コミック

  • 鴉は雲雀に甘くてあまい

鴉は雲雀に甘くてあまい

karasu ha hibari ni amakuteamai

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作鴉は雲雀に甘くてあまい

雲雀の前に客として現れたDom
雲雀
女郎の子として生まれ妓楼で客を取るSub

その他の収録作品

  • 鴉と雲雀は甘くてあまい
  • あとがき
  • カバー下短編

あらすじ

時は大照時代―――。
明路の御代に男の女の他に「第二の性」と呼ばれる「Dom」と「Sub」の存在が明らかになる。支配する「Dom」、支配を望む「Sub」。その異端な性質から人々に忌み嫌われる存在となっていた…。
「Sub」の雲雀は亡き母との約束を守り、心を殺して生きてきた。
ところが、鴉という強面の「Dom」と出逢ったことで、命令される喜びを知る。鴉の冷たい言動とは裏腹な甘い支配にとろけていく雲雀。
『彼にもっと命令されたい…』
初めて感じた欲望に戸惑いながらも、鴉に惹かれる気持ちを止められなくて―――?

作品情報

作品名
鴉は雲雀に甘くてあまい
著者
車谷晴子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866538020
4.3

(164)

(91)

萌々

(47)

(20)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
22
得点
708
評価数
164
平均
4.3 / 5
神率
55.5%

レビュー投稿数22

【知らなかった。こんな優しい支配があるなんて(雲雀)】


エロス度★★★★★★★★★★

おやおや。心を殺して生きてきたSubが運命のDomと出逢い、自分の中にあった貪欲な部分を曝け出されていくのが素晴らしい。

鴉と雲雀が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。

強面だけど雲雀に対する支配はどこまでも優しくて甘々な鴉がたまらなく、雲雀への独占欲がガチのヤバさで彼に手を出す輩はもれなくヘヴンズに飛び立てます。

鴉の優しい支配で満たされていく雲雀の幸福で満たされた姿が尊かったり、鴉を求める貪欲な姿が刺さる。

濡れ場の描写は非常にエロスに溢れ、体格差萌えや雲雀の乱れる姿が眼福。

0

No Title

めっちゃ良き!
絶対みるべき!

0

二人が出会えて良かった!

車谷先生の「いい子ですね、命令しても?」のスピンオフ、同じ世界線で描かれており、そちらのメインカプである国哉×奏羽も作中登場して懐かしい気分にもなりました。

今回はDomの鴉(カラス)とSubの雲雀(ひばり)のお話。Dom/Subが地位的に軽んじられている世界観のため、鴉も雲雀も辛い生い立ちを背負っています。特に雲雀は自分がSubだと受け入れるために考えること、感じることをやめるという母親との約束を信じている姿が本当に痛々しいです。
そんな雲雀が鴉と出会って、最初は強制的にですが自分の意思で相手に対し感情を持ち始める様子が丁寧に描写されていてとても素敵でした!
また、Dom/Sub特有のコマンドもよくあるなんちゃって英語ではなく、言葉そのままが命令にになっていて、萎え〜となることがなかった点も良かったです。
小さい時に出会った二人が鴉のコマンドをちゃんと無意識にでも雲雀がSubとして命令を聞いていたというところが運命を感じました!

0

何としてでも探し出して

 明路時代にDom、Subの性があることが分かり、大照時代においてDomとして生きる鴉とSubとして生きるの雲雀の話です。雲雀の母親は女郎で、雲雀も男娼として身を売る日々ですが、ある日妓楼に客としてやってきた鴉に救われます。
 鴉も子爵の息子ですが、Domであるが故に一族から忌み嫌われ追放された過去があります。鴉は身売りをしているSubを保護する運動をしていますが、その運動を続けて行ける原動力は幼いときに出会っていた雲雀だったのです。

 Domの鴉とSubの雲雀も不運な境遇ですが、鴉の命令に自然と従う雲雀は運命の相手であることがよく分かります。

0

人間らしくなるお話が好き

時代劇&バースに不憫受けが売りとは「なみだ枯れるな」好きは即購入しました。
辛い現実に何も感じないようにしてきた受けが攻めに出会って少しずつ感情を持つ、subとして人間として欲望が生まれてくるのが最高でした。不憫な細い子がコートを着てご飯を食べるのホッコリなシーンも満足。
自分がこんなに欲深いとは知らなかった、こんなに甘い人間だと思わなかったと、自身の性質を知る2人は素敵でした。命令が日本語ならdomsub用語も日本語で良かったのになぁ。
少女漫画的表現が割とあることと、子供の描き方がキャラクター寄りだったことは少し好みとは違いましたが夢中で読み終えました。

0

執着溺愛攻めが最高でした!

