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特濃スリーピング・ロマンス♥ Page Top
兄弟ものって、正直あまり得意ではないのですが、こちらは親同士の再婚の義兄弟もの。
1年で離婚してるしで、家族としての親密さはないので、大丈夫でした。
受け様は真面目な准教授の理人。
攻め様は同じ大学の若き教授で、理人の義兄でもあった瑠璃川。
兄弟であった期間は短いけれど、子供心に初恋を抱いていた義兄と再会し、これからの為にふられる前提で告白しようと思っていたのに、瑠璃川と過ごす時間目は心地よくて。
理人が泊まった日、瑠璃川に双球を握られて驚くけど、不眠気味で理人の双果を握ると安眠できる、と言われ、それならどうぞ、なんて事に。
安眠球なんて言われて、他の人が聞いたらただの安眠グッズかと思うけど、読者としては苦笑しちゃう(^_^;)
スレ違いもあるけど、理人の危機に駆けつける瑠璃川。
誤解も解けて両想いから初エチへ。
理人の安眠球に愛おしそうに話しかけてる瑠璃川が、さすが鳥谷先生の攻め様。
フェチを貫いてます(≧▽≦)
書き下ろしでは、手っ取り早く体力をつけたい理人がジムに行くのですけど。
いや、学びと一緒で日々の積み重ねだよ、学生に言ってるじゃんって、ツッコミたくなりました。
でもって、呼び名が安眠球からりんご飴ちゃんにかわっていた瑠璃川でした"(ノ*>∀<)ノ
瑠璃川のパートナーであるレトリーバーのアーサーが、イラストも相まってまさに愛犬って感じで愛嬌があって可愛い。
2016年『薔薇の蕾』、2017年4月『乙女百合』と続いたので「今度はどんな花が?」と思っていたのですが、今回は花じゃなかった。
でも、魅惑の(?)部位に不思議な呼び名を付ける所は変わってなかった!
この変態紳士さま方は、どうして名を付けちゃううんでしょうか?
ひょっとして真名か?
親同士の結婚でまだ小さな頃に義兄弟となり、その後の離婚で没交渉となった2人の再開ものです。
攻め様は徹底的に紳士(かつ溺愛変態)、受けさんは人付き合いが苦手だけれど真面目で一生懸命、途中で誤解からのすれ違いになりそうな事件はあれど、糖度高めで、エロと言うよりエッチという方がぴったり来る部分は濃厚だけれどしあわせモード、と言う癒され感満載のお話です。
おまけに、表情豊かなモフモフ(英国ゴールデンレトリバー)付き。
個人的に、最も癒されたのはこの子の存在です。だって、ゴールデンそのものなんですもの。
ここのところ忙しくて疲れ気味だったのですが、大変良い気分になりました。
兄弟もの=ドロドロという先入観があり手を出していなかったのですが、どうしても兄弟ものに慣れたくて、よし練習だ!と当作を手に取ってみました。犬が可愛いと漏れ聞いていたのですが、本当に可愛い。そしてドロドロしてなくて、全くもって問題なく、とても楽しく癒され爆笑しました!私のように兄弟とあるだけで避けてる方がおられたら、一度お試しいただきたいわーと思うコメディより甘いお話、雑誌掲載分150P弱+本編の続きの書き下ろし70P弱+先生のあとがき でした。
カラー口絵からしてイケないw。麻々原先生の描かれる見目麗しい二人がベッドで二人横たわっているのですが、上品そうな顔してるくせに兄の手の行先が弟のパンツの中という・・。本編読み終わってからもう一度見返すと笑いが止まらないです。こういう上品な顔してるくせに変人というのは最高です。
そう、この変人の睡眠時のリラクゼーションアイテム?行動?が、恋人の〇マ〇マをにぎにぎするというもので、弟君、恋心故に代理でとそれを受け入れちゃってまあ大変、安眠球→リンゴ飴と名称を変更しつつ、最後までにぎにぎされてます。楽しすぎる。おかしいな変態属性は自分にないはずなんだが。
またアーサーという名の犬がお利口なんだけど天然属性が強くキャラとして最高です。しゃべらないんですが、しゃべってるに等しい雄弁な表情の記載の数々。ああ、こういう癒し犬、一匹欲しい・・・・毎朝の散歩はツライ、どろんこデカ犬もツライが、欲しい・・・
犬がお好きな方、変人好きな方には本当にオススメしたいわーと思った一冊でした。楽しいですよ!
今度はどんなフェチだろう、皆さんのレビューのタイトルに出てくる安眠球って何?と思っていたらまさかそこ?
中盤までは触って安心してよく眠れる安眠球でしたが二人が結ばれてからは、やっと会えたねとか、完璧だとかあらゆる褒め言葉で称えられてます。
可愛いりんご飴とも呼ばれます。興奮で触っても眠れず舐めたり話しかけたりして寝落ちとは!しかも翌朝甘痒いよ!
立派な変態紳士さんですね。
理人の元義兄で初恋の相手と就職先の大学でまさかの18年ぶりの再会。すごい偶然ですね。
初恋をこじらせてきっぱり振ってもらってすっきりしたかったのに義兄の瑠璃川は弟として可愛いがりなるほど兄弟ごっこですね。一年しか義兄弟じゃなかったのにとてもよくしてくれます。
うちの弟!と連れ回したい気持ちもわかります。
瑠璃川の側は居心地が良くまたしても2度目の恋に落ちます。
切ないのがずっと続くと辛くて読むのが止まってしまうのですが、今回はそう長くは続かず誤解やすれ違いも小さなものでした。
甘々もエロも変態さんもたっぷりでした!
瑠璃川の誘いを断ってジム仲間との食事を目撃されるのもすごい偶然ですね。
黙って部屋を訪ねた時に元カレを連れていて頬チュー見ちゃうとか。
理人に運命の人ができたと誤解した時にもっと瑠璃川には強気に求めて欲しかったな。身を引くようなつもりのことを言ったり、避けたり。
理人も素直に体力つけて見捨てられないようにしたかったと最初から言ってれば良かったのにと思いましたが、そしたらお話が成り立ちませんよね。
それに理人にとっては初めての恋人ですしね。
今回も美しい受けと均整の取れた体にきれいな男前の攻め。
そしてワンコが賢すぎてすごい!ワンコの描写もとても面白かったです。
義兄弟ものが好きなので表紙買いで購入しました。
両片思いから両想いになる過程がすごく丁寧で良かったです!
少し気になったところを言わせていただくと、
兄視点が欲しかったなぁと思いました。
あと、兄の性癖(?)が結構変わってて、そこから弟がドキドキしてるのはちょっと違和感もありました。
全体的には弟のもだもだするところとか、両方の嫉妬心が見えたりして、ハッピーエンドとはわかっていても十分楽しんで読めました。神評価までは至りませんでしたが、ぜひ皆さんに読んでいただきたいです。