かしこまりました、デスティニー (下)

kashikomarimashita destiny

恭依从命

かしこまりました、デスティニー (下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神261
  • 萌×259
  • 萌32
  • 中立6
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
22
得点
1643
評価数
371
平均
4.5 / 5
神率
70.4%
著者
さちも 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
ポーバックスTHE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
シリーズ
かしこまりました、デスティニー
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865891973

あらすじ

不器用でまっすぐな執事長×元主に恋をする執事

西園寺(さいおんじ)家の執事長をしている久藤(くどう)は自分にも他人にも厳しい強面。
東條(とうじょう)家の元御曹司•葵(あおい)とともに西園寺家で働くようになった東條家の元執事•宮内(みやうち)
とは犬猿の仲で、口喧嘩が絶えない日々。
宮内のことを口達者で執事のくせにロンゲないけすかない野郎だと思っていた久藤。
しかし宮内の葵への恋心を知り、次第に宮内を放っておけなくなる。
葵との主従関係が解消されて自由に恋愛が出来る状態にありながら、葵の恋路を応援する宮内。
久藤は押し殺した気持ちを独り抱え込む宮内を、抱きしめずにはいられなかった。
気付いた時には、片想いの、片想い。

意地っ張りな執事2人の不格好なシンデレラストーリー。

表題作かしこまりました、デスティニー (下)

久藤(α)/ 次郎付き執事兼執事長
宮内(β) / 元葵付き執事

同時収録作品かしこまりました、デスティニー

西園寺次郎 α
葵 Ω

その他の収録作品

  • とある使用人の独白(描き下ろし)
  • かしこまりました、運命(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数22

受けのあまりの切なさに泣く、、、

「久藤(‪α‬)」×「宮内(β)」の執事カプのお話です


もう、これは、泣ける(断言)。
私は、ほんっとに「涙腺崩壊」というか「精神崩壊」ってレベで泣けました。
その泣けたポイントをご紹介、、、

葵(‪運命の番と結ばれたΩ)が妊娠した事が発覚した事で、ずっと葵の「一番」になりたいと願っていた宮内は、久藤の前で昔を思い出して涙を零してしまうのです。
久藤はそれを見ておもわず抱きしめてしまい、それによって自分の恋心に気づきます。

このね、宮内の回想シーンから泣くまでのとこが、本当にたまらない……
「宮内はね、ぼくの王子様だよ」
なんて言う葵は、性別を意識することなく、これから自分がその性別によってどれだけ苦しむのかをまだ知らず、無邪気に笑うのです。
そんな幼い頃から葵を守り、愛し、「一番」の存在になりたかった宮内は、
「誰…よりも…っ」
と、零して泣きます。
βだからβだからと、このシリーズで1番「性別」というのに苦しむのは、断言します、宮内です。


あともう一つ…宮内がずっと美しい。可愛い。尊い。
街中に2人で出かけた時に、見知らぬΩが発情期になってしまうのですが、
その時に宮内が久藤を連れて裏路地へ行くんです。
それって、なんていうかもう、「久藤に運命の番がを見つけて欲しくない」ってことじゃないですか
「自分以外の所へ行かないで欲しい」っていう想いの前兆だと思うんです

それに、久藤に「この運命じゃご不満か」と言われたあとの照れ顔……
もう、めちゃ惹かれてるやん!!!

「誰かにとって特別な存在」に自分がなるというのが、宮内にとっての夢なんでしょうね……(T^T)
巻の最後の方でのエッチで、噛み跡を残して欲しい、とβながら久藤にお願いしたりするのも、
「特別な存在」である証が欲しいのだと思います。
でもね、
そこで「俺は、お前をΩにしたいわけじゃねぇよ」と言う久藤も好き……
……ヤンキー顔な人ほど根は優しい理論は、やはり成立すると思うんですよね、はい。

…若干話が逸れました。
つまりはですね、
「完璧な執事・宮内」と「ヤンキー顔で周りから怖いと言われる・久藤」
⤴︎ ⤴︎⤴︎こんな2人なのに、一緒にいる時だけはすぐ照れたりしちゃう……
そう、ギャップ萌えなのですよ!!!


これだけ、愛する人の幸せだけを願ってきた宮内には幸せになって欲しい…
その一心です。
久藤の過去もかなり壮絶なものでしたので、お互い過去や性別に囚われすぎず、愛し合って欲しいものです(T^T)

次巻からもかなり泣けます

0

よだれたらしながら読んでました

αxβほど性癖にささるものはないですごちそうさまです…
αxΩも好きですけど、大体展開が読めているので、運命に関わらずお互いが好きという設定はもう最高でした…
しかも!プライドが高い受け!
大好きです。

1

最推しすぎる…

BL本の中で、一番好きな作品です!というか、久藤×宮内はレジェンドすぎるホモCPです…

久藤さんのイケメンみがすごいです…スペックがスパダリなのに宮内さんに対して優しすぎて切ないです!!あと、最中にかわいい…とか好きだ…とか言っちゃうところが罪だと思うんです

ほんっっっと!宮内さんが幸せになれてうれしい!!