車谷先生の描く執着溺愛攻めが大好き!!
普段は受けをふわふわ真綿で包むように溺愛していますが、理性の飛んだ時はドロドロの感情を全て受けに流し込むような、独占欲丸出しな愛し方が最高だった。

『俺と共に生きろ』と鴉に言われて、雲雀が今までで1番の笑顔で鴉に抱きつくシーンがよかった。
心を殺して生きてきた雲雀の目にハイライトが入って、感情を現しているのをみて、嬉しくて涙が…今まで妓楼で生きていた雲雀は死んで、新しく生まれ変わった感じだった。
鴉が雲雀のことを想い自分から遠ざけようとしていたけど、共に生きていく覚悟を決めた表情がかっこよすぎた。再会できた時から雲雀の一挙手一投足を覚えているのに、離れるなんて無理だよね!
 
最終話の甘々えっちはエロくて雲雀がかわいくて鴉がかっこよくて何度も読み返してる。
甘いお仕置きと命令からのプロポーズの流れが最高で、こちらまで幸せな気持ちになりました!
鴉は雲雀に関することにだけ感情が動かされて、表情も柔らかくなったなぁと最初の頃と見比べると変化が感じられて嬉しい。
生まれ変わってからの雲雀は、自分の意思をしっかりと持っていて、鴉のことをすべて受け入れる包容力を感じた…可愛くて、エロくて、芯が強くて本当にいい子!

描き下ろしの甘々な2人もすごくよかった。
雲雀のおねだりがかわいすぎて、こんなかわいい表情で煽られたら鴉もね…本気出しちゃいますね笑

カバー下も描き下ろしがありました。

0

究極に甘くて甘くて甘い❤︎時代ものDom/Sub

発売されてから、電子で買うか悩んで、でもどうしてもR18公式同人誌が読みたい!と思い、コミコミさんで注文していたこちら。

今日やっと届いて、ワクワクしながら読みました。期待以上の甘さにドキドキと興奮止まらず…!公式同人誌の内容も最高にエッチで甘くて体が天に昇りそうでした//

実はSMチックなもの、Dom/Subってどちらかというと苦手であまり積極的に読まない方なのですが…
これはドムサブ苦手、という方にもおすすめしたくなる!そのぐらい甘く甘い(&えちえちな)作品でした。

時は大照(たいしょう)。身寄りもなく、妓楼として心と感情を殺しただただ客に抱かれていた雲雀(ひばり)の元に、Domの客・鴉(からす)が現れます。
鴉に抱かれ、初めて褒められふわふわとした気持ちでいっぱいになった雲雀。

鴉に連れられ妓楼から出ることとなり、喜びいっぱいで彼と一緒の時間を過ごすのですが、ある日DomとSub専用の診療所へ連れて行かれ、そこで別れを告げられてー

と続きます。

この診療所を経営しているのが、車谷先生のDom/Subもの1作目「いい子ですね、命令しても?」のメインカプ・国哉×奏羽です。ちょっと久しぶりに見る奏羽くんが大人びていてきゅんとしました。

体調不良に陥った雲雀を”治療(=命令)”しようと国哉が雲雀に近付いた途端、素早く駆け寄り協力なグレアを放って触れさせまいとする鴉の独占欲がたまらん…!

一度は手放し離れようとするも、どうしても離れられなくて執着してしまうクーデレ鴉、こんなことを言ったら怒られそうですが、可愛いです。

端正な顔はいつも表情が変わらないのですが、そんな鴉が雲雀を抱く時はもうめっためたに甘やかしているのが伝わって来て、萌えに萌える。
命令エッチは個人的にはあまり萌えないなと思っていたんですが、この作品ではしっかり萌えてきゅんとしてしまいました。

無事(?)、診療所を出て一緒に暮らすことになる二人。
その際に奏羽から出された条件、子育てしながら同棲することになる流れや、これから鴉は何して生きていくんだろう…?といった細かなところは気になったりはするんですが。

預けられた子ども・鴻の可愛らしさと、描き下ろしの鴻視点で見る鴉×雲雀の様子に、メロメロになっちゃいました笑

で!カバー下漫画でさらなる驚きが!!ぜひぜひ本編を読み終えてからチェックしていただきたい♪

大きくなっていく家族の輪、身寄りのなかった雲雀が鴉とキスしながら子供達に囲まれ幸せそうにしているのが本当に嬉しい✨

ドムサブ苦手な方でもそれほど抵抗なく読める(と思われる)、あまあまエッチな一作、コミコミさんのリーフレットや同人誌も含めてまるっと堪能しました◎

2

甘々です

車谷先生のドムサブユニバース!!第2弾です!

