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こちら小説もドラマCDも大好きな作品。コミカライズも素晴らしくて大好きです。
5巻が発売されたので4巻を再読しました。レビューしてなかったのでしてみます。以下ネタバレあります。電子で202ページ。
初めは大学生の平良が清居と再会、舞台の打ち上げに誘われて参加した続きから。
清居がゲイであるらしいと知る平良。でも自分が清居とどうこうなれるわけない、と帰ろうとすると、なんと清居に誘われ、始発待ちでお茶を飲みながらたくさん会話する。
平良はだいたい俯きがちでおどおどしてるんだけど、舞台の稽古場所に困っている清居に、叔母の家を貸せるかもと話すシーンは、ワンコみがとても可愛いです。連絡先交換した時のうっとりした表情もいいな〜w
別れ際、清居が焦れて「そいつ(小山)と俺と どっちが好きなんだよ」と言うと、平良が「は?」とか言っちゃって蹴られるシーンも好き。清居の一瞬恥ずかしくてたまらないって表情が可愛いw
原作でもCDでも、この平良ターンのラストがとても好きです。清居の気持ちが全くわからず呆然とする平良。わからないけど、とにかく清居が大好きで、「俺はずっと清居のものでいたい」と、清居に蹴られた足の痛みすら嬉しくて手放せない…。切なくて素敵です。
平良と小山の電話のシーンも切なくて泣けちゃいます。ここCDでもすごく好きなシーンで、読みながら2人の声が聞こえてきました。漫画もすごく良かった。北野先生の手腕ですね!
73 ページからは、とうとう清居ターンになります。すごく好きなので、やっと読めて嬉しい♪ これまでずっと平良視点だったのが、清居、こんなこと思ってたのか!という答え合わせみたいで楽しいです。
まずは清居の生い立ちが出てくる。少々不憫な子供時代で、親によって満たされなかった部分を、実は平良に気持ち悪いほどに見つめられることにより満たされていたという…。
卒業式には自分からキスまでしたのに、どうしても「卒業後も会ってもいい」と言うことはできず。勘違いした平良は携帯を処分。清居は平良と連絡が取れなくなり混乱しちゃう。う〜ん、焦ったい!w
偶然の繋がりによって、清居の舞台で再会。
平良の、清居しか目に入らないという、目力のある表情がいいですね!
せっかく再会したのに、自分ではなく小山を選んだ平良に傷つき、小山兄に平良の悪口を言うシーンはちょっと笑っちゃう。小山兄、悩んじゃって可哀想w
美しくて強い清居が、「きもうざ」な平良の言動に振り回されてしまう。認めたくないけど、こんな気持ち悪い平良に恋してしまったから!!
平良視点ではかっこよかった清居が、平良に振り回されてジタバタしてしまうのがなんとも愛おしくて、やっぱり清居ターンはコミカライズでも最高でした♪
終盤にとうとう平良を好きだと(心の中で)認めた清居。しかし平良は、清居を好きでも付き合いたいなんて微塵も思ってない。果たして清居は平良とお付き合いすることができるのか?!
次で小説の1巻が完結しそうです。
新刊の5巻も読んでみようと思います♪
(4巻で一箇所だけ気になるページがあって、22Pの「小さいころからの夢でも…」という清居のセリフは、小説でもCDでも平良のセリフだったはずなので、ちょっと引っかかりました。)
清居視点が読めます。
平良のことをどう思っていたのか、テレビの中の人になりたいと思った子供の頃の寂しさ、独占欲。
「一生持って歩くバッグの中身は意外と子供のころから入っているものが多い」
私はこの言葉がすごく刺さりました。
本当にそう思う。
清居のバッグの中身を少し見せてもらえた時、なぜ平良のことをこんなに好きになってしまったのか納得させられました。
噛み合ってしまった平良と清居のこの奇跡的な出会い─── 平良の熱狂的なあの目でなければダメなのだということ。
この清居視点を読むともう清居が可愛くてですね。
空回りに意地っ張りに嫉妬、恋してるなぁ。
あと、「びびり」って言った時の笑顔が可愛すぎる。
せっかくこれで付き合えると思ったら、平良の拗らせ大発揮。
怖い...真性の信者(一兵卒)の思考恐るべし...!
