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表題作ただいま、おかえり

藤吉弘,エリートサラリーマン,受の夫,α
藤吉真生,専業主夫,Ω

その他の収録作品

  • お久しぶりです、また会う日まで(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「4話の夜」

あらすじ

あたたかくて、癒される
ハートフル・ホームドラマBL

家族命のスパダリ攻×劣等感を持った美人受

======================

イケメン旦那とキュートすぎる子供に囲まれた
ほんわか主夫ライフ

藤吉 真生(ふじよし まさき)は自分に自信が持てない専業主夫。
エリートサラリーマンの夫・弘(ひろむ)ともうすぐ2歳になる息子・輝(ひかり)に支えられ
何気なくも大切な日常の中で少しずつ自分を受け入れていく。

喜びや悲しみを乗り越えて、昨日よりもっと"家族"になる。
あなたに優しい気持ちを運ぶ、藤吉家の団欒へようこそ。

作品情報

作品名
ただいま、おかえり
著者
いちかわ壱 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
シリーズ
ただいま、おかえり
発売日
ISBN
9784865892000
4.1

(446)

(269)

萌々

(74)

(42)

中立

(23)

趣味じゃない

(38)

レビュー数
57
得点
1790
評価数
446
平均
4.1 / 5
神率
60.3%

レビュー投稿数57

優しさ溢れるオメガバース

オメガバース作品で番という繋がりを得た更にその先を描いた心温まるお話。
家族愛とその家族を見守り支えてくれる優しい人々。
何気ない日常がそっと温かくて、つい忘れがちになってしまう人と人の繋がり、家族の在り方を優しく伝えてくれる物語。
オメガバース作品では避けることの出来ない種族偏見の描写はやはり切ないけれど、それすら吹き飛ばしてくれちゃう愛情がこちらの作品からはたくさん感じました。
お子ちゃま達は本当に可愛いし。主人公夫婦もすごく素敵で最初から最後まで癒されまくりです。もちろん周囲の人々も魅力たっぷり。
番になるまで紆余曲折する作品は多々あるけれど家族になってからの日常を描いたオメガバース作品ってありそうでなかった気がしますし、ずっとこういったお話読みたかったので出会えてすごく幸せ(*˘︶˘人)
お話のトーンも明るめで、家族とともに自分も周囲も成長していく…読み終えた後はひたすら感動しまくりでした。
オメガバースならではの魅力を存分に引き出した作品ではないかと思います。
是非とも続編を✧‧˚

11

アットホームなオメガバース

既刊『天井の下に恋』で、そのあまりのちみっこの可愛さにノックアウトされたいちかわ壱さんの本です。
ちみっこメインで、オメガバースものです。

オメガバースのアルファ×オメガって、そのドラマティックな恋愛が主体になることがほとんどだと思うのですが、この話はもうすでに結婚して子供もいるアルファとオメガが、家族3人で幸せに暮らしているという設定です。
ドラマティックさには欠けるかなと思いましたが、ちみっこが相変わらずヤバいくらいに可愛いので、もうそれだけで満足です。
許されたとはいえオメガの自分がエリートのアルファと結婚したことを引け目に思っている受けとか、お隣のコミュ障な大学生との交流や、夫と妻のいちゃいちゃなど、読んで楽しいエピソードはたくさんあったのですが、とにかくちみっこです。この本の楽しみの8割はちみっこだと言っても過言ではありません。
オムツでふりふり歩く姿、片言しゃべり、内弁慶、勇ましさ、天然さ、その存在のすべてが愛しいです。ツリーのお星さまを壊してしまってギャン泣きするシーンでは、あまりの健気さにもらい泣きしてしまいました。

『天井の下に恋』はあくまでも受けと攻めが主役だったので、ちみっこはかなりのパーセンテージを占めながらも脇役で、もっとちみっこがメインでもいいのよ? と思いましたが、今回その欲求不満のすべてが満たされた感じでした。むしろ受けや攻めが脇役。(笑)
とは言え、オメガである受けの劣等感が埋まったり、攻めの親に認められたりなど、他の部分の読み応えもありました。
ドラマティックなオメガバース好き、という方よりも、日常ほのぼのBLがお好きな方とか、もちろんBLちみっこ好きな方にハマるのではないかと思います。