レトロな世界観がドムサブとあう!
と言ってもそんなに過激なドムサブではないです。

とにかく雲雀の生い立ちが不憫、涙出ます。
しかしそれが普通と思っている雲雀にまた涙が……
てか雲雀の無垢さ尊い。

鴉との出会いで雲雀の中の感情が豊かになり表情が変わっていく姿もまた見所です。
前作のキャラも出てくるのでファンにはたまりません!

車谷先生が描かれるちびっ子が可愛すぎる!!!!

0

素晴らしき時代物Dom/Sub

母が亡くなり一人残ったSubの雲雀は妓楼に売られ、男娼として心を殺して生きていた。そこに客として現れたDomの鴉から初めて命令と褒められる悦びを知り…。
何も知らず全てを諦めて生きてきた雲雀が、鴉との出会いから己の本能に目覚めていく姿がたまらない。鴉もまた雲雀の存在で大きく変わっていく運命の2人。甘くて優しくて、お互いを激しく求めて与え合う最高の関係が涙が出るほど愛おしい〜!
素晴らしき時代物Dom/Sub。これはめちゃめちゃ好き!

2

不幸からの溺愛

いや、全くもってタイトルのまんまでございました。
あまくてあまくて甘すぎる…!

物語の舞台は“大照時代”。
Subとして生まれた雲雀は亡き母との約束を守り、
妓楼で心を殺しながら日々を送っていました。

ある日、客として訪れた「鴉」と名乗るDomからの命令で
初めてSubとしての悦びを知り…。

その見た目からしてド鬼畜臭がプンプンな鴉ですが、
蓋を開けてみれば糖度満点のクーデレ攻めでした。

小鳥の雛にせっせと餌を与える親鳥のように愛情を与え、
空っぽな雲雀を満たしてゆきます。
態度は口調は冷たくても雲雀に向ける鴉の眼差しや
触れる手から溺愛が漏れ出ちゃってるんです。

そして、雲雀のこととなるとクールだった鴉が
冷静さを失ったり、激しいまでの執着を見せたり、
一体どうしてこんなにも雲雀を…?と思いきや、
実は過去に出会っていた二人。

子供の頃に母と死に別れて以来、
虐げられるだけの不憫な日々を過ごしてきた雲雀ですが、
鴉もDomとして生まれたばかりに過酷な人生を送ってきた鴉。
そんな彼を生かしてくれたのが雲雀の存在で、
それゆえに鴉もずっと雲雀を救い出してくれたのでした。

はじめはそんな鴉に雲雀が依存しているようにも見えましたが、
物語が展開してくると鴉の雲雀への執着がじわじわと滲みだし、
互いが互いを強く求め合う二人の関係性が尊みが溢れておりました。

Dom/Subユニバースの場合、オメガバースのような運命の番は
存在しないのだけれど、これまで客にどれだけひどく扱われようと
何も感じることのなかった雲雀が鴉のコマンドにだけは快楽を感じられたり、
頭痛もちの鴉が雲雀のと一緒に居るときだけは頭痛がなくなるなど、
本能的に惹かれあい、互いの存在が作用し合う二人を見ていると
雲雀と鴉の関係ってまるでオメガバースでいう“運命”のように感じられました。

途中ヒヤっとする展開もあるものの、予想外に優しい結末に心が温まりました。
子供たちに囲まれて夫夫のように寄り添い合う二人に笑みが零れます。

本作はスピンオフ作品とのことですが、
オリジナル未読でも読みにくさはありませんでした。

1

カバー下は読了後に見ましょう!

車谷先生のドムサブ再び!
カバー下の漫画は本編の最終話よりあとの話なので、読了後に読むことをおすすめします!

時は大照時代。
明路時代のドムサブを描いた『いい子ですね、命令しても?』の二人も出てきます。今作のみでもストーリーはわかりますが、ぜひ両方読んでいただきたい。萌え度がさらに爆上がりします……!

