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囀る鳥は羽ばたかない 1

saezurutori wa habatakanai

鸣鸟不飞

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表題作囀る鳥は羽ばたかない 1

百目鬼 力
元警察官でインポの部下
矢代
ドMで淫乱のヤクザ,道心会傘下,真誠会若頭

同時収録作品Don't stay Gold

影山
火傷フェチの医者,内科医
久我
22歳,年少上がりの黒服のバイト

同時収録作品囀る鳥は羽ばたかない

モブ(刑事)
矢代
ドMで変態、36歳、真誠会若頭

その他の収録作品

  • 漂えど沈まず、されど鳴きもせず

あらすじ

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。
金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、
百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。
部下には手を出さないと決めていた矢代だが、
どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。
矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。
自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。
傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!

作品情報

作品名
囀る鳥は羽ばたかない 1
著者
ヨネダコウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
発売日
ISBN
9784813030133
4.5

(1445)

(1144)

萌々

(138)

(77)

中立

(31)

趣味じゃない

(55)

レビュー数
123
得点
6534
評価数
1445
平均
4.5 / 5
神率
79.2%

レビュー投稿数123

まだ入り口

ちょっと痛々しいお話だったように思います。
まあ、設定からしてやくざもので、前作の「どうしても触れたくない」とは違った感じだろうな…とは思ってましたが。
某ジ○ンプの同人誌の方に近いかも…?
(マフィアものですし)

ヨネダ先生の独特の世界観は健在だったと思います。
あとは、続き物なので1巻だけだとまだちょっとわからない…というのが正直な感想だったりします。
まだ入り口で、着地点が全然想像できない。
2巻に期待したいと思います。

4

期待は、裏切られることなく。

楽しみにしていたのにいざ手にしてみると、
表紙の絵と本の重みに圧倒されて、半日以上開くことができませんでした。
どんだけ期待が膨らんでいたんだ?という感じですw
でもその状態で読んでみても、期待は全く裏切られませんでした。
本を閉じた後は、なかなか静まってくれない高揚感の中、作者への敬服の思いに満たされました。

ですが一方で、そうじゃない読者も結構多いかもしれないなぁとも感じました。
前作の「どうしても触れたくない」と違って、
今回の主人公は愛よりも性に貪欲に見えて、誠実とは言い難いキャラクターなのです。

では、あまりネタバレをしない程度に(?)内容を―――
主人公の名は、矢代。
ヤクザの若頭で、表紙の絵を見ると分かるとおり、それなりの年だが綺麗な男。
そして、本音を決して見せない男。

■『Don't stay Gold』
矢代の高校時代からの唯一の友人、医者の影山。
矢代が組に欲しがっている、狂犬と呼ばれるチンピラ、久我。
まずはこのふたりのお話。
矢代がふたりを引き合わせ、ふたりはしばらく一緒に暮らすことに。
そして、ふたりは互いに惹かれていくが、その想いに向きあうのは難しく……

■『囀る鳥は羽ばたかない』
影山と久我を茶化しつつ、秘めた想いを抱える矢代。
その矢代の元に、新しく付き人兼用心棒として百目鬼という名の男がやってくる。
この話では、矢代のドMで淫乱な姿が存分に描かれていきます。
会った初日に百目鬼のモノをしゃぶり、
彼の前で、好きでもない男に激しく突かれて喘ぎ、
「淫乱ネコ」「幹部の公衆便所」とも言われている、矢代。
そんな矢代と百目鬼の、
それぞれの大事なものと過去が少しずつ明かされて、少しずつ距離が縮まって……

■『漂えど沈まず、されど鳴きもせず』
矢代の高校生時代の話。
恵まれない家庭環境と、普通じゃない自分の性癖を冷静に認め、
その肉欲に忠実に、痛みと快感を追い求める日々を送っている矢代。
そんな彼が、恋を知る。
でもそれは、
自分の中で消化できない矛盾となり、辛い感情を知ることともなって……


最後に矢代の過去と苦悩を目撃し、すぐにまた最初から読み返したくなりました。
そして読み返すと、
一読目とはまた違ったページ、違った表情、違ったセリフに惹かれました。
読むほどに些細な描写に意味を感じて、個々の登場人物がより魅力的に映りました。
内容はシリアスで重めですが、
主人公の矢代が軽くて適当で結構しれっとしているので、重苦しい感じではあまりないと思います。
ただ、再読するとその軽い感じが違って見えるかも。