1

執事達の大人な恋愛

上巻の続きかと思いきやまさかの執事編。

αとβという関係性での、一歩引いてしまったりぐいぐい押してみたり…
上巻の話が、運命に抗うお話ならばこちらは運命がないからこその、運命を欲しがるお話。どうしようもなく惹かれあってしまう執事達の、苦くて少し甘い恋愛は最高においしかったです…
シーンは他のに比べて少な目でしたが、こころの動いていく様子がじっくり描かれており心理描写がわかりやすい。また、簡単に二人がラブラブにならないという点も萌えるポイントです。
上下巻同時買いをおすすめします!

1

下巻の方がドラマチック

上巻で次郎と葵が結ばれた後、さて次は西園寺家執事長の久藤(α)x葵の執事宮内(β)のCPです。
葵が妊娠して、どうしても動揺して涙する宮内に惹かれ始める久藤。
宮内の事が知りたいから、自分の過去にあった事件を打ち明ける。
つられるように自分の生い立ちや汚されていた事などを話し始める宮内。
宮内は久藤に恋してたわけじゃなかったと思う。やはりどこか葵の喪失感、空っぽになったような感情、そこに入ってこようとする久藤にαの傲慢さを感じつつ、自分の体を投げ出したような感覚があったと思う。自分もお綺麗なカラダじゃあるまいし、みたいな。
でも抱き合って、確かに久藤の心が伝わってきたのかな…痛くない悲しくもない、それなら幸せなのか、の涙が溢れて。
(宮内の本当の出自、これは無くても良かったような気もします)

葵が産んだ双子ちゃん、宮内にとっても懐いています。
葵は自分の執事としての宮内に命令します。『誰よりも「幸せ」になれ 俺よりもだ』
知っていたんですね。自分の幸せのずっと後ろに静かに宮内がいた事。
どうしてもαとΩが中心になるオメガバース世界で、αxβの「幸せ」の形はまだ本作でも示されないけど、久藤!気合い入れて愛して下さい。

2

いただきました、デスティニー


上巻読んだ勢いのまま下巻をと思い、手にとってはたと。そういえばデスティニーってなんだっけ?(笑)
最後に驚きたくて最後に調べよう、思い出すなと思ってページを捲り始めたら、すぐネタバレしてくれました。ふ、ふーん?……かしこまりました読み始めよう▼

やはり、久藤(攻め)が良い子…。ツンデレだけどツンデレというより人間らしくて安心させてくれます。
その久藤の過去、遊んでいた頃の話の「妊娠の心配ないΩ」って何…?αに対してでも?オメガバースは奥が深い…

そしてその相手の宮内。上巻から泣かせてくれまして、早く幸せになってほしかった。宮内はここにいる誰よりも強いと思います。宮内が強いという葵よりも本当は…
だからこそ心配で、無意識の内に、上巻のふたりだって乗り越えた色々の先の嬉しいことではあるけれど宮内には傷を付けてしまうあれこれから救ってほしくて。 久藤ー!(宮内を)助けてー!!って途中から何度も。(笑) それが押せ押せ久藤!!に変わったりもしました。
宮内が身を引こうとするのは2回目です。葵の時も引いたのに…そんなんだめですよね!!許せん

…久藤が、宮内の生きやすかったであろう世界を見て尚「それじゃきっと逢えなかった」って。云う台詞が好き。お前はこっちの方が幸せだろうで終る久藤だったらギリギリしてました。歯軋り。
そこでΩにあてられるαである久藤の心配?する宮内が…!!(ぎゅーん)

跪坐いて手の甲にキス(幼い頃宮内が葵にしてやってた)をして「この運命じゃご不満か?」の久藤が…!

宮内は誰かの、葵のでも王子じゃなかった、お姫様だった……!(拍手)

「久藤は子離れができない母親っぽいけど宮内はなんつーか…兄貴が居たらあんな感じ」

一番共感しました。
そうしたら、まさかの…本当の兄…ゴホンッ関係でした……ここ重要。☝︎

本編の後のSS、外から見た宮内。とっても可愛くて、どうしてか「普通の(かわいい)」人だって思われている彼を見て涙が出ました。
もうひとつのSSは、"葵様"のあざと回収になります。んー、先に幸せになったひとがどれだけ幸せにできなかったひとの前で泣いてもそれは株上げになってしまうような気がして……黒いですが。葵がちゃんと、ごめんも含め宮内の為に泣いているのだったらいいなぁ。救われようとして、はいかん。

もっとえちくれ…は上巻でもいいましたので。笑

ただひとつ願うのなら、
久藤と宮内の御子くれ……っ!!(切実に)この目で拝みたい。愛でたい、です。

泣いて頼みます。いーい父ちゃん母ちゃんになりそう…;;

え? 絶対、かかあ天下だから。

1

運命に翻弄されながら、運命を信じる宮内が綺麗で…

主人カップルの上巻より、執事たちの下巻のほうが好きです。
というか、上巻は宮内の切なさを際立たせるための前奏曲で、宮内が幸せになってくれさえすれば…と願いながら読んだシリーズでした。