9

癒し効果抜群♪

発売してすぐに購入したんですが、もう何回読み返してることか。。
身も心も疲れた時に読むと癒し効果抜群♪
ぶっちゃけ、表紙買いでした。
なんだこの可愛いちみっこは!!と(笑)
設定も、オメガバースでは珍しい子供のいる夫婦の物語ということもあって、すごく興味を引かれました。
オメガバース版ホームドラマといった趣です。

とにかく、ちみっこ:輝の可愛さにひたすら萌え転がっておりました(笑)
何が可愛いって、輝の存在全てが可愛い*´Д`*
これを天使と呼ばずして何を天使と呼ぶのか!!(笑)
何がどう可愛いかは作品を読んで是非確認して頂きたいところですが、そんな輝くんを取り巻く大人達との関係もまた微笑ましくて癒されるのです☆

子供ってすごいですね。
子供の素直さと無邪気さに大人は太刀打ちできません。
いくら理屈を捏ねようとも、子供の前では素直に謝るしかないんです。
歳を取れば取るほど、素直にゴメンなさいが言えなくなるし、ゴメンなさいの大切さがわからなくなる。
そんな頑なな心に雪解けをもたらしてくれるのが、子供の真っ直ぐな心なんです。

オメガバース特有の階級の違いによる偏見。
それは変に知恵のついた大人だけが持つ無駄な偏見であることを、輝が教えてくれたように思います。
輝にとっては、αの弘もΩの真生もただただ大好きなお父さんとお母さん。
それ以外の何者でもないんです。

基本的に家族のほのぼのがメインで描かれているお話なので、ドラマティックな部分は少ないと思います。
でも、弘と真生が心から愛し合ってることは読んでいるだけで伝わってくるし、いろんな出来事を経て家族の絆がより強くなって行くところはすごく読みごたえがありました。
藤吉家を取り巻く人たちもみんな魅力的で、脇カプの今後にも期待!(笑)

とにかく、輝の可愛いさは正義≧▽≦
オメガバースのお話でこんなに癒されるとは思っていませんでした。
弘の親バカっぷりも微笑まし過ぎたし、じぃじもそれに負けないじじバカっぷりを見せるんだろうなぁ(笑)
本当に素敵なお話なので、たくさんの人に読んでもらいたいです☆

7

オメガバースの美味しいところだけ

表紙では、オメガバースとはわからなかったのですが、これは今までのオメガバースに対するイメージとは全く違うものでした。今までオメガバースと言えば、Ωに対する偏見だけではなく、回りにいる人が襲いかかってきたり、Ωそのものも発情期には淫乱になったり、そういう扱いに自棄を起こしてビッチだったりと、ダークなものが多いように感じられたのですが物語が既に幸せな家庭から始まっているので、ほのぼのが全面に出ていて、初っぱなから癒されまくります。ひーくんの可愛らしい言動や仕草に終始ほっこりさせられ、オメガバース作品であることを忘れた頃にたまにハッとする出来事がある程度なので、オメガバースの男同士でも赤ちゃんが出来ると言う美味しいところだけを楽しめる夢のような物語でした。


6

ひーくん可愛すぎか!

初オメガバースがこちらで良かった。
とにかくひーくんが可愛くて、癒やされたい時に何度も読み返してます…。愛情一杯に育てられているのが伝わってきます。羨ましー

できれば、夫婦二人のなれそめが気になります。夫婦BL好きだし何よりお互いに結婚指輪をしているカップルってあまりBLで見かけないので、私は好きなんですが(特に攻めがしていると)この二人の出会い等、続編が出るみたいなのですが期待してもよろしいのかしら…

後個人的に可愛かったシーンはひーくんのうどんの件ですね。ちゅるちゅるーとか言っていて、いざ出てきたのがデロデロのやつで悲しそうに食べるシーンがね、可哀想なんだけどこれが可愛くてね…
ホクロが遺伝してるとこも良いなぁ…

個人的にエロなしでも良かったかな?と思う位ひーくんが天使すぎたのですが、何はともあれ続編期待してます★

5

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