さて、あらすじはすっ飛ばし、ただただ感想を。

Domの鴉の喫煙量がすごい!!!
話している時も食事中も。なんならプレイ中もものすごくギリギリまで手に持ってるし、人殴る時も吸っている。その姿がいちいちかっこいいので嬉しい反面、さすがに吸いすぎだろうと鴉の肺が心配になってくる。
……のですが、これにもワケがあったんですね!
最終話の最後のページでは、彼が手にしていたものを見た瞬間うるっとしてしまいました。

Subの雲雀はまさに不憫受け、ですが、鴉の甘い支配に感情を取り戻していく姿がひたすら愛おしかったです。鴉のためにおつかいに行くシーンが特にキュンとしました。
あとは小さなコマなのですが、『いい子ですね、命令しても?』の奏羽さまと二人でしゃがんで黒猫ちゃんを撫でているシーン。萌えが大爆発しました。

読み終わって、「そうか、こういう命令の仕方もあるのか〜!」と大拍手。
鴉が雲雀に掛けてきた言葉(命令)の数々が、雲雀を生かし、これからも彼を優しく包み込んでくれるんだなあと。シリアスな場面も多いですが、とっても甘いドムサブです!
迷わず神評価です!

3

デビュー作のスピンオフ 時代物+Dom/Sub  クールな俺様攻×健気不憫受

「いい子ですね、命令しても?」と「泣かせたくてどうしよう」がすごく好きな作品。本作も気になって読んでみました。

あらすじに記載はないけど「いい子〜」のスピンオフですね。そちらのCPも結構出てきます。前作は読まなくても大丈夫そうですが、読んだらさらに楽しめそうかな?

鴉はクールで男前な俺様攻め。なかなか渋くてかっこいい。雲雀は不憫な健気受け、初めは心がない人形みたい。
個人的には前二作のような、執着強すぎてちょっとヤバい攻め×ツンデレ受けの方が好みです。

冒頭から二人が幼少期に出会ってた匂わせが。これでこの先がだいぶ想像ついちゃうので、こんな初っ端から出さなくても…ってちょっと思いました。

死んだ母の言葉に縛られ心を殺してきた雲雀が、鴉によって心を取り戻していく様子は可愛らしいですね。健気&不憫受けがお好きな方にはグッときそうです。

二人がいい感じになったら中盤に意外な展開。
鴉視点になって過去の回想も。ちょっとオメガバの運命の番っぽい感じですね。嫌いじゃないけど、少々ドラマチックすぎるかな〜。

でもクールな鴉のツヨッツヨな執着はやっぱり良きですね〜!あと表面に出さないけど、めちゃくちゃ雲雀のこと大切に想ってるところはキュンとします。

雲雀が力強く「ついていく…!」と宣言する場面は、二人の気持ちの強さが感じられるいいシーンでした。

終盤には子供が登場します。子供苦手なんだけど、先生の描く子は可愛くて好きです。鴉にはツンデレで可愛い。
最後子供が三人に。ワンチャンまたスピンオフあるかな?!あったらいいな〜w

濡れ場は数回。なかなか激しくて潮吹いてびしょびしょになったりで、今回もエロッエロですね〜!しかしシーモアの白抜き修正は真っ白で残念!あと所々白短冊が残っていて、いびつな修正に興醒めします。白抜きする時は短冊消してほしいな…(T ^ T)

なかなかじれじれな展開で面白かったです。でもやっぱり前二作みたいな、少し変態みのあるド執着溺愛攻めの方が、個人的には好きでしたw

子供たちのスピンオフ、期待してお待ちしています♪m(_ _)m

(あ、そういえば本作Dom/Subユニバースでしたね、忘れてましたw なぜかD/Sとしての萌えはほとんど感じられませんでした。すごくソフトなD/Sだからかな?D/Sとしては初心者向けな感じで、激しい責めは全くないです。すごく甘々でした。)

シーモア 白抜き修正(既述の通り、真っ白+時々短冊チラ見えの、大変残念な修正(泣))

4

互いが最高の相手

今回は妓楼の客と楼閣育ちの女郎の息子のお話です。 

Sub故に何も望まずに生きてきた受様が
攻様との出会いでSubとしての幸せを掴むまでと
養い子を中心とした後日談を収録。

明路の時代
男女の他に第二の性と呼ばれるDomとSubという存在が
西洋の医学により明らかになります。

しかしながらSubとDomという異端な性質は
庶民の間で理解されず、大照となっても
異端者として差別されていました。

受様はSubの女郎の子として生まれたSubですが
母身投げして天涯孤独となり
楼閣で客の相手をさせられていました。

Subの受様は母にSubに心はいらないと
何も考えない、何も感じないよう約束していて
Domに命じられた事には逆らわずに従いました。

今日もDomだという客の相手として呼ばれ
「抵抗するな」と首に手をかけられても抗わずにいて
客に「随分壊れているな」と言われます。
この客こそが今回の攻様です♪

攻様は命を果した受様を褒めてくれて
受様は初めてSubとしての幸せを知るのです。

翌朝目覚めた受様は
攻様に「俺と共に来い」と言われて!?

