早瀬に惹かれた弦の告白劇から始まるお話。
恋の始まりは理屈ではないことを教えてくれるような、唐突だけどもどうしようもなく焦がれる感じに冒頭からシビれました。

タイトルにもなっているように早瀬は本当に人たらしなのですが、でもそれと同時に簡単には踏み込ませないミステリアスな部分もあわせ持っていて。
光と影のバランスが絶妙なので、そういうところに惹かれる人がたくさんいるのも納得でした。

早瀬は弦からの告白を何も考えずに受け取り、カタチだけの恋人同士となったふたり。
早瀬の心が動いていくまで弦の努力が日々が始まるわけですが、そう簡単に両想いとはならずちょっぴりヤキモキ。
でも。ただがむしゃらに気持ちを伝えていくだけではなく、ナチュラルな彼氏力を見せる弦の想いはしっかり早瀬に届いていくので、「好き度」が増していくふたりの様子を微笑ましく見守れました。

自覚なく良い人なのにどこか掴みどころのなかった早瀬の表情にどんどん温かみが出てきて、恋をするって人をこんなにも変えるものなのだなーとほっこり。
めちゃくちゃキュンキュンするような青春ストーリーではないですが、ゆっくり気持ちを育んだふたりにふんわり癒やされるようなお話でした。

0

流石のキュン・・・!

黒井つむじ先生、作者買いです。

黒井先生にDKを描かせたら間違いない!というくらいの精度でいつもキュンをぶち抜かれます・・・すごい・・・超絶スナイパー_(:3 」∠)_(褒め方がとてもダサい)

今作は転校生くんと人たらしで女子にも男子にも人気のあるDK。展開早ッ感はありますが、疾走感と共にくるキュンが、すごいです。特に受の早瀬くんのなんとも言えぬ魔性っぷりに、小此木くんだけでなく読んでいるこっちも翻弄されます。

欲を言えば、黒井先生の作品ということで、もう少し切なさとか、深みがあれば・・・!否、疾走感こそがこの作品のウリかもしれませんが・・・。夏に読みたくなる爽やかな一冊です。

1

早瀬の好きは俺の好きとは違う

転校してきたばかりの弦は、同じクラスの早瀬に告白をした。当然断られるだろうと思ったのに、あっさり「付き合ってもいいよ」との返事。人たらしで男女問わず総モテの早瀬は、告白されて断ることに疲れ、次に告白されたら相手が誰であってもOKしようと決めていたという。暫定彼氏として一緒にいることになった二人。距離が縮まりお互いのことをもっと知ることになる。
という、高校生の甘酸っぱいお話でした。
弦の早瀬への思いは徹頭徹尾変わりません。上記のとおり、弦のことを名前も知らなかったくらいだったのに、暫定彼氏として一緒にいるようになってから、少しずつすこーしずつ早瀬の気持ちが変わっていきます。このゆっくりした感情の変化。いや、火が付くのは一瞬だったかも知れませんが、火が付くまでのゆっくりした時間の流れがもう、いかにも子供と大人の端境期らしくてとても良かったです。
大きな事件もなく、ただただ時間が流れ、ただただ二人の気持ちが揺れ動き、友情なの恋愛なの、好きってなんなの、とぐるぐるしています。
早瀬の好きは俺の好きとは違う、なんてもう高校生だなーって感じです。甘酸っぱい(2回目)。
科白にセンスを感じます。小気味よくて可愛くてちょっと哲学? お友達の宮下くん達すらもテンポがいい。絵柄もすっきりしていて見やすくて、作風に合っていると思いました。

1

人たらし男の初恋

恋人たちが本当の恋人同士になるまでの軌跡。
付き合ってから、好きの感情を見つけていく"人たらしくん"の初恋ストーリーです。

とはいっても、視点は告白してきた側の小此木。お付き合いOKの時点で名前すらも知ってもらえてなかった早瀬と恋人同士になってしまったことに驚きますが、早瀬がいつか自分を好きになってくれないかと期待しながら交際を続けていきます。
お付き合いの時点では、早瀬は小此木のことを好きじゃないわけで、彼氏ではあるけど、"彼氏役"を演じているって感じ。人たらしでモテモテの早瀬としては、小此木が彼氏でいるお陰で告白避けになってラッキーとしか思ってないのです。

小此木としては早瀬に好きになって欲しい=特別な存在になりたいと思ってるんですが、この早瀬は無意識に人を好きにさせる人たらし属性の持ち主。自分もそのうちの1人にしかなってないようなそんな複雑な気持ちを抱いて、恋人ごっこのようなことをしてることにモヤつきながらも、早瀬の心変わりに期待しています。

小此木と早瀬の気持ちが同じ方向を向くまで見届けていくことの焦ったさよ…。早瀬も彼氏役にノリノリで小此木にくっついてくるんですけど、早瀬の元からの距離感バクり加減が、ここにきて悪い方に解釈されていくのがストーリーとして見どころになっていきます。

早瀬の中に小此木への恋の芽吹が少しずつ現れてきても、人たらしの実績が十分な早瀬なので、小此木に好意の気持ちが伝わらないっていうまさかの展開。先ほど見どころといったのは、まさにここで、追いかけるのが早瀬に切り替わっていく心情変化が面白いんです^ ^
小此木は早瀬に好きになって欲しいと思ってるのは変わらなくて、もう好きになってもらってるのに気づかないで、逆にすれ違っちゃって。この2人のボタンの掛け違いがどーにもこーにも焦ったくてですね、こういう微妙な掛け合いを丁寧に描いていく作者さんがすごいなと思いました。
小此木の心理描写と早瀬の心理描写の対決みたいになってきて、早くピタッと合わさってくれんかなともうそれだけ。早瀬の表情にもだんだんと変化が出てきて、本当に恋してるんだなぁ〜♪( ´▽`)って思える照れ顔がとても可愛らしいのでガン見して下さいね。

