コミックス発売前からドラマCD化決定の話題作、ついに刊行!

コミック

  • もういちど、なんどでも。 上

もういちど、なんどでも。 上

mouichido nandodemo

再一次,无论多少次。

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表題作もういちど、なんどでも。 上

藤井貴博19歳,大学生
古藤多郎,19歳,会社員

あらすじ

記憶喪失の恋。
事故後、恋人は2年分の記憶を失っていた――。

記憶喪失攻×エロエロ健気受の
プレイバックラブ!

高校を卒業した春、
古藤多郎は恋人・藤井貴博が事故に遭ったという報を受ける。
病室に駆けつけると、藤井は2年分の記憶を失っていた。
セフレ関係からじわりじわりと相思相愛となり、同棲を始めたこの2年。
そのすべてを一気に失い、ただの同級生に戻ってしまった恋人に古藤はーーー!?

作品情報

作品名
もういちど、なんどでも。 上
著者
阿仁谷ユイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
もういちど、なんどでも。
発売日
電子発売日
ISBN
9784396783761
4.1

(323)

(181)

萌々

(70)

(30)

中立

(17)

趣味じゃない

(25)

レビュー数
27
得点
1292
評価数
323
平均
4.1 / 5
神率
56%

レビュー投稿数27

信じてる、あなたを愛してる自分のこの気持ちも❤︎

上下巻同時リリースだったんですね。
有名すぎて殆ど知った気になったパターンで
ずっと積んでまして
やっとやっと番外編もまとめて読了しました
全部まとめてのって感じのレビューです。

ほんと何を知ってたんだろうと、
いままでの自分を叩きたいです。

まずもう、帯にある言葉とか
あらすじから受けるシリアスな印象は
読むと笑いとエロで一掃されます笑
そりゃもうハッピーなおはなしです。
だから泣ける❤︎最高です

多郎は、もう愛されたいより愛したい人なんですね。
五人兄妹の一番上で、家族を大事に
特に妹たちを全力で愛してるんですけど
ちょっと全力の限度が本人たちが引くレベルに達してて、
危なくなってたところに貴博と出会えた
もうそれだけで多郎にとって幸せなんですよ。

貴博がまた、素朴で人の気持ちの分かる素敵なやつで
愛情深い多郎のいじらしいまでの想いに
すぐ気付いて、その想いを受け入れて
気持ちを通わすんですけど、
しあわせそのものなんですよ。

そんな2人に降りかかった不運な事故は
あらすじなどで了解できると思うんですけど、
そこからの展開は正に、この2人だから
やってのけたことだと思う〜!

多郎の愛情深さに涙。
途中々々で笑かしながらも、
一度は真実の愛を手にした男、貴博の
泣かせるフィニッシュ❤︎

すっごく良かったです❤︎
それに、愛を感じるエロほんと最高❤︎
描いてるうちに、また読みたくなる、
とってもおすすめです❤︎

0

切なさが凝縮されている

読み返し。

高校生の貴博と多郎。
ある日多郎に「セフレにならない?」と持ち掛けられた貴博。
貴博は断るのですが、実は貴博は姉に恋をしています。
でも、そんな姉は結婚することが決まりー…。

多郎は貴博が好きで、貴博は姉が好きでって切ないなぁ…と思いながら読み始めました。
多郎は雰囲気はビッチっぽいんですけど、実際は一途でピュアで可愛いんですよ。
そんな多郎にだんだん心奪われていく貴博。
いつしか二人は恋人になり、順調に交際を続けていくのですが
ある日貴博が事故に巻き込まれて2年間の記憶を失ってしまいます。
2年間と言うのは二人が付き合う前からなので、
二人が付き合っていた記憶がごっそりと貴博の中から消えるんですね。
もうそれだけで切ないのに、貴博は元々ノンケなので
多郎が自分の恋人だと思っても見なくて
そんな貴博に対する多郎の対応に胸が痛くて…。

上下巻モノなのですが、上巻は幸せな日々がほんとに少なくて
多郎の気持ちを考えるとひたすら切ない内容になっています。

切ないお話が好きな方にはたまらないと思います。


0

もっと もっと

下ネタばかりの友人からセフレの誘いを受けた日 違う意味の気持ちを隠していた姉から告白をうける

寄ると触るとちょっかいだしてくる相手にセフレ承諾をしたのは 姉への届かない気持ちから? 相手の困る顔が見たかったから?



表紙と出だしで泣く気満々で読み始めるも 下ネタ好きのふざけたキャラを前面に押し出し 哀しみ 憂い 戸惑いすら尾首にしない

それでいて一途で健気で ただただ相手を想い続ける視線だけは残ってる


上下巻で読まされるのは 抜け落ちた2年を悔やむことも 恨むこともしない
ただ今まで通りに日々を費やしていく

その中で生じる勘違いを訂正することも否定することもなく 抗えない衝動の真意を確かめることもない


思い出せない2年を埋め合わせするんじゃなく あらたな想いで埋め直すための日常


話は悪くないんだけど 最後の最後までなにかがモヤる

思い出さなくても 思い出せなくても 必ず次も見つけ出す その気持ちにたどり着くところが弱いし 無理強いをして思い出させるようなことがない分 下手したらそこを見落として 「?」だらけになっちゃいそう


線は細いし 穏やかで静かで甘いすすみ

もっとちゃんと泣いてくれたら
もっとなにかを恨んでくれたら
もっと叫んでくれたら
もっと嘆いてくれたら

あたしの気性で読むには なかなか難しいお話だったのかな

3

想像してたんと違うー

作者さんの作品は初読みで、どのような作風か知らず、作品の内容もほとんど予習なしで読みました。
カップルのどちらかが記憶なくしてしまう話という程度の把握から読み始めました。

雑食で地雷も少ないので、こういう読み方をして「予想外!」を楽しむことも好きなんです。
それでも予想外でも面白くない物もあれば、予想通りでも面白くない物もたまにあるので、こちらの作品は予想外でしかも面白いという私にとってはアタリでした。

表紙の感じからして、絶対シリアス&切ない系と思うじゃないですか。
上巻はエロ、笑い、エロ、笑い、エロ、エロ、エロ、エロ…いや、ちょい盛りました。
切なさもあるっちゃあります。
多郎があからさまに悲しんでる描写がないのですが、その笑顔やおふざけの裏に隠された気持ちを思うとね…泣
自分との甘々な生活忘れてまた友達として1からってかなり辛いしやるせないはずで。

下巻は予想ではもっと切なくなるんだと思うので、期待して読みます。

1

上下巻まとめての感想です

表紙の印象から勝手に純愛ものかしらと思ったら(純愛だけど)エロエロでしたね
多郎エロい。反応良すぎw

高校の時の出会い、あれだけで貴博に感じちゃう多郎が…すごい。
でも一途なのがよくわかった。
貴博が記憶喪失の間「ネタバレ」しない多郎えらい。

貴博が記憶は戻らないけど多郎に心と体はキュンキュンビンビンに反応していて…でも頭では否定し続けるのがもどかしかった〜
なのに多郎はバラさなかったのえらいしほんとに貴博が好きなんだなと。
明るく振る舞っていたけど辛かったろうに。

0

その描写いる?って描写が多い…

合わなかった…

あらすじだけ見て、自分のことを忘れてしまった恋人は記憶を取り戻すことはできるのか?という王道のストーリーで
絶対これめっちゃ切ないやつ!と思って読み始めたものの
この作者さんの色なのかもしれないけど、
けつま〇ことか言っちゃうし目はハートだし、とろとろと下品な感じのエロが続くしげんなり。

もっと丁寧にもう一度好きになる描写を描いてくれていればいいけど
何か流されてえっちしてたら好きになっちゃいました~!って感じで
最後までついていけないまま、何かハッピーエンドで終わりましたという感じで…
薄いな~って感じでした。

2

表紙の雰囲気通り

この作品こんな評判良かったのですね!
他の阿仁谷先生作品のレビューでも書きましたが、申し訳ない、自分はデビューごろの先生の絵のタッチが好きで、最近は相性良くないです。それでもあの頃の"好き"が忘れられなくて、作家買いしてしまう。

いわゆる記憶喪失もの+阿仁谷節の汁気の多いエロ&モノローグ&ドタバタコメディって感じでしょうか。
原稿が絵で詰まってる作品が好きで、モノローグや余白多めだと苦手なんです…お話も正直1巻でまとまるよな〜と思えてしまって。そう言いながらアフターエピソード&さらにその続編まできっちり買ってるんですけどね笑

高校生の頃と現在を行き来する構成は好きでした!

※電子書籍ebook
エロ感は失われていない修正レベルです

0

切なさの中のエロス

〖DMM電子書籍〗
修正:白抜き(輪郭あり)
カバー折り返し:なし
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:

〖紙媒体〗
未読

2

先の展開が読めない

表紙とあらすじだけで切なそう。下巻を読んでからのレビューの方がいいのかもと思いましたが書いちゃいます。

古藤がずっと藤井を好きで悪友みたいな付き合い方しかできず、セフレに誘って。
でも藤井もどんどん古藤を意識していき流されるように初エッチ。
古藤は藤井の代わりに他の人と経験を積んでたんですね。それを知った藤井は怒って嫉妬して。

2年間の同棲生活についてはあまり書かれてませんがケンカもせず仲良くやってたのに。
この2年間の記憶を藤井が無くしてしまって。

好きな人は自分でもう一度好きになるって、だから2年間のネタバレ禁止って。目の前に古藤がいるのに。
古藤の双子の妹をそうだと勘違いしたり。

藤井は二人で撮ったエッチ動画を古藤がAVに出てるんだと勘違いして。

最後は絡みがありますがどうなるんだろう。我に帰ったら古藤を突き飛ばすのか、何か思い出すのか。

タイトルのもういちど、なんどでもという言葉を信じて下巻を読みます!

記憶喪失ものは切ないですね。どうやって展開するのか!

0

下巻のトーンが気になるライトな上巻

 記憶喪失ものの作品だとずっと重厚感の漂っているものが多いイメージなのですが、少なくともこの上巻に関しては、割とライトに読める作品だったかなぁという印象です。もちろん、付き合っていた期間の記憶を失くされてしまった受けの古藤は気丈に振る舞っていても内心は辛いのでしょうが、自由人な性格は変わらずなので、そのお陰で読者もそこまで沈鬱な気分にならずに読み進められます。

 それに加え、濡れ場がそこかしこに登場するので、重くならざるを得ないテーマを軽めになるようカバーしているような気もしました。古藤の淫らさというか、快楽にとても弱いところにも結構重点を置かれていて、私自身記憶喪失のことを忘れそうになる瞬間もあったり。なので、記憶喪失ならではの耐え難い辛さを味わえるような作品を求めている方は、あまりハマらないかもしれません。私はこれくらいのトーンもありだと思いました。下巻では一気にシリアス調になる可能性もあるので、今後の展開にドキドキしています。

0

男同士だから...

多郎からの誘いで、セフレにになった貴博。最初は男じゃん!と抵抗感を持っていたのにエロいことをしてしまって意識しだす流れがかわいかったです。次第に両想いになり、同棲したものの突然の事故で貴博が記憶喪失に。2年分の記憶が抜け落ちてしまい、多郎との関係が思い出せなくなります。1人でビデオを見ながらシコる多郎ですが、ビデオがすごい(笑)

多郎の妹に会った貴博は勘違いします。多郎のことが気になるのはその子に似ているからだと。自分は多郎の妹のことが好きだったから、兄妹で似てるから仕方ないと勘違いするのも切ないです。やっと両想いになって幸せな日々を送っていたのに0になる。男同士だから、恋人だったんだ、そうか!とすぐに受け入れられる現実ではないこと。それがもうしんどい...

実姉のことを好きだった貴博が首にかけていた指輪は好きな女のだろ?と多郎が貰うことに。最初から俺のものだったみたいと言ってみせた多郎、そんな言葉が出るなんてすごいなぁ。

「藤井の代わりにしてた」もっと勇気を出して早く告白してれば良かったと他の男に抱かれていたのを後悔する多郎もかわいい。記憶を失う前の貴博の、今度は俺が先に多郎を見つけるという言葉。ほんとに健気な多郎なので早く見つけてあげてほしい。

もし彼女とかいても自分から好きになるまで知りたくないという貴博を見て、躊躇する多郎ですが結局酒の勢いでエロいことになり、そこで終わってます。絵柄も独特でエロエロなので好みは分かれると思いますが、面白かったです。

3

控えめに言って神

阿仁谷先生の作品はこちらが初です。
控えめに言って神。いろいろな作品を読んできましたがその中でもトップクラスです。
私はCDから入りました。
新垣樽彦×佐藤拓也。さとたくの受けが甘くてせつなくて最高。とにかく受けが可愛かったです。それを壊さず引き立てる新垣さんの演技も素晴らしく、引き込まれました。
漫画を読んで微妙だな~と思った方や、この作品気になるな~と思っている方はYouTubeで検索して少し聴いてみていただきたいです。

ネタバレはしないように中身を説明すると、
シリアスを軸にBL、ギャグって感じです。
濡れ場は比較的多いです。
正直私は濡れ場を求めてこの作品を手に取ったので、他の方のレビューにあるようなエロとギャグがありすぎてストーリーが霞むとかはありませんでした。
むしろこの配分でないと重すぎて読みにくくなってしまうんじゃないかなとおもいます。

このレビューで少しでも気になるなと思ってくださった方は是非読んでいただきたい!