雑誌連載作をまとめての書籍化で、
貴族子息ながらもDomである攻様と
Subとして客を取る受様のdom/subユニバースです♪

本作の世界はSubだけでなく
Domも虐げられている設定です。

攻様は子爵家子息で優秀な子とされましたが
Dom判定を受けると一族の辱とされて追い出され
生きるために何でもしてきました。

Domである攻様は度重なる頭痛にも悩まされますが
偶然目にした母の死に泣きくれる受様に
「生きろ」と命じた事で頭痛が和らぎます。

以降攻様は受様を探し続けていて
楼閣で出会った事で受様を身請けしてくれますが
保護施設に預けて去ってしまうのです。

攻様の事情を知らない受様にとっては
保護施設で暮らす事は攻様に従う事でしたが
体調が悪くなる事態となり
新たなDomとの関係を進められてしまうのですよ。

そんな受様を見守るように陰に潜む攻様が
嫉妬心に萌えちゃう展開が良かったし

その後の誘拐騒動は
自覚を避けてきた攻様にとっての受様という存在が
どれほどのものかを見せ連れられる展開で
とっても良かったです (^-^)/

託された子供にすら受様を譲らない
受様を独占する攻様のブレないところも
MYツボでした♡

カバー下にさらに子供を任される短編があります。
こちらもカバーをはがしてとして読んでくださいね。

1

シリアスめで切な甘いDom/Subをお求めでしたら是非…‼

ダークという程重くもなく、かと言って楽しい雰囲気では決してない
世界観はしっかり確立されていて物語の方向性も分り易い
主役の2人が幸せになれるのだろうか、、、と祈るように見守りたい時には結構ヒットしてくれる落ち着いた作品トーンなのが大変好みでした

作品トーンは落ち着いていながらもDom/Sub作品としての絡みの濃厚さもなかなかのモノだったのも見応えありました///

とにかく攻めの執着・独占欲は見もの!!
圧倒的な強者が唯一適わない存在なのが、他の世界では虐げられていた圧倒的弱者っていう逆転構図みたいなのがまた2人だけの世界感って感じで良かったです♡
雲雀はこれからはたくさん鴉に褒められてその可愛さに磨きをかけていって欲しいですね
不憫な子が攻めに出会って幸せになっていく王道ストーリーです
こういうの、たまに無性に読みたくなるから読めてとっても嬉しい♪
すんなり進まない起承転結な展開もある意味王道で、そこも良かった!

出会えて良かった2人
この先はずっと2人で肩を寄せ合って生きていく絵が目に浮かびますね

4

甘くてあまかったドムサブ!!

妓楼で働くSubの雲雀と、雲雀の客としてやってきたDomの鴉。
時は大照という、とある時代を彷彿させます。

第二の性として二人はとても相性がよく、出逢ってすぐに身体が反応します。(初っ端えちぃ)

けれど鴉はお金のために雲雀を診療所に保護しただけ。
幼き頃、亡きSubの母が言っていた、辛いときには考えちゃいけないという言葉と、鴉がDomとして命令した言葉が、鴉との出会いを夢だったんだ、、、と思いこませ、、、
というお話。

冒頭からえちくて甘々なのに、鴉の突き放したような態度に不憫受け属性の雲雀の行く末が、とにかく切なく、気になります。

そして鴉の素性があまりよくないこともあり、そのせいで雲雀が拐かされたりなどの危機的展開が。

繰り返しお伝えしますが、とにかく甘いです。
いつもはSubになんて興味がなく、体調不良をやり過ごしていた鴉が、雲雀だけには超溺愛で。

最終的には、条件付きで鴉は雲雀を診療所から連れ出し、ともに生きていくことを決意します。


描き下ろしまで甘々で、いちゃらぶ読みたい方には、またはドムサブで甘いお話が読みたい方にはオススメです♡!

カバー下のその後、家族が増えたお話も良きなタイトル通りの溺愛BLでした///!

1

切なくてもエロエロほわほわ

鴉(Dom)×雲雀(Sub)

『いい子ですね、命令しても?』のスピンオフ。

創作された時代背景とDom/Subユニバースという最高な組み合わせで、
レトロ雰囲気、社会の混沌感、
未知のDom/Subについての考え方、
「鴉」と「雲雀」という名前、すべてが素晴らしすぎる!

妓楼で生きる雲雀が、
亡き母との「何も考えない、何も感じない」という約束を守るために心を閉ざしている。
そんな彼を買ってしまうのは鴉。
鴉との出会いで、
雲雀がSubの本能が目覚め、愛と感情を知っていくという展開。


とにかく鴉の冷徹な細目と強いDomオーラ、そして
雲雀への甘命令と裏に潜む優しい愛情にやられてしまう!
そんな鴉に包み込まれていく
雲雀の一つ一つの反応が純粋で可愛くて、
命令されたい健気さや、
鴉の命令だけで生きられる姿に心にズキューンと刺さる!


初めて褒められたり、
鴉に被支配欲が動かされたり、
外の世界に連れて行ってもらったり、
鴉がいなくても戸惑いながらも、
鴉を思いながら1人で頑張る姿がいじらしくて・・・
守られながらも、どんどん強くなっていく雲雀もたまらない!

不憫な雲雀が全面的に鴉に救われていく進行に、
最もグッとなるのは、次第に明らかになる
必死に雲雀を守り導く重執着と独占欲!

DomがSubを守るために存在するという鴉の思考が男前度が高い!

鴉の愛のやり方がカッコよすぎて、
雲雀の成長が健気でありつつも立派で、
激しく求め合う2人!エロエロがてんこ盛りで萌えっぱなし!

(奏羽と国哉の登場にも嬉しい。)
Dom/Subの診療所の設定や、
2人の過去や背景などから、

DomとSubが忌避される乱世の重厚さが感じられる中で、
生きることの切なさと共に、
恋することのほわほわとしたドキドキ感も迫ってきて、
2人が精神的に救われ合って、
愛し合った後に孤独だった表情が柔らかくなって、
その甘く幸せになっていく様子を見て、至福感でキュンとなりました!

1

心を取り戻す極上の甘い支配

明治・大正時代あたりのDomeSubユニバースもの。

この時代背景のお話は、個人的には大好き。
大正浪漫色に満ちたBLは色っぽくて艶があって、和洋折衷な雰囲気も全部ひっくるめて好きな世界観です。
ですが、DomSubの設定が絡んでくると、なんとなくその時代は暗黒時代な印象。DomやSubについての理解が追いついてなかったり、Subへの当たりが強かったり、社会全体が洗練されてなかったり。暗いイメージをどうしても抱いてしまいます。

この作品もまさにそんな感じでして、Subの扱いが酷い有様です。Subの雲雀は妓楼で客を取らされていて、店の主人とかもうあからさまに悪い匂いしかしなくてキ……キモい((((;゚Д゚)))))))
雲雀の心が死んだようになるのも無理はない環境です。
ですが、そんな雲雀を沼から助け出してくれる救世主が現れて、ヒャッハーーな展開へと進むと、雲雀に次第に変化が…。
雲雀の心に色味をつけていく鴉と雲雀の2人旅は、時にデートのようで素敵な時間です。鴉の命令なら支配されたいと思う自分の欲に向き合う雲雀も健気で可愛らしかったです。

そんでもって。命令を著しく受けるセックスシーンは、とっっってもエロエロでした(〃ω〃)
儚げで可愛らしい雲雀の乱れ狂う様、心地よい命令で雲雀を抱き潰す鴉の姿……激しい中にも優しさや愛おしさが垣間見えてドキドキしました。
雲雀のことが大好きなのに、離れようとする鴉にもどかしさを覚えながらも、でもやっぱり独占欲いっぱいで雲雀を愛し倒すとこ、最高でした!
鴉の命令に心が満たされる雲雀も良いけど、雲雀が側にいることで満たされる鴉も良かった。雲雀に優しい鴉の深い支配愛にうっとり酔いしれました( ´∀`)


