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ちるちる掲示板きっかけでまたまた今作を読み返し♪
現在なるべくレビューの少ない作品からレビューをしているので自然とはらだ先生作品にはレビューをしてない状態になってしまっていましたが、この際なのでレビューを残しておこう!と思います('ω')
もう、タイトル通りなんですが結局この作品に戻って来ちゃうんです、私♡
何回読んだか分からない位読んでいる。これはそろそろもう1冊買った上で電子にした方がいいレベルでのご本がお疲れ具合(笑)
今回レビューをしようと思い他の方のレビューを拝見していて、あの時受けた私の衝撃を一緒に分かち合えるエア同窓会タイムを勝手に楽しみました♪
そして思った事が・・・
今、私は「BLに於けるエロ耐性が付き過ぎた、、、」という事w
多くのレビュアーさんもタイトルに「エロ」への衝撃を語っています。
でも、多分今の私を含めこの作品を読み返す時って、きっとこの作品自体にエロ特化の衝撃より『はらだ先生の刺激』を求めている方の方が多いんじゃないかな?と思うんですよね。
あ。モチロン何回読んでも俄然エロいんすけどね(笑)
で、何でこんなにエロ特化レビューが多いんだろう?と思ってふと作品検索で当時のエロ度高め作品を探してみたんです。
2012年1月~2014年1月のエロ度、エロエロ&変態作品は【428作品】
対して
2021年1月~2023年1月の同条件作品は【822作品】!!!
約2倍…!
そりゃぁこの作品があの当時に放った異才さを書かずに居られなかったハズだ!!
そして昨今のエロが溢れかえった風潮ょ・・・。
エロは好きだけどやっぱり背徳感や倒錯感は薄まってしまう訳だよね。
そしてこんなにエロ耐性が高くなった私でも、数少ない何回読んでも当時の同じ興奮にも似た高揚を味わえる作品、『変愛』
これこそはらだ沼の原点であり回帰。
間違いない神棚作品!!!
これからはらだ作品に出会える未読の方にもきっと今でも刺激を味わってもらえるのでは?
はらだ先生との出会いがこれからある!なんてちょっぴり羨ましいぞーー♡
作家様買いです。この作品ははらだ先生の初コミックスですが、この頃から個性爆発していたとは凄い...。はらだ先生の作品はダークなものが多めですが、こちらはエロがメインなので特に痛々しい描写はありません。全部で5作品収録されています。私は一番後の教室の歪みと放課後の歪みが好きでした。
変愛
こちらが今回の代表作です。いつも恋人の特殊な性癖に付き合わされている男が、ある日普通のエッチをしようと提案します。そして家でエッチをすることになりましたが、結局特殊プレイの方に雰囲気を持っていかれ、仲良くエッチする話です。生徒×教師のプレイが出てくるのでこの話シチュが好きな人にはおすすめです。
止まり木
はらだ先生の作品の1つであるワンルームエンジェルの元となった作品です。ワンルームエンジェルと異なった点は大雑把にまとめると
天使が幸紀さん以外に見えている
エッチのシーンがある
幸紀さんが持ち上げると天使が飛んで行く
天使が帰ってくる
という感じです。この数十ページがあそこまで濃くなって1つの作品として出版されたのかと思うと感慨深くなりました。
メシアの厄日
伝説の舌テクを持つ男が、EDを治してほしいと頼み込んできた男にまんまと抱かれてしまう話です。強気の子がトロトロにされてしまうのが大好きなので、面白かったです。相手の男も悪い人じゃなさそうでひと安心。
俺の同級生が敏感すぎてやばい
俺の同級生が加減を知らなくてつらい
俺の同級生と休み時間の有効活用
3つとも同じシリーズです。エロいことに興味津々な男子高校生同士がフェラし合う→勢いでセックスしてしまう話です。ギャグ調でテンポがよく、エロも多めで人にばれそうなシチュがあって楽しめました。
教室の歪み
放課後の歪み
いつも授業で先生に当てられる男の子が、いつものように倒れてしまい保健委員に保健室へ連れていってもらった後、先生とエッチする話です。ハンカチを保健室に忘れたことに気づいた保健委員の男の子が2人のエッチを偶然見てしまい、先生にエッチを手伝わされるのがエロかったです。しかも男の子は目隠しされてるので、クラスメイトに自分の淫らなところを見られていることに気づいてないのも良いですね。男の子が学ランなのもエロいし、先生が男の子の扱い方が荒めなのも興奮しました。先生は男の子を性欲発散の為に使っているだけなのかと思いましたが、保健委員の男の子に手出さないでねと言っていたので2人は少し歪んだ。形で愛し合っているのが良かったです。
はらだ先生の作品は今まで何作も読ませて頂きましたが、こちらのデビュー作はまだだったなと思いまして、手に取りました。
いや〜〜もう、はらだ節炸裂というか、ほんとぶっとんでてすごいですね。鬼才と評される理由がほんとによく分かりました。私はまだこちらの作品が発売された頃にはBLにはハマっていなかったので、当時のことはよく分かりませんが、BLというジャンルに新しい風穴を開けた、すごい作品なんだろうなぁ、ということが容易に想像がつきます。
はらだ先生、どうかこれからも、ぶっとんだ作品をたくさん書いてください。あなたの漫画が、大好きです。
「やじるし」を先に読み、変愛のカップルがとても好きだったのでこちらも読ませていただきました。
だからね、分かっちゃったの。最初のページからこれはイメクラプレイだって…記憶を消して読みたかったですね。
攻めが普通のHがしたいと言いつつ結局無理やりっぽいプレイになっちゃうの良かったです。
出会って恋が芽生える場面もいいですね!
そこからどうやって付き合い始めたのかなぁ。
この2人にはナイスカップル賞を贈りたい。
そして「ワンルームエンジェル」も既読でしたが、止まり木はまた新鮮な気持ちで読めました。
設定もキャラも大分変わっているので、ほぉ〜、なるほどぉなどとなりながら。
こちらの天使くんはなんだか福々しいお顔で天使っぽく、また違った感じで良かったです。天使のエロもそのミスマッチ感がいやらしくて萌えました。
メシアも展開は読めましたが、キャラが良かったです。泣き顔エロ可愛かった。
めっちゃ怒ってるけど、多分連絡するんだろうな〜笑
続きが「ポジ」の表題作になっているようなので、また楽しみに読みたいと思います。
同級生カップルもまたお気に入りのカップルになりました。
はらださんの作品を全て読んだわけではないですが、割と特殊設定なカップルが多いので、単なる同級生というのがかえって新鮮だし、フツーのDKなんだけど受け君がエロいのが良かったです。
そしてキモ変態教師〜。
受け君もだけど、保健委員君の将来も心配。
女子学生に淫行はたらく教師がたまに捕まってるけど、男子学生はあまり聞かないな〜なんて頭をよぎりました。
短編集でもハズレがないのが作者さんの凄いところですね!
本作が初コミックスだったと知り、驚きました。
はじめからこの完成度の高さ…これは惹きつけられちゃいますよね。
こちらを読む前に『やじるし』や『ネガ』『ポジ』を
先に読んでしまっていて、順番の前後はありますが
他作品に続編が収録されているシリーズものもあったので
他で読んだことのあるカップルのお話が多かったです。
『変愛』
こちらも『ポジ』『やじるし』で登場していた
シチュエーションプレイ好きなカップル。
今回のお題は「教え子に強姦される教師」なのですが、
制服を用意して学校に忍び込んでまでって本格的すぎ(笑)
この二人って実際に元生徒と元先生なんですね。
続編でも名前や年齢など素性はあまり明かされていないので、
この馴れ初めを知ってだいぶイメージ広がったかも。
変態だけど、二人なりの愛があって微笑ましくて、好きです。
『止まり木』
『ワンルームエンジェル』の元のお話と聞いて。
死にかけのクズ男の前に天使が現れて…というあらすじ部分などは
重ねる点も多いけれど、そもそもボリュームも全然違うので、
こちらではクズと天使の背景についてもさらっとしか描かれず、
あくまで二人の関係に焦点を当てた物語となっていました。
こちらの最後は天使は戻ってくるけれど、回復したらまた消えちゃうのかな…
『ワンルームエンジェル』の結末が思い浮かんでしまって切ないなぁ。
『メシアの厄日』
生まれながらに超「舌」技巧をもつ男・救世主(メシア)。
その舌テクで多くの人々の下半身の悩みを解決してきた
メシアの元へやってきた一人の冴えない男。
いつものように「治療」を施すメシアだったけれど…
この攻め、大好きなんです。
パッと見モッサリしてるし、ゲスに違いないんですが、
なんだろう、クセになるカッコよさがあります。
メシアが掘られる過程もほぼ無理やりなんですが、悲壮感なく、
むしろコミカルで、『ポジ』に収録されている続編も一層面白かったです♬
『俺の同級生が敏感過ぎてやばい』/『俺の同級生が加減を知らなくてつらい』
/『俺の同級生と休み時間の有効活用』
エロ盛り真っ只中の同級生の男の子二人がエッチな試行錯誤を
繰り返すうちに結局お付き合いにまで至っちゃう可愛いお話でした。
攻めも欲望に忠実なおバカだけど、なんだかんだ攻めの
謎の言い分に流されて最後まで許しちゃう受けもアホの子でした(笑)
『教室の歪み』/『放課後の歪み』
授業中、問題をあてられるといつも体調が悪そうな男子学生。
その理由とは…
『やじるし』でこの二人のはじまりの短編を読んで
いたのですが、この先生、やっぱりえげつないなぁ。
むしろ、えげつなさが進化している…?
生徒くんが幸せならいいんだけど…先生に愛はあるのかな…
表題作「変愛」をはじめ、エロエロで頭のネジ外れとんのか?という感じの話ばかりです。が、これこそはらだワールド!エロくて頭おかしいのが大好きな私にはたまらない1冊でした。
個人的に好きだったのが「俺の同級生が〜」シリーズ3作です。好奇心からフェラをし合うところからはじまるアホエロ男子高校生2人のお話なのですが、受け(黒髪でパッと見優等生)がとにかく流されやすく、攻め(性欲に忠実なワンコ系 金髪)の口車?にすぐ乗せられてるのが可愛かったです。
どの作品も登場人物の名前が出てこなくて、相手のことを代名詞とか、その人の役職とかで読んでいるのも印象的でした。
「変愛」がずば抜けて好みですが、メシアシリーズも笑えて定期的に読み返してしまいます。余談ですが初期の現実味あるむっちりした体型の、粘度の高いノイジーな絵柄がとてもいい。流行りとは逆行したような、スタイリッシュではないタッチが内容と相まってなんとも言えない世界を織り成していました。絵が上達する経過で線に迷いがなくなると共に、洗練され割とよく見かける絵柄に落ち着いてしまったのがちょっと寂しくはあります。汗や体液、体温が迫ってくるようで素晴らしかったのです。
はらだ先生の『ポジ』を読んで変愛を知りました。
面白い!
ここまでとことんふざけて、エロを追求した作品があったとは!!
『ポジ』に収録されていた、メシアの話も読めます。メシアがネコになった経緯がわかります。
『止まり木』は、絵の感じが少し変えてあり、さらっとしていて、後からじんわりくる作品。攻がクズ。天使に手を出すなんて。。。普通考えないよ。クズだからしょうがない。ほめ言葉です。
『俺の同級生が』シリーズは、この本の中で一番好き。若さゆえの好奇心から、どっぷりつかってしまう感じがたまらないです!
受の子の可愛さも、際立ってます。
『教室の歪み』は、この本の中で唯一のダークですね。先生ひどすぎる。でも読む手を止められない。
どの作品も、人物の名前がない。
レビュー書いていて気づきました。こんなところも、はらだ先生の素晴らしさを感じます。
最新作の「ワンルームエンジェル」を読んだら、当然、再読するよね。
再読してみて初めて気付いたんだけど、これがはらだ先生の初コミックスだったのですね。
こんな最初っから、もの凄い画力だったんだ‼︎ と、まず驚かされる。
修正の甘い、えげつないほどのエロシーンもしかり。
一人一人の表情の細やかさ、仕草、それはコミカルなシーンでも、これでもか⁈ な、丁寧さと
無駄の無い稜線で描かれる。
なんと言っても、まず「止まり木」の愛おしさが胸を打つ。
とても無残で惨虐な物語だとも思うのだけど、そこにある愛はとても美しい。
最新作の「ワンルームエンジェル」と符合する主人公は、チンピラに刺され、降臨する天使と出逢う。天使を連れ帰った 自称クズの男は、「負の感情しか持たない」と言い、唯一の「正の感情」とはセックスをしている時だけだと、天使を抱く。
翼が癒えた天使は天界に帰ろうとするが…。
この大きなテーマをそのままに、さらに壮大な物語に仕上げた「ワンルームエンジェル」。
後にそれぞれに名前が付けられていることすら愛おしい。
あり紗こと 主人公の母ちゃんは、この時、電話の声のみの出演だが、彼女の優しさにもじんわり。
次に好きなのは、「僕の同級生」シリーズ。
黒髪の子の綺麗さが際立つ、その子とするセックスが気持ちいいからエスカレートして行くんだけど、
そもそも性欲処理では無くて、相当、熱烈に、好き同士なんだというのが分かってて。
どちらも言葉にしていないんだけど、読んでるこちら側がくすぐったくなる程にそれが伝わって来る。
だいぶコミカルなので、この本の中で、良い緩和剤の役割をしている。
そして表題作「変愛」
かなりフェティッシュ。シチュエーションエッチが好きな先生に付き合わされている元生徒。
先生は、元生徒の本質を見抜いていると言うのだが。
彼は恋人らしい甘いセックスをしたいし、甘いピロートークもしたいのだ。
けれど、それでは満たされないことを先生は看破している。っていう。
彼が先生に調教されたと見るのが妥当だと思うが。彼等の続編はちゃんと「ポジ」に描かれる。
「メシアの厄日」
これも続編が「ポジ」に編纂されている。才能ある舌使いでお金を取っていたという事が悪いことだと思えないんだが。これまで、ずっとタチ専だったメシアが召し上がられてしまう。
何だろう、ザマァと見るべきなのか。ちょっと頂けない気もするんだな。
「教室の歪み」
これも偏執狂的な愛だと言える筈なんだけど。ちょっと痛そう過ぎて、私は無理。
あと、先生が怖過ぎる‼︎ 好きでヤラレているのは分かるんだけどね。
「ワンルームエンジェル」を読んだら、「止まり木」再読。そしてまた「ワンルームエンジェル」へと。ループ読みしてしまうね。これがはらだワールドの中毒性なんだなぁ。
短編集です。
ひたすらやりまくってます。
私は止まり木と同級生のお話がいいです。
クズ男を救急車を呼んで救う天使。無表情で上目遣いがいいですね。羽を傷付け正の感情が治癒するために必要なのですがクズ男はそんなもの持ち合わせていません。罰当たりにも天使に欲情して。
でも天使が健気で愛しく思って羽が治ったら出ていくのがさびしくて。
愛情が天使に流れ込んであったかくします。
いつも無表情で辛口な天使がなんか可愛くてクズ男が愛情を持ったり良かったです。
もうしばらく一緒にいられるね!
同級生のお話はエロの探求からどんどんエスカレートして恋が芽生えて恋人に。
がっつく攻めが我慢しますが受けがしびれを切らしてまたまたエッチ。激し目です。高校生男子でちょい爽やかでした。
最後の先生と生徒のお話はキツかったです。先生が鬼畜だし生徒はなぜ先生を好きなのか?先生のビジュアルも嫌悪感を持ちました。さすがはらださんです。
はらだ先生にすっかりハマってしまい、購入した一冊。
短編集ですが、読み応え充分。何度も読み返したくなります!
以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい。
最後の『教室の歪み』と『放課後の歪み』はヤンデレ系ですが、その他のお話は笑ったり、ほっこりしたりして読めるお話です。個人的には、『恋愛』と『同級生』シリーズがお馬鹿エロって感じで面白く読めました。どのお話も短編なのですが、読んでて満足感の大きい作品ばかりです。
特に『恋愛』は、最初は攻めが受けに無理矢理かと思いきや、めちゃめちゃ攻めが振り回されてる様子がツボでした。もう、本当に不憫なくらい(笑)この二人好きです〜。この作品はシリーズになってて、『やじるし』、『ポジ』でも別のお話が読めます。この後に読むのなら、オススメは『やじるし』の方でしょうか。やらにゃいって言ってたのに。。。攻めの頑張りが見れます(笑)
表題作の『変愛』にはそこまで惹かれなかったのですが、『メシアの厄日』と『俺の同級生〜』シリーズが最高でした。メシアの方は後に『ポジ』に続編が収録されているので、良いと思った方は是非『ポジ』も読んでみてください。
メシアは舌テクが凄過ぎてあらゆるED・不感症の男女の治療に成功してきたプライドの高いタチ専の青年です。本人は全く気付いてませんが、小柄で顔も綺麗なのでいつ掘られてもおかしくないようなネコとしての素質を十分に持っています。そんな彼がある日治療を頼まれたEDの冴えない男に、治した途端逆に襲われて後ろの快感を覚えさせられてしまいます。攻めは最初いかにもモテなさそうな雰囲気で近づくんですが、メシアを掘る瞬間から非常に手慣れている感じを出してきます。警戒心が薄いためにころっと騙されてしまうメシアがとっても可愛いです。
同級生シリーズは、やんちゃそうな少年がフェラへの興味が高まり過ぎて、同級生の真面目そうな友達に「俺も舐めるから舐めて」と頼むところから始まる話です。男子校とかならこういうノリで実際にありそうな気がします。フェラだけの関係だったのが、ついに本番まで致してしまい、段々友達が可愛く見えてきてむしろ好きになってる気もする、というように徐々に恋になっていく感じがたまりません。友達の方も割としっかりはしているんですが、いざという時に流されてしまう隙があって可愛らしいです。
上記の2つには及びませんが、歪みシリーズもこの中では一番ダークで雰囲気ががらっと変わって良かったです。友達のいない男子生徒に居場所を与えて依存させていく先生が何を考えているのか分からなくてぞっとします。倒錯した性癖を持っているようですが、生徒への愛があったらいいなと願わずにはいられません。
はらだ先生の初コミックスとなる短編集です。
が、クオリティが高すぎる!さすが!
ギャグあり、涙あり、SMムラムラありのとんでもない短編集。
一番最初に入っている「変愛」というお話は、まさかまさかのどんでん返しで、もうこの頃から既にはらだ節は健在だったのだなあと思うくらいストーリーが面白い!のにしっかりエロい!w
わたしは普段、BLのファンタジー系は全く興味ないのですが、
この中の「止まり木」にはつい涙してしまいました。。。
これがつい3年前の本だなんて、、、はらだ先生の進化スピードが速すぎる!
はらだ先生 「変愛」読了
全体的にはあまあまでエロエロな一冊でした。どれもはらだ先生の世界観が表していて、素敵な短編集です。
個人的には一番好きなのは「止り木」で、読んでいたときは盛大に泣いてしまいました。天使は聖母のイメージとはまっ逆で、その人間らしさと無愛想さもまたすごく愛おしい。めったに笑わないしいつも敬語だし、能面のような顔しているのに羽根が弱いとか反則すぎる…時々首を傾げクズ攻め(名前がないので勝手に名を付けた)を上目遣いで覗くのも可愛くてしんどい(涙)
一番涙腺を刺激したのは外で歩いたら羽根が折られてクズ攻めがモブたちぼこぼこしたあと、天使が無表情に発した最初の言葉「甘口カレーがいいです」。ありがとうの言葉より、攻めに頼って甘えている仕草がどうしようもないほど切なくて…
(正直読んでいる途中では「これってもしかしてまたクズ攻めの仕掛けなのかな…」と思っていたけど、さすがに同じネタは二回も使わないよな笑)
やっとこれは恋だと気づく攻め…この2ページは素晴らしい!どのコマもすごく凝っていてじっくり味わえます(泣)。はいこれでおしまいと思ったらまた予想外の展開ではらだ先生に脱帽です。こんなおもしろい短編読んだことない!ほんとうに、先生の思考回路は我々一般人ではかなわない…(もちろん良い意味で)
本当に、素敵な一冊ありがとうございました!
変愛です。すみません
〈変愛〉
「愛ある変態」この言葉がピッタリな作品です。
学校の保健室にこっそり忍び込んでsex!?
ちょっとバカな感じの2人にほっこりします。
(sexは過激なのに!!)
変愛の続編(?)は『やじるし』『ポジ』にも収録されているので、そちらもオススメです!!
〈教室の歪み〉 〈放課後の歪み〉
「こちらもオススメ!」ですが……苦手な人は本当に苦手だと思います
雑誌で表題作を読んだ時に気になっていた作家さんだったんですが、その作品が収録されているという事で、単行本としては初めて読みました。
短編集で全部で5組のカップルが登場するのですが、どのカップルも濃かったです…個性もHも!(笑)
Hは激しいので、そういうのがOKな方じゃないとちょっと辛いかもしれませんが、私は大丈夫でした。
どの作品も甲乙つけがたいくらい好きだったんですが、印象的だったのは表題作と「止まり木」かなぁ。
ちょっと変わった性癖を持つ恋人に付き合っている攻め様と、攻め様を挑発する受け様がとってもエロかったです。
一見、プレイを楽しんでいるだけの様に見えるのですが、実はそれはちゃんとした愛情に裏付けされていて、そういうのが萌えポイントでした。
「止まり木」はファンタジックなお話で、ろくでもない人生を歩んできた攻め様が愛しむことを知るお話で、ちょっとジンときました。
この作家さんのお名前を覚えるには十分すぎるほどの内容だったと思います。
今最もエッジィな作家群の中でも頭ひとつもふたつも抜け出ているであろう「はらだ」さんの作品。予備知識はナシで、気合いを入れて読んでみました。ネタバレです。
「変愛」
脅しながらのHってあんまり好みじゃないんだよなあ、と思いつつ読んでいたら、何とイメクラプレイだったとは!一気に気が抜けて、その分持ってかれた!受けがヘンタイで攻めが押されてる感じっていうのもいいし、家でじっくり普通の恋人みたいなHをするはずが、結局イメクラの続きみたいなHになってしまう所なんか、凄く面白いと思いながら読みました。
基本手書き文字の擬音や喘ぎって私の場合萎え要素なんだけど、この「変愛」のHシーンは、臨場感や感情の勢いが伝わりました。
「止まり木」
天使さんのお話。はらだ流ファンタジーはこう来るのか。
定職にも付かない暴力的な男、でもそんなに性根は腐ってなかったんですね。天使の方はか〜わいい。もう天界に帰らなくなっちゃうんじゃない?
「メシアの厄日」
「ポジ」の方を先に読んでいたので、ああこの話だったのか、と。メシアの友人エピソードが入ってないからなのか、さらりと読みました。
「俺の同級生〜」の連作
これ3作とも好きでした。
性への期待と妄想がパンパンに膨れ上がったDTの高校生が、手っ取り早く同級生同士でお試しで………というある意味よくある展開。
でもなんかこの2人可愛い!攻めの方がより押せ押せ、なんだけど、受けの方も彼なりにちゃんと好意がある。攻めも性欲で頭も股間も一杯なんだけど、受けの事が大好きなんですよね。そういうのが読んでてわかるからイイ。
「教室の歪み」
これはですね〜。
暗い。
教師x生徒で、もっと生徒が腹黒でギブアンドテイク的な部分が見える関係なら好みなんだけど、この作品は一方的に教師の力関係が上位です。こういうのはパワハラやDVにも通じて、読後感が悪い。
「歪み」と銘打つからには、生徒の方ももうひとゆがみ、毒を下さい。教師の鼻をあかして出し抜くような展開望む!
バッド好き、下衆好きの方にはおすすめです。
【変愛】高校生攻めが我慢しきれなくなって先生に手を出しちゃった系の話かと思いきやまさかのカップルのプレイの一環でびっくりしたし笑った作品。演技力やばいし斬新すぎるww会話のテンポもいいし、心の底から楽しんでる受けと恥ずかしがりながらも受けに付き合ってあげてる攻めが可愛くて好きなお話でした。でも、汁は片付けたほうが良いと思う!←
【止まり木】無愛想攻めとはっきりと物を言うけどちゃんと攻めの本質を見てる受けの、何だかほのぼのするお話でした。受けが天使というぶっとんだ設定なのに(最後の飛ぶところまで本当は人間なんでしょ?って疑いながら読んでて申し訳ない)内容がすっと入ってきて読みやすかったです。受けのツンデレ具合が可愛かったなぁ。あと攻めのときめき方が男くさくて独特で笑ったw真顔でズキュウウウウンてw
【メシアの厄日】不感症の人たちを復活させてきた超絶的な舌テクを持つ主人公とかいう設定がもう新しすぎてwkwkしましたwはらださん流石です…(拝)その主人公にやけにニヤニヤしながら話しかけてくるキャラがなんかやべぇなって思ってたら本当にやばくてタチ専だった主人公が開通されてしまうんですが、可哀想だけどちょっと萌えました。絶対受けのほうが向いてると思う…(^ω^)
【俺の同級生が~すぎてやばい】お馬鹿で明るいワンコ攻めとちょっとクールな受けの、ザ・高校生!という感じの雰囲気が個人的にすごく好きで収録されているお話の中で一番お気に入りです。もうとにかく可愛い。エ口いことに興味津々のDT同士がお互いをおフェ○するのが始まりでものすごく勢いに流された感はあるのに、愛を感じるんですよね。仲良くてべた惚れなのが超良かった。特に攻めががっつきすぎて受けに引かれてるんじゃないか…?と気にしてからのくだりは二人とも可愛すぎて今まで読んだ高校生カプの中でも3本の指に入りそうなレベルで萌え転がりました。笑いと萌えのバランスも丁度良くて何度も読み返したいお話です!
【教室の歪み】このお話は個人的にものすっごく苦手です…。もともと先生×生徒自体自分の中で萌え属性ではないんですけども、それを差し引いてもこれは生徒である受けに対しての愛もあまり感じられなかったし、受けもヤンデレ臭が強すぎて魅力的に感じられませんでした。描き下ろしは良かったけどやっぱりこのカプは好きにはなれなかったかなぁ。あと先生があんまりイケメンじゃないのも萌えなかった原因かもしれない(小声)
やたももがものすごく好きだったのではらださんの他の作品も読んでみようと思い一番最初に出た変愛を読んでみたんですが、いい意味で短編集らしくない濃さがあって読み応えが半端無かったです。普通の高校生ものから設定やキャラがぶっとんでる話まで尽く面白くて是非他の作品も読んでみたいと思いました。神と迷いましたが萌萌で…!
初めて手に取ったはらだ先生の作品でした。
初っ端から男子学生と先生の禁断愛!?しかも、先生が受…なんて思って読んでいたらおっと違うんかい!!という展開にビックリしつつもニヤニヤが止まりませんでした。
笑えるエロ話がぎっしり詰まっている中で、一番キュンキュンする「止まり木」が大好きです。
笑えるエロだったストーリーが、ラストにホロっとさせられて、読み終わった後はなんだか心が温かくなって…。
はらだ先生のふり幅の凄さを実感致しました。
はらだ先生、やっぱりすごい。読み応え十分な一冊です。
全体的にはらだ先生の様々な作風の作品が読める良い一冊でした。
まず表題作の"変愛"ですがなかなか笑えるとこもエロいとこもあって満足ありすぎるお話でした!冒頭からのマニアックなプレイに始まり後半にもシュチュエーションの素敵なプレイありでエロシーンが盛りだくさんでした!
次に、少しテイストの違う"止まり木"ではほっこりできつつしっかり愛のある2人を感じれてかなりのお気に入りと感じました!
そして、私が1番気に入ったのが断トツで"教室の歪み"です!生徒と教師の歪んだ関係が最高です!官能的でゾクゾクします。
他の作品もはらだ先生らしさ溢れる素敵な作品ばかりでしたので、文句無しの神評価です!
良かったです。
表紙を見て、金髪のがなんとなく受けなんだなと思い1度買うのをやめていました。(金髪の人が強気そうに見えたので、私は強気受けが苦手なので)でも、評価も高かったので思い切って買ってみたら良かったです。なりきりセックス?なんですかねw
いろんなプレイがあって良かったと思いますよ。
ただやってるというのではなく、しっかりとした両方の愛が見られたので私は良かったです。
はらだ先生の作品は「やたもも」に続き二作目です。
アブノーマルな性癖をお持ちの方が続々登場します。
「変愛」 「メシアの厄日」はギャグタッチなのであまり嫌味がなく軽く読めました。
「教室の歪み」はなんというか…見てはいけないものを見てしまった興奮、と言えばいいのかな。受けの子が余りに攻めの先生に依存していてちょっと哀れになりました。欲を言うともう少し愛が垣間見えるプレイがあったほうが良かったかな。
「止まり木」「俺の同級生が~」はちゃんと愛もある感じなので安心して読めました~!特に「止まり木」は後半ホロッとさせられます。無愛想な天使くん可愛い!!末永く幸せにやってほしい!
全体的にエロいです。
個人的に、はらだ先生の描かれるキャラは目の表情がなんとも色っぽくて惹かれます。
初めて手にしたはらだ作品。人気のあった『やたもも』が気になっていたのに、タイトルに惹かれてこちらをチョイスした私。いやはや、すごい短編集でした。
・『変愛』
シチュエーションHに励むカップルなんですが、お互いに楽しそうだし、修正は甘いしで、とてもエロいのですが、私には二人の愛情があまり感じられなくて、はらだ先生の作風というのはこう言う感じなのか、面白いけど萌はないなーと読み終えました。
・『止まり木』
天使の絵柄が「え?なんか適当!」と思っていたのに、最後まで読んでうっかりほろりとさせられた作品。好きです!
・『メシアの厄日』
絶品の舌テクをもったメシアという、しょーもない設定の話なんですが、好きです(笑)馬鹿々しさも、エロさも突き抜けているんですが、メシアのキャラが最高に面白かった!タチ専だと格好付けるメシアと、ラストでまるめた連絡先を悔しがりながら「のばし、のばし」するメシア。続編希望です!
・『俺の同級生シリーズ3作』
好奇心から体の関係を持った同級生二人のお話。受けは流されているようだけど攻めが好きだし、攻めは馬鹿だけど受けを大切に思っていて、とても楽しく読めます!
クラスメートに「できてんの?」と聞かれて「んなわけねぇだろ。」と言いながら、「うっそ~できてる❤もう数え切れないほどしてる❤」 というルンルンな心の声が可愛かった。
・『教室の歪み』『放課後の歪み』
先生の顔が下衆を通り越して、気持ち悪くて苦手だった作品。PGで掲載されていた作品の所為なのかとても過激です。描き下ろしの『放課後の歪み』で少しだけ教師の愛情が見られたのが救いです。
初めてのはらだ作品は、個性の振りがあっちこっちに幅広くて、評価が難しい作品でした。だけど『変愛』をきっかけに別の作品も買ってしまったので、その個性に強く惹かれるものがあったのだと思います。
はらださんの『やじるし』を読んで、なかなか衝撃を受けたのでこちらも購入してみました。
ずーっと『恋愛』だと思ってましたー!笑
はらださんの作品は、独特のイラストとドエロ、怖いくらいのストーリーが人気だと思っていたのですが、こちらの作品はギャグ要素が強くて驚きました!
私には良い意味で読みやすく、とっても面白かったです(*^^*)
同級生の話が個人的には一番好きですが、はらださんのイメージ通りの作品は『教室の歪み』かなぁ…私には刺激が強すぎます(^_^;)
それにしても、エロかったー!
塾講師と元教え子の変愛はとてもスリリングなプレイを楽しむ二人を和やかに見れます。そして塾講師のフェチに染まっていく元教え子の様子も必見でした。
止まり木は変愛の短編の中でもとても好きな方です。
読み終えたあとのほっこりがたまりません。表情がとても秀逸でした。主人公の性格も魅力有。
俺の同級生シリーズは初々しい学生モノでした。
私はあまり学生同士のものは好まないのですが、自然とよめました。没個性のような二人が徐々に道を外していく姿にすら苦味がないのが素敵。
メシアの厄日は初っ端からギャグだとわかるようなギャグストーリーです。攻めの鬼畜さがストーリーのエロさを倍増させてます。
教室の歪みは一番のお気に入りです。
別の本に収録された話と連携されています。教師×教え子の定番CPながらもはらだ先生独自な官能って感じでとても艶っぽいです。
ずーっとお名前は存じてましたし、この作品の表紙も本当に良く見かけておりました。
ただ、PINK GOLDに掲載されていた『教室の歪み』が合わなかったもので、軽く避けておりました。
読まれた方はわかるとは思いますが、あのなんとも言えない後味の悪さ(お好きな方も、もちろんいらっしゃいますでしょう。申し訳ありません・汗)が強烈に記憶に残っておりました。
ただ表題作の『変愛』、これがここまでテンションが高く明るい作品だとは思ってもいませんで、これのお蔭で読む気になれたとも。
そして読み進めると、はらださんって意外にコミカルな物を描かれるのですね。
予想外でした。
同時収録の『メシアの厄日』なんて設定アホ過ぎ(もちろん褒めてます)て笑っちゃって!
