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表題作偲べば恋

森哲也,美容師,元バイクチームのカリスマ
梶本寅之介,25歳,美容師

その他の収録作品

  • 左手(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき(描き下ろし)

あらすじ

その強い視線と、誰よりも先を走る姿に惚れていた---。
単調な毎日に飽いていた寅之介。地元のバイクチームのカリスマだった哲也に「来いよ」と手招きされたのは16歳の夜――
-哲也の後ろに乗れる事が何よりも誇らしくて嬉しかった。
だが、「特別」を作らないというチーム内の暗黙の掟を冒し、哲也に可愛がられる寅之介の事を面白く思わないチームメイトと不和が生じて…?

作品情報

作品名
偲べば恋
著者
ゆくえ萌葱 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
睨めば恋
発売日
ISBN
9784796407847
4.4

(123)

(71)

萌々

(36)

(14)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
542
評価数
123
平均
4.4 / 5
神率
57.7%

レビュー投稿数13

大人の募りまくり〜〜⤴︎⤴︎

睨めば恋1〜3巻を一気読みしまして、こちらを。
寅之介と哲さん、気になってたんですよねぇ。
こちらは大人な2人で…それもまたいい。

出会いの頃からお互い惹かれあっているのがわかる。
ゆくえ先生のこういう描き方好きです。めっちゃ伝わってきゅんとなる(自分で言っていてキモいですけどw)。

睨めば恋の中で言われていた伝説のチームとか、突然の解散の理由とか、そういうことだったのねと。

でも当時は寅之介は子どもだったし、逃げ出しちゃうのもわかる。

にしても、哲也待ったねえぇぇ〜(もう中学生風)。
離れ離れになって5年、側に置いて5年、都合10年。
そりゃ、もう待てねぇ、と強引にもなりますわな。

無理矢理は嫌いですが、この場合明らかに寅之介も哲也に惚れているし、本気で抵抗していないし、むしろこういう流れでしか受け入れられなかっただろうからいいんです。

エロがしっかりエロくなってるし。

あ、話前後しますが、
4年ぶりに電話で声を聞いて寅之介が
(ヤバイ…まだ好きだ──…)
となるとこ。
切なくて、めっちゃ伝わってこういう描き方大好きです。

それでこその
(断れなかった)
ですもんね。

募りまくった2人の続き、めっちゃ楽しみに今から読みます。

0

ヤンキーの一途な恋にキュンとする

スピンオフ作品って元の作品より切なくなること多くないですか?
「睨めば恋」では、兄ちゃん美人だなーとは思ってたけど、まさかこんな素敵な恋をしてたなんて。走り屋チームのリーダーしてるのに長く思い続けてるなんてキュンとしちゃうなぁ。
男らしいリーダーは私の好みです。

0

10年愛

一晩の話に回想をつなげて繋げて一冊にしています。あるようでなかなか無い構成ですね。ファンタジーでもないですし。

哲也(攻め 美容師)の「来いよ」の目つきと手がセクシーで、男の惚れる男。哲也が兎に角強引で、これぞ雄。寅之助(受け 美容師)に「無駄にエロい」と言われるわけよ。
冷静に見ると高校生の寅之助に手を出す哲也、悪い奴だなぁって感じですが、そんなところも無駄にエロいので許した。

指輪のくだりは伏線張るならもう少しわかりやすく張って欲しかった…スマホ電子書籍派なので、書き文字見にくくて、何のこと?となってしまって残念!

0

男が男に惚れる!独占欲と恋。

睨めば恋の竜のお兄さん寅之介のお話ですね。
15歳で出会い10年。一緒に美容室で働いて5年。

男が男に惚れる!
憧れから恋へ。

寅の哲也への憧れ独占欲がしっかり書かれてました。
バイクチームのことは正直よくわかりませんが正式なメンバーでもなく下っぱの少年がいきなり皆の憧れのカリスマの後ろに乗って可愛がられたら摩擦が起きますわな。

哲也が好きって言ってから抱けば良かったと、全くだよ!10年遠回りして。
初めて抱かれて寅はチームを辞めます。
色々思うところがあって。

でも5年後に哲也から俺の所に来いって電話が。

隣にいても想いを告げずに五年間。
俺を好きって言え、しびれます!

少年から大人へ。二度目は少し乱暴に抱かれます。
五年前あのとき俺のものにするつもりだったって。

えーん、長かったよ。でもよく哲也が待ちました。
寅のメットも指輪も、愛を感じます。

うまくまとまったのに2巻はどんなふうに展開するんだろう。

0

バイクチームってどの様なものを想像すればいいのかな

「睨めば恋」の主人公・梶本竜之介のブラコンおにいちゃんのお話。
「睨めば恋」を読んでいなくても、この作品はこの作品で独立しているので特に問題ない。
一時やんちゃしかけた寅之介が、当時のあこがれのリーダーだった哲也に数年ぶりに再会し、彼の店で一緒に働くようになったのだが…、
とこんな感じで、寅之介が哲也に抱いていた感情が何だったのか、その当時はちゃんとわかっていなかったけど、自分の気持ちに気づいて、一度は逃げ出して、今は自分の気持ちが何なのか分かっているのに、それを認めたくなくて、目をそらして、ひた隠しにしている。
そんな寅之介の恋心を表したタイトルが「偲べば恋」。
「睨めば恋」と並べると、「偲べば恋」が関連作だと視覚的にはわかりやすい。
カバーデザインも素敵だ。
だけど、個人的には、タイトルと中身の違和感がどうしても気になってしまう。
もう、これはほんとに個人的な感覚の問題なので如何ともし難いのだけれど、「偲ぶ」にはどうしても故人を思うイメージが強すぎて、設定や展開との違和感に萌を削がれてしまった。

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