最初はどうなることかと思ったけど、蓋を開ければあまあま系のストーリー。甘い支配で雲雀をうっとりと従属させる鴉がカッコ良かったです。
小ちゃいチビちゃんにもしっかり独占欲を隠さない鴉には笑っちゃいました^ ^
預かりの子どもだけど、側から見ると親子みたいで3人のやりとりにホッコリ。幸せそうな笑顔が最高の景色でした。

1

大照時代のDom/Sub

Dom/Sub大好きなので早速…作者様の「いい子ですね、〜」も読んでるし…と思ってたら、実際関連作品だったのですね。後半に国哉と奏羽が出てきます。
こちらもパラレル的歴史もので、「大照時代」設定です。

妓楼の少年男娼・雲雀はSub。
幼い頃に同じSubの母親から心はいらない、と教え込まれて、酷いことをされても何も感じない、何も考えない、と空虚に過ごしていた。
そこに今日もDomの客が来て…
…と始まります。
そのDom客・鴉は、初めてSubのもう一つの本能、褒めて欲しい、を満たしてくれて、その上妓楼からも救い出してくれる。
そんな鴉に体も心も初めて満たされて心酔していく雲雀。

この作品では、Dom/Subの支配と被支配の面ばかりで庇護欲やご褒美という概念は少なく、コマンドも確立していない、という背景です。
だからどうしても普通の会話と「めいれい」が混在すると言うか…
また、雲雀がとってもショタっぽいんですよね。鴉が雲雀を大切にしてるのは伝わるけど…セックス表現ありの作品の主人公にするには、雲雀は心も体もコドモすぎる。
あと、終盤急に子育てものの要素が入ってくるのが違和感がありました。
私にとって読んでて楽しめない要素が気になって…「萌」で。

1

激甘ラブ、ホント最高っ…!

お互いがお互いのためにあるような2人で凄く素敵でした。攻めの独占欲剥き出しのシーンや受けの欲しがるシーンが好きです!
前作のキャラも登場するのですが、国哉さんの視線は常に奏羽様に向けられていて
セリフの無い僅かなシーンでも、めちゃくちゃ独占欲を感じてぞわぞわしました!笑
何より今回も車谷晴子先生が描く、ぐちゃぐちゃのドロドロに愛された受けちゃんの泣き顔が最高に良かったです!ありがとうございます!
鴻もめちゃくちゃ可愛いです!

4

雲雀が可愛い可愛い可愛い(無限)

Subの雲雀は妓楼で客をとり自分を殺して生きてきたが、Domの鴉という男はこれまでの客とは異なり、雲雀を褒め、虚無の中にいた雲雀に欲をもつことを許してくれた。鴉にもっと命令されたい、もっと一緒に居たいと願い、その思いを言葉にさせられた雲雀は、鴉に連れられて店の外に出る。というお話。

時代は架空の大照時代。背景も服もレトロな雰囲気で大変ステキです。
妓楼でじっと耐えてただ生きてきた雲雀は、鴉に出会って少しずつ人間らしくなっていくのですが、無垢で、とにかく表情が可愛らしいです。褒められた時、美味しいものを食べた時、鴉と同じ形の外套を買ってもらったとき、まあ可愛い、もう可愛い、こりゃ鴉も夢中になるわと大いに納得させられる可愛らしさです。
その同じ可愛らしさで、情交のときの感じ入っている顔がものすごくエッチで可愛い。
鴉から初めて褒められた時、ぶわっと体温があがって思わず射精するのですが、その後の恥ずかしそうな表情もセットで満点です。Domに命令されるだけで昂ぶっているところに加えて、セックスで気持ちいいのが、画面全体から溢れています。
好きな場面は、いなくなった鴉を思って雲雀が自慰に耽るシーンです。切なくて、物足りないのにどうしようもない気持ちが伝わってきます。
というわけで、大満足なはずなのですが、萌2評価なのは鴉が戻って来てから最終話までの展開でした。
本当に欲深で申し訳ないのですが、せっかく子供の頃の極上なエピソード(子供の時の鴉と雲雀がとても可愛い)があるので、なんとなくドラマチックな展開を望んでいました。また、逆恨みのひどい大人が案外あっさり退場するのも勿体なかったです。
(ここがあっさり過ぎたために鴉は人を殺してもいいんですか?!という疑問も湧いてしまう)
鴻ちゃんは可愛いけど、二人だけの甘々生活も楽しみたかった。本当にただの願望です。