10

リバ

番外編ですがリバ要素があり、そこに衝撃を受けて内容を忘れました。

3

最強の二人

私は地雷といわれるものがほとんど無いので、話が面白ければ問題ありません
面白さも千差万別 受け手側の好悪や色々な要素で評価は変わりますよね
なので、私の評価は神です
エロもどエロくていっそ楽しいし、恋の暴力的な力というか抗えない感じが伝わってきます
上下巻プラスその後の小話も手に入れて何度も読み返しています
読むたびこんな恋ができて良いなーと羨ましくなります

6

もったいない

阿仁谷先生の作品は初です。

商業を買うときはなるべくレビューをみてから買うのですが評価も良かったし、切ない系が読みたかったので上下2冊購入しました。
作者様とこの作品が好きな方には申し訳ないですが、個人的になんでこんなに評価が良いのかちょっとわからなかったです。

ほとんどエッチな描写だらけ。
ところどころに入ってくるギャグとエロシーンが邪魔して全然ストーリーが頭に入ってきません。


頑張って読もうとしましたがどうしても無理だったのでドラマCDを聴いてどうにかストーリーを把握できましたが私は全く泣けませんでした。


個人的な意見ですが私は、記憶喪失で切ない系ならもう少しエロを抑えたほうが良かったし、切ない系にここまでのエロさは求めていません。
目がハートになるくらいトロトロでメロメロな受けの表情が受け入れられませんでした。
あまりにもどエロな描写と苦手ワードだらけでかなり萎えました。

これなら最初からエロギャグな作品の方が好感もてたと思います。

設定と表紙の雰囲気は好きなので評価は中立。
限りなく「しゅみじゃない」に近い中立です。
設定が良いだけあってとてももったいなく残念でした。

切ないストーリーと濃厚エッチと独特なギャグが好きな方にはおすすめです。

5

使い古されたシリアス設定をライトかつ泣ける作品に昇華

上下巻は一度に読むことをオススメします。
一度冷静になってしまうとツッコミたくなるのですが
勢いに任せて読むとじんわりほっこりします。

記憶喪失になり、最終的には元サヤに収まってメデタシ。
昔はもっと多かった気がするけど最近減りましたね。
使い古されたシリアス設定を
ライトかつ泣ける作品に昇華されていてお見事です。

記憶がないはずなのに終始きゅんきゅんしているところが可愛くもあり
「あー、これ元サヤにあっけなく戻るんだな」感もあり一長一短。
個人的にはもう少しエロ要素を抑えた部分で
惚れ直す過程を味わいたかったですが
健気ビッチ好きには堪らない作品だと思います。

1

作者様もコミックもお初でした!

泣けるBL!人気で売れている!って聞いたら腐人(ふびと)としては、とりあえず読んどかんとイカンよな。と、作者の過去作も知らないまま使命感だけで手に取りました。

最近レトロな絵柄がウケているらしいが、冒頭から手塚○虫先生様や長○豪先生様などの時代が過った。
表紙から切なさが駄々漏れしてますね。
ただ、ペンダントの指輪が小さすぎなんだが…。
P5に同じような絵柄が出てくるから見比べちゃたよ。

古藤(受け)の柄Tシャツ(首回り大きく小さめ)…何だろう?なんか、それっぽい人のお姿って感じ…。
普段ヘラヘラしているのにエロモードの時は別人。

藤井(攻め)は記憶をなくしてしまうが自らネダバレ禁止!と受けに言うのだが、受けに「彼…彼女とかもしいたらどうすんの」攻め「それこそ禁止中の禁止!!」「自発的に好きになりてえから」…え?もしマジで彼女いたらその間ほったらかし?
まぁ、攻めも入院中お見舞いにも来ないから彼女無しって自覚もあったからこその台詞なんだろうけど。

知らんけど記憶戻したいなら、色々情報あったほうが思い出しやすいんじゃないの?

攻めは受けを意識してしまうのはの双子の妹多恵が好きだっからと勘違いしていまうが、この子が男前で可愛かった!!
受けが大事にするのも分かる!
攻めが実姉を女性として見るのは…解せぬ…。一生な…。

受けに対して何て言えばいいんだろ…。
攻めが無事で良かった、想いが叶った2年分の記憶がない、攻めにネダバレ禁止と言われている…。
生きていてくれた!攻めの希望を尊重しよう!いつか思い出してくれるだろう。

攻めは多恵ちゃんの事気になり出しているし、ビデオ見ながら楽しかった頃を思い出す受けが切なかった。
…ただ、何故ハメ撮りなんだよ。本当にタイトル通りキテレツ大百科行為だわ…。

内容的に普通の感想になってしまいました…。
下巻ではもう少し頑張って書きます。

4

シリアス設定の中に光るアホ会話

上下巻一気に読みました。こちらでは上巻のみのレビューをさせていただきます。

冒頭を読んで、「あー結構重めのお耽美系かな?」と、まんまと騙されました。

もちろん、記憶喪失というテーマ自体はなかなか重たい題材だと思うのですが、それをうまく和らげるセリフセンスとキャラの魅力がすごいです。
下ネタ軽口を叩き合うカップルのBLって、実は商業だとあまり少ない気がします。そういうのを待ってた…!っていう人にはぜひ読んでほしいです。

古藤(受け)の独特な魅力はかなり癖になります。
見た目はもちろん受ける人には受けると思いますが、ちょっと濃いめのデザインなので敬遠する人もいるのでは?
口は達者でも、中身はかなり純粋で健気でまっすぐで、そしてめちゃくちゃにエロ可愛いです。

受け攻めはあるのに、普段の対等さはリバっぽいところも素敵だなと思いました。

9

矛盾にツッコミを入れるばかり

古藤は藤井のことが大好きでセフレでも良いから近づきたい、事故で恋人だったことを忘れられてもそばに居たい、そんな純愛ストーリーと思って読み始めましたが…

エロく誘ったり、事後に茶化して笑う古藤と、藤井がつい応えてしまった時に涙を流してメロメロになってる古藤は、顔も全然違うし同一人物に見えない。
淫乱っぽくふざけていながら、藤井への気持ちがダダ漏れなギャップ萌えを狙った演出だと思いますがやりすぎで違和感しかありません。

藤井は実の姉・かずよに子供の頃から恋していた。かずよは普通のかわいらしい感じの女の子なのに、「おれのけつま○こ めちゃくちゃにして」って古藤に「俺の好み超ド真ん中だ」とハマってしまうのにも違和感。

そして藤井は事故で二年間の記憶を失くしてしまう。古藤と恋人だったことはおろか、第一印象が悪かった古藤といつ友人になったのかすら覚えてない状態。なのに、それまで通りの生活を送った方が良いという医者のアドバイスがあったからって、藤井をそのまま古藤と同居させる藤井の家族も非常識な気がしました。

恋人同棲を伏せての同居開始。でも枕が二つ並んだダブルサイズのベッドがそのままなのも…古藤の夜勤が多いからソファで寝るって説明も白々しい。
藤井が古藤との記憶を失くしたらノンケに戻ってるわけで、古藤はもっと悲しみや葛藤があっても良いんじゃないか思うのだけど、なんかケロッとしてるように見える。ハメ撮りDVDをそのままデッキに残してる無配慮さも…もう!

「俺の二年間のネタバレ禁止。とくに彼女ネタ。自発的に好きになりてえから」藤井のこの言葉はストーリーの根幹テーマなはず。でも古藤に惹かれていくキッカケが、ハメ撮りDVDの古藤の乱れた姿とか、寝ぼけた古藤とのエロ行為とか…
それしかないのか!心の結びつきは?

もう矛盾にツッコミを入れることしかできない、違和感いっぱいの読後感です。

11

初読みです。

記憶喪失ものは好きなので、購入。表紙、いいですね!
ユイジさん、今更ですが初読みです。

表紙から想定していた受けとは違いましたが、折角恋人同士になれた攻めが記憶喪失で自分と付き合うことになった期間の記憶が抜け落ちて友達に戻ってしまった受けが切ない、王道ストーリーでした。
更に攻めは受けの妹が好きなのだと誤解。
こういう話は大好物です!
なのに、何故評価があまり高くないかというと、これは本当どうしようもないのですが、作者さん独特なギャグとエロが受け入れられないとのめりこめないかも。
ここが合わないと、切なさに水がさされます。
こればっかりはどうしようもないですよね。
お好きな方にはたまらないと思います。

力強い赤子はめっさ可愛かったです(笑)

8

熱量が伝わってもらえれば幸いです(艸∀`

さすがのユイジ先生コミック!!
「面白くない筈がない!」と期待大に上下いっき購入♡♡
あんなにハードルを上げて読み始めたのに読み始めて数秒その期待を遥かに上回る面白さに撃沈(* ̄ii ̄)♡

あんなに…あんなに覚悟して読んだのに我慢出来なかった・・・・・。
家族が居るにも関わらずリビングで1人号泣(艸∀`

ユイジ先生のお話を前にしては自分の感情をコントロールするなんて不可能だと改めて感じました(*´ェ`*)

毎回のことですが、今回も
ストーリーは面白いわ絵も綺麗、エロさも半端ない!!!!
っと三拍子揃ってて非の打ち所がありませんでした(*°∀°)=3

この話を読まない理由が見つかりません!
買って損は絶対しないです(`・∀・´)
今期一オススメです(*°∀°)=3

6

ビッチに見せかけて実は

上下巻一気読みしてから感想を書いておきます。
まずは、二人の高校時代の話、素直じゃない受けの多郎が藤井にセフレの提案をするところから二人の関係が発展します。最初こそ、なんて奴だろうこの多郎って子は!けしからん!と思ったけど、読み進めていくうちに、実は健気な人となりがわかってくるんです。
事故で記憶がなくなって、自分が恋人だったと言えずに、それでも普通に振る舞う多郎が切ない。
この巻では、ただただ藤井が早く記憶を取り戻すように!って祈るばかりでした。

3

上下巻セット購入推奨!

駅中書店で見かけて帯に“記憶喪失”とあって気になっていた本です。
切なさとエロと笑えるシーン有り。

貴博限定でトロットロになる多郎可愛い。
プルプルして貴博への好きが溢れまくっているのがもう…見ていてほんっと可愛いったらないんですよ!
なのに普段は下ネタ言いーの、ビッチなことほざきーの…な・の・に!
健気なんですよぉー!!!
貴博の意向を尊重して、ネタバレをしないって約束した時…多郎の指先が微かに震えていたのがもう…(´;ω;`)
言いたいだろうに…自分が恋人なんだって…伝えたいだろうに…・。
なのに肝心の貴博は…まぁもともとノンケだったからってのもあるんだろうけど、多郎の妹のことが好きなんだって勘違いして。
多恵ちゃんと似ているから多郎のことが気になるんだって納得しようとしていて…。
貴博…キュンキュンする相手間違えてないから…間違えてないからっ!!!
その想いは多郎に向かっていいんだよっ!!!
間違ってないんだよって何度思ったことか。

たくましく哺乳瓶のミルクをゴッキュゴッキュと飲み干している赤ちゃんに噴いたwww
あと寝ぼけて電話とタオル間違えて「もしもしっもしもしっ(`・ω・´)キリッ」な多郎はもう…笑わずにいられようかっ(笑´∀`)ヶラヶラ

7

思ったほど…

多郎にセフレ提案をされた藤井は一度は拒んだものの、思いをよせている実姉が婚約した寂しさを紛らわすために、多郎と関係を持ってしまいます。
藤井にとっては軽い気持ちだったけど、セフレになれたことをすごく喜んでいる多郎の笑顔が少し切なかったです。

そんな幸せな二人でしたが、藤井が事故で二年間の記憶を失ってしまいます。
せっかく幸せになれたのに自分との楽しい時間を忘れられてしまった、多郎がかわいそう・・・

ただ、評価が高く期待して読んだわりには、王道ストーリーでいまいちぐっときませんでした。
エロは評価通り濃いめです。
下巻に期待します!

7

せつないけど、エロがエロエロで

エロは好きですが、エロエロすぎるのは、まだまだBL初心者の私にはハードルが高く。ユイジ先生作品は、エロエロであることがわかっていたのですが、記憶喪失という絶対にせつない純愛要素につられて購入。設定は予想通りの展開で、ほんとせつない。
恋人の藤井(攻)に自分をを忘れられても、けなげに接する古藤(受)。人間は記憶がなくなっても、また同じ人に恋をすることができるんでしょうか?考えるとすごく怖いですよね。こういう展開は本当に大好きなんです。
ですが、やはり私にはエロがエロエロすぎました。受のパンツにエプロン姿に、攻がどきゅーんとやられちゃう展開とか、ちょっと好みじゃなかったかな。もう少しエロ要素があっさりしてたら、どストライクだったかも。
これからもっともっと色々な作品を読みこんでいけば、感じかたも違ってくるのかもしれませんが、せつない展開を求めると、エロはあっさり目が好みだということがわかりました。

6

もういちど、なんどでも。読みます

とりあえず上巻だけ買って、下巻は後で・・・
なんて購入の仕方をして後悔しました。上下巻セットで買えば良かった、と。

古藤(受)と藤井(攻)は学生時代からの友人、古藤が藤井に惚れ、後に2人は相思相愛。一緒に住んで幸せな生活を送っていたが・・・
藤井が事故に遭い2年間の記憶が消えてしまう。
藤井のことが大好きだけど恋人だったとは告げず一緒に生活する古藤と
古藤が恋人だったことは忘れ自分の好きな人は古藤の双子の姉だったのではと記憶をめぐらす藤井。

読んでいて古藤の気持ちが切なすぎて泣けました。好きな人に忘れられてしまうけど傍にはいると言うもどかしさ。
記憶は消えたままなのに流れで体を求め合うけど、藤井は好きな子が居ると古藤を突き放す
もうこのシーンが胸がしめつけられるくらい切ない
藤井は端々で古藤のことが可愛くてきゅんとしているのに
その感情は恋だとは気付かない、気付かないようにしていて
お互いの気持ちがすれ違いつづけて。。。

ラストはたまらなかったです。本当に読んで良かったと思える作品でした。
エロも満載で、古藤が照れる時にトロ顔になるのがたまらなく可愛いです。しかもど淫乱(笑)

切ないラブストーリー系が好きな方はオススメです。

12

エロいのに、純愛。

阿仁谷さんの新刊。楽しみに待っていました。上下巻同時発売で、上巻の表紙の描かれているのが受けの古藤くん。下巻に描かれているのが攻めの藤井くんです。

さて、それでは内容をざっくりと。



高校生の藤井くんは、ある日同級生の古藤くんに「セフレにならないか?」と言われます。「無理!」と断るとあっさり引き下がられ拍子抜け。
そんな藤井くんは不毛な片思いをしています。相手は彼のお姉ちゃん。どうにもならない恋だとわかっていても諦められずにいるのですが、お姉ちゃんから『結婚する』と告げられます。
ショックを受けた藤井くんは投げやりな気持ちで古藤くんとキスをし、フェラしてもらい、二人の関係はセフレへと。
口ではビッチさんなことを言いながら、赤面したり可愛い反応を示す古藤くんに徐々に惹かれていき、初めは体から入った二人ですがやがて恋人になります。
高校を卒業し、古藤くんは就職、藤井くんは大学生になり、一緒に住むことに。順風満帆な生活を送っていましたが、そんなある日、藤井くんが事故に巻き込まれ2年間の記憶を失ってしまいます。
もともとノンケさんの藤井くんは、一緒に住んでいても古藤くんが自分の恋人だということには全く思いつきもせず…。

というお話。

何というか、既視感のあるお話だな、と。でもすごく萌えました。

受けの古藤くんが、健気で可愛いんです。
藤井くんのことが好きで好きで、でもそういう気持ちが彼の負担になるのなら、と自分の気持ちを告げることもせず、口ではあえて辛辣なことやビッチさんなことを言う。
けれどふとした瞬間に「好き好き」オーラが出ちゃうところなんかすごく可愛かった。

自分のことをすっかり忘れ、思い出しもしない恋人。
それでも藤井くんの気持ちを尊重し、自分の気持ちよりも藤井くんのことを考え行動する古藤くんに激萌えしました。

上巻では古藤くんに激似な双子の妹・多恵のことが好きなんだと思い込む藤井くんが、多恵に似てるから古藤くんが気になるんだよな、あれでも、んん?というところまでが描かれています。

阿仁谷さんらしい、ドロドロのエチシーンは満載。全体を通してセックスシーンも多くエロエロなのですが、ストーリーとしてはまさに純愛。

この二人に幸せがやってくるのか。下巻もまとめて購入されることをお勧めします。

18

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