どんな舌使いなんだ、伝説の舌って!
しかもそんなタチ専の主人公が、穴をいじられちゃうという。
結果攻めになったモブが主人公のホールに向かって、「きれいな、アナ」と言った時の顔がマジ過ぎて怖かったです(汗
お次の同級生物はひじょーに!微笑ましい。
最初は好奇心から友人同士でフ○ラし合い、それが思わぬ快感になり、そんな関係を続けていたらキスまでしちゃう。
そしたら相手が可愛く見えちゃうという、キスにありがちなマジックにかかって先が気になりました。
そして『教室の歪み』ですが、相変わらず本編は苦手でした。
ただコミックスには書き下ろしがあって、そこでお互いの行為に愛があったのかと納得することが出来ました。
とても短いですが、気持ちが救われて安心しました。
『やたもも』ではらださんの魅力を知り、はらださんのデビュー作を是非読みたい!と思っていたんですが、読むまでちょっと時間がかかっちゃいました。
でも、読めて良かった!
好みのエロがいっぱい♪
短編集とは思えない満足度です☆
とにかくエロ満載なんですけど、受けが皆なんだかんだで気持ち良さそう☆
初めは嫌がってても、結局は気持ちよくてドロドロでアヘアへな状況に清々しささえ感じました(笑)
まぁほんと、生臭い空気が漂ってきそうなほどのエロエロっぷりですな♪
でも、エロだけでは終わらないのがはらださん!
短編なのに、しっかりとストーリー性もあって、ただのエロ本で終わってないところが最大の魅力ですね☆
しかもこの短編集にはちゃんと愛がある!
歪んではいるけど、一方的ではなくお互いに通じ合う愛を感じるんです。
この作品集の中では「止まり木」が一番好き♪
クズ男と毒舌天使のやり取りがコミカルで面白いし、結局はお互いに愛情を育んじゃってるところが良い☆
天使は羽が性感帯だったなんて…(笑)
毒舌だけどエロ可愛い天使の影響が、クズ男を良い方向に導いてくれるんだろうなぁとも思わせる展開がツボでした♪
歪だけどエロがあって愛がある。
そんなはらださんならではの作品集でした。
面白かったです♪
はい!大好きです!!!
でもエロいだけじゃダメなんです。中身がなくっちゃ、ストーリーとかがしっかりしててキャラクターも立ってて、そう簡単に男×男の関係を受け入れられてもちょっと…
なんて私のBL読者としてのくだらない矜持を、「グタグタ言ってっけど結局ドエロいのが好きなんだろ!?オラオラァァーーー!!!!」
ってな勢いで打ち砕いてくれる。それが私にとってのはらだ作品です。
中でも「変愛」は初めて出会ったはらだ作品。
東京都に不健全図書として指定されるという冠付きのエロ本です。
そんなエロ本を声を大にして好きだ!といい切れるのは、やはりはらだ先生の感性に魅了されているからではないかと思います。
エロいだけではなくはらだ作品全体に漫画家としてのセンスを感じる。
極稀に出会う、あ~この人漫画描くのが上手いなぁーーーと唸らされるあの感じ。
ちょっと昭和なテイストや、汁っぽい汗臭そうなHシーンもはらだ作品独特の味わいになっています。(この辺は好みが別れるかもしれませんが…)
この短編集の中でも個人的に好きだったのは、表題作の元生徒×元先生の「変愛」と、男子高校生の危険な遊びが本気になる「俺の同級生~シリーズ」
この2つが突出して好みだったので、これだけでも気付いたら相当読み返してます。ただ単に男子高校生が好きなのかと言われればそれまでなのですが(笑)
はらだ作品はハマったときの中毒性がハンパないので、刺激のある出会いを求めている方にはチャレンジをおすすめします!
はらだ先生の今後の素晴らしい活躍に期待して、まだまだ萌×2です!!!
最高に自分好みの「恋愛」でした!
受けがイカレキャラ大好きな自分にはすごくすごく神作品と思いました!
個人的に「短編」あまり好きじゃないのですが、はらだ先生の短編は意味深を残して、はっきりと結論づけないから逆に面白い。
『恋愛』と『教室の歪み』がかなり自分好みでした。最高のイカレ具合!大人向け作品なので、ほのぼのやノーマルなBL好きな人には合わないかもしれないですね。
エロも確かに凄すぎるけど、はらだ先生の書く変人達が本当にいい味を出してます。
もっと早くはらだ先生作品手出せばよかったです!正直絵が少し自分好みじゃないから手をつけていなかったのですが、ホントはまってしまいそうです!!!!
これから注目の作家さんになりそうです。また変人書いてほしー!!
あまり好きな絵柄ではなく、迷っていたのですが購入してみました。今までにないタイプの作家さんだと思います。歪んだ愛のお話ばかりで短編ですが心に残るといった感じです。なんといってもキャラの表情がイイ!
まず、初っ端からハードです!前のレビューの通り汁まみれ汗まみれドエロだけど独特な絵柄とダークなストーリーがマッチしている、それに尽きます!両思い?のお話もありますが甘々ラブラブという感じではないので人を選ぶ漫画でしょうか…しかし、一度読んでみる価値はあります!
ここのランキングで、どれも高得点を稼いでらっしゃるので気になっていたんですけど、一番人気の「やたもも」にはイマイチ食指が動かなかったので、こちらから読んでみました。
このコミックの感想を一言で言うなら「ゲスくて面白い!」
なんですが……
好きな話と、(私的に)微妙な話の差が激しくて、中途半端な評価になってしまいました。
『止まり木』
『メシアの厄日』
『俺の同級生』シリーズ
→良い!面白い!
『変愛』
『教室の歪み』シリーズ
→微妙。あんまり。
運が悪いことに、最初と最後のお話がつまらなかったので、「なんだこれ…」って思いながら読み始めて「なんだこれ…」で終わってしまったんですけど、再度読み返すと真ん中の3編は「いや、この3つは面白いよな」と。
『止まり木』で始まって『俺の同級生』シリーズで終わってたら、もしかしたら「はらださん面白い!」って感想になっていたかもしれません。しかし如何せん表題作の『変愛』が好きじゃなさ過ぎた…
“つかみ”はやっぱり大事なんですね…実感しました。
ま、それはさておき、全体を通して言えるのは、ストーリーのゲスさもさることながら、キャラ達の顔のゲスさが良いです!
ニヤけた目のキモさがホントやばい(笑)
キモ過ぎてゾクゾクします。
エロシーンは、自分が変態じみた雰囲気とかアングルを好き過ぎるせいか、多い割りにあんまりエロスは感じれず。
擬音多めですが結構ノーマルな感じでした。
(ちなみに私は、井上佐藤さんがキングオブで、桜日梯子さんのエロがダメなタイプで、はらださんは後者に近いと思います)
遅ればせながらはらださんの世界観にハマった一人です。
いろいろ言いたいことはありますが、この作品、驚くことに名前がほとんど無いですね。
おそらく一冊の本になるのを想定して名前付けてないんでしょうか。
これ名前があるのと無いのとではすごい差がありそうだな、と思いました。
絵本とか絵画に名前やタイトルが無かったりする、そんな感覚に近いような気がします。芸術性が高いのではないでしょうか。
まあ、内容はドエロでしたが(笑)
はらださんの作品は中毒性があります。
もうハマって抜けられそうにありません。
この作品は、天使の羽根が攻めに当たって邪魔になっている描写が特に良いと思いました。
タイトルにも書きましたがはらださんは今後のBL界に革命をあたえるナポレオンのような気がします。独特な絵柄と濃厚なエロス人間臭いキャラクター作りどれもが今まで私がBLとしていたモノたちを覆していきました。そんな私の中のナポレオンはらださんの短編集です。
エロい!この短編集を一言で表すとするとこれに尽きます。とにかく全編エロ、エロ、エロ!笑 すがすがしいまでにずっこんばっこんやりまくっています。しかしエロだけではなくストーリーが面白い!読ませるエロです。天使や舌テクのメシアなどちょっと面白い設定をスパイスにぐいぐいエロで読者を引き摺り込んでいってくれます。何も考えたくない時や落ち込んだとき力強いはらだ作品の吸引力にそのまま身を任せてみてはいかがでしょうか。
やたももを読んでからこの本を買ったのですが、こっちの方も負けず劣らずはらだワールドでした!エロエロの中にも抜群のストーリー性、心に刺さりました。短編集なのですが、1つ1つの話にここまでエロとストーリー性を盛り込めるはらだ先生に脱帽です。本当にすごい、これに尽きます。特に好きな話は「止まり木」と「教室の歪み」です。「止まり木」はクズ人間と天使の話なのですが、天使に出会って変わっていくクズの姿に心を打たれます。「教室の歪み」は先生と生徒の詳しい関係性が描かれていないので、この2人がどういう経緯でこうなったのか、など想像を掻き立てられます。
私ははらだ先生の描くゲス顔が大好きなのですが、この本にはその大好きなゲス顔がたくさん描かれています。攻めのゲス顔も受けのゲス顔もたまりません!
私ははらだ先生の作品は
正直絵やごちゃごちゃしてる感じが好きではありません。
なのにストーリーとエロが素晴らしいからか
マイナスなイメージを越えて大好きなんです。
不思議な魅力があります。
お話は描き下ろしを含めて8つです。
どれも濃厚で激しいエロシーン満載です。
修正も適度で楽しめます(笑)
私が一番印象に残ったのは「教室の歪み」です。
これを読んだ時はまだ尿道攻めに耐性がなくて
絶対痛いよ痛いよ痛いよって思ったと思います・・・
(今も思いますけど 苦笑)
でも受けは気持ち良いようなので相当ドMなんだなと。
そう言えば沢山のBL漫画を読んできましたけど、
こんな太いのを尿道に突っ込んでるのはまだ出会ったことがない・・・
と思います。
これより太いのがあるのか知りませんが(苦笑)
全体の感想は、やはり色んなエロが楽しめて良かったです☆
イラストが独特で、独特なイラストは好きだけど……私の好き範囲とはちょっと違う。だけど、中身を読んでみたら引き込まれた。
表題作はエロエロで良いんだけど、天使の話の止まり木が私の中では一番。
生気の溢れてない表情がなんとも言えない。羽根が全部抜け落ちちゃうシーンは思わず口が開いてしまった。
痛くてエロい感じがすごく良い。変愛は表題作のタイトルだけど、この中のどの作品にも当てはまる気がする。変な愛で溢れてると思う。
先生と生徒の話はマジで歪んでる。それで、生徒も喜んでるから少し恐ろしいとさえ思う。
「やたもも」が良かったから読んでみたワケですが…。
おもしろかった。( ̄▽ ̄;)
8編からなる短編集なのですが、1編のハズレもなく、もれなくおもしろかった。
各作品に関する感想は既にたくさんあがっているので感覚的な感想になりますが…。
ドエロ苦手なのに読み物としてしっかりおもしろかった。
絵柄も好きな方ではないんです。
でもエロの中に可愛さもあるし、毒もあるし、大どんでん返しもあって…読み物としておもしろい。
だからといってキレイにまとまってる優等生的な作品ではないところがまたおもしろい。
「なんかスゴイ異端児来たぞ…。」といった感じ。
腰乃先生や雲はる先生の初コミックス読んだ時の感覚に似ています。
こうゆう作家さんが同業者さんからの脅威になるんではないかな…?と感じました。
神ス…。m(_ _)m
長いことランキングに載っていて気になっていた作品。でも表紙の絵柄がどうにもツボに入らず購入には至っていなかったのですが、リブレさん&アニ〇イトさんのフェアに乗っかって今更ながらですが買ってみました。
レビューに偽りなしのエロっぷりでした。初っ端からのドエロにはちょっと引いてしまいました…。ごめんなさい。
しかし読んでみるとエロだけじゃないんですね。エロの中に愛情もしっかり入っていて非常に良かったです。
ちょこっと感想を。
表題作の「変愛」。これが一番萌えました。
高校の教育実習で知り合って、いま攻めが23歳ってことはかれこれ5年以上のお付き合いなんですね。その間ずっとあのコスプレプレイをしてるのか…?とちょっと思いつつ。
なんだかんだ言いつつ愛情あふれる二人にきゅんきゅんしました。
「止まり木」これも良かった。
天使の羽が人間の感情によってイキイキしたりダメージを受けるっていう発想が面白かった。
あと天使って電話かけたりラーメン食べたりするんですねw
ギャグも効いていて良かったです。
「俺の同級生シリーズ」(←勝手にシリーズにしてみましたw)
Hなことがしてみたいという興味本位から入った二人ですが、だんだん気持ちも行為もエスカレートしていくさまはまさに高校生といった感じでした。
トイレの個室に二人で入っていた理由には爆笑!他の友達にも一緒に入ってもらえると良いね☆
全ての作品においてキャラに名前がついていないとか、すごく独特な雰囲気を持つ作品だなと思いました。
絵柄が少し独特なこと、エロや痛い話も多いこと、で、もしかしたら読む人を選ぶ作家さまかもしれませんね。でも個人的には非常に楽しく読める作家さまでした。違う作品も読んでみたいと思います。
はらださん人気急上昇中ですよね!
『やたもも』もすごく良い作品ですが、こちらの作品もかなり好きです。
わたしの中ではらださんて短編を描く力が抜きん出ている作家さんなのです。一部ですが同人とかアンソロとか読んでても、限られたページでよくぞここまで読ませてくれるなぁと毎回思います。引き出しが多いのにも脱帽!
あと、ゲスだったりエロだったりあまり明るい内容の話じゃなくてもそこには愛なり恋なりの感情が少なからずあって、読んでても嫌な気持ちにならない。そして内容がしっかりしてるから、短編だけど不完全燃焼な気持ちにはならないんです。続きはほしいとは思いますけどね。
一部感想を…
『止まり木』
クズ男×羽を怪我した天使
天使の羽を治すのには正の感情が必要で、クズ男はそれをセックスで得ようと半ば強引に始まった関係ですが…。
天使の反応は可愛いし、天使に惹かれていくクズ男の最後の涙とかじ〜んときました。天使、両性具有でもぜんぜんおk。
『メシアの厄日』
これは受けのメシアさまがかわいかった。最初メシアさま見て、イヤイヤあんたはどーー見たって受でしょ!て思いましたよ。こういう高慢で高飛車なツンツン美人が、自分の意思とは裏腹にアンアン感じてるのスキー^ ^最後デレがきてウホってなりました
これはアンソロで続きを見たので、このままずっと続けてほしいなぁ。
『教室の歪み』『放課後の歪み』
何気にこれが一番すきなんです。ワタシ的ゲスを描かせたらナンバーワン作家がはらださんなので。尿道責めも好きです。
受けの生徒ホントに先生がすきでしょーがない感がハンパないですよね。さんざん泣いてヒイヒイ言ってるのに目隠しでキスされて嬉しそうにしてるのに萌えました。この先生もひどいことしてるけど愛を感じるので、このカプはこの形がふたりの幸せなのかなと思います。
はらだ先生、アンソロで割と描いていらっしゃるし、いろんななとこで名前をお見かけするので、コミックスのスパンは長くなさげですかね?早く一冊まるまるはらださんの漫画が見たいですー^ ^
私の中では山田ユギ先生、井上佐藤先生と同じ立ち位置にいらっしゃるはらだ先生。
両先生とも、初読みでは全く理解できず、しばらく放置していたのに、いつの間にやら全ての本が、何度読み返しても飽きない、至高の神作品になっていました。
今や「神」以外には評価のしようがないと思える、はらだ先生のこの『変愛』も、話題騒然の発売当時、私にはそれほどの傑作とは思えませんでした。
見慣れていない、それまでに無かった、他の人には描けない新しい表現に出会った時、どうやら私はこういう過程を経てその作品を受け入れるようです。
ひたすら甘いもの好きの私に、「好きな子に酷いことして愛情表現」もアリなんだと分からせて下さったはらだ先生。
恐らく私より一回りはお若いだろう先生の、これからの大活躍を心から楽しみにしております。
むぼちさま
むぼちさんの連投はらだシリーズにコメント付けちゃおうと考えてたら「やたもも」にはすでにコメントが!!