また、カバーの紙質がちょっとざらっとしていて、レトロな作風に合っているなと感じました。

0

雲雀を甘やかす鴉が良い

妓楼で働いていたSubの雲雀をDomの鴉が助け出すところから始まります。
「いい子ですね、命令しても?」の国哉と奏羽が登場しますが、未読でも楽しめます。

暴力行為や流血シーンがあるので、苦手な方はご注意下さい。

亡き母の言葉を信じて、心を殺して生きる雲雀が痛々しくて見ていられませんでした。
しかし、鴉に命令され褒められることで徐々に心を取り戻していくので良かったです。

鴉が本能に支配されそうになっても、雲雀に無体を働かないように自分の腕を噛んだりして雲雀を大切にする鴉の姿に好感が持てました。

最後は鴉と雲雀で子育てをすることになり、これから二人で幸せに暮らしていけそうで一安心です!

シーモアは白刻み海苔&白抜き修正でした。
序盤で鴉が雲雀の首を絞めた時は驚きましたが、独占欲が強くて雲雀を甘やかす鴉と鴉の命令を何でも受け入れる雲雀の関係がとても良かったです!

0

激重系Dom/Sub キタ――(゚∀゚)――!!!!!

時代物のDom/Subです
先生の既刊作品「いい子ですね、命令しても?」でも時代物を描かれておりましたが作風としてはもっとずっと重めな感じです

世界観としてはDom/Sub共に奇異な目で見られているような設定です
更にSubは虐げられる事も多くほぼ人権無い系の扱い、、、
だいぶ痛々しい…。゚(゚´Д`゚)゚。

受けの雲雀(ひばり)は妓楼で言われるがままに体を売る日々
そんな日々の中にDom性の客が訪れます
雲雀を買った男の名前は鴉(からす)

激しい一夜を過ごしカラカラだった雲雀の体と心を潤していく鴉
雲雀は命令される事には慣れていたけれど「褒められる」という経験をした事がなく、たった一言「いい子だ雲雀」と言われただけで達してしまった雲雀
この一夜から雲雀の運命は大きく変わって行き、そして鴉も、、、
と続きます

1話目からものスッゴイ激しいプレイが炸裂です!!
作中で描かれている訳ではありませんが鴉は間違いなくSSR?UR?(ゲームに明るくないケドそういうとにかくヤベェランクです!)級のDom!!
初っ端からすっごい首絞めっクスで雲雀を落としますがこれはきっと雲雀の状態を確かめる為の荒療治といった所もあったんじゃないでしょうかね?
その後の本格的なプレイではそれはもぉ~雄々しく猛々しいまでの支配セックスでしっかりDomとしてSubの要求を引き出す鴉はスゴカッタ…ヾ(〃∀〃)ノ

展開としては逃避行系のドラマ要素のあるBLです
離れられないのに離れてみたり、結局自分の中にある激しい独占欲に突き動かされ奪ってみたりと、、、恋に翻弄される屈強なDomとそれを従順なまでに待つその男だけのSub
正に運命と本能が引き合わせた2人(ღ˘͈︶˘͈ღ)
鴉の独占欲丸出しの今にも噛み付きそうな「フーフー=3」顔は必見です‼→フーフー顔って字で書くとおまぬけなんですがw…このシーン、マジでゾクッとするんで刮目いただきたいデス‼

とにもかくにもプレイも含めて濡れ場が大変アグレッシブ!!!!!
ほんと、、、スゴカッタ⸜⸜٩( 'ω' )و //
でも、、、激しいだけじゃないのがこういう激重系の良い所♡
激重さんが思いの丈を包み隠さなくて良くなった後はお待ちかねのあまあまターンです(๑>◡<๑)♡
ヒャッホーイと叫びたくなっちゃう程の独占欲&溺愛っぷり

夜のお庭に連れ出した理由とかもまぁエロいよねwww
最高でしたーーー♡

シリアスめでダークな感じもあるので地雷・苦手要素になりそうなところも書いておきます
・受けのお母さんが亡くなる描写あります(読者的にはそこまで思い入れのない段階ではあります)
・虐げられる系な境遇なので嫌なヤツとか出てきます
・攻めが力で解決する系なので暴力シーンあります(流血も)
・子育て描写あります(妊娠・出産とかではありません)

ダークめなDom/Sub作品を読みたい!って思ったら絶対にまた読み返すと思います
あと、プレイが激しいヤツ見たい時も(〃ω〃)

修正|残念過ぎた、、、この激しいプレイは高修正で見たかった…!!完全なる白抜き、、、(シーモア)

4

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP