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ずっと積んでいましたが、やっと読んだのでレビューします。下巻は執事の久藤×宮内編。
以下しっかりネタバレあります。
上巻は、魂の番である次郎と葵のお話で、割とシンプルなストーリーと感じましたが、下巻はちょっと込み入っていて、少し難しい印象を受けました。
葵が妊娠して様子がおかしくなる宮内。久藤の前で涙を流す。てことは宮内はかなり本気で葵を愛してたということ?家族みたいな気持ちなのかと思ってたんだけど…う〜ん…。
宮内の珍しい笑顔を見て惚れてしまった久藤。上巻ではチンピラ執事にイラッとしたけど、下巻では宮内に惚れて真っ赤になってオロオロしてる久藤が、なんだか可愛くて好印象でしたw
久藤が過去にβに騙されて酷い目にあう回想はえげつなかったです、苦手。
一方宮内はかなり不憫な生い立ちの回想が。
宮内はαの令嬢とβの使用人の間の子で、αは名家に嫁いで、βの母親に育てられた、とのことですが…。(↓ここからしっかりネタバレします)
終盤の次郎の父のセリフで、宮内のαの母が、次郎の父の元妻であることが匂わせられる。
そして宮内の名前は「一郎」。ということは宮内と次郎は血の繋がっている兄弟ということ?!
次郎の「兄貴が居たらあんな感じ」というセリフも、それを匂わせているということか…。
あと中盤の次郎の「俺 捻くれ者だからさ」というセリフも、兄弟で捻くれ者同士ってことなのか‼︎
ここの宮内と次郎の関係性の描き方がふわっとしてるので、一読だけではよくわからなくて「んんん??」となりました。もうちょっとわかりやすく描いてほしかった(汗)
(レビュー書いてたら整理できましたw)
ということは宮内が愛した葵は、宮内の弟の魂の番で結ばれたということで…なんとも切ないというか…運命の悪戯という感じですね。
この宮内と次郎が兄弟とわかった上で上巻から再読したら、また違った感じ方ができそうだなと思いました。
それはさておき、久藤と宮内、αとβの恋。
αはΩのフェロモンに反応するんだから、宮内が不安になる気持ちわかるなぁ。
でも久藤は宮内に夢中だし、宮内も絆されちゃったから、ラストで宮内が「この幸せが続きますように」と願っているように、末長く幸せに過ごしていってほしいと思いました。
下巻、評価は萌かな〜と思ったんですが(個人的にβのお話は萌えを感じにくいので)、描き下ろしのラスト、葵と宮内のシーンがとても素敵だったので、萌2評価になりました。
葵が願うように、宮内も幸せになってほしい!
というか続編があるんでした!
そちらも積んでいるので、引き続き読もうと思います。
※大変面白く高評価作品なのに絶版で残念ですね。いつか再販されるといいなぁ。
紙本 少なめ白線修正(上巻レビューにも書いたけど、現在ではあり得ない緩い修正です)
『かしこまりました、デスティニー 上』の執事Sideとなる本作。
執事達のその後が気になっていたので、下巻を読めて嬉しい…!
執事キャラ大好きなので、受けも攻めも執事なのは俺得すぎました♡
上巻もそうでしたが、久藤も宮内もそれぞれ抱えている過去や失恋を乗り越えて出会ったんだなと感慨深い気持ちに…。まさに運命じゃん…っ!
answerのほうもこれから読み進めていきたいと思います‼︎
たまにケンカップルしながらも、永遠に幸せでいてくれ〜‼︎
上巻で綺麗にまとまった次郎と葵
そこで終わらせずに上下巻でこの「かしデス」という物語の世界観を魅せ切って下さいます
下巻は次郎と葵、それぞれの執事として仕えていた(いる)久藤と宮内がメイン
久藤(α)も宮内(β)もそれぞれの運命性(種)を容易く受け入れて来た訳ではない背景が浮き彫りになって来る事で2人への感情移入の速度が上がっていきます
上巻から正直次郎と葵を喰ってしまう位の存在感を放っていましたからね…
この流れは必然でしたね
久藤の圧倒的α感が伝わり王道の次郎よりもこれは人気が出ちゃうんじゃないかな?などと要らぬ心配を勝手にしてしまう程魅力溢れる攻めさんです
上下巻あるからこそ、急な話の展開でのご都合感もなく、じっくり「かしデス」の世界で執事2人の物語を追う事が出来ました
でも欲を言えば…後半の怒涛の追い上げは駆け足感が少しあるかな?とは思うんです
が!そこは「Answer」が待ち受けておりますのでね
今、こうして一気に読み返せる幸せに感謝でございます
次郎と葵の仲睦まじさも描かれておりニコっとなると同時にそこはそこでもっと見たいな…とも少し気が惑わされました
なぜって葵さんの妊娠…気になってしまったのですょネ
スタンスとしては太郎じいじの立ち位置かしら(笑)
最後迄どっぷり没入して読ませて頂けた「かしデス」、今でも私が好きだな~と思えるオメガバ作品です♪
この勢いのまま「Answer」も読み返そうかな♪
因みに私は宮内さんには紙を切らないで首元を隠してその熱をひっそり感じて欲しかった派です♡
上巻で宮内が納得したようなことを言っているけど、何か怪しい、と思わせるふしを感じたのですが、葵への気持ちが残っていたということなんですね。それくらいでよかった。不穏な展開や闇展開でなくてよかったです。
下巻は、宮内と久藤のお話。
久藤が宮内に惹かれていったのはわかりました。宮内のことを知りたい、だから自分のことを話す。この一連の流れが長く感じてしまいましたが。
にしても、しれっと久藤が輪姦されたり、宮内も何かされていましたよね。オメガバって、陵辱系と相性がいいんですかね。発情期からくる本能剥き出しを描けるから。そのジャンルが好きな人にはたまらないでしょうね。私は苦手なので、引いてしまいますが。
久藤が宮内にさくっと告白したのが笑いました。いきなり〜?!と。
好きなのはわかっていましたけど、躊躇とかないもんなんだなと。それまでが長かったのでこれくらいでちょうどいいのかもですね。
宮内もあっさり受け入れていたのが意外でした。展開的に、ここまできてまだぐるぐるされるとしんどいのでよかったです。
この2人の話がメインにしても、葵の妊娠がさらっとでてきて、巻末にはもう子どもが産まれていて、次郎と葵がすっかり脇役になっているのもおかしかったですw
久藤と宮内の話は、運命がどうとか出自?とか言っていましたが、ストーリーとしては特に何ということはなく普通かなと思いました。
宮内と工藤のお話がメインですかね?
宮内と葵の方がくっつくのを見たかったな、というのは邪道でしょうか。
宮内も工藤もなかなか過酷な過去を持ってますね。
恋する主の幸せを願って。伴侶を得てもそばに仕えて。
工藤が宮内をねえ。不器用な求愛行動も微笑ましかったです。あんなに切れキャラなのに。
宮内に自分以上に幸せになれとの葵の言葉。いいですね。
葵に双子が生まれたんですね。二人とも宮内が王子様だと思ってて。
answerはどんなお話なんでしょう。