意味のわからなさにえぇ...?となるんですが、それに対する清居の心の声というかやりとりがおもしろいんです。
笑うところじゃないんだけどなんかコミカルで、ひらきよ節だなと思ってしまうというか。
思うんですけど、ネガティブは置いといて平良の頑強で意味不明なマイルールは一人っ子でご両親が優しいというのも影響しいてるのかな。
優しく見守ってくれるから、怒られなかったから、尊重されたからこういう平良が出来上がったのかな...なんて。
おっ?となったのがエビコロ。
ドラマだとエビのしっぽがついていたのでああいうフォルムの食べ物なのだと思っていたんですが、漫画だと見た目は普通のコロッケです。(平べったいコロッケじゃなくて俵型)
これエビコロだよね?お母さんがエビフライって言ってたけどこれ(エビコロ)のことだよね?って一瞬考えてしまいました。
エビのしっぽがついたものを先に見てしまったのであれ?となったけど、清居が食べるまでコロッケだと思っていたのを考えるとエビのしっぽがついていない北野先生が描かれたものが凪良先生のイメージに近いのかもなと思います。
小山くんのことも触れておこう。
正直清居以外でこんなに平良のことを好きになってくれる人は小山くん以外もういないと思う。
平良のことが好きだからこそ清居のことを悪く言ってどうにかこのままの関係でいてもらえるようにと足掻いているの、嫌な奴かもしれないけど私はそれだけ好きなんだなと思った。
ひらきよが強すぎてどうにもできないしどうしようもないし、応援してあげられなかったけど、いい子だし彼のおかげでまた平良と清居の関係が動き出したターニングポイントとなるキャラなので、平良とは残念だったけど幸せになってほしいなと思います。
前半:平良目線で、後半:清居目線です。
今までのいろんなシーンで清居がどのように感じて、思ってきたのかが全部分かるのほんっと尊い。
1~3巻でイマイチ彼のキャラがよく分からなかった方へ。今回で一気に解像度が上がりますよ。
この巻だけで彼は一体何回照れたんだろう?舌打ちまでしとるし。
「そいつと俺とどっちが好きなんだよ」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
間違い電話を装うのかわいいかよ…照れまくっとるし。
そして初めて見せる とびっきりの笑顔ー!で、また照れとるー!
さらに照れて汗まで流しとる!
その後真っ赤になってうずくまっとる!
「読んでください」で吹いたw しかもついに自覚したー!
あのキスの直後、こんな真っ赤な顔してたんだ…
拗ねてる時にまた汗かいて赤くなっとる!
(つまりこれで計5回?赤くなってるコマだけ数えたら なんと17回でしたw)
玄関のシーンで「見下ろす側」と「見下ろされる側」が逆転してるのも印象的。
平良って、清居が怒ってるってすぐ気づくクセに、なんで怒ってるかはサッパリ分からないんですよね…
あぁ~ほんっと鈍感!でもそれがイイ!
「そういうことを雑談の延長で話すのはためらわれた」
「自分が小山だったら嫌だと思う」←↑こういう、平良がふとたまに見せる常識人なところが好きです。
そして小山弟の涙…「泣いてないよ」って嘘言っちゃうとことか。せつない。
<注意点>
・受けが女性ファンからチヤホヤされるシーンあり
・この4巻終わりでやっと小説版1巻の半分です
「夢を見ることは 五ミリのスキマに一センチのものを入れたいと願うこと」
「一生持って歩くバッグの中身は 意外と子供の頃から入っているものが多い」
こういう心にズシっとくるセリフやモノローグがたまに飛び出してくるので、読むのをやめられません。
そしてやっぱりアヒルが可愛い(可愛い)
コミカライズ、本当に読んで良かった…(ぇ、そこ?!
いやーーー4巻やっぱりいいですね。
清居の気持ちが分かってからが恋愛ターン。グッと掴まれる箇所がいっぱいで、たまらんっっって感じです。
キングはなんて可愛いんだ…。
こう反応してよ。そうしたら俺も素直になるから…の、こうが平良相手に悉く覆されるこの感じ!
正直清居ターンはすべて見所で、漫画でも余すところなく描いてくださって大満足です。
今回は特に平良の家の防音室での自然な笑顔が可愛すぎて、こちらもキュンとしました。間違い電話のフリをする清居も可愛いし、平良が好きだと自覚した清居の表情も可愛すぎました。うーん、可愛いしか出てこないな。
一瞬一瞬清居の気高さや美しさ、冷淡さ、可愛さどれも素晴らしく表現してくださってるなぁと思います。
次巻以降もたまらんっっっの嵐なのが予想されます。
楽しみしかありません。