• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作美しい彼 5

平良 一成
大学生
清居 奏
19歳、大学生モデル兼俳優

あらすじ

清居のことが世界でいちばん好きって言うけれど
その好きは、俺の「好き」と一緒なのか……?

稽古場を提供する理由で始まった同棲生活──
かいがいしく清居の世話を焼いてくれる平良だけど、
一つ屋根の下、いっこうに心の距離は縮まらない。
しかも、自分から告白しようと決心した矢先、
恋人なんてありえないと平良から拒否された!?
「俺は神さまなんかじゃない。好きな相手には
触りたいし触られたい、普通の男なんだよ」
すれ違い続けた二人が、恋人として迎える初めての夜‼

作品情報

作品名
美しい彼 5
著者
北野仁 
原作
凪良ゆう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
美しい彼
発売日
電子発売日
ISBN
9784199610387

ちるちる評価ランキング

1

4.9

(63)

(62)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
314
評価数
63
平均
4.9 / 5
神率
98.4%

レビュー投稿数11

神神!

ついにこの二人、やっと結ばれたーー!!長い間待ってたから、感動もひとしお。ここに至るまで、感情が揺さぶられるシーンがたくさんあって、何度も胸が締めつけられた…。

キヨイは本当に最高にセクシーで、ドキドキが止まらなかった!読んでる間ずっとニヤニヤしてたし、あの泣きそうなのを必死に堪えてる場面なんて、こっちまで苦しくなったよ…。そして実際に涙を流した時は、私も一緒に泣いた…

キヨイのキャラが本当に好きで、どんどん好きになって、完全に沼落ち。こんな素直で一生懸命なキヨイだからこそ、ひらにも本当にぴったりだと思う。二人の関係性があまりにも尊くて、読後は心が満たされて幸せいっぱいになった。

本当に大好きな作品!全力で推せる!!

0

やっと甘い夜⋯(泣)

学生時代からカーストの頂点だったキング清居を崇拝してきた、陰キャで吃音のある平良。キモオタと蔑まれながらも全く揺るがない平良の熱情に、いつしか清居も取り込まれてしまうのがたまらない。
でも頑なに一線を置こうとする平良に清居の感じるもどかしさよ。平良くん我道を行き過ぎ!いや、だからこその平良でそこが魅力でもあるのだけど。
一緒に暮らしだしても続くすれ違いにどうなる事かと思ったけど、やっと恋人としての夜を迎えられて本当に良かった〜!
こちらも嬉しくて死にそう。かわいいけどきもい。最高じゃないですか!

0

やっと完結です

本シリーズは攻様をキングと崇める大学生と
モデル兼俳優業に邁進する大学生のお話です。

攻様との再会で恋を自覚した受様と
受様との関係性を変えようとしなかった攻様が
やっと恋人としてお付き合いを始めるまで。

攻様は大学で知合い好意を持たれた友人の
兄の劇団公演に誘われて受様と再会します。

攻様は稽古場を探しているという受様を
自宅に招いて何くれとなく世話をしてくれ
恋を自覚した受様はこのまま
攻様が理想の恋人になってくれたらと望みますが

攻様にとって
受様は高校時代から変わらぬ唯一絶対の存在であり
受様が望むような関係に進めそうもなく

受様自身も初恋もファーストキスも攻様という初心者で
自分からどう動いていいのかもわかりません。

ある日
長くなった受様の足の爪を攻様に切られるのですが
誤って切りすぎて血のにじんでしまいます。

攻様はためらいもせず受様の指を舐め
受様をタタせてしまうと攻様は「責任取る」
「俺がする」と言い出して!?

小説「美しい彼」の完全コミカライズ第5巻は
受様と攻様がやっと恋人になる最終章になります。

前巻に引続き受視点のターンとなった本作では
受様の攻様への気持ちの変化が丁寧に表現されていて
攻様の言動に一喜一憂している受様にドキドキさせられます。

小説は受視点で描かれているので
小説既読の読者には心地よい既視感が与えられ
未読の方には攻様の目を通さない等身大の受様が見えて来て
今までの既刊とはまた違った良さが感じられると思います。

やっと恋個ごろを認めた受様ですが
攻様が一風変わった思考の持ち主であるために
自分に対する態度が変わらない攻様にヤキモキする様が
とても楽しかったです。

そしてやっと一線を越えて互いのものになっていく様子も
その後の甘々ピロートークもとても良かった♡

続く「憎らしい彼」のコミカライズも楽しみにしています。

1

小説1巻分は完結 しかし続くそうです、やったーー!!

こちら小説もドラマCDもコミカライズも大好きな作品。4巻を復習して読みました。とうとう小説『美しい彼』編は完結。しかし!小説2巻の『憎らしい彼』編に続くそうです!嬉しい!
以下少々ネタバレあります。電子で186ページ。

4巻で、とうとう清居が平良を好きだと自覚した続きから。この清居ターンが原作でも大好きなので、コミカライズでたっぷり読めて嬉しい♪

清居は平良(の叔母)の家に入り浸って、舞台の稽古をするように。この辺から2人の距離がかなり近づく。今は主人と下僕みたいな関係だけど、そのうち恋人になるだろうと期待する、清居の照れ顔がかわいいw

序盤、2人が初めて性的に触れ合う、平良がフェするシーン、紙面を割いてしっかり描かれてて良かった〜。平良の目力にゾクッとします。清居の恥ずかしがる顔も可愛い♡

清居が腹立ち紛れに平良にキスを仕掛けるシーンも良かった。原作だとサラッとした感じだけど、舌を絡める描写がエロティックで素敵です。

しかし清居は恋人になりたいのに、平良はこんなことはだめだったと謝る。さすがに傷つき「もうこない」と家を出る清居。
平良にとって清居は、侵してはいけない聖域なんだな。だから性的な目で見るなんて許されざることで。でも清居にとってはそんなの嫌で、普通の恋人になりたい。噛み合わない二人が切ない。゚(゚´ω`゚)゚。

平良が好きなのは自分が作った理想の清居で、現実の清居ではないのだと傷つき、平良と決別する清居。しかし舞台の後平良がやってきた。平良吃音が出ながらもがんばってえらい!