最近すっかりむぼちさん流レビューの世界を確立されてますなぁ。
>ひたすら甘いもの好きの私に、「好きな子に酷いことして愛情表現」もアリなんだと分からせて下さったはらだ先生。
なんと、むぼちさんもついにこちらの世界に(・∀・)人(・∀・)
ウレシイ♪ これもはらだ先生のおかげですね。やっぱりはらだ先生は神さまデス(-人-)
はらださんの初商業コミックです。短編集です。
始めて読む作家さんだと思って読んだら、実は以前二次で読んだことのある作家さんだったことに気が付きました^^;
一番初めに収録されている作品、「あれ?この感じ…この雰囲気の作品をどこかで読んだ気がする…」と思って調べてみたらやっぱりでした。
そして更に調べていたらはらださんの作品だと知らずに読んでいた進○の巨人ネタがあったことに気が付き二度驚愕w
進撃のまとめかツイッターどちらかで流れてきたのを読んだんだと思われます。
しかもコミックの一番最後に収録されている「先生」×「生徒」の作品も読んだら、あれ!?これ読んだことあるぞ!?と気が付き三度驚愕w
ぜんっぜんリンクしてなさに驚きました。
前に読んだ時は特に引っかかりもせず、「ふむ」と流し読みした記憶があります(おい)
コミックで改めて読み返してみると結構な変態作品なのに、普通に読んでしまった私こそ変態。
なんで普通に読んじゃったんだろう…;;;
■表題作【変愛】
・元生徒×元先生
元先生が変態すぎて、変にシチュにこだわるので攻めさんが普通にセックスしたい!という話。
でも結局普通にセックスできないというオチでしたが。
しかしこんなに変態セックスばっかりしていて、段々刺激が足りなくなって、もっと過激に!もっと過激に!とエスカレートしていったらどうなるんだろうと、ちょっと薄っすら怖くなりました。もう戻って来れないところまで行ってみるよろし。
■【止まり木】
・チンピラ×天使
ろくな人生を送っていない攻めですが、天使と出会ってひょっとして愛を知った…?という、案外ハートフル系な話でした。
日常の中に溶け込む超ファンタジー、最近の日常系の流行はこれらしいです。
天使さん、なんでこのチンピラの所に落ちたんだい…と思ってしまうけど案外そこに堕ちて良かったのかも。
この短編集の中で一番好きな話でした。
■【メシアの厄日】
・インポ男×フェラテクがメシア男
フェラテクがすごくて数々のインポを治し「救世主(メシア)様」と崇められるバリタチの男が、インポ男のインポを治すことになり…。
これは絶対的バリタチがリバるのが好きな人にオススメ。私の得意分野です。
■【俺の同級生が敏感すぎてやばい/俺の同級生が加減を知らなくてつらい/俺の同級生と休み時間の有効活用】
・高校生×高校生
フェラに興味のあるお年頃な二人が友達同士で性春してしまうお話。
やばい、これも自分の好きなタイプの話でした。友達同士が~みたいなのはMYツボです。
■【教室の歪み/描き下ろし】
これは以前読んだ事のある作品でした。先に書いた通りです。
しかし描き下ろしを読んで、このドS先生、なんか愛がある気がしたんですよね。
キスを求めたドM生徒に「勝手なことをしない」と諌めるように言ったので、生徒のほうは先生を怒らせたかも…?と思ったようですが。
先生が「うそだよ、後でいっぱいしてあげる」と言ったので、なんだか先生、案外愛があるね!?と思ったらなんかこの描き下ろしすごく良かったです。
全体的にエロエロ、変態的な内容もありますが、エロエロですがたどり着くところに「愛」があるのが感じられて、私にはエロとラブの量が丁度良いぐらいでした。
彩景でりこ先生の帯も素晴らしいです。
天使の話面白すぎましたw
そんな、天使もアリですね!
はらだ先生の作品ってBLカテゴリーだけど、青年漫画でも大丈夫な気がします。
このギャグ感面白いです(^-^ゞ
BL無しでも、はらだ先生の天使と同棲生活始めました!的な漫画があれば買っていたと思います。
あ、でも、
「性玩具として飼ってやるよ」
「貴方はやっぱり真性のクズですね」
と言う会話はBLならではですかね!
さらっと涼しい顔でそんな事言っちゃう天使がツボです。
そして、もし、音声化されるなら天使の声優は 個人的に小野賢章さんでお願いしたいです。
すごく良かった。ずっと一緒に暮らして下さい。
エロだけじゃない!って感じがしました。
同級生の話も好きです。
ズバリなタイトルも、印象的な表紙も素晴らしい。
久々に手放しで面白いと思える新人さん。
うわ~無理矢理なのダメだ~と思いながらページを捲って、意外な展開にアレ?となる。相手が天使な話も、思いっきりファンタジーなのに唐突さがない。
男子高生同士の展開も、サカリのついたこの年頃ならありかもと思えてくる。
でもって最後にダメだ~という本物が用意されてとこがまたイケズ。
アクが強くてクセになる。
今後は作家さん買いです。
私は、はらだ先生の絵がどうやらあまり得意ではなく
この本の大半を占めるエロにもそこまで引き込まれませんでした。
ですが、この本はエロだけの本ではありません!
モラルを逸したとんでもない話ばかりですが、読後感はとてもいいです。
コメディタッチで描かれた話が多く、話はテンポ良く進んでいきます。
そしてどの話にもきちんとオチが用意してあり、どんな酷い目にあっても
話の終わりに不幸せそうに見えるキャラクターは一人もいません。
どの話も良かったですが、私の一押しは教室の歪み!
最後のコマの恍惚とした少年の表情が、もう堪りません!
甘酸っぱいトキメキを感じられる本ではありませんが、
喉越しの良さに騙され飲んだ毒で全身が痺れるような
どこか不健康な幸福感に満たされたい方は読んでみる価値があると思います。
友にこれ面白いから読んでみてと押し付けられたこの漫画。
私はあんまりエロエロ系は読まないんですが、しょっぱなからエロシーンで驚愕www
とはいえせっかくおすすめしてくれたので読んでみました笑
いやーまさしく変愛。恋愛ではありません、変愛です!
私好みの漫画ではありませんでしたが、この作者さんエロスの才能あると思いますwww
読んでて笑いがこみ上げてきます←
読者を引き込むような内容でただエロいだけではない!!
登場人物が輝いて見えますwww
ぜひともエロい漫画が読みたいと思ったのならば読んでみてください♪
2014年刊作品の中でも、
「是非たくさんの方に読んでもらいたい」
と思えたコミックスの一冊です。
中身はエロい部類に入ると思います。
明るいエロもあれば、ちょっとえぐめのエロもあります。
ただ、そのそれぞれにきちんと「心理描写」が伴っているので、
読後にエロさだけが残るような作品ではないと思います。
個人的には「メシアの厄日」は、
エッチから始まる2人の心の通いを描いている
切ない作品だなと感じました。
常に無表情な天使が、エッチの時だけは乱れ、
最後の最後に笑顔になるところが、
なんというか、作家さん、上手だなあと。
高校生同士の恋愛を描いた「俺の同級生が敏感すぎてやばい」シリーズは、
とにかく可愛いですね。
まさに高校生同士!という感じで、アホエロなのですが、
駆け引きが下手くそですれ違ったり、
描き下ろしでは隠さねばならぬ恋愛を再確認したりと、
やっぱり少し切なかったりします。
上記以外の作品も、「エロいだけではない」なにかがあります。
はらだ先生、心情を描くのが上手なのでしょうね。
エロと心理描写が伴っているので、今後も期待という感じです。
気軽に読めて、明るくなれて、だけどちょっときゅんとなれる1冊です。
発売当初の話題性に惹かれて購入し読み終え、半年近く。レビューを書こう書こうと思うその都度、通して読了…を繰り返すうちに自分のなかでこちらへの評価が段階的にあがっていきました。
実のところ、初読時は「エロ好きだけれどもエロエロまみれを見たかったわけじゃないの、止まり木と歪みはすっごく好きだけどうーん・中立かな(まことに失礼ながら、変愛のふたりが別のソレに見えてしまったこともあり……)」だったのですが、返し読みしながらはらだ先生のエロに慣れてきたあたりでお話と細部に目がいくようになり、今では萌えています。するめエロだったことに気が付きました。
[変愛]
シチュエーション萌えが分かる身としては先生の性癖がイタいほど伝わってきます(笑)イメクラ通ってしまう人の気持ちも分からないでもない、自己をそこへ投影して演じるのは悪いもんじゃないと思うのです。
ド頭からエロではじまり、しかも二回戦に突入して終わるという一話で二回エロを目にしてそれでもウップと(心の)胃が膨らみすぎないのは、ふたりの出会いと接触のピュアっぽさに救われるからかなと感じました。
[止まり木]
この作品本当に惹かれます。はらだ先生の少年漫画的なペンタッチとキャラデザに、サブカルっぽいストーリー性がマッチしているんです。エロも無理やり組み込んでいるのではなく、違和感がない。正負それぞれの感情が描かれ、乱闘シーンも良かった!
天使の治癒方法なんてもっともらしい設定で、面白いなぁと思うのです。ごく普通にごはんを食べている姿もまた愛らしい(笑)
最後にまだ飛びきれなくて落ちてきた天使に、ゆるやかに育まれた愛おしいという感情が流れ込んできたからこそのあの笑顔なのではないかなと感じます。
[メシアの厄日]
攻め×攻めの分類でしょうか?
変態性むんむんな作風で、またこちらも濃厚なエロでした。「きれいなアナ」と呟くときの目がゾッとします。
69いいですよね、菊門攻められて身悶えるメシア様が大変よろしい! ぐずぐずに溺れていくのも大変よろしい! ぜつゆるのようですがどうかこれから巧いこと調教されてゆけばいいなぁ。
[俺の同級生シリーズ]
生き生きとしたギャグが織り込まれた高校生もので、独特のおバカさがありとても可愛かったです。
便秘症で見られたがりってどんな、どんな体質よ!! ほんの数ページながらも、前2作品よりもトイレ個室話の方が好きです。特有のアホさ加減がたまりません。(ふんわり香る、言えないことへの切なさがあるからかもしれない)
[教室の歪み]
完全に個人的趣味ですが、尿道攻めに目隠しでしかも保健室っていうのがドンピシャなので満足です。甘い尿道攻めも好きですが、そりゃもう畏れのある尿道攻めの方がより好み!
更にそこへ同級生の要素も組み込まれたらたまりません。3Pじゃないけどまるで3Pのような。お手伝い? 生徒が先生のことしか見ていないのもまた良い。
鬼畜が好きなわけではないですし(乳首ピアスは琴線触れません)、SMを好むわけでもないのですが、ピンポイントで好きなところを突かれたためK.O.です。
描き下ろしのラストも、切なさが混じりますが救いになりました。盲目的すぎるのは愛情なのか、それとも支配されたがっているのか、好きな相手からもたらされることすべてを享受する危うさが良かったです。余韻が残る。
今パラパラ~っと捲っただけでも大体エッチシーンで、いやはやなんというか彩景先生が帯でおっしゃっている『ドスケベ』の言葉がぴったりです。(笑)
おしりから腰にかけてのラインが特にイイな! あともっこり加減もイイな!
自身の中での変態旋風を巻き起こしたのは間違いなくはらだ氏である。
そう言い切るのふさわしい作品揃いでした。
きれいでかわいい受っ子が好きな方や、純愛プラトニック等が好きな方には
100%お勧めできない一冊です。
汁多め、イキ顔多め、やりっぱなしでチンコのモザイクも意味がない!!!
エロオムニバス6話詰めはエロを求めてやまない淑女の皆様もきっと満足するはず。
あぁ、でも若干粗野に見える絵柄は好き嫌い別れてしまうかもしれません。
自分はおおいに大好物なんですが駄目な人はてんでダメでしょうね。。。
BLコミックには間違いないのですが絵柄はどっちかといえば成年誌向けな気がしました。
全話通してエロかったので各話の詳細は省きますが
一言だけ。。。
最後の話放課後の歪みのアブノーマルさに感嘆を上げずには入れませんでした。
ド変態で最高の先生…本当にごちそうさまでした。
かなりドエロエロです。上級者エロです。こういうのが苦手な方はやめといたほうがいいと思います。
友達や家族に見られたら言い訳出来ないレベルの内容です。
絵も煌びやかな乙女チックな感じとは正反対の男性的な力強い絵なので、好みが分かれるかもしれません。(私は全然良いと思います)
ただ、そんなんばっちこーいwwな方には是非オススメです!
もうかなりエロエロですがただえろくすりゃいいってだけの内容の本とは訳が違います。
まぁ、ただエロいんですけど(笑)それを更に惹き立てる話の進め方や設定のおかげですごく深みをましているので、作品としてすごく良いものになっていると思います。ちょっとギャグが入ってたりして面白い。そのギャグの入れ方もシュールで作品の雰囲気に合っててすごく好きです。エッチシーンの描き方はもうすごいです。リアルだしとても盛り上げてくれます。しかもいきなりエッチシーンから突入します。最後の教室の歪みはシリアスエロでちょっと痛々しい表現があるので苦手な方は注意。
個人的には同級生シリーズが一番好みだったかなと思います。ラブ要素が他の作品より強いので萌えました。
でもこんなエロ満載なのに安っぽくならないのがすごいと思います。ストーリーの進め方が上手なのでストーリー重視のお話も読んでみたいなと思いました。
短編それぞれタイプが違うのですが
全体的に、私には合いませんでした。
関係のない学校に忍び込んでイメクラプレイとか鬼畜にドがつく教師とか・・・
実際いたらすげぇ~と思ってしまう内容に、美しささえ感じてしまう。
2作品目の「止まり木」はみなさんが書いているように心に残る作品でした。
天使のその時々の表情がなんともいえなく好きです。
天使のために人をなぐり羽が抜け落ちてしまいますが
今までとは違う感情でそれでも嬉しいと思ってしまう天使。
可愛いです。
羽が治り天使を空に飛ばして1人残されたとき時の涙に
なんだか感情移入して自分もうるうるしてしまいました。
エロは十分出てきますが、全体的にほんわか恋愛ラブラブストーリーではありませんし
鬼畜系、痛い系独特な世界観が嫌いな方はあまり合わないかもしれません。
この本のタイトルって、一見「恋愛」に見えるけど「 変 愛 」だったのね。
もう、ここまで「変」だと、いっそ潔い。
もう、目つきからして「いっちゃってる」ので、これはこれで、もういいやって気分になる。
全編に渡って、汁まみれのエロエロだけど、
単なる「エロのためのエロ」じゃなくて、
実は、エロは副産物。
むしろエロありきの作品とは対極ともいえる、愛的なものが溢れ過ぎちゃっての結果としてのエロ。
こんな風に求めて、がっついちゃうの、
認めるのに吝かではない。
はらださんの作品を読んだのは今作が初めてなのですが、私はエロやストーリーよりも絵が気になりました。
涙、汗、精液、とにかく飛び散る汁、汁、汁!
太めで硬質な線と細く繊細な線で描かれる男の体!
どこか狂気じみた、恐怖すら感じる目!
残念ながら私には合わなかったのですが、ただ合わないから嫌いと言い切れないのは、収録作品の一つ「止まり木」がとても面白かったからです。
他の方のレビューを拝見しても、止まり木、人気みたいですね!
駄目人間×天使のお話で、「やめてやめてやめて」と目を逸らしたくなるシーンもあれば、ホッと心温まるシーンもあり、最後はずっと無表情だった天使ちゃんの笑顔も見れて満足。
私はエロを求めて今作を購入したのですが(笑)
ただエロが見たい~と脳天気な気持ちで読むと結構な衝撃を受ける作品でした。
いっそ清々しいほどのエロです。
しかも、じっくり読んでしまうエロです。
だって、話も上手なんだもん。
すっかり、エロ慣れしてたつもりでいましたが度肝を抜かれます。
どこにしまったら良いのか非常に悩む本です。
でも、すぐ手の届くところにも置いておきたい・・・ジレンマ
「エロとろR18」で読んだ「変愛」に衝撃を受け、
とっても気になると思いつつも、
次々出てくる沢山のBL作品たちに埋もれていき、
作者名を忘れておりましたが、
そうだった!!
これだった!!
そく「はらだ―パライソ」を購入したのは言うまでもありません。
でもって、今から「銀魂」まで大人買いをする気でいる自分が怖いくらいです。
読むまで、タイトルを「恋愛」だと勘違いしていましたが「変愛」なんですね!
登場人物は皆どこか変でアブノーマルなのに、ちゃんと愛があるので安心して読めました。
絵がとても綺麗ですし、エッチのアングルもいろいろ工夫してあって楽しくて、セリフの言葉選びもセンスが良いなぁ、と思いました。
どの話も楽しめましたが、私は特に同級生の話が好きです!
この話に登場する男子高生達がすごく可愛くて、でも女々しい意味の可愛いではなく、ちゃんと男の子っぽい!と感じられる所が最高です。
頭の中はエッチでいっぱい(笑)
女の子はがっつかれると引くけれど、男同士だから大丈夫という。
一話で終わりかと思ったら続きがあって嬉しかったです。
この一冊ではらだ先生のファンになっちゃいました。
次のコミックスが楽しみです!