初恋を知っていく人たらし男のピュアな恋も、想いを実らせて耐えた男の恋も、青春ど真ん中で爽やか。高校生カップル、とっても素敵でした。

1

早瀬の表情の変化の緩急の描き方すごすぎる

いや、もう、え???かっこいいかわいいを1万回くらい繰り返しながら読んでました。ちょっと今余韻とドキドキでうまく言語化できないんですが、この気持ちの勢いのままレビューするのがこの読了後の気持ちを表すのに最適なんじゃないかと思うのでそのまま書きます。

どうしてあんなに早瀬はかわいいんだ??
人たらしがなつくとバケモン級にかわいいのか??
弦ちゃん好き好きアピは私の方が死ぬのではないか??

弦も弦でなんであんなにかっこいいんだ??いや、もうそもそものビジュが最高にかっこいいです。
そしてつむじ先生の攻めはいつも人間味あふれる、人として素敵な子ばっなりなので秒で好きになる。

何より弦のことを好きになった早瀬の表情の変化の描き方がすごすぎる。。4Dなのかくらい生き生きしてるの伝わりすぎてこちらが死ぬ。。ありがとうございました。

あんなにXに張り付いてたのにWEBサイン会の締切に気づかず間に合わなかったのだけが一生悔やまれると思います。。うぅぅぅぅう。。次こそは。。。クゥゥゥ

6

受けがモテる設定

ですが、まあ誰にでも人あたりがいい故に
好意があると勘違いされやすいモテで人間的には
攻めの方がはるかにイケメンです。
この学校は何故かゲイにもバイにも寛容らしく
男同士が付き合う事に関して周りがめちゃ普通に
受け入れてます…多様性かwww
まあそこはリアルの現代とは差分がありすぎてファンタジーワールドかな
雰囲気よくて何となくさらーっと読めて悪くない
けどそこまで刺さる何かもないので萌2で…
疲れてて気負わず読みたい時にはいいかもしれません

4

終始ニヤニヤふわふわが止まらない!

黒井つむじ先生のDK最新作です!
相変わらずゆるゆるなやり取りと焦ったい空気感がたまらない…

転校生メガネ男子×天性の人たらしで、もう塩顔メガネ男子がビジュ大優勝。好き。

告白してオッケーされるも好かれてるわけではないことがわかった弦は好きになってもらいたい、唯一になりたいと思いつつも早瀬を縛ることはせず、とにかく人との距離感がバグってて人たらしすぎる早瀬の気持ちが向かないことにヤキモキしているのが切ない。

と思いきや意外と早い段階で早瀬の気持ちが弦に向き始めるんだけど、弦は特別になれないって思い込んでるから早瀬の気持ちの変化に気づかない!!あーーー焦ったい!!笑

そして今作キスがキーポイントなんですが、これまたするか!するか!?みたいな空振りが多発しててこれまた焦れ焦れする〜!!

一旦気持ちが通じたらサラッとしててめちゃめちゃ甘い感じがこれまた最高な1冊でした!!

2

恋の期待を募らせる高校生ラブ

弦×早瀬

黒井つむじ先生の男子高校生が好き。


高校生の感情がリアルで生々しい。
じわじわと込み上げてくる
恋の期待を募らせる青春ラブに、
ザワつくキュンが止まらない。


主人公である高校2年生の弦が、
転校早々に一目惚れした相手は、
同じクラスの自由奔放で無自覚モテ男子・早瀬。
弦が、早瀬に告白し、すぐにOKをもらったが、
早瀬が自分のことを本当に好きではないと思い込んで、
「ただ付き合ってくれるだけでは嬉しくない」という気持ちで、
早瀬を本気で好きにさせようと決意すると。

付き合っているのに、仲良くしているのに、
好かれているのに、好かれたい弦。
好きなのに、その「好き」という感情を掴めない早瀬。
お互いの気持ちが通じ合わない・・・こんなにもどかしい!
キスをするかしないについての微妙なぶつかり合いもモダキュン!

弦、
メガネがもうカッコいい!
長期戦を覚悟している
焦らずに早瀬の「好き」を待ち続ける
穏やかな一途な愛情、そして独占欲もまたカッコいい!

早瀬、
気持ちを伝えられないわけではなくて、
ただ伝えようとしない。
このままの自分を好きでいてくれるならそれでいいという
余裕たっぷりの愛情表現の不器用さにキュンとする!

こんなにも不器用だけど、
描き下ろしでの初エッチのシーンで、
早瀬が見せる泣き顔が、
いろいろな感情が込められているような
心からの「好き」が伝わる瞬間が一番愛おしい。

家に誰もいない時の孤独感、
お互いの寂しさを埋め合わせることにもほっこり温かくなる。

早瀬の無防備な態度が、弦の「好き」を加速させながら、
弦の「好き」が、早瀬に「好き」という新たな感情の扉を開かせて、
ついに感情をオープンにする。という
お互いが共鳴しあう結果で
お互いを理解しながら、
じっくりとラブラブ関係を深めていく2人が最高です!


気になる点:
男同士の関係がすごく自然で、
男に告白されることも普通で、
ゲイとノンケもなく、隠すこともなく、
周りも男が彼氏いるのを当たり前みたいに受け入れている。
ラブコメではなく、かなりシリアスなこの作品だから、ちょっと不自然だと感じた。

2

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