清居もやっと本心を全部ぶちまけて、平良に気持ちを伝えられて良かった…。
この清居の長台詞と続く平良の語るシーン、読みながらドラマCDの声が響いてきて、すごくグッときてしまった。清居が涙するシーンは、こちらももらい泣きしてしまった。
このシーン、原作通り丁寧に描いてくださって嬉しかったです。

この後とうとう結ばれる二人。
原作にあるお風呂えっちシーンはカットでした。好きなシーンなのでちょっと残念w
でもベッドでの濡れ場の描写は丁寧で美しかったです。あえて修正不要な描き方をしているのが、作風に合っていると感じました。

読みながら改めて思ったのは、北野先生、よくぞ平良をここまで気持ち悪く描いてくださったなと。平良って本当に清居曰く「きもうざ」な攻めで、だからこそ清居が「俺はなんでこんなきもうざを好きなんだ」って気持ちを常に抱いているw やっぱりダサくてウザくてきもい、というのが平良なので、北野先生が忖度なくしっかり気持ち悪く平良を描いてくれて良かったですw
(そして今後たま〜にかっこよく変身させられる平良が楽しみ♪)

5巻は『美しい彼』の本編ラストで終わりました。キリのいい終わり方なので、完結待ちしてた方は1〜5巻まとめて読むのもよろしいかと思います。

予告によると、6巻は原作『美しい彼』の描き下ろし『月齢14』から始まるようです。これ平良が清居にかっこよく変身させられるので楽しみだ〜!そして原作2巻『憎らしい彼』編がスタートです、やったーー!!

6巻は来年春頃発売予定とのこと。
楽しみに待ちたいと思います♪

電子 濡れ場は修正不要な描き方

2

いじらしい彼

5巻で原作1巻分が収録された形です。
14話の扉絵が大好きなんですが、カラーで収録してくれていたのでとても嬉しかったです。
カメラの中に映し出されているバストアップの部分だけ王様の姿をしている清居が美しさと可愛さを両方備えていて、カメラとカメラを持つ平良の手が透けて描かれているのもセンスの塊だ~!!!とすごくお気に入りの絵です。

平良の叔母の家での半同棲生活。
キングだと奉られている側なのに、初恋もファーストキスも初体験も平良で、一途でいじらしい清居が可愛い。
需要と供給が噛み合った奇跡の2人なのに、平良の頑強なマイルールが恋人になるという選択肢を排除してきて清居が不憫なのがしばらく続きます。
好きな人なのに恋人になりたいとは思わない、口でするのはいいけどキスはダメ─── 清居はそんな事をしていい人じゃない、自分はキングを守る一兵卒だ。
平良の中には理想の清居がいて、それに従って動いている。
その思い込みで、清居のことを振ったことにも気づかない。
仮に気づいていたとしても恐れ多いと退いただろうけど、清居の荷物を返しに来たところで清居じゃないけどほんっっと理解できない子だなと思ってしまった。
いや、こういう無神経だったり空気が読めないところが平良らしくはあるんだけど。
清居の言う好きな人が自分だとは微塵も思っていなくて、「清居好きな人がいるの?」と聞いてしまうのにもあぁぁ...と頭を抱える。
でも、清居が自分のことが好きだと言っていて、現実の俺を見てくれ、そうでないならもう関わらないでくれと言われたことで偏屈なマイルールで閉ざされた扉が開かれた。
やっと恋人になれた……!
清居を泣かすな~!!!もう二度と泣かすなよ~!!!
感慨深く見守っていたけど、晴れて結ばれたあとのピロートークで笑ってしまいました。
何ってあの祖父の遺品のフラスコに入った宝物の小銭について語る平良に清居がドン引きしている顔とドン引いてる清居の心の声。
好きだけど、キモイものはキモイし、ドン引く清居の反応が面白い。
もう平良の独自の感性と見解にはあまり驚かないんだけど、ちゃんとその都度嫌そうな反応をしてくれる清居にノリツッコミのような面白さを感じてしまう。
清居の心の声大好き。
これぞひらきよ節!!!

清居のファッションセンスのよさが着ているものや身につけているものや着こなし方からさりげなく感じられるんですが、私が1番あぁっいい~~~っ!!!となったのはコートの腰紐を結ばずに垂らしているところです。
女性の場合はウエストラインがくびれてシルエットが綺麗に見えるから後ろで結ぶの好きなんですけど、男性の場合は前で留めないならあぁやってラフに垂らしてるのがオシャレだなぁと思うんですよね。
しかし紐が長いと変になるし、上手く着こなせていないとひたすらだらしなくなってしまってオシャレ上級者にしかできないなとも思う。
それが!ここに!!!
好みの着方のお手本のようで素敵だったし、清居は結ばないのが“らしい”なって。

次巻から憎らしい彼編ですね。
2026年の春が楽しみです。

シーモア→白抜き

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP