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差別されるはずの存在がエリートとして君臨――
みやびちゃんと言う名前がまず大好き。恥ずかしくてまさしって呼んでほしい恥ずかしがり屋なところもたまらん。広告代理店しごできの中にいるしごできΩみやびちゃんなんて儚くて、でもかっこよくて強いでも、ほんとは弱いみたいな‥とにかく性癖にぶっ刺さりでごさいます。新刊まで全部読んでも、最初のみやびちゃんを思い返したすぎて、また一巻を見るというループ。何回見返したか分からんけど何度読んでもこの神作品一巻は神オブ神飽きん。
続編が出たのではじめから読み返し。もう何度もリピートしてるのですが、物覚えが悪いので毎回すごく新鮮な気持ちで読めます笑。
烏丸の生い立ちやら、入社してからの努力や我慢を想像すると、光属性としては手放しに楽しめない=神評価はつけられないんですが、オメガバース初期作品?ながら、その世界観を生かし切ってるな、と毎回感動します。
高羽くんが本当にまっすぐで救いで!彼がいるからこの物語が読める!!
高羽くんの過去もそれなりに痛々しく。オメガだけが可哀想ではないところも好きです。
別作品でケリ先生にドハマりして手に取った作品。
オメガバーズ自体は元々好きでいろんなものを読んでたけど大体みんなほのぼのいちゃらぶ系が多かったので深い作品というか、難しいというか、ここまで番の二人に感情移入できた作品は初めてでした。
仄暗くてきらきらした独特な世界観も大好きです。何回読んでも結末が分かっていてもふたりとも幸せになってくれ頼む……………になってしまう それくらい何度も何度も新しい発見があって読むたびにますま大好きになっていく、多分私の人生で片手に入る作品でした。
本当はアルファが嫌いだけど、オメガである自分の身体を餌に仕事をばんばんとってくる烏丸(上司)。
アルファなのに、オメガが苦手、できれば関わりたくなかった高羽(新人、転入組)。
という二人の恋愛を描く、ちょっと変わったオメガバースのお話。
二人とも家庭環境や生い立ちから、二次性に対する嫌悪感を募らせています。
これらの設定に破綻はなかったと思うのですが、途中で烏丸が宗旨替えして高羽に言い寄る展開が理解できなくて、盛り上がれませんでした。
どうして急に? なにが要因なんですか?
高羽の方はわかるんですよ。烏丸が危なっかしくて、守らなきゃみたいな気持ちになるところからの恋愛感情へのシフト。でも、烏丸の気持ちの変化についていけませんでした。
当て馬キャラというか、以前好きだった元上司の飛永さん。烏丸が彼と会っているとき、気持ちが揺れているように見えたので、余計に高羽とのあれこれが唐突に思えたのかもしれません。
それに高羽を番にしちゃったら、もうこれまでの方法では仕事が出来なくなるし、どうするんだろうと。
絵については、時々、これは誰の手? などと首をかしげる箇所もあり、残念でした。
続編が出たのでこれを機に電子で購入しての再読です。2016年当時はちるちるさんを知りたての時でしたので、評価もレビューもしておりまけんでした。
7年以上経った今でも凄いです。この作品でもってオメガバの残酷さを知ったと言っても過言ではないです。
高羽と烏丸の生い立ちとの残酷さ、お互いの第一印象は最悪なのに惹かれあって行く過程が堪らないです。特に烏丸が高羽の良さを知って、諦念から期待へも変化する様子が良いです。
BLはファンタジーとはいえ、この会社のコンプライアンスどうなってんの?とか、こんなαしか居ない世界観なら幻滅してしまうなとか、再読すると突っ込み所満載でした。www
10年一昔とは言い得て妙で、最近の作品と比べると懐かしさと古臭さを感じることも確かでした。
間に鵜藤と雀部編3冊を経ての「狂い鳴くのは僕の番 :Re 1」を、これから楽しみに読みたいと思います。