そして何度も再読する頃には、
このドMで淫乱な男に、あたなもすっかり虜になってしまっているかも……。


10

今後の展開が楽しみです

前作「どうしても触れたくない」から、ものすごくお久しぶりの作品。
期待度はいやでも高まるってものです。
・・・で、感想は?というと

私は、主人公が置かれている環境設定が好みなので、素直に面白かったと思います。
色欲にどっぶり埋もれながらの受けでありながら、その男っぷりが際立っている矢代の
キャラクターにも強く惹かれます。
どMであって男らしい…ていうのも少々矛盾しているような印象ですが、それが矢代
なんですよね。

どMであるその事が、矢代の生い立ちを考えるとすごくせつなく思われます。
空虚なその心のうちを、自分を苛む事で埋めているような矢代が、こちらも又、複雑な心情を抱えている側近の、百目鬼とのかかわり合いで、どのように変化していくか楽しみです。

とはいえ、この作品は、好き嫌いが分かれるかもしれないですね。
基本的には、SやM系の作品は苦手な方なので、私も作品紹介を読む限りでは、
どうかな・・・と思っていました。
でも、ストーリーの進み方と人物設定の巧さで、そのあたりはあまり気になり
ませんでした。

あと、やっぱり、「せりふ」の間合いがすごくいいなあ・・・と感じました。

12

まだ導入部

ヨネダさん、久しぶりの新刊です。
連載を読んでいないのですごく楽しみでした!

あらすじだけ見るとヘビーな印象ですが、主人公の矢代が飄々としてるのでさらっと読めました。

今作は、登場人物の紹介のような感じです。
なぜ矢代がそうゆう性癖になったのかがわかる高校時代の話。腐れ縁の内科医、影山との出会いも高校でした。
影山に伝えることはない想いが矢代の最後の涙に現れてて切ないです。(最後に収録の「漂えど~」)

最初の短編は、ヤクザになった矢代が目をつけている若者、久我と医者になった影山の出会いと付き合いはじめるまで。
二人を出会わせ、経過を観察してる矢代の乾いた感じが印象に残りました。

本編「囀ずる~」は矢代の元にボディーガードとしてやってきた百目鬼の話。
セックス依存症のような矢代とインポの百目鬼の対比が面白いです。お互いに恋愛感情より前の…ように感じますが、相手が気になってます。
元警官だった百目鬼がなぜヤクザの世界に入ったのか?
彼の妹の登場とともに明らかになってきます。
すがる妹と、突き放す百目鬼と。そんな二人に優しくするでもなく、親身になるわけでもないのに、ちょっと引いて目をかける矢代。
そんな矢代に心酔していく百目鬼というところでしょうか。

ヨネダさんの少し固さを感じる絵のタッチと、常時渇いた感じで進むストーリーがなんともいえない雰囲気で面白かったです。

「神」評価でもいいけど、まだ導入部ってことで萌2評価にさせてもらいました。
今年中に続きが出る予定みたいなので楽しみです!!

特典ペーパーは、アレを大量大人買いする矢代にビビるコンビニのバイト君のお話しでした(笑)

7

どれをとっても『神』以上

大好きな漫画家さんは沢山おりますが
ヨネダさんは別格過ぎます。
シリアスの中の控えめでさりげない笑い、
モノローグのセンス、
キャラの個性、
コマの流れ、
すべてにおいて
ヨネダさんでなければこんなに惹きこまれないだろうなと
改めて思いました。

実は私、ヤクザものは得意じゃないのです。
普段好んで読んだりしません。
でも、ヤクザ社会だからこその
人間関係やその業界ゆえのエピソードが効いていて
物語の深みがより一層増すような気がしました。

影山と久我のお話から始まって
(もちろんこちらはこちらで素晴らしかったんですが)
「…あれ!?」と思わせといて
からの矢代話!!って、唸るしかない!!
最後は高校時代話で矢代と影山の関係性と
矢代の歪んだ経緯を読ませてくれて
また最初から…と時間さえあればキリがなく繰り返したくなるのです。

矢代は本当に今まで読んだことのないキャラでした。
ドMでネコで何人にも犯されたいと妄想までするのに
厳密にはホモじゃないとか!
部下がお気に入りのチンピラに血祭りにされている姿を見て
笑っていられる非道さもありつつ(面白がってるだけか)
百目鬼の妹には適温と思われる優しさをかけられる男。
どんな事にもポーカーフェイスの百目鬼の変化を見たくなり、
わざと怒りを向けさせて欲情したり…。
本心を隠して飄々としているあたり、非常にぐっときました。
でも百目鬼にはちらっと覗かせて、
そこにもきっと百目鬼は惹かれたのでしょう。

この二人が、どう想いを交わしていくのか!
百目鬼のイ○ポは治るのか!!
(だって矢代を早く抱いて欲しいんですもの…;)
続きをみたくてたまりませんが
また何度でも読み返して待たせていただきます!!

18

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