オメガバースのαとΩには引き寄せられて逃れられない運命の番(つがい)がいる。
執事の宮内は、主人の葵(Ω)に誰よりも幸せになって欲しいと願っているけれど、それはβの自分にはできない辛さ、葵が運命の番・次郎(α)と結ばれるのを助けるひたむきさ…
葵の幸せが自分の幸せだと、自分を殺している宮内が切ない。
でも宮内は残酷な運命を呪いながら、どこかで運命を信じたい純粋な気持ちがあるんですよね。

そこに次郎の執事・久藤(α)が登場します。
久藤は裏表がないタイプで、宮内の心を開かせるために、αでいい気になっていた自分がレイプされた黒歴史を話し、「他人のために幸せを諦めるのは馬鹿だ、頑張った奴は幸せになるべきだ」と怒る。
すごくシンプルで、真っ直ぐな久藤の言葉だから、捻くれていた宮内にも届いたのだと思う。

そしてエッチは久藤が慌てるほど、大人な宮内が積極的です。
久藤の想いを宮内が受け入れて、二人が一緒に生きていくことを決めたこの瞬間が、タイトル「かしこまりました、デスティニー」で、宮内は幸せな運命を手に入れるんだな。

描き下ろしは、葵の双子の子供達が宮内を王子様扱いする話。
そこで葵が「自分は二人の王子様に救われた」「幸せになれ。俺よりも」と宮内に命令するのが…泣けました!
宮内は葵と番として結ばれることはなかったけど、宮内が葵を長年大事にしてきた想いはちゃんと報われていて、胸のつかえがとれました。

8

『運命』が交差する

 上下巻を同時に購入して読みましたが、私は個人的にこの下巻の方が好きです。初めて読むオメガバース作品で、上巻がとても良かったのでかなり期待感を持って下巻を読み始めたのですが、ハードルが上がったあとでもそれを軽々飛び越えてくれたと思います。
 主の幸せを望んでいるのは嘘ではなくて、でも心の底で自分の本心を追い求めたら、そこには愛する主の不幸を望んでいる自分の本音があって、そのパラドクスに苦悩する。そんな風に誰かを愛する姿をまた好きになる者もいて・・。
 過去を晒す場面はお互いの独白という形で少し安易かなとも思いましたが、とてもうまく1巻にまとめられていてそのほかに盛り上がりの重要な場面もあったのでそこに時間を割く必要はなかったな~と最後に納得しました!
 最終的に宮内の出自も明らかになって、『運命』に引き寄せられた人々の安らかな日々が想像できる大団円でした。
 山崎くんが妻子持ちの36歳だったということが一番の衝撃だった気がします・・・・・・
 美しい執事を愛でたい方、オメガバース初心者の方にもぜひおススメしたい作品です。
 

1

稀に見る神作!※ネタバレ注意

かしこまりましたディスティニー下巻

一言でいうと素晴らしかったです。

上巻で次郎と結ばれた葵の執事であり、葵を思い続ける宮内は、作品内で「一番になれない」を何度も口にしていました。その姿がとても辛かったです。でも、誰よりも葵の幸せを願う宮内を誰か幸せにしてあげて欲しいと強く思いました。

もう一人、次郎の執事である久藤は、そんな宮内をほっとけないという気持ちから徐々に恋心に変わっていったのがとても応援したくなりました。

この話はまず冒頭が衝撃的でした。上巻でなぜ宮内の首筋に絆創膏を貼っていたのかがわかります。そこでの、久藤の心情を思うと辛いものがありました。
今回凝っていたなあと強く感じるのは、宮内の過去です。作品内では久藤の過去、宮内の過去をそれぞれ知ることが出来、上巻のそれぞれの行動の裏付けができました。
宮内がなぜ執事になったのか、どんな生い立ちなのかを話す際に、「これはとある捻くれ者のお話です…」と話を切り出す宮内らしいなと思いました。

最後では、宮内の下の名前が「宮内一郎」であることがわかり、家令である久藤の父と幼い宮内との写真が描かれていて全てが繋がりました。次郎の母と身分の低い使用人に出来た子供が宮内であり、宮内は次郎の腹違いの兄であるということです。作品中で次郎は宮内を頼れる兄の様だと言っていて、伏線の回収もお見事でした。

これだけだと、とてもシリアスなお話に感じるかもしれませんがハッピーエンドですしほのぼのシーンもあります。特に宮内のご飯のシーンが1番好きです。

なかなかないストーリー性にも富んでいる素敵なお話でした。ここまで読んでくださりありがとうございました。拙い日本語で申し訳ありません。

6

出会えて良かった!

オメガバース設定ということもあって難しいかなーとは思っていました。ですがオメガバースとは何なのかという説明が最初にありオメガバース初心者でもこの世界観に入りやすいのではないかとおまいます。
この作品は執事長の久藤と葵の執事の宮内の話しです。上巻では葵へ恋心をもちながら執事をしている宮内が報われない恋への葛藤・苦悩が描かれていて救われないなーと思っていたのですが、この下巻で宮内も幸せになることができ読んでいてこちらも幸せな気分になることが出来ました。
気になっている方は是非読んでみて欲しい一冊です。

2

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