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表題作龍の恋、Dr.の愛

橘高清和,指定暴力団真鍋組二代目 
氷川諒一,明和病院内科医,姐さん

あらすじ

あなたに永遠の愛を誓います
愛し合ったのは年上の男と年下の男、宿命の純愛物語!!

「俺は先生以外は抱かない」明和病院の美貌の内科医・氷川諒一(ひかわりょういち)には、最愛の人がいる。10歳年下の19歳でありながら、指定暴力団・真鍋組2代目、昇り龍を背負う相川清和(あいかわせいわ)だ。再会したときから、激しく愛し合うふたりだったが、氷川は清和がヤクザであることが心配でたまらない。なんとか更生させようと努力しつつも、平穏な日々を送っていたはずだったのだが……!?
出版社より

作品情報

作品名
龍の恋、Dr.の愛
著者
樹生かなめ 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
シリーズ
龍の恋、Dr.の愛
発売日
ISBN
9784062557825
2.8

(29)

(4)

萌々

(6)

(9)

中立

(3)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
9
得点
74
評価数
29
平均
2.8 / 5
神率
13.8%

レビュー投稿数9

受けキャラが容認出来るかで決まる

このシリーズ、かなり先まで追いかけておりました。それこそ自分がBL休眠時代も(WHはどうもBL臭が薄いので)。
今は買うのをやめてしまいましたが、シリーズの中盤くらいまではなかなかに面白いのです。
この前身作も読んでいますが、今そちらは手元にありません。
できればそちらや、タイトルを変えて復刻された『龍の初恋、Dr.の受諾』をお先に読まれると良いと思います。

カップルはシリーズ通して(一部スピンオフもありますが)、29歳で内科医の氷川が受けで、19歳の眞鍋組組長の清和が攻め。
この二人、歳が10歳違うので、もう世話焼きママとぶっきらぼうでも優しい息子といった具合です。

子供の時に自分を面倒見てくれた氷川を、ずっと恋い慕っていた清和。
その熱情は長い時間をかけても薄れていませんし、それは昔から恋と呼ぶべき想いであったわけですが、氷川にとって清和はいつまでたっても自分が愛おしんでいた子供時代が核にあるので、恋人同士になろうとも(姐さん)そのイメージを捨て去ることが出来ません。
だってオムツまで変えていたんですから…(苦笑
でもその辺り、本当に清和お気の毒です。
本当に幼児や息子に話しかけるようですし。

前身作まではけっこうエロ度が高かったのですが、出版社が変わったせいでしょうか、その辺りはかなり抑えめだと思います。
その代わりにストーリーの部分を充実させ、清和の世界のピリピリした雰囲気を醸し出しています。
氷川が例えヒステリックな女性ちっくであろうとも、当時夢中で新刊を追いかけていたのはその辺りがとても読み応えがあったからなので、上記のような受けでも許容できる方はとりあえず『龍の初恋、Dr.の受諾』をお読みになってみてはいかがでしょう。

9

京介がかっこいい

龍シリーズが完結ということで、最終巻の奈良千春先生が描く表紙に引かれ全巻揃えました。

奈良千春先生のイラストがこの頃から好きですが、今と比べるとガラッと変わりました。

清和くんの股間にあるものに向かって話す氷川先生はちょっと滑稽ですよね。
正直、清和くんに対して子供にするよな話し方で大丈夫なんだろうか?と思ってしまう。

でも、清和くんが心配で堪らないのは理解出来ます。命の危険もあって、理由も言ってもらえず出ていかれたら心配しすぎて寝られないかも。

清和くんが氷川先生にベタぼれな筈なのに、会話が苦手?なのか無口でがっついていない清和くんが好きです。

ぬりかべのような、常にそこにいて守ってますという愛を感じます。

やっぱり、氷川先生が清和くんの小さい頃の話をするときは苦笑です。
可愛いのはわかるけど、清和くんが可哀想だから昔話を他の人に話すのだけはやめてあげて。

氷川先生が女房というよりは、お母さんな感じ。
後半の二人の会話はちょっとコントみたいだけど面白かったです。
何度も謝る氷川先生と痛みに堪える清和くんのやり取りが可哀想だけど可愛い。

京介とショウの二人が好きです。
ショウに女性ホルモンを打って胸が膨らんだら、Dカップは欲しいんですね。

前2作はけっこう前に読みましたが、これが、シリーズ3作目というのはわかり辛いです……。
あらすじやあとがきにも何冊目と書いてないし……。

評価は中立か萌えか迷うところだけど、京介がかっこいいんで萌えで。

2

長丁場

答姐にて上がってきたタイトルで、大変長いシリーズものなのでちょっと躊躇しつつも、何でも読んでみようと思い挑戦しました。
この「龍の恋、Dr.の愛」がこのシリーズの1作目と思って購入したのですが、読後こちらのレビューを読みましたら本作の前に2冊あるような。がーん。
ともかく一応の設定はわかりました。
なかなか興味深いカップリングですね〜。
攻め→眞鍋組二代目組長・清和(せいわ)、19才。
受け→大病院勤務医・氷川、29才。
氷川視点で話は進み、清和が氷川を命のように大事にしてる事、組と中国系マフィアの抗争、舎弟達も氷川を全身全霊で守っている事がしっかり書き込まれています。
ただ、清和が寡黙すぎです。ほとんどセリフなしっぽい。
逆に氷川は……何というか、すぐ清和を子供扱いしてママみたい。ここが氷川の評価の低いところなのでしょうね。ただ、非常に肝はすわっております。
エロもキスまででそれ以上描写は無し。今後もこんな感じなのでしょうか?
とにかく30作以上ありますので、のんびり読んでいく事になりそうです。

0

肉くらい自由に食わせてやれよ。

シリーズ3
いろいろ限界・・・
おもしろいよ!読みやすいよ!
「中立」なんて掲げちゃってるけど、読んじゃうさっwww
・・・好きだよっ!

だけどさぁ、もぉ!相変わらずの“おかん”な受け氷川先生orz
泣く子も黙る昇り龍のインテリヤクザの清和くんのおむつを替えてたのは
わかるよ!わかるけど、ちんこが大きくなっただのなんだの
もぉいい加減勘弁してやれw

医師である氷川先生は、清和くんの健康を第一に考えているのはわかるけど
肉を食うなとか・・・正直食べ物にまで口だすのって度を越してる。
だってまだ十代の清和くんですよ?

なんかね、氷川先生と清和くんの関係って
子離れできない母親と息子みたいなんだよね。
ときどき異常な雰囲気に気分が悪くなるよ。

物語は、ヤクザの抗争にまきこまれ
ずいぶん物騒な展開になっていきます。
どこまでも穢れないお花畑の氷川先生を“かわいい”とは
私はちっとも思えないんだよね・・・。

お母さんで、お姉さんで、恋人で、嫁なのはわかるけど
どーにもこーにも女々しいんだよ。
頭の悪い女みたいな受けだ・・・。

5

1巻??

続き物とは知らず読み始めたら「?」ってなりました。流れが明らかに続き物だった為に。で、若干読む気を無くし、あとがきに逃げたら益々がっかり…。この作者は合わないかも…と思いながらもせっかくなので本文に戻って読み出しましたが、大変でした。
年下攻め万歳。歳の差万歳。ですが、受けがお母さん過ぎるんです。あまりに受けの性格にイライラしてしまって途中から飛ばし飛ばしにしか読めませんでした。
攻めはまぁそこそこかっこいいですが、19歳って設定は合わない感じがしました。
最後まで読めたのは作中で気に入ったキャラが重傷重体で安否が気になったから。ですかね。

ちょっと否定的かも…

きっと好きな人は好きだと思いたいです。

3

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